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ヒマ人
13/07/12 16:16(更新日時)

…備忘録…

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No.1904257 13/01/20 19:34(スレ作成日時)

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No.1 13/01/21 12:29
ヒマ人0 

バーニーズ・バージョン~ローマと共に
(イタリア・カナダ映画)

☆☆☆☆

ある男の女性にまつわる半生を描いた映画。常に葉巻を手にお酒を飲んでいて、お腹はせり出し頭髪は禿げ、最初はデキ婚(後に死産し、彼の黒人の友人が父親と判明)、2回目は逆玉狙いの見合い、その結婚披露宴に来ていた女性に一目惚れして追い回すという駄目っぷり。でも憎めない愛すべき男。

結局2番目の妻とも晴れて離婚し、一目惚れの女性にアタックする為にローマからニューヨークへひとっ飛び!見事再々婚したのだ。そこからは愛する妻の為にせっせと働き、子ども達を育て上げ、素晴らしい男ぶりを発揮したが、人生の終盤に待ち受けていたのは…


いや~長かった!でもいい作品だった。

多分20代~60代なんだけど、年齢を重ねていく様が違和感なくてびっくり。アカデミー賞でメイクアップ賞をノミネートされたけど、あの老けていく感じがメイクだとは!禿げ上がっていく頭、皺やたるみ、手の甲にも年齢が出ていた。

父親役はダスティン・ホフマン。ちょっと変な役どころの割にダンディーだったな(笑)

薬に溺れ死んじゃう友人が、主役級に男前だった!誰だ?

No.2 13/01/21 20:03
ヒマ人0 

エンド・オブ・ザ・ワールド
(アメリカ映画)

☆☆

キーラ・ナイトレイとスティーブ・カレルのドタバタラブストーリー。

地球に惑星が衝突し、人類が滅亡する事がわかった。途端に妻に逃げられた中年男は、若い頃に交際していた彼女からの手紙を見つけ、彼女に会いに行く事を決意する。

実はその手紙が誤配されたまま持っていたのが隣に住む若い女性で、女性と共に暴徒化した街から逃げ、一緒に昔の彼女を探す旅に出る。

スティーブ・カレルは40歳の童貞男に出演していたらしい。(観てないから知らない)見るからに神経質そうな気難しそうな男だなあと終始思いながら観ていた。

一方キーラ・ナイトレイは良く言えば「元気いっぱいで時々空回りもするけど飛びっきりキュートな女の子」か。でも、がさつで下品に見えて、ダーウィン・アワードの時のウィノナ・ライダーを彷彿とさせた。私はあまり好きなタイプじゃないのだ。おまけにこの人、泣き顔がブッサイクなんだ!

そんな2人の恋物語なんて、全く共感できないわけで。

いや、面白かったとは思うよ。陳腐なストーリーだけど。退屈はしなかった。ラストの地球がどうなったか…の終わり方は良かった。

No.3 13/01/22 15:55
ヒマ人0 

最初の人間
(フランス・イタリア・アルジェリア映画)

☆☆☆*

ノーベル文学賞作家カミュの自伝的遺作を映画化したもの。

時代は1950年代。フランスで作家として名声を得た男がアルジェリアに帰国した。当時はフランス領であり、独立派と政府の対立は激しく、大学で講義した際にも彼を「フランス側」と見る学生たちから非難や罵声を浴びせられる。

街では銃を持った軍人が溢れ、爆発テロが起き、かつての級友の息子も反体制派に加担したとして捕らわれ、死刑を待つ身となっていた。

愛する母や優しい叔父、貧しかった自分を応援してくれた恩師、自分をいじめた級友…様々な再会を果たす。変わったもの、変わらないもの。叙情的に描かれている。

そんな中でも、級友に息子の救出を懇願され、主人公が政府に働きかけたシーンが印象的だった。級友の息子は、無罪となるチャンスを自ら断った。若さ故の純粋さ、頑なさ、暴走、過ち、…老獪な大人なら生きてこその人生と思うのだが、逃げるのもうまくやるのも自分だけが助かるのも許せなかったんだろう。やるせない。

侵略も植民地支配も民族紛争も宗教戦争も遠い国での出来事に過ぎない日本人には、難しいテーマであると思う。

No.4 13/01/24 14:27
ヒマ人0 

愛について、ある土曜日の面会室
(フランス映画)

☆☆☆*

少女は少年と出会い恋に落ちる。ほどなくして少年は逮捕されてしまうが、未成年の少女は面会に行く事ができない…

アルジェリアに住む女性のもとに、フランスにいる息子が殺されたという知らせが届き、彼女はフランスに向かう。そして息子を殺した犯人の姉に近づく…

仕事がうまくいかずうだつの上がらない男は彼女にも見放されようとしていた。そんな時知り合った男から、巨額の報酬と引き換えに、刑務所にいる男の友人とすり替わる事を引き受ける…

3組それぞれの人間ドラマが描かれ、ある土曜日、それぞれの思惑や苦悩、迷いを抱きながら刑務所の面会室に集まる。そして。

暗くて重くて救いのない作品だけど、丁寧に描かれ、優しい視点もうかがえる。人間ドラマの佳作。

No.5 13/01/28 19:58
ヒマ人0 

菖蒲
(ポーランド映画)



監督アンジェイ・ワイダは巨匠らしい。過去の作品では「灰とダイヤモンド」ぐらいかな、聞いた事があるのは。

監督作品やこの作品に関する予備知識が全然ないまま観たのがまずかった。

後であらすじを読んだところ、
…ある夫婦は2人の息子を亡くして、ぎこちないまま生活を送っていた。医師である夫は妻に重篤な病気があることを知るが、言えないでいた。
ある時妻は、彼女らしい女の子と戯れる青年を見る。若く美しく逞しい青年に息子を重ねつつ、心惹かれる。
そして2人で泳ぎに行った川で、青年は溺れてしまい…


こんな感じ。「遅すぎた恋と早すぎる死」がテーマだとか。

でも物語の途中になぜか主演女優の独白がところどころに挟まれていて、非常に混乱した。どうやら撮影中に夫が亡くなったらしく、それを回想した独白なのだが、これも作品の一部なのか?監督は何を意図しているのか?

ただただ暗く、年老いた女性と瑞々しい青年の絡みは違和感ありありで、しかもいきなり作品は終わった。

No.6 13/02/03 20:00
ヒマ人0 

最強のふたり
(フランス映画)

☆☆☆☆*

事故で首から下が不随になり、更に妻を病気で亡くした孤独な富豪の男性の元に、彼の介護者の面接を受けに黒人の青年がやって来た。スラム街の複雑な家庭で育った彼は働く気などなく、失業手当て目的で不採用になる為に来たのだった。

趣味も会話もかみ合わない2人だったが、富豪男性は青年を採用する。

そして、様々なトラブルや衝突を繰り返しながら、2人の間にはいつしか友情が育まれていく、奇跡の物語。

実話というのが素晴らしい。クスクス笑ったりニヤニヤしたりノリノリな気分になりながらも、爽やかな感動に包まれ、ウルウルきてしまった。芸術や音楽を随所に絡ませているのもいい。

障害者のフィリップにとるドリスの乱暴で無遠慮で失礼な言動にはギョッとさせられたけど、考えさせられた事でもあった。

文句なしの名作。

No.7 13/03/08 19:31
ヒマ人0 

人生、ブラボー!
(カナダ映画)

☆☆☆

42歳のイケてない独身男ダヴィッドはある日遺伝子上の子供142人から身元開示の裁判を起こされる。若い頃に、両親の夢を叶える為に693回の精子提供をしてお金を得たのだ。

最初は冗談じゃないと友人の弁護士と裁判に勝ち匿名を守ろうとするが、ふと見た原告である子供の1人が人気サッカー選手だと知り、子供たちに興味を持ち、こっそり様子を見に行く。そこで様々な境遇にいる現実を知り・・・

”世界中で愛されたハートウォーミングストーリー”という触れ込みは確かにそうかも知れない。

でも雑なんだな。作りが。ダヴィッドの駄目っぷりや憎めないお人好しな部分、唯一彼を突き止めて押しかけてきた引きこもりの少年やしょう害者施設で生きる少年との交流をもっとしっかりと描いていれば、メリハリがついた気がする。

期待を裏切る事はないが、それ以上ではない。あくまでも想定内の感動で残念だった。

No.8 13/03/08 19:47
ヒマ人0 

ルビー・スパークス
(アメリカ映画)

☆☆

若き天才作家として成功したカルヴィンだったが、スランプに陥っていた。

ある時夢に出てきた女の子を小説に書き始めたところ、なんとその女の子が現実世界にカルヴィンの彼女として現れた!しかも、彼が小説の続きを書くとその通りになるのだ。

…小説よりもミラクルでロマンチックなラブストーリー…?

…どこが?

主人公カルヴィンに全く魅力が感じられない為、共感も感情移入もできなかった。

後で知ったんだけど、アントニオ・バンデラスがカルヴィンの義理の父親役で出ていたんだ。ちょっと風変わりなオジサンだったけど、見事に本来の”アク”は消していたな~。

No.9 13/03/08 20:01
ヒマ人0 

よりよき人生
(フランス・カナダ映画)

☆☆☆

シェフ志望のヤンは、面接に行ったレストランで美しい女性ナディアと出会い、恋に落ちる。

ナディアには9歳になる息子がいたが、ヤンは彼とも打ち解ける。

ある時湖畔に売りに出されていた一軒家をレストランにしようと買い取り、夢を叶えるべく奔走するが、借金まみれで頓挫してしまう。

ナディアは息子をヤンに預けてカナダに出稼ぎに行くが、連絡がなくなってしまう…

生きていくにも困窮し、這いつくばってしのぐ姿はあまりに身につまされて、辛すぎた。現代版「ああ無情」か…

それでもナディアの息子を放り出す事なく、ナディアに会う為に必死で行動するヤンに胸を打たれた。

ヤン役はギョーム・カネ。マリオン・コティヤールの夫なんだ。さすがの演技だった。ナディアも息子役の少年も良かった。

しかし、貧乏で暗くて希望がほぼない内容はあまりにも重苦しかった。

No.10 13/03/12 21:35
ヒマ人0 

テッド
(アメリカ映画)

☆☆

周りでこの作品を観た人がことごとく「良かった!」と評価が高かった。「最後泣いた」とまで言う人もいた。

映画館でも私の後ろにいた女子高生が「テッド、バリおもろかったし!」と言っていた。因みに彼女は「ライフ・オブ・パイ糞おもんなかった!」とも言っていた。


スケジュールの都合で吹き替え版になったのがまずかったか。違和感ありありで、全く映画に入り込めない。巷では「予想外にハマってた」と評判の有吉の声もしっくりこない。

そして、これも覚悟はしていたものの、下品な事この上ない!ひどいぞ!ハングオーバーでも俺たちフィギュアスケーターでもこんな不快じゃなかったぞ!

話の内容の薄さは言わずもがな。

唯一、「スーザン・ボイル」でフッと笑えたぐらいかな。

No.11 13/03/12 21:59
ヒマ人0 

ムーンライズ・キングダム
(アメリカ映画)

☆☆☆*

舞台は1965年のとある小さな島。未曾有の大嵐が近づいていたある日1人の少年が所属するボーイスカウトから姿を消した。

彼サムは、1年前に知り合ってから手紙を交換していた少女スージーと駆け落ちを企てたのだ。

12歳の少年少女の逃避行に島は大騒ぎ!


そんな予備知識だった。チラシではビル・マーレイやブルース・ウィリスが複雑な表情をした集合写真で、それがほのぼのとした牧歌的な雰囲気を醸し出していた。

が、映画はちょっとした毒を孕んだ、しかも随所に痛い場面があり、決してほのぼの微笑ましいストーリーではなかった。

色彩と音楽と独特のカメラワークがとても印象的で、アート志向の強い人にはすこぶる支持されそうだが、一般的にどのくらい受け入れられるか…

私も最初の10分15分では「駄目だ。合わないかも」と匙を投げて寝てしまう危機にあった。その後ギョッとするシーンがあったりで、引きずられるように観てしまい、最後には「これ、好き!」とまで思うようになっていた。

ハマればすごくお気に入りになる作品だと思う。

No.12 13/07/12 15:55
ヒマ人0 

スタンリーのお弁当箱
(インド映画)

☆☆☆

スタンリー少年は、家の事情で学校に弁当を持参できないでいた。みんなが楽しく弁当を食べている間、一人離れてやり過ごしたり水で空腹をしのいでいた彼を見たクラスメート達が、自分たちのおかずを分けるようになった。ところが、そんな様子を知った教師がスタンリーを罵り、他の子供の弁当をたかるな、弁当がないなら学校に来るなと言い放つ。そしてスタンリーは学校に姿を現さなくなった…

でもね、この教師、自分はこっそり人の弁当箱を漁ったり、同僚や生徒の弁当を分けてもらってるんだよな。

こんな教師、こんな大人、こんな人間、いる!?ヒールとしても、他の子供たちや教師などがリアルに描かれているからかなり違和感がある。

子供たちは映画撮影だとは知らされていなかったそうだ。劇団仕込みでない自然な表情や仕草が好ましい。そして、インドという国のシビア且つエネルギッシュな生活が垣間見えた。

全体的には生き生きとした子供たちの様子が描かれた人間ドラマだが、終盤になってスタンリー少年の過酷な現実を初めて知る事になる。そしてそれは、インドが抱える就労児童という現実でもある。

それでも彼は生き生きと生き抜いていくのだ。

No.13 13/07/12 16:16
ヒマ人0 

きっと、うまくいく
(インド映画)

☆☆☆☆☆+

こりゃたまげた!出会えて良かった!素晴らしい作品だ。殿堂入りを果たした某映画を除いて、自分史上最高作品だ。

上映時間はなんと170分。でも導入部分からいきなりもっていかれ、睡魔が忍び寄る隙も与えず引き込まれ続けた。だれる事なく、交差する時間軸に混乱する事もなく、涙が出るくらい笑って、涙をこらえるのが大変なくらいグッと胸にきた。まさに怒涛の170分だった。

主人公は頭が切れ、自由人なランチョーという青年。だが、彼は殆ど出てこない。大学卒業後消息不明となっていたランチョーを、彼の学生時代の親友2人と彼を敵視する男が10年後集まり、探し求める。10年前の様々な事件やエピソードが挟まれながら。

笑いあり涙あり、サスペンス要素もありドキドキの恋もあり、それらがきっちり濃くてラストに向かって集結する。脚本の緻密さに驚かされた。

いやほんと、素晴らしいって!インド映画だと色眼鏡で敬遠してたら損だよ。もしまだ間に合うなら時間作ってでも劇場で観るべし。

みんなで爆笑し、ホロッとし、痛快で幸せで前向きになれ、上映が終わると自然に拍手が沸き起こるんだから。たまにはこんな一体感もいい、そんな満たされた気分で劇場を後にできるから。

(ただひとつだけ!地味な邦題がマイナス100点)

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