精神病患者のつぶやき。
自己紹介( ´ ▽ ` )ノ
35歳、二人の子供を持つ母親です。
看護師をしておりました。
10代の頃から不眠が強く、20代半ばで不安神経症と診断され、安定剤のみで騙し騙しやってきて、9年。
二年前にうつ病と診断されました。
現在は双極性Ⅱ型疑いで、入退院を繰り返しています。
これまでは単極性うつ病だったけれど、病気の進行とともに躁鬱病を合併してしまったようです。
病気ばかりの人生(-。-;
でもなんとか生きてます!
病気と向き合うため、記録を残しておきたいという想いでスレ立ていたしました。
イジメを受け不登校気味になり、親と学校で協議したようだった。
それからはイジメは少し落ち着き、中学三年になってやっと楽しい友達ができた(*^_^*)
だけど相変わらず父親の暴言暴力は直らない。
『笑うな』
『弟に触るな』
『しゃべるな』
父親がよく言っていた言葉。
日常生活でこんなにも窮屈な想いをして、なぜ生きていなきゃならないのだろうと、本当に切なかった。
加えて何か気に入らないことがあると、私のことを母親も父親も殴りに殴った。
姉を殴り倒す父親を見るにみかねて、姉に覆いかぶさり、お願いだからやめてと泣き叫んだこともあった。
そうすると、私も同じように殴られる。
母親は見てるだけ。
時には自分も参戦してきた(・・;)
あの悲惨な生活は今もなお、昨日のことのように覚えている。
高校受験を控えた中学三年、不登校でランクも内申点もガタ落ち。
志望校はあったし、そんな成績でも入れる学校はあったが、またしても父親の理不尽な考えから進学を阻止され、定時制の高校に自力で通った。
高校に入学した私は、昼間は働き、夜間は学校というハードな生活をしていたが、彼氏ができ同棲をはじめるようになって、やっとあの恐ろしい生活から抜け出すことができた。
親は何度か追いかけてきて連れ戻されたりもしたけど、家出を繰り返すうちに諦めたらしい。
自分で働いて、学費を払って、大好きな彼氏といつも一緒にいられる…
私には夢のような生活だった。
自由にできるお金もある。
なにより、あの家に帰らなくていい。
彼氏は四つ上の社会人で、いつも学校に迎えにきてくれて、それなりに幸せだった。
痛みを知っている人間だけが人の痛みを理解出来る……! 貴方が生きているだけで励まされている人がきっといます。何処のどなたかわかりませんが皆を代表させてお礼を言わせて下さい❗❗❗
『生きていてくれて、本当に...ありがとう…❗❗❗❗ !(#^^#)!』
- << 9 社会人7さん、お返事ありがとうございます! まさかコメントいただけるとは思っていなかったので、びっくりしたと同時に、温かいお言葉まで頂戴してとても嬉しいです(*^_^*) こうしたお言葉を頂けるだけで、生きてて良かったと思えます! つらつらと暗い話が続きますが、この先もお付き合い頂けると嬉しいです。 本当にありがとうございますm(_ _)m
たかが15歳の小娘。
生きることに必死で、教養も何もない。
けど、馬鹿な私のわりに、比較的大きな会社に就職することができた。
それは本当に天からの贈り物だったが、世の中そんなに甘くはない。
初めて出た社会は、やはり洗礼があった。
それは上下関係。まともに学校すら行けてなかった私を容赦無く先輩たちはつついてきた。
ミスをすると何時間も叱られ、あげくシカトされる。
私は先輩たちの顔色を伺って、何度も何度もメモをし、ミスをしないように仕事をした。
それでも馬鹿な私はいつも怒られ、時には更衣室のロッカーに閉じ込められたりした。
私の顔には一部人と違ったところがあり、先輩はそれを面白がって無理矢理コピー機に顔をつけさせられ、コピーしたあげく休憩室の壁に貼られたこともあった。
私はそれでも笑っていた。
先輩に嫌われるのが怖かったから。
みんなは休憩室で歓談しながらランチしていたが、私は会社の屋上で泣きながらお弁当を食べた。
情けない自分。
何度も会社の屋上から飛び降りたいという衝動にかられたが、それもできない情けなさ。
不甲斐ない自分がいやだった。
当時付き合っていた四つ上の彼氏は、最初は穏やかで優しく、私のことをとても大切にしてくれた。
世の中にこんな幸せがあるのかと、驚くほどだった。
自分はまだ生きていていいんだと、思わせてくれる人だった。
付き合いが長くなるにつれ、少しずつ喧嘩をするようになってきたものの、普段は仲良しだった。
ある日。
とても小さなことで彼氏と喧嘩になり、お互い罵声を浴びせていたら、急に彼氏が私のお腹に蹴りをいれてきた。
その時は彼も相当腹が立っていたせいだと思い、彼もすごく謝ってきたのでなんとか仲直りをし、事なきをえた。
だけどそれでは終わらなかった。
段々彼は気性が荒くなり、喧嘩になればボコボコにされるようになった。
首を締められ、意識が遠のきそうになったこともあったが、近所の人が警察に通報したようで、警察が入ってきて大事には至らなかったこともあった。
彼は喧嘩が終われば泣いて謝る。
今思えばDVの典型だった。
そして更に私たちは避妊に失敗し、妊娠をしてしまった。
本当に馬鹿な私達でした。
だけど、私は生みたかった。
彼に相談すると、おろしてくれと言われた。
私は泣く泣く中絶。
中絶したことによる心の傷から、彼に当たるようになってしまい、更に喧嘩は激しくなっていった。
中絶して何日もたたない、まだ出血してるお腹を彼は激しく何度も蹴ってボコボコにする。
顔も手足もアザだらけ。
次第に彼への愛情も薄れてきてしまった。
彼は時に包丁を持ち出して私に向かってきた。
このままでは殺されてしまう。
私は初めて母親に相談した。
母親は心配してくれ、彼と別れることを勧めた。
私とは喧嘩になるので、母親が彼を説得し、私たちは同棲を解消し別れる決断をした。
私が自分の荷物をまとめていると、彼はそれをじっと見つめていた。
なす術もなく、呆然と見ていた。
私は彼を見ないように荷造りを進めた。
彼は急に呟いた。
『お願い、行かないで』
私は一瞬、振り返って抱きしめたい衝動にかられた。
やっぱり彼のことがまだ好きだった。
一瞬でも幸せにしてくれた彼。
あの地獄の家から救い出してくれた彼。
でも…
また戻っても同じことの繰り返し。
私は涙を堪えながら、彼の呟きには聞こえないふりをし、二年間住んでいたアパートをあとにした。
彼は呟いたきり、追ってはこなかった。
彼と同棲を解消したあと、私には住む家がなく、一旦実家に帰ることになった。
父親は相変わらず恐怖の塊だった。
彼の暴力と、父親の暴力。
毎日フラッシュバックしてはなんともいえない恐怖に、夜も眠れなかった。
今思えば、あの時から不眠症が始まっていたのかもしれない。
そんな時、会社の他の部署で働いていた大学生のアルバイトの男性と仲良くなり、遊びに行ったりしているうちに、彼のことを好きになってしまった。
お互い好意があることを知り、私達はお付き合いすることになった。
彼は一人暮らしをしていたので、そこに転がり込むように実家を出て同棲生活を始めた。
その彼とは半年ほど続いたが、女癖が悪く、浮気が発覚したため、またすぐに同棲を解消した。
ほんとに馬鹿な自分。
馬鹿だからこんなのしか掴めないんだ。
だけど悩んでる暇もなく、次に住む家を探さなければならない…
実家に戻るのだけはやだ。
私は彼の浮気にもショックを受けたが、住む家がないことにかなり途方にくれていた。
そんな中、女友達が見るにみかねて、うちにおいでよと言ってくれ、女友達とルームシェアするような形でやっと家を確保することができた。
この時、17歳。
神様は試練も与えてくださるけど、救ってもくださる。
まだまだ捨てたもんじゃなかった。
その女友達は、定時制の高校の同級生で、彼女も家庭の複雑な事情を抱えて生きていた。
境遇が似ていたたためか、私達は遅くまで語り合ったり、励ましあったりとよき親友であった。
彼女は料理も上手で、キレイ好きのため、家事は大抵やってくれていて、非常に助かった。
なにより、彼女と暮らしていて、すごく楽しかった。
彼女には年上の彼氏がいて、彼氏がくる日は私は出かけるようにし、プライベートな時間もお互い持てるように気を配った。
ちなみに彼女の年上の彼氏とは不倫だった。
わたしはこの男の人のどこがいいんだろ?と内心思ってはいたが、そこは個々の自由なので口だしはしなかった。
個人的に私はその彼氏が人として好きではなかった。
何か胡散臭いというか、信用できない人間性を匂わせる男だった。
でも、その予感は当たっていた。
わたしに被害が及ぶまでは、まさかそんなことが起きるとは思ってもいなかったが…
ある日の夜。
いつものように家に帰ると、ルームメイトとその彼氏が一緒夕食を食べていた。
あーごめんごめん、彼氏来てるって知らなくて。
私出かけてくるねー。
そう言って私は繁華街に出かけ、朝まで飲みあかした。
大抵、友達の彼氏は朝になるといなくなっている。
私は友達も次の日仕事だと知っていたし、自分は休みだったので、心おきなく飲んで騒いで早朝に帰宅した。
久々に酔っ払い、かろうじて意識のある程度。
自宅は二間続きの1DK。
玄関のドアを開けたら居間があり、その奥に寝室がある。
アコーディオンカーテンのみで仕切られる、狭い部屋。
私は朦朧とした意識のなか、自宅に着いてすぐ居間で倒れこむようにして寝てしまった。
数時間後、ガサガサという音で目が覚め、ふっと顔を上げると、友達が仕事へ行く準備をしていた。
あー寝てて寝てて。
彼氏も隣の部屋でねてるけど、もうすぐ帰ると思うからゆっくり寝てて。
彼女はそう言って仕事に出かけて行った。
あの彼氏まだいるんだ。
早く帰ればいいのに。
そう思いながらいつの間にかまた眠ってしまっていた。
昼をすぎた頃だっただろうか。
その年は記録的な猛暑で、あまりの暑さでぼんやり目が覚めた。
あー頭痛い…飲みすぎた…
二日酔いでさっぱり起きられない。
うつらうつらしながら具合の悪さに耐えていたその時。
ふっと体が宙に浮いた。
え?
なんだ?
びっくりして目を開けると、友達の彼氏に体を持ち上げられていた。
え?え?え?
酩酊状態の私は状況が理解できなかった。
そのまま隣の部屋のベットに放り込まれ、その彼氏が上から覆いかぶさってきた。
無理矢理キスをされ、一瞬で服は脱がされた。
物凄い力だった。
私はあまりの怖さに声が出なかった。
だけどこのままでは犯される。
友達の顔が脳裏に浮かんだ。
次の瞬間、私は大声でやめてー!と叫んだ。
なんだったんだろう…
悪夢?
半裸で呆然としていた私は、すぐにまた友達の顔が頭に浮かぶ。
なぜか物凄い罪悪感にかられる。
どうしよう、友達には言えない。
でもあの獣と大切な友達が、何事もなかったかのように付き合っていくのは、なんだか非常に残念だ。
でも自分からは言い出せない。
恐怖と疲労の中で、悶々と一日中考え続けた。
- << 23 その後、どのように過ごしたかは覚えていない。 猛烈な暑さだったのだけは覚えている。 いつの間にか日は暮れていた。 『ただいまー』 あ… 彼女が帰ってきた。 私はおかえり!と元気に言ったが、内心は複雑な心境だったためか、彼女の顔を見ることができなかった。 それ以来、ショックと得体の知れない罪悪感で、彼女との距離を微妙に置くようになってしまった。 私は小さい時からよく日記を書いていた。 あの獣のことも、彼女への想いも、泣きながら記した。 どうしていいかわからない。 誰に相談すればいいのかわからない。 また自分の中で消えたい願望が芽生える。
>> 18
なんだったんだろう…
悪夢?
半裸で呆然としていた私は、すぐにまた友達の顔が頭に浮かぶ。
なぜか物凄い罪悪感にかられる。
…
その後、どのように過ごしたかは覚えていない。
猛烈な暑さだったのだけは覚えている。
いつの間にか日は暮れていた。
『ただいまー』
あ…
彼女が帰ってきた。
私はおかえり!と元気に言ったが、内心は複雑な心境だったためか、彼女の顔を見ることができなかった。
それ以来、ショックと得体の知れない罪悪感で、彼女との距離を微妙に置くようになってしまった。
私は小さい時からよく日記を書いていた。
あの獣のことも、彼女への想いも、泣きながら記した。
どうしていいかわからない。
誰に相談すればいいのかわからない。
また自分の中で消えたい願望が芽生える。
毎日モヤモヤした気持ちで過ごしていたある日、彼女のほうから話があるんだけど、と突然言われた。
なんだか非常に嫌な予感がした。
彼女も暗い顔をしている。
私はわざと、どしたー?と明るく言う。
すると彼女は小さな声で話し出した。
『○○(友達の彼氏の名前)とやったんだね』
え?
なんで知ってるの?
いやいや、やったというか、一方的にレイプされかけただけ…
私は言葉を発することができなかった。
なんて説明していいかわからなかったし、そもそも彼女がなぜそのことを知っているのか疑問が先に浮かんだ。
沈黙が続いた。
その沈黙を先に破ったのは彼女だった。
『信じてたのに!信じてたのに!一体何してくれるの!?
あんた、最低だよ!最低な人間だよ!』
彼女の泣き叫ぶ声に、私はうろたえた。
だけど次の瞬間、私の中で今まで堪えてきた気持ちが一気に爆発した。
『最低なのはどっちかわかってないよ!本当のこと知ってるの!?あんたの男は私を無理矢理犯そうとしたんだよ!私は大事なあんたを悲しませたくなかった。だからずっと悩んでいた。全部私のせい!?私のせいにしたいならしなさいよ!』
飲んでいたビールを壁にぶつけた。
私は悔しさで一杯で、涙が止まらなかった。
彼女も半狂乱になって泣いていた。
ここにはもう居れないな…
友達ともそれ以来口をきいていない。
結局、彼女への誤解は解けなかった。
大切な友達だったけど、この狂った歯車は元に戻せなかった。
私は彼女に黙って不動産屋に出向き、姉からお金を借りて一人暮らしすることを決意した。
後で知ったことだが、あの獣にレイプされそうになったことをなぜ彼女が知ったのかというと、私の日記をこっそり読んでいたらしい。
そのことにも絶望した。
人の日記を無断で読んだことが悲しかった。
それに日記には怒りと悲しみと葛藤を記していたはずなのに、彼女はそれを理解せず、私が横取りしたかのように責めたてたことが、何よりも残念で仕方なかった。
また引っ越しか…
私は彼女のいない平日を選んで、その家を後にした。
17歳、初めての一人暮らし。
今まで転々と人の家を渡り歩いてきた私は、荷物と言えば布団と洋服だけ。
家電など買う余裕もなかった。
7畳のリビングと3畳のロフト付きの狭い家だったが、自分の居場所が確保できて、ひとまず安心した。
だけどテレビも冷蔵庫もない…
私は家電を買うため、更にアルバイトを増やした。
会社と学校とアルバイト。
肉体的にはきつかったけど、生きるためには仕方がない。
そう割り切って、がむしゃらに働いた。
そんな忙しい日々を送っていたが、アルバイト先で三歳年上の男性に恋をした。
彼はバーテンで、その当時はすごく大人に見えたし、加えてイケメン。
顔を合わせているうちに、彼も自分に好意を持ってくれ、私達は付き合うようになった。
彼との付き合いは、主にバイトが終わった後に、少しお話をして帰るといったシンプルな付き合いだった。
路地裏でキスをしたり。
公園で朝までしゃべったり。
そんな小さなことが、私にとってはとても幸せだった。
だけど何故か彼は休みの日は連絡が途絶える。
そしてお互いに家を行き来したことがなかった。
私はふと疑問に思って、ねぇ今度おうちに呼んでほしいなーと何気なく言うと、あー今度ね。でスルーされる。
反対に、私の自宅に呼ぼうとしても、彼は頑なに断って帰ってしまう。
なんかおかしい…
馬鹿な私でも、さすがにわかるあからさまな彼の対応。
数ヶ月付き合ったのち、うちには来てくれるようになったが、やはりすぐに帰ってしまう。
私が寝ている間にうちに入ってきて、セックスだけして帰っていったことも度々あった。
さすがに変だと思い、私は彼に言った。
なんで自宅教えてくれないの?
なんかまずいことでもあるの?
そうすると彼は渋々、じゃあうち来るかい?と言い、私は彼の後を付いていった。
初めて行った彼のマンション。
そこは市内の中心部で、立派なマンションだった。
中に入ると3LDKの、広い部屋。
だが、人が住んでいるような温かみがなく、所々ホコリがかぶっていて、長い間留守にしている空気を漂わす部屋だった。
父親と住んでる、とは聞いていたが、そんな気配もない。
すぐに寝室に通され、彼は勢いよく私を抱く。
一戦交えたあと、私と彼は眠ってしまった。
朝方、インターホンの音で目が覚めた。
私はぼんやり寝ぼけていたが、彼は飛び起きるように玄関へ走っていった。
すると玄関から、女の人が大声を出しているのが聞こえた。
なんだろう?近所からなんかの苦情がきたのかな?と最初は寝ぼけながらうつらうつらしていたが、あまりにも長い時間大声は止まず、彼も戻ってこない。
私は起きて、そっと玄関を覗いた。
玄関の扉の向こうで、彼が若い女性と口論している。
あ…そういうことか。
私は彼の今までの不審な行動の意味がようやくわかった。
ようするに、二股をかけられていたわけだ。
私は彼が戻ってくるまで寝室で身を潜め、口論が終わるのをじっと待っていた。
私が招かれた彼の家は、父親の持ち物で、普段はそこに帰ってはいなく、どうやらその大声で喧嘩していた女性と同棲しているらしい。
人づたえに聞いた話だが、私はできれば信じたくなかった。
こんなことがあっても、彼のことが好きだった。
どこまでアホなんだろうと、自分でも嫌気がさすが、その時は寂しくて寂しくて仕方がなかった。
だから彼の気が向いた時に受け入れ、余計なことは言わないでひたすら彼がうちに来てくれるのを待っていた。
待ちわびるあまり、ずっと窓の外を見つめ、通りすがる車の音に敏感になり、不眠症が悪化した。
そうして毎日が過ぎたけど、彼がうちに来てくれるのは一ヶ月に一回程度。
三十日間毎日眠れない日が続く。
やがて会社も度々休むようになった。
学校も行かなくなった。
これまで必死に逆境を乗り越え、なんとか生きてきたが、急にプツンと糸が切れた。
疲れた。
もう歩けない。
疲れた。
もう生きていたくない。
こんな汚れた人生、こんな情けない人生。
私の精神が崩壊していく。
これは誰のせいでもない、自分で選んだ人生だ。
境遇に恵まれなかったものの、もっとできることがあったのではないか。
馬鹿なおまえが、馬鹿な人生を歩いている、ただそれだけのことだよ。
もっと強く生きれない自分が悪い。
寂しいのを理由に男にしがみつく自分が悪い。
大切な友達をなくしたのも、全ておまえのせいだよ。
会社を休んで人に迷惑かけてる場合か?
学校行かないでこの先どうやって知恵をつけるんだ?
全て中途半端。
最低。
わたしの頭の中は、自分を責める言葉しか出てこなくなっていた。
やがて食事もとれなくなり、三日間覚醒したまま天井を見つめていた時、包丁を無意識に手に持ち、身体中を傷つけはじめた。
首、腹、腕、足。
切れるところは切れるだけ切った。
泣きながら、何度も何度も切った。
朝から焼酎を飲み、時折ゲーゲーと吐きながら、切り刻み続けた。
おまえなんか、生きてる価値なんてない。
おまえなんか、生きてる価値なんてない。
いつの間にか呪文のように唱えていた。
それは夜まで続いた。
何時頃だっただろうか。
突然インターホンが鳴った。
フラフラと玄関に行き、『はい』と返事をすると
俺だよ、俺。会社きてないから心配できてみたよ、と元彼
の声だった。
当時は携帯電話なんてない。
それに家の電話もなかった。
連絡手段はポケベルのみ。
突然の訪問だったが、わたしはドアは開けず、明日からちゃんと行くから安心して、と言って帰ってもらうようにドア越しに話した。
元彼は様子がおかしいと思ったらしく、いいからとりあえず開けてよと言っていたが、大丈夫だから帰ってと繰り返した。
すると元彼は玄関のドアの郵便受けを開け、そこから覗いてきた。
私の身体と部屋中が血だらけになっていることに驚き、開けないと警察呼ぶぞ!おまえ何やってんだよ!頼むから開けてよとドアをドンドンと叩き出した。
それからどうやって病院に運ばれたのかはあまり記憶がない。
気が付くと30針ほど傷を縫られ、元彼におぶさって泣いていた。
19歳になろうとしていたその年。
仕事帰り、行きつけの飲み屋に寄り、いつものように飲んでいた。
そこの飲み屋のスタッフに、仲のいい男友達がいた。
その友達は『俺の同級生なんだよね、仲良くしてやって』
と言い、並んで座っていたカウンターの男性二人を紹介してくれた。
よろしくどーぞー
軽く挨拶をして、友達も交えて和気あいあいと飲んで歌った。
同級生とやらの一人は、とても歌が上手く、私はかなりテンションが上がった。
容姿はそれほどでもなかったが、べらぼうに歌が上手い。
次々にリクエストしてはキャーキャーはしゃいだ。
帰る頃にはすっかり仲良くなって、また飲もう!と約束をした。
それ以来、その友達の飲み屋に行くたび、彼を呼び出しうっとりと歌に聴き惚れた。
妊娠の事実を話した後、彼は黙っていた。
なぜか顔が曇っている。
私、生むつもりだよ。私は彼に話した。
彼はしばらく考えた後、彼の口から驚く言葉が飛び出してきた。
悪いけど、堕ろしてくれないか。
彼は泣いていた。
私は一瞬目の前が暗くなった。
まさか、この人までこんなこと言うの?
なぜ?
私も泣きながら彼に理由を問う。
彼は、親の借金返済で、お金がないと言った。
私はその事実を初めて知ったが、それでもどうしても生みたい!
親に話そう、それでわかってもらおうよ!
何もしないで、ただ堕ろせなんてひどいよ!
私は子供のように泣いて彼にせまった。
彼はごめんの繰り返しで、話にならなかった。
彼との結婚生活は、実家から離れた彼の転勤先でスタートした。
実家から車で三時間ほど。
私は彼しかいない、誰も知り合いのいない土地で、お腹の赤ちゃんと彼を頼りに生活していた。
毎日、彼の帰りが楽しみで、下手くそな手料理もなんとか頑張った。
これが結婚生活の幸せ。
愛する人と、これから生まれてくる二人の結晶。
とても幸せだった。
お金はなかったが、節約も楽しかった。
その反面、なんだか得体の知れない不安が時々襲ってきた。
こんなに幸せなのに、なんだろう。
幸せボケだろうか?
彼が仕事から帰ってくるまで、時々そんな不安感に身体中が締め付けられ、ある時は朝から晩までテレビもつけずに一日中ソファの上でぼんやりしていたり、夕方になっても電気をつける気力もなかったり。
知らない土地で、慣れずにいるだけだろう。
そう思ってやり過ごした。
なかなか新しい環境に慣れず、それにお腹が大きくなるにつれ、出産の恐怖がついてまわった。
彼は元々のんびりしているので、不安を訴えても特にそれに答えてくれることはなかった。
大きな声を出して怒る人よりはましだ。
それに私もいい加減大人にならなくちゃ。
母親になるんだから。
そう言い聞かせて、幸せなことを考えるように心がけた。
寂しくなったら姉に電話した。
姉も地方に嫁いだため、色々と相談にのってくれた。
そうしてるうちに、私は20歳になっていた。
成人式に出たかったが、お腹も目立っていたため、それは断念した。
彼〔旦那〕は成人のお祝いといって、イタリア料理屋に連れて行ってくれた。
普段節約料理ばかりだったので、すごく嬉しかったが、最後にデザートを食べようと思っていたら、旦那が見たいテレビがあるから帰りたいと言い出し、不満を覚えながらも自宅に帰った。
私の成人式よりもテレビをとられたことに、ずっとモンモンとしていた。
んもー。
どっちが子供なんだか。
臨月を迎え、私の出産への恐怖はピークを達していた。
体重も16キロも増えてしまい、更に不安が増した。
ある日の妊婦検診で、胎盤機能不全と指摘され、すぐに入院し赤ちゃんを生まなければならないことになった。
四日間陣痛促進剤を使い、長い陣痛を味わった。
入院して四日目の朝、本陣痛がきて、17時間後元気な女の子が生まれた。
赤ちゃんの大きな産声を聞いた。
陣痛の苦しみから解放された喜びと、ひとつの命が誕生したことに、言葉にならない感動を覚えた。
私は気がついたら、我が子より大きな声で泣いていた。
生きててよかった。
今までの人生の苦しみが、全て胎盤と一緒に出て行った気がした。
本当に生きててよかった。
そして生まれてくれてありがとう。
ハタチになったばかりの私は、子育てに非常に苦労した。
しかもこの土地には、夫以外誰も助けてくれる人がいない。
毎日のように姉に電話し、オロオロとした子育てから始まった。
夫は早く帰ってきては、長女をお風呂に入れてくれたり、とても可愛がってくれた。
長女はとても活発な赤ちゃんだった。
成長も早く、五ヶ月の頃にはつかまり立ちができ、九ヶ月で一人歩きした。
その代わり、言葉を話すのが非常に遅かった。
そして、活発なのとは裏腹に、非常に病弱で、10ヶ月のときに初めて肺炎で入院する。
アレルギーも強く、喘息とアトピー性皮膚炎持ち。
私も初めての子育てで、なにかあるとすぐ病院に駆け込んだ。
喘息発作は昼夜問わず発症した。
一年に四回以上は入院になる。
その度に、こんな病弱に生んでしまって申し訳ない気持ちになった。
治療の度に泣き叫ぶ我が子。
なかなか薬も飲んでくれない。
喘息のために、なかなか寝てくれない。
我が子に喘息を起こさせないように、環境の調整や、内服の管理、何もかも子供中心の生活。
時には泣き止まない我が子を目の前に、自分も泣いてしまったこともあった。
こうして長女が二歳になる頃、また夫の転勤が決まった。
転勤先は実家のある都市、故郷に帰れることになったのだ。
それはそれは嬉かった。
その頃姉も、旦那さんの転勤で故郷に帰ってきていたため、姉とも交流が増えて嬉しかった。
そんな矢先、第二子の妊娠がわかった。
実は予想外の妊娠で、かなり戸惑った。
長女にとても手がかかっていたので、子供は一人でいいと思っていた。
私は悩んだ。
二人育てる自信がない。
でも中絶はだめだ。
その悩みは想像以上に私を神経質にさせた。
再び夫に相談した。
すると夫は
とっちでもいいよ。と言った。
どっちでもいい?
何、その言葉。
生んでも生まなくても好きにしていいよ、俺は決められない。そう言った。
なんて無責任なんだ?
夫も二人目を欲しがっていたわけではないにしろ、あまりにも無責任な言葉に絶句した。
私は長女を連れて、姉のところに家出した。
なんていっていいかわからない悔しさと、これから先の不安、夫への幻滅、色々な感情が織り混ざってベソベソと泣いてしまった。
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来週の金曜日は私の母親の誕生日です、誕生日なので母親の好きな物や欲しい物をプレゼントしよう、と思った…
30レス 412HIT 張俊 (10代 男性 ) -
親が会社に挨拶、、
私はシングルマザーなのですが、子供2人が同時にインフルとコロナになり、会社に迷惑かけました。 社長…
13レス 377HIT おしゃべり好きさん ( 女性 ) -
高熱だと知り長時間放置
先日、私が高熱が出た時の話です。 彼は、彼と一緒に過ごした日が風邪の原因だと、何回も謝って…
13レス 421HIT 社会人さん (20代 女性 ) -
彼氏と分かり合えない。納得できない
親を大事にしない人嫌いって言われました。 私はただ連絡を取りたくないから疎遠になっただけ。 …
85レス 2344HIT おしゃべり好きさん (30代 女性 ) -
がんばっても何も言ってもらえない会社
仕事でがんばっても、成果をだしても、結果をだしても何も言ってもらえない。 がんばってるね、ありがと…
11レス 282HIT 気になるさん - もっと見る