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From me to me-私から私への手紙-

レス13 HIT数 1727 あ+ あ-

ドール( ♀ veqN )
13/01/28 17:19(更新日時)

今までの自分の過去をきちんと見つめ直して決別するのではなく受け止めて整理しようと思って書きます。

初めての小説なのでお見苦しい所や不快に思う所があるかもしれません…。


登場人物は全て仮名ですがその他は事実を書いています。

読んで下さる心優しい方は温かい目で見ていただければ有り難いです。

No.1907647 13/01/28 14:54(スレ作成日時)

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No.1 13/01/28 15:09
ドール ( ♀ veqN )

私は母と父の間に一人娘として生を受けた。

高校を卒業して直ぐに入籍を済ませた両親は直ぐにでも子供が欲しかったと言っていた。

特に母が早く子供が欲しかったらしく毎日子作りに励み3年目で漸く私を授かったそうだ。

そんな母の我が儘に付き合わされた父は新婚気分を味わうことが出来なかっただろうなって思うと少しだけ申し訳ないって気持ちがしてしまう。

No.2 13/01/28 15:13
匿名 ( N0RBnb )

過去を整理・清算するのは、人により違いや難題があります。

自分の場合、高校卒業~今日まで、トラブルや被害に遭い、事件に巻き込まれるなど、空白の年数を作りながら、巻き込まれては、対象してました。

同窓会でも無いのに、会いたくないのに、変な同級生と議論により、トラブルについての、話し合いはする、あり得ない事だらけでした。

疎遠化していた人間が、何故、巻き込まれたか?
そのトラブルは、よく調べると、社会問題になるレベルのトラブルでもあり、政治問題にもなる、トラブルを、過去に、卒業以降に、数回、巻き込まれている。

記憶だけあり、今、社会が揺れているのも、実は、そうしたトラブルから、見抜けてるので、過去を見直すには、不可能な所まで、悩まされてる。
というのが、個人的な過去です。

次、過去に起きたトラブルが、起きた場合、4度目になるんですよね。

  • << 4 >>No.2 レスありがとうございます。 ご自分のお話も書いていただいてありがとうございました。 えっと…確かに過去を整理、清算するのはそれぞれ難しいと思いますが…私は私の過去をクルミで小説にする事で少しでも変わりたいなって思って書き始めました。 中々難しいと分かっていますが温かく見守って頂けたら嬉しいです。

No.3 13/01/28 15:19
ドール ( ♀ veqN )

そうして母からすれば漸く出来た子供で父からすれば新婚気分も味わえない内に出来てしまった子供の私はまず最初の問題を起こす事になる。

私が産まれる前に母の兄(私の叔父)には4歳と3歳の娘が既に居た。
元々女系一族だった為母の親族は母のお腹の中に居るのは絶対に男だと決め付けていた。

グローブを買い5月人形を知り合いから貰いそれはそれは気合いの入りようだったらしい。

出産前に子供の性別を聞かなかった母は未だにそれで自分はプレッシャーを感じたとネチネチと言ってくる。

そんな産まれる前から親族一統の期待を裏切り産まれた私は勿論歓迎などされる訳もなく母が出産して女だと分かった瞬間に母方の親族は全員落胆し溜め息を吐いて蜘蛛の子を散らすように病院から帰った。

No.4 13/01/28 15:27
ドール ( ♀ veqN )

>> 2 過去を整理・清算するのは、人により違いや難題があります。 自分の場合、高校卒業~今日まで、トラブルや被害に遭い、事件に巻き込まれるなど、… >>No.2
レスありがとうございます。
ご自分のお話も書いていただいてありがとうございました。

えっと…確かに過去を整理、清算するのはそれぞれ難しいと思いますが…私は私の過去をクルミで小説にする事で少しでも変わりたいなって思って書き始めました。

中々難しいと分かっていますが温かく見守って頂けたら嬉しいです。

No.5 13/01/28 15:40
ドール ( ♀ veqN )

元々気性の荒い性格で自己中心的で暴言や人の気持ちが分からない性格の母は私が産まれてから父に対して益々酷くなったらしい。

父を呼ぶときは

「おっちゃん」

私の教育に対しては

「おっちゃんはドールに対して何時もニコニコして抱っこしてたら良いねん。」

「ドールは私が腹痛めて産んでん。アンタにドールを叱る権利なんか無いわ。」


と何時も父に言っていたらしい。
これは何時も母が私にゲラゲラ笑いながら話す事でした。
そしてこんな結婚生活は続くわけなんてありませんでした。

No.6 13/01/28 15:52
ドール ( ♀ veqN )

私は幼稚園の頃、父が大好きでした。

何時も抱き締めてくれる父。

お風呂に入るのも父と一緒。

何時も話を聞いてくれる父。


私にとっては大好きで優しい父でした。

逆に母は常に恐怖の対象でした。

常に眉間にシワを寄せている母。

抱き上げて欲しいと頼むと怒鳴りながら父にして貰えと一度も自主的に抱き上げてくれることの無かった母。

何時も電話をして話を聞いてくれない母。

私にとって母は子供の頃から顔色を伺わなければならない対象でした。

でも父が居るから大丈夫。
母が怖くても父が私を庇ってくれるから全然平気でした。

もうそこまで地獄の入口は来ていたのにも気が付かないで……

No.7 13/01/28 16:03
ドール ( ♀ veqN )

そんな平穏な私の日々とは裏腹に両親の結婚生活は破綻していたんでしょう。

私が小学生になる少し前から父が家に帰って来なくなり、帰ってきても大喧嘩で近所中に響き渡る声で怒鳴り合い。

私はただそんな日々が早く終わるように祈りながら一人で布団の中で泣いていました。

今思えばこの頃には父は不倫していて早く相手の女性と暮らしたかったんだろうなって思います。

そんな家族崩壊が始まったばかりの頃は両親の不仲をどうにかしたくて何時も家では気を遣い間を取り持とうとしましたが無理で両親は結局、離婚することになりました。
私の知らない所で。

No.8 13/01/28 16:14
ドール ( ♀ veqN )

両親が離婚する一年程前から母がギャンブルを始めました。

私は何時もそれに同行させられていました。
なのでいまだロッキーのテーマソングを聞くと一番最初に思い浮かぶのはパチ屋です(笑)

母がパチ屋で居る間、子供の私はやることがなくて何時も一人ぽっちで駐車場をウロウロしていました。
そんな私にとってこの頃心の支えになってくれる人物が出来た。

それは近くにある小さな定食屋の女将さん。
多分ギャンブルの場に居た不釣り合いな子供が気にかかったんだと思う。

No.9 13/01/28 16:30
ドール ( ♀ veqN )

「こんにちは。一人?お母さんかお父さんは?」


定食屋の前でうろうろする私に女将さんは優しく笑って声を掛けてくれた。
でも極度の人見知りと親族からの酷い苛め(後で詳しく書きます)のせいで人間不審になっていた私は女将さんの問い掛けにパチ屋の方を指差しただけだった。

そんな可愛いげのない私に対しても女将さんは嫌な顔1つせずに居てくれた。


「そっかぁ。お腹空かない?家のお店でご飯食べて行かない?」


ニコニコと笑う女将さんの優しさが純粋に嬉しかった私は何の躊躇いもなく女将さんの手を取った。
女将さんはお金を持っていなかった私にご飯を食べさせてくれてお金は要らないよって言ってくれたけど母を呼びにいってお金を払って貰った。
その時も女将さんは自分が勝手にやった事だからって遠慮していた。
父が帰って来なくなってから母と二人の生活で常に顔色を伺って過ごしていた私にとって女将さんの優しさはまるで砂漠にあるオアシスの様に心に染み渡った。

No.10 13/01/28 16:51
ドール ( ♀ veqN )

そんな優しい女将さんの事を私は直ぐに大好きになった。
何時も女将さんの店に言っては話を聞いてくれる女将さんに合ったことを話していた。

でもそんな平穏な日々は長く続かなかった。
私はある日女将さんに言ってしまったのだ。


「女将さんがドールのママなら良かったのに………。」


多分限界だったのだと思う。
私の口から出た言葉に女将さんは心底驚いた表情を浮かべた後に直ぐに何時もの優しい笑顔になった。


「ドールちゃん…ママと喧嘩でもした?」

「……ううん。そうじゃないけど…。」

「そうじゃないけど?」

「……ママはドールと居るとき笑ってくれない。いっつも怒ってるし…パパも帰ってこない。だからきっとママはドールの本当のママじゃない気がする…本当のママは女将さんじゃないかなって…」

「そっかぁ…話してくれてありがとう。」


私はただこの時は優しさを求めて居たんだと思う。
何の躊躇いもなく抱き締めてくれる女将さんが大好きだった。
だからこの後の出来事は本当に忘れられない。
女将さん……。
ごめんなさい…。

No.11 13/01/28 16:55
ドール ( ♀ veqN )

その日、私は女将さんに店の中で待つように言われて母が迎えに来るのを待っていた。
何時も母が私を迎えに来るのは夜の7時頃。
その日も同じぐらいの時間に迎えに来た。

何時もなら女将さんにバイバイをして母と帰るが今日は女将さん一人が店の外に出ていった。
私はどうしても何を話して居るのかが気になってドアの近くで話している二人に近付いていきドアを少しだけ押して開けて聞き耳をたてた。

No.12 13/01/28 17:01
ドール ( ♀ veqN )

「お話があります。」

「え?改まってどうしたんですか?あ…ドールが何かしでかしました?」

「いえ。ドールちゃんはとてもいい子です。問題なのは貴女です。もっと母親の自覚をお持ちになってください。」

「は?いきなり何なん?」

「私は今日、ドールちゃんから女将さんが本当のママじゃないのと言われました。」


凄く緊迫した空気だった。
そんな空気なのに母は煙草を吹かしながら女将さんをうっとうしそうに見ていたのを覚えている。
私はただただこの時、また母に怒られるもう止めてと怖くて怖くて仕方なかった。

No.13 13/01/28 17:19
ドール ( ♀ veqN )

「貴女がこのままドールちゃんに淋しい思いをさせるなら私はドールちゃんを養子として貰います。」


女将さんは妊娠出来ない体質だったらしく私を本当の子供の様に可愛がってくれていた。


「……ぷっ!あはは。アンタ、アホとちゃう?ドールをどうやって養子にすんねんな。あたしドールの事しばいたりしてへんから虐待でもないねんで?」

「貴女がしている事は母親失格です。」

「あんなぁ…人様ん家の子供で母親ごっこしてるアンタの方が世間から見たらおかしんねんで?常識無いんちゃう。」


そう。私がまだ小学校低学年の頃は幼児虐待というのは身体的な暴力や性的な暴力のみといった認識程度で育児放棄や暴言に精神的な虐待は知られていなかった。


「常識は貴女よりはあるつもりです。私なら貴女みたいにドールちゃんを不幸にしたりしません。」


「いい加減にしてや!子供も産まれへん欠陥女が偉っそうな口叩いて…悔しかったら人様ん家の子供で母親ごっこするんやなくて子供の一人でも産んでから説教言えや!」


女将さんは母の言葉に絶句していた。
本当最低な人間だと思った。
一番言ってはいけない言葉だと分かっていてそれを口にした母。
そんな人間の血が流れているんだと思ったら自分の体の中に流れる赤い液体は怪物の血のような気がした。

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