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日韓併合時代の新聞

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名無し
12/09/19 19:42(更新日時)

東亜煙草株式会社の工場を観る。一事務長は、自己の監督せる数百の労働者に就て、其経験を語る、曰く、「当工場に於ては、日鮮人を混淆して、使役して居りますが、朝鮮人は統一的の能力がありませんから、監督の地位に置くことが出来ません、又主動的に物を工夫すると云う様な考及び臨機応変の才が欠けて居ますから、仕事を云い付ければ、其命ぜられた事丈けを行って、途中で障害が起っても工夫して其場を切り抜ける事が出来ません、でありますから改良発案と云う様なことは、夢にも望まれません、根が安逸本位の国民でありますから監督が見て居なければ、油を売る、少しも目を離されません、又少年少女の労働者も使役して居りますが、年齢は十二三歳から十五六歳までで、日給は二十銭から四十五六銭の間であります、之れも目に文字が乏しいのと、頭の働きの鈍いのとで云い付けた仕事しか出来ません、併し鮮人労働者の特兆は従順の点のありますから監督さえしてやれば、相当に用いられます」と、以て其一端を窺うに足るべし。

No.1852162 12/09/19 17:34(スレ作成日時)

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No.1 12/09/19 17:42
名無し0 

次に労働賃銀は、これを在鮮邦人に比すれば、一般に低廉にして、同職業に於て四五十銭乃至七八十銭の安値なるが如し、去三月総督府の調査によれば、邦人一日の賃銀に比し大工石工五十銭、木挽八十銭、煉瓦職五十銭、表具師四十銭、車夫三十五銭、人夫四十銭何れも低廉なるを見る、即ち次の如し。

[図表あり 省略]

斯く、日鮮両労働者の間に賃銀の差違を生じたるは、上記の如く能力に於て日人に及ばざるものあるに由ると雖も、第二の原因として数うべきは、生活標凖を異にする点に存するが如し、即ち、日本の労働者は、文化の度遥に高きが故に、衣食住に対する慾望も、複雑且高尚なれども、鮮人は之れに反し、単純卑近なる生活に甘じ得ると共に、低廉なる賃銀も、尚能く糊口を支うるに足る、是れ学者の所謂「生活最低限度」を異にするものなり。鮮人の労働賃銀は、斯の如く低廉に、其特性は従順なり、工業に農業に、以て其労力を利用すべし、頃者、人力車夫の如き、特殊の技能を要せざるものは、賃銀の低廉なるより、鮮人を用うる傾向ありと、其将来軽視すべからずと云うべし。

No.2 12/09/19 17:47
名無し0 

釜山上陸第一感

船を捨てて釜山埠頭に上る、山河人文形勢自ら新なり、朝鮮も既に内地となりたるなれば、格別事新しく記く必要もなけれど、赤毛存なる記者が目には、千山万水皆之れ所感の種とならぬはなし、浅しや、埠頭の附近は、日本町なれば、街衙の光景何等人目を引くに足らねど、黒帽白衣の鮮人が、日本人と交りて往来し行く様は、朝鮮の地を踏みたる旅客の斉しく、異様に感ずる処なるべし、疎髯を蓄えて、風采逞しき鮮人が、黒帽白衣を身に纏い、威儀堂々として歩める様如何に見ても、衣食に追わるる労働者とは思われず、昔桓武か、奈良朝か、霞める山流るる水を見て、詩歌を詠ぜし大宮人にさも似たり、月花に憧るる世捨人ならばいざ知らず、国際競争の旺盛なる現代に生れ、斯かる悠暢なる民族が、果して生存を全うし得るや、是れ鮮人の前途を思うと共に、記者が小さき胸に浮びし一片の同情心なり、鮮人よ、其白き服と、長き煙管と、威めしき頤髯とを一括して、己れの博物館に贈れ、史家は、時代の風俗を語る考古の材料として喜ぶべく、汝は茲に新装を案出して軽快なるべし、其新装を何にすべきやは汝の適宜なれど、日本人の如く、黒の半被と黒の股引は、其汚れを露わさざるに於て上々なるべく、煙管は短き鉈豆に改め、剃り落したる髯は、再び着くることなかれ、是れ汝を強迫するにあらず、冗漫なる風俗を改良して、活力を増さしめ、一日も早く、文明の民たらしめんことを思えばなり。

No.3 12/09/19 17:54
名無し0 

総督政治の評判

曾禰総監の後を享けて、半島の政治に干与せしは、現総督寺内伯なり、伯の初めて任に赴くや、人は其合邦の功績を揚げて語らず、唯に政治を武断なりと評して、非難攻撃せり、記者這回渡鮮せんとするや、先ず脳中に彷彿せし問題は、総督政治の近況如何の一事なりき、京城仮泊の夜、欄干月を擁して、客と語る、「抑総督政治の非難の矢表に立ちしは、新聞政策の更改に始まる、次で起りたるは、朝鮮会社令なり、日本に馴れたる眼を以て、此等法令政策を見る、不平の勃然として胸裡に湧き来る、強ち無理とは云い難けれど、是れ一千三百万人の小姑大姑の附き纏えるを忘れたる考えなり、朝鮮人も均しく、天の恵を享けて生れたる人間なり、是等民生を度外視して朝鮮の政治は行うべからず、況や新附日未だ浅く、動れば、其の不平を勃発せんとするをや、内地の特権と自由とが、鶏林入道に拘束せられたりとするも、其は已むを得ざる過渡時代の常情にして、是を難ずるものの大局に不明なるを示すものなり、宜なる哉、昨年十一月陰謀事件の北韓に顕るるや、在鮮邦人は、何れも事件の重大なるに震駭し、半島の天地、尚警戒時代にあるを自覚し、曩に総督政治を難詰せし先生も、漸く其鋒鋩を収め、却て其先見の明あるに服せり」と語り去り語り来りて綿々尽きず、記者一日用務を帯びて、総督邸を訪う、主人伯、莞爾として迎え、且語りて言う「京城に来たならば、模範園芸場たる□島に遊べ、朝鮮も隅には置けぬ程立派な産物が出来るよ」と、其日は恰も日曜日なりしが、自動車を駆て、□島に一日の清遊を試みたり、寺内伯を称して、武断の権化なりと云うが如きは、未だ一を見て二を知らざるものなり、宜なるかな、年々編出し来る総督府予算案は、毎年産業費に於て膨脹し来るを、口性無き京城童が頃者「産業総督」の異名を伝うと、克勤総督果して満足するや否や。

No.4 12/09/19 18:13
名無し0 

 今の処朝鮮は日本を排斥するに専らな際であり、之を排斥して今一層善くなるを得ば宜いけれど、如何にして独立の実を挙げる心得であるか。総督府の官吏を暗殺するとか、内地人に石を投げるとか云う丈で独立し得るか。日韓併合以前に立戻り韓国独立するとし如何なる国家を作り得るか、全く当て無しの様であって随分之に熱中する所は露国の虚無思想に似て居らぬでない。何でも破壊せば其処に建設があるかに考える。露人は何程か建設するが、之に似て建設せぬとあっては仕方がない。支那が四億の民を以て米国に倚頼し、印度が三億の民を以て英国に支配せらるるのは、絶えず何事かを為しつつ、現状以上に出でぬからでないか。不平を唱え攻撃を試みるのは相手に取って頗る煩わしいにしても、支那自ら、印度自らに取って何程の利益があるか。利益を得るには現状以上に向上すべく努むる所が無くてはならぬ。其人を見れば悧発であり、智慧があり、気力もあり、而して進むべき道を指して進まぬのは何という事であるか。

No.5 12/09/19 19:35
名無し0 

神戸新聞 1911.10.9(明治44)

代用米問題

農商務省は今夏米価高騰の事情に鑑み過般各地方長官に宛て端境期に於て台鮮米代用の儀を照会したるに東京米穀商品取引所に於ては極めて薄弱なる理由の下□公然反対しつつある巳記の如くなり然るに台鮮米代用の実行と否とは大いに我米価調節の上に関係を有するのみならず台鮮両地に於ける産業政策にも密接なる関係を有すること迚今回台湾総督府は農商務省に対し台湾米の品質は漸次改良の実を挙げ今や内地生産品以上の良米を産するに至るの現状にて代用米に認可指令ありたき旨交渉し来り更に朝鮮商業会議所にては代用米認可に何等反対の理由なきを言い産業発展の上より鮮米代用の緊急なる所以を叙し総督府に陳情書を提出したり去れば農商務省当局は台湾朝鮮両総督府の意見を参酌し代用米認可の件を攻究せる上何れかに決定するに至るべし

No.6 12/09/19 19:42
名無し0 

大阪時事新報 1911.10.30(明治44)

米作と外米関係

一見矛盾せる現象

外米市場昨今の荘勢を見るに全く不売れの模様にて□況願る閑散なるものあり之れ一つは本年の豊作に依る次第ならんも大体は□人一□の生活程度の向上したる結果何れも好んで内国米を食し敢て格安なる外米を嗜好せざるに基くものなるに外ならず而かも外来相場は存外の高含みにして一見頗る奇なる現象を呈し居れり即ち過般投商いながらも石五円八十銭位にて商談行われたりし尚貢米が今日六円何十銭に□貴したるが如き甚だ□なる趨勢と云わざるを得ず尤も在庫品は仮令少々宛にても売れ行きつつあるものの此の趨向は少少矛盾せるものなるを思はずんばあらず某外来通の談に依れば今日の所にては外米の値段は日本内地よりも上海香港辺りの方□□安価なるものの如し又本年は外米産地に概して作柄□□からざりしも産地より支那市場への移入は尚且つ相□に出廻り居る模様にて香港米穀市場の如きは却て少なからざる過剰を生じ案外の軟調を呈示しつつありと

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