職場のアホな方々…
職場のアホな方々について、語らせていただきます。
一応、事実ですが、受け止めた側の解釈に基づくので、事実に基づくフィクションだとご理解いただきたいと思います。
この職場約20年…いろんなアホがいました…
時を同じくして、年下ながら先輩のP。
こいつは純粋に頭悪い。でも先輩…
ある日、封書をある方に届けるよう指示されたが、Pはよく聞いていなかったらしい。
封書を配られたが、Pは自分宛ての封書と勘違いした。宛名はきちんと別の名前が書いてあるのに…
Pは、なんだこれ?といきなり開封…中身を見ても理解出来ないらしく、前出のTさんに、この封筒なんですかね、と聞いてみた。
Tさん、Pを怒鳴りつけ、お前何やってんだ!お前が開けてどうすんだ!きちんと元に戻して届けてこい!
Pは、封筒を書き直せばいいのに、破った部分をセロテープで貼った。
なんと言って、先方に届けたのかは知らないが、よくクレームこなかったよな…
他にもいろいろ…Pの幼稚さには、呆れるばかりだった。
Pと同期に、Bという人がいる。
今では、そこそこの人になっているらしい。Pよりまともな人だった。
ただ、いい加減なところもあった。
掃除は、特にいい加減。
ある時、職員寮の一斉掃除をすることになり、Bは共同洗面所流し台の担当になった。
ただ…掃除したことないのか、やり方を知らないのか…
古い寮なので、流し台はステンレスだった。普通は、洗剤とタワシで掃除をすれば、きれいになるものを、クレンザーを流し台に直接かけて放置…
付け置き洗い?のつもりだったか、よくわからないが、クレンザーをまいて放置すること3日。
クレンザーは乾燥してしまい、流し台にこびりついてしまった。
それから洗おうと思っても、それは無理…
未だに、クレンザーは落ちてないだろうな…
数年後、部署を異動になり、Wという50代のおっさんが上司となった。
コイツは、酒好き、部下を苛めることで有名だった。
とにかく、気弱な奴に対して、すぐ怒鳴る。自称短気を売りにしていた。
当時、その部署で一番下っ端の俺は、当然犠牲者になった。
Wは、「俺の机の下に綿ほこりが溜まってるから、掃除しろ」と言い出した。
ほうきじゃ掃けないし、こまっていたら、Wは「隣から掃除機を借りてこい」と言う。
ほうきの先が机の下に入らないのに、掃除機のノズルが入るわけないだろ…
と思いつつ、仕方なく掃除機を借りてきて、やって見せた。
俺は、
すみません、吸えないみたいです。
と掃除機を片付けるも、Wはムッとした表情。
俺が悪いのかよ…まったく、バカバカしい…
こんな小さな積み重ねが、日々俺の中で鬱憤となって、風船のように膨らんでいった。
初夏のことでした。
Wはとにかく暑がり。
事務所は、エアコンの効きがイマイチで、不快指数も高めだった。
Wは、
おい、扇風機を出せ!
とわめき、俺は倉庫に行って扇風機を探し出した。
しかし…前年に使って、ビニールもかけずにしまったものだから、ホコリだらけ。
一度、ハネについた綿ぼこりをとらないといけないと思い、とりあえず、事務所に戻って掃除をしようと思った。
しかし、自称短気のWは、扇風機を見て、
早く回せ!
と一喝。
俺は、
ホコリがすごいので、吹きますから。
と言うも、暑がりのWは
いいから、こっちに向けて回せよ!
と怒鳴る。
周りの人は、関わりたくないと言う感じで、下を向いて仕事をしている。
俺は、なんだよ…と思いつつ、扇風機をWの近くに持って行き、コンセントをさして、スイッチオン…
あ~あ…やっぱりな…という感じで、綿ぼこりが事務所内に飛び散る…
そして、Wに向かってホコリが飛んでいく…
他の人は、依然として、下を向いている…
また俺が悪者かよ…と思いつつ、下っ端の宿命と諦めるしかなかった。
俺はWに書類を渡す。
俺はWからホチキスで止めた書類を受け取る。
そして、次の書類を渡す…
この繰り返しのはずが、雪の日で、バスが来ないので、余計に歩いて何だか疲れてしまい、俺の頭は思考が鈍くなっていたのだろう。
Wから渡されたホチキスで止めた書類を、またWに渡してしまった。
すると、Wは
お前、何やってんだ!💢
と怒鳴り散らした。
俺は、反射的に
はぁ!?💢なんだと!?💢
と怒鳴り返してしまった。
周りにいた同僚、先輩はビックリ。思わず怒鳴り返した自分自身もビックリ。
Wは、
もういい!
と怒鳴って、部屋から出て行った。
先輩たちは、
お前、気持ちはわかるが、後で机を蹴飛ばすとか、その程度にしておけよな…あれはマズくないか…
と焦っていた。
俺は、
あ~やっちまった。明日からイジメに遭うかな
と覚悟していた。
Wに怒鳴り返してしまった翌日、朝からWにいじめられることを覚悟していました…
Wが出勤してきて、いつものように、おはようございますと挨拶、その日は俺がWにコーヒーを入れる番だった。
Wのカップをもって、コーヒーを注ごうとすると、Wが後ろから、
おお、自分で入れるから、いいんだ、いいんだ…
そして、小声で俺に
お前も、あまり気にするなよな。俺もやりにくくなるから。
と…?最初は、俺も意味が分からなかった。
Wは、そそくさとコーヒーをもって自分の席へ。
ようやく、俺は理解した。
Wは、恐らく、俺が怒鳴り返したことを本当に怒らせたと思い、ビビっていたらしい。
あの時は、拍子抜けした反面、優越感に浸った瞬間でもあった。
また、Wがいかに気の小さいヤツか、よくわかった。
それまで、俺がワープロ(当時)を打っていれば、Wは
お前のワープロ、うるせぇ!
とか、貰い物の菓子を配ってやれば、
いちいち子供じゃねえんだから、配らなくていいんだよ!
とか、散々罵ってきたクセに、怒鳴ったことは、気にしていたらしい。
そんな馬鹿者とわかってからは、何を言われても、怒鳴り返すという刀を抜けばいいんだと、いつも強気でした。
Wさんの同期に、Xという、これまた困ったオッサンがいた。
これも気が小さい…すぐギャーギャーわめく。Wと似たもの同士ながら、WとXはお互いに反目しあっていた。
平成○年○月○日。
この○が全て同じ数字になる日のこと。
Xは、部下数人に
○時○分に、駅に行って、全部同じ数字になる切符を買ってこい!
と指示?した。
私は部下ではなかったが、部下は唖然…
馬鹿馬鹿しくて、そんな切符わざわざ買いに人はいなかったらしい。
Xは、部下を信用していなかったのか、部下が呆れている様子を察知したのか、自分でめ駅に行って買ってきた。
Xは、買えた…!という喜び、優越感から、全て数字のそろった切符を職場で自慢していた。
全く馬鹿馬鹿しい…みんなそう思いつつ、オトナの対応で
ああ、すごいですねぇ~
と、感情のない声で持ち上げていた。
登場人物が増えてしまいますが、Xの部下で、Zという50代のオジサンがいました。
Zは、金持ちで、ブランドものを身につけ、高級車に乗っている。しかし、その金の出所は、Zの妻の収入。Z自体は役職のないヒラ。
Zは窓際みたいな者で、周りからも仕事の足を引っ張る存在と見られていた。
Xは、時には、そんなZの仕事ぶりや態度をみて、注意することがあった。
Xが、いつものギャーギャーいう口調で、Zのやる気のない仕事ぶりを注意したところ、Zもブチ切れた。
Zは、
なんだと!俺は、あんたが○月○日、仕事中なのに、抜け出して切符買いに行っただろ!人のことをとやかくいえる立場か!
と応戦した。
Xは、
お、俺は、きちんと同僚にことわっていった!
とビビり気味。
まさか反撃を食らうとは思わなかったのだろう。
Zは、
誰にことわったんだよ!言ってみろよ!
と問い詰める。
Xは、取り繕ったウソに、次のウソが出なくて、言葉に窮した。ついには、Xは
もういい!仕事に戻れ!
と逃げてしまった。
「窮鼠猫を噛む」というような感じで、Zに軍配が上がった…
次々登場人物が変わりますが、次はBさんという40代後半の人です。
コイツは、本当に職場にいらない、迷惑なヤツだった。
「だった」と言うからには、まさに職場からは消えた人物。
行きたいポストに行くために、一年以上、とにかく上司にゴマをすりつづけた。あらゆるところへ根回しをした。そのポストの仕事は他の人には出来ない、くらいのことを吹いて回り、念願叶えたヤツだった。
そのポストは、仕事内容ては他よりも楽ができるから、競争率も高かった。
このBは、精神的に不安定なところがあり、周りは大変だった。
朝出勤してきて、挨拶しても無視されることがあった。理由などない。
突然、わけのわからない説教を始めることもあった。
Bのせいで、精神的に追い詰められた人もいた。
そんな人だから、当然嫌われ者だったし、本店からも目を付けられていた。
Bの口癖は、
俺は仕事のために家庭を犠牲にしてきた。そのくらい仕事に打ち込んできた。そのおかげで、家庭不和になった。
という。
聞かされる側にしてみれば、「俺は凄く仕事をしてきた」と自慢したいのか、「真面目に仕事したのに家庭不和なんだ」と同情を買いたいのか、よくわからない。
とりあえず、「はぁ、そうですか」と言うしかない。
だが…
実は、このBというオッサン、パチンコ狂であり、休みのたびに、家族に「仕事だ」とウソをついて、せっせとパチンコ屋に通っていた。
なんのことはない、家庭不和は自業自得なのであった。
Bは、職場の人にはプライベートのウソをついてもバレないだろうと、思っていたらしい。
しかし、壁に耳あり障子に目あり、嘘だとみんなにバレていた。
Bは、他人の机を勝手に開けて、他人の書類を見る癖があった。
目的はよくわからないが、盗みはしていなかったと信じたい…もし、盗みが発覚しても、職場としては、警察沙汰にするのは避けただろう。
ある時、Bは部下の机を物色しているのを見つかり、しかし、慌てることもなく、「部下が締切の書類を出さないで帰ったから、探している。一緒に探してくれ」と、発見者を共犯者に仕立て上げた。
また、翌日は、机の席の部下に「書類出さないで帰ったから、机の中見せてもらったから」と釈明。
部下は「一昨日提出しましたが?」…Bは、そうだっけ?ととぼけて、後は知らん振り。
こんなことが2度3度続けば、いい加減やめるもんだが、やはりBは「バレていない」と信じていたらしい…
Bの特徴として、根拠もなく、勝手な思い込みが激しいところがある。
職場では、ある道具をつかうために充電式乾電池を使っていた。
充電式なので、一定期間経過すると、使わなくても放電してしまう。
しかし、Bは昔の記憶を辿り、電池が放電しない方法を思い出した…正しくは、単なる勝手な思い込みだが。
乾電池のプラスとマイナスの部分に、テープを貼れば放電しない。なぜなら、新品の乾電池にはシールが貼ってあるから!
Bは、勝手に思い込み、充電式乾電池に、ベタベタとセロテープを貼りだした。
それって、昭和50年代に、東芝の乾電池に貼ってあった、使用と未使用を見分ける「あたらシール」の真似か…
周りの人がいくら「Bさん、それ違うよ、そんなわけないでしょ」と説明しても、「みんな知らないんだよ。新品の電池にはプラスとマイナスのところにシール貼ってあるでしょ。放電しないようにしてるんだよ」と得意気に話している。
周りは「またかよ…放っておこう」としらけた雰囲気。
後で、セロテープ剥がそうと思ったら、電池はテープの糊でベタベタ…本当に迷惑な男だった。
ヒマ人さんありがとうございます。
テレビの世界の人物のようなBさん、ホントにどんな思考してるのか、理解できませんでした。
ただ、仲良くしてはいけない人物だということだけは、誰もが本能的に知っていました。
Bさんは、自分の携帯電話から発信するのが大嫌い。何故なら、料金がかかるから。
部下に電話するにも、昔で言うワン切りをよくやった。自分からワン切りしておきながら、直後に部下から電話がくると、
何で切るんだよ!
と逆ギレする。
つまり、自分がかけた電話に対し、部下が応答せずに切ったという話をでっち上げ、逆ギレしてみせる。それにより、自分は電話料金が発生しない、ということ。
また、Bさんは、ワン切りする前に、部下がすぐに応答した場合も似たようなやり方をする。
Bさんがかけた電話に、部下が素早く出ると、Bは直ちに切る。そして、部下から電話がくると、やっぱり「何できるんだよ」と怒る。
みんな呆れていたが、オトナでしたよ。仕方なく、電話かけてましたから。
Bさん、これでどれほど得をしたのかわかりませんが、徳のない人だとアピールしたようなもの。
いずれにせよ、40代後半の大人がやることではない…
- << 32 こちらこそ 面白いレスありがとうございます😄 Bさんワンギリして📱掛けさすなんて どんだけケチなんだか😅 しかも いい年したオッサンが(笑) まだまだ強烈キャラな人達が次々と出そうですね😄 私は読んでて笑ってしまいます(笑) 面白くて 主さんのスレに来て良かったです😄 まだまだ出てくるの期待してますよ✨😄
Bさんは、持病があった。糖尿病。しかし、インスリンを打つほどではなく、自分で節制すれば、体調管理は出来るレベルだった。
しかし、自分をコントロールできるような人間ではなかった。
昼飯は、いつもコテコテしたもの。ラーメンなら、濃厚な味噌ラーメン。うどんには天ぷらをつける。
コーヒーなら、ミルクと砂糖を入れるし、ウインナーコーヒーなどは大好物。
変わり種なら、抹茶オレとか、何とかフラペチーノみたいな甘いもの。
饅頭とかどらやきとか、菓子パンもよく食っていた。
そんなコテコテのものばかり飲食すれば、当然体調は悪くなる。たぶん、普通の人でも…
Bさんは節制しないため、頭痛い、目の奥が痛い、などとよく言っていた。そして、「俺は体調がすぐれなくても、無理して仕事をしてる。それなのに、おまえたちは何なんだ!」と、訳の分からない理由で説教を始める。
みんな、口には出さないが、「お前、糖尿病だとわかっていて、進んで高カロリーなものばかり食うのが悪いんだろ!!」と思っていた。
また、「家庭不和だというし、家で飯を食わせてもらえないんだろうな」とも囁かれていた。
いずれにしても、惨めな男であった…
Bさんは、前にも書いたが、思い込みが激しい。たとえ、その思い込みが根拠のないもので、明らかな間違いでも、正しいと主張する。しかし、指摘されて、明白に間違いだとわかると、黙り込んでしまう。
例えば、「取り付く島がない」というのを「取り付く暇がない」と言い張る。
また、ファイルに書類をとじ、「平成○年起」と背表紙に必ず書く。毎年のように「平成○年起」と書かれたファイルを作っている。
暦年と年度を理解していないなどなど…
Bさんとは、みんな口を利きたくないので、間違っていても知らん振り。誰も訂正しようとはしない。
ある時、選挙の候補者が選挙カーで回ってきた。その時、ウグイス嬢も候補者と一緒に手を振っていた。
Bさんは、何を思ったか、突然、「あの候補者は、自分の娘をウグイス嬢につかってるんだな」と言い出した。
俺は、あの候補者には娘がいるんですか、と聞いたら、Bは「いや、わからないけど、候補者と似てるでしょ。あのウグイス嬢は娘だよ。間違いないよ。」…
何の根拠もないのに、勝手に思い込む…しかも、それが数日後には、本当の話として、他人に伝えられる。
かなりたちの悪いオオカミ中年である。
自分の勝手な思い込みが、いつの間にか真実だと勘違いする。
彼を救える者は、誰もいなかった…
反響ありがとうございます。
今回もBさんネタです。
ちょうど秋の防災訓練シーズンのことでした。
職場でも防災訓練をやることになり、朝からみんな慣れない訓練をやっていました。
しかし、Bさんは、俺はそんな面倒なことはやらないと、一人で外に出てしまった。
訓練の中には、炊き出しもあった。そして、訓練に参加した人は、その炊き出しのオニギリを食べ、昼飯代わりにするという流れだった。
訓練に参加していないBさんは、昼過ぎに戻ってきた。
そして、Bさん(40代後半)は、「なんで俺の分が無いんだよ💢」と怒り出す。
みんな呆然。心の中で「だって、あんた訓練やってないじゃん…」
さすがに、近くにいた人が「昼食を食べてきたかと思いまして…」と一応気を使って言うと、Bさんは、「昼飯を食ったら、俺の分はよこさないのか!二回食おうが、捨てようが、俺の勝手だろ!!」と真剣に怒ってる。
炊き出しのオニギリで、こんな真剣になれるものか…ホームレスじゃあるまいし…
それに、あんた、昼飯食ってきたんだろ!?
こんなBさんにも、妻子はいるんだから、一体家族からどう思われているのか…ただ、家庭不和になるのも納得の行く話かな。
Bさんには、職場で友達と呼べる存在がいない。当然といえば当然だが…
でも、一人前に、仲間がほしい様子。
そんな時、Bさんは、新人や異動者に目をつける。要するに、Bさんをよく知らない人に、自分はいい人だと思わせ、仲間にしたいらしい。
だから、若手や異動して来て間がない人は、Bさんをいい人だと誤解する。
しかし、それも長くて1ヶ月。だんだん噂が浸透し、避けられるようになる。
それでもBさん、今度はあまり接点のない部署の新人や異動者に触手をのばす…
ある時、Bさんは、フロアの違う接点のほとんどない女性、しかも非常に大人しく、声を聞いたことのない若い女性のことを「あの子、すごくいい子だよ」と言う。
俺は、その女性の姿をみることはあっても、仕事の接点がないので、名前さえよく知らない。
俺はBさんに「そうなんですか。喋ったことさえないので、よく知りませんが…」と返答すると、Bさんは
俺もしゃべったことないよ
と言う。
なんじゃそれ?
喋ったことないのに、どこがどういいのか、わからないだろうに…
じゃあ、誰かからその人のことを聞いたのか?
いや、そんなことをBさんにわざわざ知らせる奇特な人はいない。
Bさん得意の勝手な思い込み…らしいです。
思い込みも、当たっていればいいけど、間違っていたら、非常に迷惑な話、「風説の流布」じゃないかな…
Bさんは、行きたい部署があり、いつもその部署をねらっていた。
人事関係の人に、こまめに電話して、誰が異動するか情報をとっていた。ただし、人事担当者も、ばらしてはいけない話だから、言うわけがない。
Bさんは、「次は誰々が動くよね、そうだよね」と誘導尋問ぽく聞いていく。
人事担当者も、本音はBさんを煙たがっており、「うーん、そうかもしれないね」と適当にあしらうが、Bさんは自分の勝手な推測、いわば思い込み否定されないと、いつの間にか「やっぱりそうか!」と確信してしまう。
そして、Bさんは「次は俺がそこに入る」と勝手に思い込む。誰も、一言もそんなこと言ってないのに…
そうして異動が発表されると…Bさんは「え…!おかしいな!俺は動いてないの!?なんで?」
異動の発表があるたびに、Bさんはそわそわする。そして、「おかしいな?次は俺のはずなのに…」
毎度毎度の繰り返し。周りは、ああ、またアイツの妄想か…と呆れ顔。
誰も、あんたなんか推薦しないし、変なヤツと仕事したくないよ!
そもそも、何の根拠もない勝手な思い込みなんだから!
前述のとおり、Bさんは、異動したいところがありましたが、やはり叶わず、違うところへ異動になりました。
しかし、そこに待っていたのは、Bさんの大嫌いな人が上司である部署でした。
Bさんは、短気を起こして、異動が発表されると、突然の辞表提出。
この話は、Bさんに手を焼いてきた人の間にすぐに広まった。
勿論、みんな大喜び!
その翌日あたりから、大喜びしたうちの数人に、Bさんから電話が来た。
Bさんは、「なんか仕事ない?」と就職口を探していた。
このご時世、これといった取り得のない50歳過ぎた人を雇い入れる会社なんてありはしない。
その後、Bさんがどうなったか知る人はいない。
知ろうとする人も、いなかった。
一体彼は職にありつけたのだろうか?
家庭はどうなったのだろうか?
今となっては、遠い昔話である。
Bさんシリーズは、今回で終わりです。
今回からは、Jさんです。
Jさんは、一にゴマスリ、二にゴマスリ、三、四がなくて、五にゴマスリ…
筋金入りの徹頭徹尾ゴマスリ男。
ゴマスリで上司に取り入り、自分が優遇されるなら、部下を踏み台、足蹴にするのは当たり前。
外ヅラは非常にいいが、一皮むけば、欲の皮の突っ張った強欲オヤジ。
Jさんの本性をよく知る人は、決してJさんと深く関わろうとはしない。
また、とにかく、うるさいくらいよく喋る。下らないこと、どうでもいいことを喋る。
昨日、テレビであんなことをいっていた、広告でこんなことが出ていた、うちの子供がこんなことを言っていた…
どれをとっても、実になる話は一つもなく、どうでもいい話ばかり。
聞いていても仕方ないし、みんな相手になりたくない。相槌をうつ者もいない。
Jさんは、一応立場が上の人なので、話しかけられたら最後で、お世辞の一つでも言わなければならない。
そんなJさんの部下たちは、辟易した日々を過ごしていました。
Jさんは、ドケチである。職場には旅行土産の菓子など持ってきたことがない。
部下には缶コーヒー1本さえも奢ったことがない。
ある時、仕事でJさん含め数人で少し遠い場所へ出かけ、土産物屋に立ち寄った。
Jさんは、ある饅頭を目にして、1000円くらいのものだったが、「これみんなで買っていこう(割り勘で職場に買っていこうという意味)」と言い出した。
Jさんにしては、考えられない言動であったが、それなりの理由があった。
それは、15個くらいの饅頭だったが、そのうち2個は激辛饅頭というもの。
勿論、見た目にはわからず、ロシアンルーレット風のもの。
これを部下に食べさせ、笑い物にしようという腹積もりだった。
職場に戻り、Jさんはみんなを呼んで、「饅頭買ってきたから、食べて」と食べさせた。
一人食べ、二人食べ、三人食べ…「美味しいですよ」と社交辞令的な返答のみ。どうやら、激辛は当たっていないようだ。
Jさん、そもそもせっかちな性分で、おかしいと思い、自分でも食べてみた。
Jさん、突如咳き込んだ。見事激辛饅頭が当たったのだ。
周りは、みんな内心大喜び。
部下を陥れようとしたら、自分が罠にはまったのだ。
ザマミロ!
当然、この話は、その日のうちに、職場のみんなが知るところとなった。
Jさんは酒好き。飲み会となると、異常なまでに張り切る。仕事以上に力を発揮する…多分、就職先を間違えたのではないかと思う。
飲み会の設定を任されると、お得意のフリーペーパー攻撃。片っ端からめくり、クーポンを探す。
電話して料金を確認、店に出向いて、場所を確認して、店長に名刺を渡して、そこから料金交渉を始める。
Jさんは、これを就業時間にやる…おかしいだろ…
ただの忘年会や送別会なのに、飲み会となるとまるで命がけ。
そして、料金を無理やり下げるか、一品タダにするまで、交渉する。
飲み会当日は、Jさんがみんなの前で、わざわざ店長を紹介する。そして、「今日は店長さんのご厚意で○○をサービスしていただきました!」と声高に叫ぶ。
みんな、内心「はいはい、そうですか」とゲンナリ。
その店がたとえどんなに貧相なものしか出さなくても、サービスが悪くても、自分が設定した飲み会は、翌日になると「いやー、昨日の店は良かった!」と自画自賛する。
しかし、他の人が設定した飲み会は、たとえどんなに低価格でいいものが出ても、「昨日の店はひどかったな~あれじゃ損したよ。○○(自分が設定した店)のほうがずっといいよな」と他人をやたらとけなす。
毎度のことなので、誰も相手にしないが、ガキというか、馬鹿というか…
これでも、50過ぎた父親である。
Jさんは、上役には徹底したゴマスリをする。
直接は自分に関係のない上役でも、なにか自分の評価につながると思えば、とにかくゴマスリ攻撃。
ある役職の人に異動内示があり、Jさんは、いざ鎌倉とばかりに贈答品を思案した。
そして、Jさんは、日本酒にその上役の名前をプリントしたラベルを貼り付けて贈ることにした。
今は、日本酒のオリジナルラベルをプリントする業者があるらしく、早速Jさんはその業者に出向き、注文してきた。
勿論、就業時間中に。
それから、1~2日で、オリジナルラベルの付いた日本酒がJさんの手元に届いた。
Jさんは、これ見よがしに、職場で自慢げに見せて回った。
勿論、周りはシラケ鳥が飛んでいる…
Jさんは、上機嫌であり、何を思ったか、ラベルのコピーをとろうと思い付き、一升瓶を抱えて、コピー機へ。
コピー機に一升瓶を乗せて、コピーをとるも、曲面だから、うまくコピーが写るはずがない。
それでも、Jさん、なんとかコピーを取ろうと、瓶を転がしながらコピーを取ったり、一人悪戦苦闘。
周りは、白い目で見ている…
そうこうしているうちに、Jさんは手を滑らせてしまい、一升瓶は床に落下!
勿論、瓶は割れ、日本酒がぶちまけられた。
自慢のラベルも、日本酒でびしょびしょ…
周りは、びっくりしたのと「馬鹿がなにやってんだよ」と冷たい視線…
その日、事務所が酒臭いのは言うまでもなく、Jさんは慌ててラベルと日本酒を再注文。
Jさんは業者に「なんとか急ぎで頼む」とゴリ押し。
周りからどんなに馬鹿だと思われても、ゴマスリのためなら、そんなの関係ない!部下にどう思われようが、上役に良く思われればそれでいい!
そんなJさん、誰からも慕われていないのは、言うまでもない。
Jさんは、平気でウソをつく。上役に良く思われるためなら、どんなウソでも平気。
ある時、部下のQさんの仕事が立て込み、忙しくなっていた。
そして、夕方からQさんは別件の仕事に出なくてはならなかった。
QさんはJさんに、これから別件行ってくると話すと、Jさんは「今から行くのか?そんなに次々回ったら体こわすぞ、他の人に行かせろよ」と言う。
しかし、Qさんは、代わりに行ける人もいないし、とりあえず行きますと言うも、Jさん「やめとけ、死んじゃうぞ(間違っても死ぬことはないけど)」と引かない。
事務所ではみんなJさんとQさんのやり取りを聞いている。
Jさんは「他に誰かいないのか?何もQさんでなくてもいいだろ」と引かない。頑なに引かない理由も良くわからんが…
そんなどうでもいい押し問答が繰り返されていると、ある上役が部屋にやってきて、「今日、夕方にある案件は誰が行くの?」と聞かれ、Jさん、すかさず「ちょっと大変ですが、これからQさんに行ってもらいます。」と即答…
事務所にいたみんなは唖然茫然…
上役は、JさんとQさんの押し問答を知らないので、Jさんの変幻自在な言動など知る由もない。
部下に言うことと、上役に言うことが全然違うJさん。
どんなにウソをついても、罪の意識のカケラもない。
全ては自分がよく思われるため、部下を足蹴に我が道を行く。
Jさんのいる事務所は、今日も暗かった…
Jさんは、とにかく自慢話が好きである。些細なことでも、自慢したがる。
例えば、車は外車に乗っている。確かに外車なのだが、国産の大衆車と変わらない外車。それも、10年以上乗っている。
車の話題になると、「俺のは外車だから…」と始まる。
また、やたら子供の自慢をしたがる。誰も聞きもしないのに、「うちの子が…」と始まる。
話だけ鵜呑みにすれば、頭はいいし、度量はあるし、相当スゴい人物なのだが、Jさんがかなりの嘘つきであることを誰もが知っているため、子供の話もホラ吹き話に違いないと思われている。
更に、上司からこんなことを言われ褒められたと、やたら部下に自慢する。
ただ、いつも話を捏造して自慢話に変えていることをみんな知っているため、誰も聞いてはいない。
彼は寂しいのだろうが、それはウソをつき続けた報いであり、仕方ない話である。
家では、家族は話し相手になってくれているのだろうか…
上司として、人間的魅力はゼロのJさんは、反面教師にしかならない。
彼の言動には、どこか「俺に構ってくれ」というニュアンスが漂っている。
逆に、それが周囲から引かれる要因になっている。
恐らく、数年後の定年退職の時には、送別会など開かれないだろう。
もし、開かれたとしても、誰が参加するというのか…
Jさんは、上司に取り入るためのゴマスリ加え、得意の接待飲み会を設定する。
巻き込まれる部下は最悪だが…
ある時、怖いことで有名な人がJさんの上役となった。
Jさんは、下心丸出しでゴマスリ攻撃を続け、それが功を奏して、怖い上役もJさんに一目置くようになった。
Jさんは、上機嫌。もう上役とは飲み友達のように、調子よく会話していた。
しかし…そんなに現実は甘くなかった。
所詮取り繕った姿は、安いメッキと同じ。簡単にボロが出る。
ある仕事で、Jさんは上役の決裁を飛ばして、本社に報告してしまった。これが上役の逆鱗に触れ、本来の強面振りが発揮された…
上役の怒鳴り声が事務所に響く。「J、俺は一切承諾してないぞ!お前はなんで本社に報告した?どうすんだよ!どう責任とるんだよ!黙ってねえで答えろ!本社が認めても、俺は認めないぞ!文句あるか?!」
Jさん、まるで自衛隊員のように直立不動で「ありません!」と一言。
そこから、Jさんは自衛隊員のようなお辞儀をして、部屋を出た。
その日を境に、いままで馴れ馴れしかったJさんの態度は一変。
司令官と二等兵みたいな関係に変わり、Jさんが上役の前に来たときは、指先までピンと伸ばし、直立不動。
座れと言われるまで、決していすに座らない。
他の人が上役と親しげに会話していても、混ざることもなくなった。
上役の前では、蛇に睨まれた蛙というか、条件反射で蛙状態に。
周りも、別にそこまでしなくても…と思うのだが、Jさんは余程びびったのだろう。
Jさんが怒鳴られ縮こまる姿は、今も語り継がれる名場面である。
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92レス 1526HIT ピノ (50代 ♀) -
こんばんは
おはようございます。 教えて下さって どうもありがとう^_^ …(アーモンド愛)
4レス 112HIT 匿名さん -
。*4月*。5月*。
Happyを 感じよう*。 (匿名さん0)
267レス 2549HIT 匿名さん
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おっさん劇場、違法賭博‼️2レス 108HIT 檄❗王道劇場です
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つぶやく〜っ1レス 88HIT 匿名さん
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おっさん劇場、怪奇現象に悩む‼️6レス 191HIT 檄❗王道劇場です
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おっさん劇場、沖縄の皆さんツナミ逃げて‼️7レス 195HIT 檄❗王道劇場です
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HALの春🌱🌷🌱53レス 1056HIT おしゃべり好きさん (♀) 名必 年性必
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つぶやき
彼奴は神でも何でも無いけども、人が神としてる。 彼奴は人の言う神…(Abtkey)
500レス 3715HIT Abtkey (♂) -
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ぽつり №2️⃣
あらーっ?そうなの?て、これで満レスになっちゃったーー😢😢😢.お終い(トド君)
500レス 10731HIT ピノ (40代 ♀) -
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おっさん劇場、怪奇現象に悩む‼️
仲良しパンダ3さん 犯人にお金を騙し取られました劇場でした✨🙋。…(檄❗王道劇場です)
6レス 191HIT 檄❗王道劇場です -
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おっさん劇場、違法賭博‼️
聖人君子劇場でした✨🙋。 突っ込みありがとうございます劇場です✨…(檄❗王道劇場です)
2レス 108HIT 檄❗王道劇場です -
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つぶやく〜っ
コカコーラのCM ビンから美味しそうに 飲んでる 「…(匿名さん0)
1レス 88HIT 匿名さん
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