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宇宙( 20代 ♀ vh4Pnb )
13/10/17 00:24(更新日時)

気まぐれで書いて見る。

小説なんて書いたことないから、
たぶんグダグダだし。

たぶん一瞬で終わる。笑

13/10/12 01:07 追記
あ、内容はすごくキラキラ少女漫画なので興味のある方だけどーぞ☆

No.2010452 13/10/07 19:32(スレ作成日時)

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No.1 13/10/12 01:03
宇宙 ( vh4Pnb )


あたしには
好きな人がいる。

その人は、
綺麗で、
優しくて、
柔らかくて、、、

だいすき。

あたしはいつも遠くから彼を見ていた。

No.2 13/10/12 01:25
宇宙 ( vh4Pnb )

*1*

あたしの仕事はいわゆるアパレル。

お洋服屋さんの店員だ。

実家の近くにあるショッピングモールの中にあるブランドで働いている。

若い女性をターゲットにしたブランドなので、基本職場には可愛らしい女の子しかいない。

たまに冴えない本部のお偉いおじさんが監査に来るくらいだ。

あたしはその中でもそこそこの年齢であり、サブとして店長の下でそれなりに毎日の仕事をこなしていた。

No.3 13/10/12 02:07
宇宙 ( vh4Pnb )

>> 2

「 立川さぁーん 」


立「はい!」

商品の入った段ボールを裏の荷物置き場に運んでいると店長に呼び止められた。

店「この書類のここ、ちょっと違うかも(笑)」

立「…あ!ほんとだ、す、すいません…。」

店「ふふ(笑)だよね。後で時間のある時に直しといて♪」

立「はい。すいません…」

店長は優しい。

仕事もたんたんとこなす、わたしの尊敬できる人のひとり。

ミスをしては優しくたしなめられ
不甲斐ない自分に

しっかりしなきゃ…もっと頑張らなきゃ。

いつもそう思わせてくれる。

No.4 13/10/12 02:52
宇宙 ( vh4Pnb )


あー、もー、あたしミスばっか…。

今日も自分の使えなさに溜息とともに持っていた段ボールを荷物の上へと下ろす。

それからしばらく、
バックヤードの荷物を一通り片付け終わると店頭へと戻った。


さっきの書類直そう…。


書類を取りにレジ横のカウンターの方へ近づくと、
店長と話す見知らぬ男の人の後ろ姿。


お客さん…?かな…?


たまに、
彼女のプレゼントを探していて…
なんて、健気な彼氏さんが迷い込んで来る事もしばしば。


カウンターの少し前で話すふたり。

様子を伺いながら
カウンターの中に入ろうとその横を通る。

横目に見えた男の人の手には、店長にもらったであろう名刺と、シルバーの名刺入れ。

…あれ…?お客さんじゃ…、

カウンターの中に入りながらその人がお客様でない事に気づき、ちょうど真正面に来たふたりをカウンター越しに見た、

立「……。」



瞬間、
目が合った。

なぜだろう…
私は思わず逸らしてしまった。

気づいたか、気づかれなかったか、
少し泳いだその視線を、先ほど店長に指摘された書類の方へと落とした。


どこの人だろう…。






No.5 13/10/13 00:39
宇宙 ( vh4Pnb )


指摘された書類を直しながら、2人の会話に聞き耳をたててみる。

店「ね〜、それじゃあ大変ですねぇ〜。」

「はい、、も、とにかく、わかんない事だらけで、(笑)また何か、聞きに来る事があったら、、お願いします、(笑)」


人見知りなのか、何ともたどたどしい口調のその人。


店「は〜い、いつでもいらして下さ〜いねえ〜」

相変わらず柔らかな店長の受け答え。

それと、この会話
もしかして…。

「ありがとうございます…お忙しいところ失礼しました。」

店「は〜い、お疲れ様で~す」

あたしは立ち去ろうとするその人をもう一度見ようと目線を上げた。



立「、…(笑)」


再び目が合い、
反射的に営業スマイルが出る。


それに答える様に
軽い会釈をし立ち去っていった。



分からない事だらけ、
聞きに来るかも、
お疲れ様で~す。


この3つで彼が誰だかなんとなく予想が着いた。



No.6 13/10/17 00:24
宇宙 ( vh4Pnb )


今から数ヶ月前。
前の店が閉店になり、工事を始めた隣の空き店舗。

お店を閉めてから帰り際、何のお店になるのか楽しみに覗いていた。

カフェとか…いいかも、って、ないか…。

なんて、着々と形になっていくお店を見ながらいろいろと考えを巡らせていた。

それが何のお店になるのか分かったのはつい1ヶ月前のこと。


10月15日Open!!


あ。

出勤する時、いつもは見ないそのテナントのまだ白く覆われた壁に目がいった。

Open予定日の上にはブランド名。
正直私には聞き慣れない名前だった。

ふーん…。

ガッカリした様な、近々来たるその日に少しワクワクする様な…。


あれから1ヶ月。

工事の動きも無くなり暫く静かだったその店舗。
Openの事はすっかり忘れていた。

今朝はたくさん来た荷物を裏から搬入するついでに、裏口から出勤した。

そして、お店を後にするその人を見ながら店長に聞いた。


立「…今の人…」

店「そお~、隣の店長さん♪若いわよねぇ~」

やっぱり。

でも…あれが店長さん?
確かにすごく若く見えた。

立「そっかぁ。今日Openでしたね。何のお店なんですか??」

店「カジュアル系?デニムとかを主に扱うお洋服屋さんらしいよ〜。おしゃれねぇ~♪後でいってみよっか♪」

立「はい♪♪」

へぇー。カジュアルかぁ。
…嫌いじゃない♪

何のお店か分かり女子としてワクワクした。
それになんだろう。
あの店長さんの事が少し、気になった。


どっかで会った事あったかなぁ…。






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