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私の結婚生活

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ファントム( ♀ Ph521 )
12/05/08 12:06(更新日時)

2005年春
全ての間違いが始まった。




心の均整を保つ為に、過去と今を交えながらここに書き溜めていきます。




No.1696015 11/10/29 15:21(スレ作成日時)

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No.1 11/10/29 16:38
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在1✏


私は、家事を完璧にする。
それは、粗探しをされない為に。



私は育児を1人でする。
それは、文句を言わせない為に。



私は子供との生活を楽しむ。
それは、夫と話さずに済ませる為に。


私は、夫の性的要求に応じる。
それは、殴られない為に…





私は、いつからこんな風になってしまったんだろう。
いつから夫を愛せなくなったんだろう。


私の心の中で絡まってしまった糸を、ゆっくり解きほどいていきたい。


No.2 11/10/29 16:59
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去1🔍


夫が起こした最初のトラブルは、私が妊娠初期の頃だった。その当時はかなりのショックを受けた。
まぁ…今から考えればこんなものは単なる序章に過ぎないのだが。






■■■■■■■■■■


私と夫は職場恋愛で、同棲5年の末に妊娠がきっかけで入籍をした。

職場も同じ。家も同じ。
だが特に喧嘩もなく、24時間一緒にいたが飽き足りないぐらいラブラブだった。



同棲中はもちろん、この妊娠初期にも、まさかあんな事をされているとは知る由もなかった。



No.3 11/10/29 17:36
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去2


私が妊娠初期に受けた内診検査で、「子宮頸管異形成」というものが見つかった。
医師は、「これは近い将来、癌化するかも知れない小さい塊」と説明し、
「レーザーで異形成を焼き切る簡単な処置をしましょう。
麻酔も使わない簡単な処置ですが、念のため処置後の数時間は病室で安静にしていて下さい」と言われた。




営業の合間に軽い気持ちで定期健診を受けに来ていただけの私は、予想もしない展開にパニックになり、すぐさま夫に連絡した。


営業先にいるのか、夫は電話に出ない。私は留守電にメッセージを残した。

次に自分の上司にも連絡して事情を話し、帰社が遅くなる旨を伝えた。






処置が終わり安静にしていると、夫が病室に入ってきた。

麻酔なしでの処置は半端じゃない痛みで、憔悴していた私を夫は労ってくれた。


「2時間ぐらい安静にしてから赤ちゃんのエコーをみて、異常がなければ帰ってくれていいですよ」

改めて看護師さんの説明を受け、疲れ切っていた私は目を閉じた。







No.4 11/10/29 17:47
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去3


♪♪♪~



私はメールの着信音で目が覚めた。
この音は、夫のメールだ。


夫を見ると、私が横たわっているベッドに突っ伏して眠っている。



(会社からかも…)


そう思った私は、躊躇いもなくメールを開いた。





『こちらこそ、ありがとう💕すごく良かった☺絶対また来て下さいね💑』






何?
何?このメール?



私は送信ボックスを開く。



そこには
『さっきはありがとう❤楽しかったよ』と書かれた送信済みメールがあった。



送信時間は、今からたった30分前だった。




No.5 11/10/29 18:52
匿名 ( HdE4xe )

了解(^-^ゞ

No.6 11/10/29 19:14
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去4


今から30分前…


30分前といえば処置が終わり、夫に見守られながら目を閉じた頃だろうか。




『さっきはありがとう』



さっき?



仮に昨日のことなら『さっき』とは言わない。
さっきっていつ?
まさか、営業中?
まさか、私が処置をしている間?



そんなことより…『良かった』ってなに!?
ストレートに考えれば、セックスしかない。







一体何なの!?
どういうことなの!?



私はまだまだ痛む子宮の辺りを押さえながら考えた。



そうだ!




おもむろに夫の発信履歴を調べた。




発信先は全て営業先の名前だが、私は時間的にそれと覚しき番号に目星をつけて自分の携帯に登録した。



そしてまた眠ってしまったのだろうか。
その後のことはほとんど記憶にない。




No.7 11/10/29 19:22
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在2


聞かれたことには答えるが、こちらからは話しかけない。



煮えたぎる気持ちはあるが、何を言われても応じない。






今日は、「コーヒーの混ぜ方が足らない」とキレられた。

混ぜ直すと

「最近の日々のお前の態度が気に入らない。傷つくんや。こっちは。ずっと心に引っかかっている。だからつまらんことでもキレたくなる。気に入らない」と。



あなたのしてきた事で、私が傷付かなかったとでも思ってるのだろうか

No.8 11/10/29 19:42
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在3


夫は、総じて「自分が全て」だ。


今日のこともそうだ。
『妻に冷たく当たられている自分が可哀想』


それに至る背景や、そうなってしまった私の気持ちなどは関係ない。単に『俺が可哀想』なのだ。


No.9 11/10/29 20:43
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在4


ごくごく些細な事柄だが「自分が全て」を代表するような、夫の日常的な行動がある。
それは、大袈裟に『痛がる』ことだ。



寝転がっている夫の足を、私が踏みそうになったことがある。
実際に踏んだのではなく、「踏みそう」だ。体重の1/4も掛けていない。踏みそうになった瞬間に夫の足に気付き、慌てて別の場所に足をついた。
その瞬間「いっ痛っっったぁぁ~!!!!」と大絶叫。

踏んだ側にも、自分が相手にどの位の痛みを与えてしまったかをある程度は分かるものだ。
今のは、踏んだと言うより当たったと言う程度。

しかし私が悪いので「ごめんね」と謝るものの、夫は「痛たっぁ~」としつこい。
「そんなに痛かった?」と聞くと



「踏まれた者が『痛い』って言ったら痛いんや!お前にはこの痛みが分かるんか!?お前も同じことされたら同じように言うはずだ!」




ちなみにこれは、喧嘩もしておらず険悪でもなかった時の日常の1コマ。


No.10 11/10/29 21:03
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在5


この足踏み事件の時、私は臨月間近だった。足元が見えにくいのだ。
だからと言って、踏んでも良いでしょ?と言っているのではない。謝りもした。
なのに、「踏まれた痛みは~」なんて言い出す夫にハテナマークが出た。



寝転がる自分の足につまずき、よろけた妻に「ごめんごめん。大丈夫?」ぐらいの言葉を掛けることはあっても
踏まれた痛みを語る夫なんているのだろうか?



当時の私は何かが引っかかった。
まぁ、今から思えばこんなのは序の口だけど(笑)




今でも夫は、毎日のように「痛い」と絶叫している。



子供がぶつかって来た時
子供の手が当たった時
子供と布団でふざけている時




夫の絶叫のうち、本当に痛いのが何回あるかは分からない。

子供の不注意とは言え、ぶつかったり当たったりした子供をまず「大丈夫?痛かった?怪我はない?」と聞くのが親。


痛い痛いと叫び、「見てみろ!パパのここが赤くなったじゃないか!」と子供に言う夫にうんざり。変わらないのね。

こんなのは、ほんと些細なことですが…


色々と思い出してしまい、現在の本筋から外れてしまいました🙇




No.11 11/10/29 21:17
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去5


その日は会社に戻れるような体調ではなかったので、直帰させてもらった。
夫もいつもより早く退社し、夕食を作ってくれた。


少しだけ夕食を頂き、私は寝室に戻りまたベッドに潜り込んだ。



「まだ痛むの?」
寝室を覗きに来た夫は心配そうに聞いてきた。


「ちょっとだけ。でも横になってたら平気だから心配しないで」
私は答えた。



本当に痛いのはお腹ではなく、心だった。



夫の顔を見ていると、問い質したい衝動に駆られた。
しかし今は真実を知りダメージを受けれる体調ではない。だから私は寝室に逃げ込んだ。



焼き切った傷口がキリキリと痛む。



私は無理やり眠りに就いた。




No.12 11/10/29 21:36
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去6


翌日からはまた仕事に追われ、あっと言う間に夜になった。

夫と二人で外食して帰宅すると、夫はすぐさまベットへ向かい眠ってしまった。
私はシャワーを浴びてから着替えを取りに寝室へ向かうと、夫の話し声が聞こえた。内容までは聞こえないが、夫のくぐもった声が聞こえていた。






翌日、私は病室で控えていた番号に電話を掛け始めた。


控えておいた番号は全て固定電話の番号だったが、一件目の発信でそれらしきものにヒットした。




「お電話ありがとうございます。丸の井亭別館です」




「間違えました…すみません」
私は電話を切った。



午前中の営業を早めに切り上げ、私は昼食を諦めてネットカフェに向かった。

No.13 11/10/29 21:58
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去7


ネット版タウンページで「丸の井亭別館」の検索をかける。
予想通り「旅館」でヒットした。



念のため、再びその番号に電話を掛けた。


「お電話ありがとうございます。丸の井亭別館です」



「宿泊予約をお願いしたいのですが…」


電話口の男性が困惑している。


「宿泊予約、です。出来ますか?」
再び言う。


「お泊まりは…お客様ご本人ですか?」


「はい。私です。
そちら、旅館ですよね?ネットで調べて掛けているんですけど…」
私は何も知らないフリを装った。



「こちらは…時間単位でご利用頂く男性専用の旅館となっております。」





私の予想通り、丸の井亭別館は売春宿(この言い方が正しいのかは分かりません)でした。




No.14 11/10/29 22:21
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去8


夫が、売春宿に通っている。
しかも、一度や二度ではない。商売女とメールのやり取りまでする仲なのだ。


そして真っ昼間に。
酔った勢いとか、仲間に連れられて…ではない。
真っ昼間に自らの意志で予約し、シラフの頭で通っているのだ。


夫は確かに性欲が強い。1日おきにでもやりたがる。
だが、私が妊娠しセックスレスになっているわけではない。
妊娠発覚後も、週2以上でセックスをしている。



なのに、売春宿に通っていたなんて…。


当時の私は、ショックと夫への不信感でいっぱいになっていた。
初めて受けた裏切りに涙が止まらなかった。
何食わぬ顔で私を騙し、平然と日常をこなす夫。

癌化の可能性と言われ、耐え難い痛みの処置を受けた私の横で商売女にメールを送る夫。


夫の神経が信じられなかった。
人間性を疑った。
もう絶望的だと思った。


しかし、こんなことは夫の本質のごくごく一部に過ぎないなんて当時の私は知る由もないのだが。




No.15 11/10/29 22:33
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去9


売春宿のことが分かっても、私は夫に何も言えずにいた。
どういう風に切り出せば分からなかったのだ。


今切り出せば、「あなたのメールを見たんだけど…」と言わざるを得ない。
しかし夫の性格上、自分の不貞を棚に上げて「勝手にメールを見るなんて心外だ」と私を攻めてくるのではないかとも思えた。



切り出せないまま数日が過ぎていった。




異形成の処置から1週間が過ぎた頃、再び検査を受けた。


その際に「陰部に痒みはありませんか?」と聞かれた。

確かに痒みがあった。



そう告げると、ある性病にかかっていると言われた。




No.16 11/10/29 22:43
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去10


タンポンのような薬を挿入され、塗り薬を貰った。

感染源を尋ねると、「外部感染ですかね~」と医師は苦笑いした。


性病には、ストレスや自己の菌で発病するものもあるが
私の感染したものは「他者からの感染」だと言われた。
「出産までに治れば赤ちゃんには影響ないよ。大丈夫だから、心配しないでいいよ~」と医師は言ってくれた。





売春宿通いの夫から移った性病…


夫に攻撃を開始する糸口を見つけた私の 怒りは最高潮に達していた。



No.17 11/10/29 23:03
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去11


平常心を保ちながら 何とか仕事を終え、夕食を済ませてから私と夫は帰宅した。



「今日の健診、どうだった?」優しく夫が聞く。


「赤ちゃんも元気だし、異形成の部分も異常はないって」


良いパパぶって安堵するフリを見せる夫にムカつき、私は少し大袈裟に言った。
「でもね、私…悪い性病みたい。出産までに治らないと赤ちゃんにも感染するんだって」
病院から帰ってから、会社で調べておいた最悪の事実を夫に伝えた。


夫が真顔になる。
その反応を見ながら私は続けた。



「この性病って、他者感染…すなわち夫からしか感染しないんだって。あなた、心当たりあるんでしょう?」


夫の顔色が変わる。


「そういう所に通ってるんでしょ?」





「ごめん…一度だけ…。以前、常務と飲んだ時に、酔った勢いで…」



常務と飲んだのは、今から半年以上前だ。
私が妊娠する3ヶ月も前だ。そんな昔から通っていたのか…

「常務との飲みは半年以上前でしょ?
そんな前の病気が今頃発症するやけないでしょ!?
一度だけじゃないでしょ?現在進行形なんでしょ!?」






夫は全てを認めた。



No.18 11/10/29 23:38
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去12


最初の一回は本当に「常務に誘われて酔った勢い」だったと言う。


しかし私が妊娠し、アソコの締まりが悪くなり、お腹にも気を使うからセックスに満足できなくてついまた売春宿に行ってしまったと夫は言った。
仕事のストレスもあり、それからは週イチで通っていた…と。




仕事のストレスって何よ!
私はあなたと同じ会社、同じ部署、同じ営業の仕事をしているのよ!
初めての妊娠や次々のトラブルでストレスを感じてるのはお互い様でしょう!?


それに私はあなたの子供を宿しているのよ!
締まりが悪いとかセックスに満足出来ないとか…どれだけ自分本位なのよ!


私は生まれて初めて、他人に声を荒げた。


しかし夫は、部下の数とか勤続年数とか意味不明な私との差を上げ連ねたり
妊娠したお前はイライラしてるから嫌だと愚痴ったり、どれだけ自分が辛いかを語り出した。



「悪いのは俺だけど」と前置きはするが、以下の文面は自分の辛さと私への不満ばかり。


何をどう言おうが、全く話にならない。
下手すれば、妊娠して締まりが悪くなり、妊娠してセックスに集中出来ないようにしたお前が悪いとも言いたげな流れ。


自己防衛の為に総攻撃してくる夫に、私は呆然とした。

世の中には、こんなに話しの通じない人間がいるのか…そしてそれが我が夫であることに愕然 とした瞬間でした。




No.19 11/10/30 00:05
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去13


その後は、どういう風に修復したのかは記憶にない。


はっきり覚えいるのは、「離婚は出来ないから許すしかない」と決断したことだけ。


今も昔も、私が許し何もなかったかのごとく優しく振る舞えば、夫は即座にそれに反応して楽しく冗談を言ってくる。「険悪な空気は嫌い」なんだそうだ。
だから、ある意味では私次第でもある。


当時は入籍から間もなく、私のお腹には夫の子供がいた。
不信や疑問はあるがこれぐらいは乗り越えないといけないと決意し、十分に釘を差した後に私は夫を許すことに決めた。
夫は即座に何もなかったのごとく明るく振る舞った。
記憶にない程すんなり許し、夫婦関係を修復できたのは、当時はまだ夫を愛していたからだと思う。

本当に…本当に私は夫のことが大好きだったのだ。ほんの最近まで。
底抜けに明るい性格。マイナス思考の私とは対象的な楽天さに整った顔立ち。
本当に、本当に大好きだった。



しかしその1年後、全く別の形で私は再び騙されることになる。

私の中で、最初の大きな亀裂が入ってしまった出来事だ。



No.20 11/10/30 00:28
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去14

出産前に私は退職し、それと同時に夫は転勤になった。


転勤先は、私の育った町に近い都市。
それまではずっと九州にいたので地元へ近くへの転勤と地元近くでの出産が嬉しくてたまらなかった。





私には両親が居ない。
夫のご両親は健在だが、夫が前妻と離婚をした頃からご両親とは疎遠なままだそうだ。
そんな中、私たちは結婚に至った。文字通り、2人だけの結婚だった。


頼れる身内のない中での出産には不安があったが、いくら不安がっても誰もいないことには変わりない。
だから、偶然にも産まれ育った地元近くへ戻れただけでも私は嬉しかった。



そして私は夫に付き添われて無事に出産した。可愛い男の子の誕生に、私たち夫婦は涙を流した。


人生で一番幸せな一時だった。



No.21 11/10/30 01:06
ファントム ( ♀ Ph521 )

🔍過去15

産後の入院中、息子は任意の聴力テストを受けた。


夜7時頃、病室に来た看護師から「何度も検査をしてみたが、息子さんの右側の耳の反応がない。聞こえていない」と告げられた。「明日、専門の小児科医に再検査をしてもらいます」と。



私はどうしても信じられなかった。
息子とは母子同室でずっと一緒に居るが、大きな音に反応している様子を何度も見ている。


「聞こえているような気がするのですが…」私は看護師に言った。


「右側は聞こえてません。左側で聞こえて反応しているだけては?だって、右側は全く無反応ですよ」看護師は冷たく言い放った。



ショックで涙が止まらないまま、私は震える手で夫に電話を掛けた。




No.22 11/10/31 20:08
ファントム ( ♀ Ph521 )

>> 21 🔍過去16

午後8時。
夫が終業しているであろう時間に電話を掛けた。

電話が通じるや否や夫は言った。「ごめん…今日はそっち(病院)に行けそうにない」
夫の背後は騒がしかった。



「そうたんだ…飲んでるの?」
会いに来て欲しい気持ちはあったが、私はそれを押し殺した。
「今ちょっとだけ話せる?子供のことなんだけど…」




「いいよ」
夫の背後は相変わらず騒がしいまま。
席を立つつもりはないらしい。



私は検査結果と看護師に言われた言葉をそのまま夫に伝えた。




夫は言った。
「大丈夫だって。絶対に大丈夫。」




私は泣きながら夫に不安を伝えたが、夫は『大丈夫だ』と言う言葉しか言わない。最後には「また明日聞くから。再検査の結果を教えて」
と電話を切られてしまった。



私は眠れぬまま朝を迎えた。



  • << 43 🔍過去17 結果的にはドクターによる再検査で異常はなく、息子の聴力は正常だった。 どうやら最初の簡易聴力検査の使い方が悪く、機械が正常に反応していなかったらしい。 今となれば笑い話だが、この事件は夫の冷たさの片鱗を垣間見た瞬間だった。

No.23 11/11/06 21:39
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在6


今日、友人の結婚祝いに行った。
夫婦共に私の高校時代の貴重な親友。
奥さんに当たる友人が妊娠中の為、風邪気味の子供ら(6歳4歳)を旦那に任せて1人で出掛けた。
子供を旦那に預けて外出するのは、実に8ヶ月ぶり。
2月の同窓会以来だ。


片道1時間15分なので往復では2時間半。
滞在時間は1時間半。計4時間。
朝10時に出るなら2時には帰れと言われた。




その間も、
「もう相手の家は出たのか」
「ランチは終わったのか」
「電車には乗ったのか」
「今どこだ?」が2回。
「約束の時間には帰れるのか」


たった4時間で6回ものメール。


すぐさま返信しないと、同じメールが数分置きに届く。




No.24 11/11/06 23:14
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在7

電波の悪い地下鉄では、「何故返信しない?」と多数。

最寄り駅に着いたのが13時52分。
「今最寄り駅だから、あと10分で家に着く」とメールをすると、
「俺には『嘘を付くな』と言うくせに、自分は平気で嘘をつくんだな」と旦那からの返信。


私が約束した(させられた)14時を2分ほど過ぎるであろうことが気に入らないらしい。俺に『嘘をつくな』と言うくせに、お前も嘘をついたじゃないか、と言いたいのだ。
(ちなみに、私が旦那にいつも言っているのは、数百万円単位の借金やそれを隠す嘘を止めてと言っている)


腹が立った私は駅から猛ダッシュで帰宅。
何とか14時前に家に着いた。


「ただいま。ありがとう」と言いながら家に入ると、旦那はパソコンで麻雀現在中。

パソコンから顔を上げ「いつも(2月の同窓会を指す)ギリギリまで遊ぶんやな」と捨て台詞。


そのまま寝室に入り、フテ寝。



そして機嫌が悪いまま半日を過ごし、セックスを求めてきた。


低温だが、フツフツと煮えくり返る不快感がくすぶっている。


私が悪いのだろうか?

何を言われても、4時間外出させて貰ったことに感謝すべきなのだろうか?

よその旦那さんも、こんな感じなんだろうか?


今までの積み重ねも加わり、じわじわと来る冷たい怒りが溢れ出ている。


私の我慢が足りない?
私は贅沢過ぎる?

もう、分からなくなる…




No.25 11/11/06 23:58
ファントム ( ♀ Ph521 )

>> 24 ✏現在8

やっぱりおかしいよね…


今日の結婚祝いには、別の高校時代の友人と一緒に行った。


実は私は結婚式にも呼ばれていたのだが、旦那の不機嫌が原因で直前に泣く泣く辞退した。
2月に同窓会、6月に結婚式だったのだが、「外出が多すぎる」と機嫌を損ね、大荒れしたのだ。



今日一緒に行った友人は、6月に出産したばかりで結婚式を欠席していた。だから日を改めての今日、お祝いに出掛けたのだ。




一緒に行った友人には、2歳の子供と5ヶ月の子供がいる。
その友人も旦那さんに子供を預けて今日のお祝いに向かった。


「旦那さん、子守り大変だろうね。快く引き受けてくれた?」と聞くと
「旦那は『ゆっくり息抜きして来な~』って言ってくれたよ。私もみつめ(私)と同じで、2月の同窓会以来子ナシで外出してないからね。昼間の数時間ぐらい旦那が見るのは当然!」と。


当然とまでは言わないが、快く出してくれてもいいよね。普通は。
やっぱ、うちの旦那は器が小さい。小さ過ぎる。
友人宅は大変な2歳と手の掛かる5ヶ月。
うちは6歳と4歳。勝手に食べて勝手に遊ぶし、手も掛からない。
なのにあの態度。
いつも思うが、結局のところ、旦那にとって、私が旦那の知らない世界を持ち楽しむということが旦那には気にくわないのだ。


旦那とのセックスも済んだことだし今から旦那にダメ出ししてやる💢
(セックス前に言うと間違いなく暴れるからね)


No.26 11/11/07 02:03
ファントム ( ♀ Ph521 )

>> 25 ✏現在9

旦那と話をしたが、全くラチが開かない。

今回は、私のたまの外出中にしつこくメールをしてくることをやめて欲しいと訴えた。
旦那は、日常的に1日10件以上のメールを送ってくる。
「今日は天気がいいな」から始まり「子供をもう(幼稚園に)送ったのか」「今日はずっと家にいるのか」「子供はもう帰ってきたか」「上司がウザイ」「子供は公園か?」「今日の夕食は」…
返信が遅れると電話が掛かってきます。


日常ですらこの大量メールなので、私が外出する日などはもう大変だ。
先月、子供が幼稚園に行っている間に、私は友人と百貨店に行った。


「誰と行くの」
「今どこにいるの」
「行くのは○○百貨店か」
「今なにしてる」
「何を食べた?」

数十分おきにメールが来て、返信が遅れると
「返信も出来ないほど楽しんでるのですか」と旦那からのメール。


事情を知る友人も、このメールにはさすがに苦笑い。






話はそれましたが、先ほどこれらの不満?(異常なまでの監視と執着)を旦那にぶつけました。




No.27 11/11/07 02:20
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在10


私はまず、旦那にこう言った。


「今日は子供らを見てくれて感謝してます。ありがとう。でも『今どこ』『昼食は終わったか』『もう出たか』…。時間通りに帰ったのに『ギリギリまで遊んだな』ってダメ出し。
たまの外出ぐらい、どうして快く出してくれないの?」





すると旦那が言う。
「だってお前はいつもギリギリだ。2月の同窓会も、24時には帰ると言って、帰って来たのは23時45分。ギリギリまで遊び過ぎる」


何?
約束の時間の前に帰って来て怒られるって意味分からない。


No.28 11/11/07 02:49
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在11


友人宅までは片道1時間15分。往復で2時間半。
そして友人宅での滞在は1時間半。
合計4時間。


どこで道草したわけでもなく、ほぼ予定通りに行動し、約束通りに帰宅した。
分刻みの行動だから、帰宅がギリギリになるのは仕方ない。
旦那にそう言うと


「片道1時間15分も掛からないだろ?ネットで調べたら、50分だったけど?」と旦那。


それは我が家の最寄り駅から友人宅の最寄り駅までの話で、そこから車で迎えに来て貰って云々…と説明。加えて「そろそろ帰るね」と言ってから席を立ち車に乗るのにも時間が掛かったし…と私は弁明。



でも、弁明しながらだんだん馬鹿らしくなってきた。嫌気が差してきた。小さ過ぎる旦那に。



予定通りに帰宅したのに、なんで私はこんな分刻みの弁明をしなくちゃならないのか。



そして旦那が得意のすり替え術。
「またの外出にいちいち監視メールするな。しかも予定通りに帰ってるのに、文句を言うな」と訴える私に対し
「片道に掛かる時間がおかしい」と論点を逸らして私に詰め寄る旦那。

挙げ句には「たまの休み(旦那の休みは日曜日だけ)に子供を置いて出掛けおいて、文句言うなよ」と更に論点をずらす。



しかし今日の私は負けない。



  • << 30 ✏現在12 「セックスの時、お前の体に力が入っていて気に入らない。他に男がいるんだろ」(旦那とのセックスが苦痛なだけ) 「メールの返信が遅いのは、浮気の可能性がある。何故なら、俺が浮気をしていたから分かる」 「よって、お前が浮気をしていないという証拠はない」 「だからしつこくメールしてしまう」 馬鹿らしい… 全くラチが明かない話し合いだ。 「そもそも、メールの返信がすぐに来ないことが一番気にくわない。 2時間も返信出来ないなんて有り得ないだろう」と。 いやいや…こっちは忙しいんだよ。 自転車で子供ら送迎に、週2の幼稚園の役員と参観、6時まで公園で遊ぶ子供らに付き合う為に昼間からの夕食準備に、パートの仕事。そしてたまの友人との時間。だから(アンタのくだらない)メールの返信が出来ないこともあるんだよ… そう言うと、こっちだって仕事で忙しいけど、2時間も返信出来ないとか有り得ない…云々… 出来るだけ返信はしてるけど、「後でしよう」と思って忘れたりもするし… 2時間も忘れるなんて、俺の感覚では有り得ない💢 全てが「俺様」基準の低レベルさにウンザリ… すり替えに加え『俺様基準』で、全く話が前に進まない。

No.29 11/11/07 03:19
ファントム ( ♀ Ph521 )

>> 28 ✏現在12


毎回毎回巧みに論点をすり替え、結局は私を責めてくる旦那だが、今日の私はメゲなかった。



私はあなたのように、浮気も借金も裏切りもしたことはない。家事は100%、育児は97%私が1人でしてきた。真面目に家事育児をしてきたのに、どうしてそんなに私のことが信用出来ないのか。
たまの外出には必ず不機嫌になり、外出どころか日々の私の日常までも常に監視するのか。
論点をすり替えようとしてくる旦那に、私はブレることなくそう聞き続けた。



No.30 11/11/07 03:47
ファントム ( ♀ Ph521 )

>> 28 ✏現在11 友人宅までは片道1時間15分。往復で2時間半。 そして友人宅での滞在は1時間半。 合計4時間。 どこで道草したわけでもな… ✏現在12


「セックスの時、お前の体に力が入っていて気に入らない。他に男がいるんだろ」(旦那とのセックスが苦痛なだけ)

「メールの返信が遅いのは、浮気の可能性がある。何故なら、俺が浮気をしていたから分かる」
「よって、お前が浮気をしていないという証拠はない」
「だからしつこくメールしてしまう」



馬鹿らしい…


全くラチが明かない話し合いだ。



「そもそも、メールの返信がすぐに来ないことが一番気にくわない。
2時間も返信出来ないなんて有り得ないだろう」と。



いやいや…こっちは忙しいんだよ。
自転車で子供ら送迎に、週2の幼稚園の役員と参観、6時まで公園で遊ぶ子供らに付き合う為に昼間からの夕食準備に、パートの仕事。そしてたまの友人との時間。だから(アンタのくだらない)メールの返信が出来ないこともあるんだよ…
そう言うと、こっちだって仕事で忙しいけど、2時間も返信出来ないとか有り得ない…云々…



出来るだけ返信はしてるけど、「後でしよう」と思って忘れたりもするし…
2時間も忘れるなんて、俺の感覚では有り得ない💢


全てが「俺様」基準の低レベルさにウンザリ…



すり替えに加え『俺様基準』で、全く話が前に進まない。


No.31 11/11/07 04:11
ファントム ( ♀ Ph521 )

>> 30 ✏現在12


それでも何とか話を進めて行くと、旦那がようやく本音の一部を口にした。


「仕事がキツい。お前は俺をサポートするつもりはないのか」と。



私も元同業者だ。
この仕事がキツいのは知っている。


だから家事はもちろん、旦那に乳児期の育児を頼んことはない。
私は実家に帰らずに二人の子供らを産んだが、旦那には沐浴すら一度たりとも頼んだことはない。
旦那は明け方まで飲みや、産後10日の私と1歳の子供を置いてゴルフ旅行や海外旅行。女と食事にも出掛けていた。
今でも、月1~2回しか子供らを風呂に入れてくれないし
子供の歯磨きなんて数える程しかしてれない。頼んでもしてくれない。


なのに「俺をサポートしろ」


家事を完璧にこなし、日常の育児は一切旦那に頼らず6歳と4歳まで育て、子供らの幼稚園の係もこなし、旦那の借金のためにパートもする。


なのにサポートしろ?


これ以上のサポートがあるの?


てか、あんたは私をサポートしてくれたことがあるの?




あぁ…
もうこの人は無理。
結果的な事を言ってしまった…

なんだかで淡い期待はあったけど、もう無理…



No.32 11/11/07 04:39
ファントム ( ♀ Ph521 )

✏現在15(カウントがおかしくなっていました。すみません)



今日行った、友人夫婦の家。二人は本当に幸せそうだった。
友人夫婦は結婚自体は最近だが、二人は高校時代からの仲だし、もう10以上同棲している。よって付き合いは長い。
なのに、とても仲良しだった。当たり前だが、普通に会話をしている。


うちも同じく同棲10年。なのに全く違う。



私もつい最近まで、旦那のことがめちゃ好きだったのにな…
散々騙され裏切られてきたが、それでも何故か大好きだった。

しかし、今年の2~3月に掛けてのトラブルで、10年越えの愛も一気に冷めてしまった。冷めたと言うか、とうとう旦那の底を見た、遂に旦那に絶望したと言う感じ。
今は…正直、もう会話もぎこちない。



その経緯は🔍過去版で書いていきたい。



No.33 11/11/15 04:48
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在16

今日、ダンナがまたやった。
最後に暴れたのは去年の9月なので1年数ヶ月振りぐらいだろうか。




全ての家事育児、明日の仕事の準備を終えて0時過ぎに就寝した私。(ダンナは『飲みたい気分』と言い飲み)



0時半頃だろうか。
鳴り響くインターホンで目が覚めた。

起きてモニターを確認するも無人。
しばらくして携帯を見ると、ダンナからの着信あり。
インターホンは旦那だった。


インターホン越しに「どうしたん?鍵は?」(旦那はいつも必ず鍵を持っているので自分で開ける)と聞いても
「このクソ女!」「いつまで寝てるんじゃ!」と呂律が回っていない。




嫌な予感で玄関を開けたが、やはり予感は的中した。




No.34 11/11/15 04:58
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在17


リビングに入るなり何かを叫びながら手当たり次第に物を投げまくり、皿や照明器具を割り、窓に向かって椅子を投げ始めた。

照明器具のガラスが割れる音で子供が叫ぶ。「パパ、やめて!!」


ごめんごめんと子供に言うものの、「悪いのはこのクソ女(私)だから」と子供に言う。



散々暴れ叫んだ後、無理やりセックスを求めてきた。火に油を注ぐことになるのは分かっていたが私は断った。


いつもなら事を荒立てない為に黙って応じるのだが、そんな惨めなことはもうイヤ。今日は断固拒否した。


長い夜になるのを覚悟で…

No.35 11/11/15 05:07
みつめ ( ♀ Ph521 )

>> 34 ✏現在18


いつもの如く「拒否るなら、風俗に行くから金をくれ」
いつもならセックス出来ない(したくない)理由を話して旦那をなだめるのだが、今日はお金を渡した。家にある有り金全て(15000円)を「行ってくれば?」と言って渡した。



「行くのは面倒くさいから、デリヘル呼ぶぞ!」と威嚇。
「子供が寝てるねんで。呼ぶのは止めて。行って」と頼むものの「うるさい!黙れ!全てお前が悪いんじゃ!」



もう無視することに決めて、私は布団に戻った。





旦那の話し声…



本当にデリヘルに電話している。
しかし値段交渉が成立しないのか、何件も掛けている。正気の沙汰ではない…



No.36 11/11/15 05:16
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在19


4件ぐらい掛けた後に、寝室のドアを蹴る音。


「おい!金が足らんのじゃ!(クレジット)カードよこせ!」


子供らがびっくりしてまた起きる。


「カードじゃカード!」
「カードは渡しません」
「よこせ!カード!」
壁や扉を
ガンガン…
バンバン…


「俺のセックスは拒否る。俺の金で生活してるくせに、カードは渡さん…お前なんか用ナシじゃ!お前の代わりはなんぼでもおるんじゃ!さっさと出ていけ!!」

どれだけ冷静に理論立てて対処しても、酔っ払いには通じない。


カードを諦めた旦那は、私のズボンを引っ張りながら自分のズボンを下ろし始めた。




No.37 11/11/15 05:36
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在20


「私の代わりは、いっぱい居るんでしょう?代わりの所に行ってヤってきてよ。」
「うるさい!黙れ!ヤらせろ!!お前は黙って股開けばええんじゃ!お前の感情?そんなもん知るか!!俺は溜まってんや!8日も出してないんじゃ!」





こういう態度や言葉の数々が、私の中で「セックス=苦痛」となっていることを、旦那をまだ気付かないのだろうか。






言い争いに疲れ果て、私は応じることにした。



風呂にも入っていない臭いモノを口に押し付けられる。
悪臭と苦味で吐き気がするが、「嫌そうにするな!」「ちゃんとやれ!!」と罵声。




しかし、旦那は立たなかった。



「どないしてくれんねん!立たないやないか」
知るかよ!
滑稽過ぎて笑える。


しかし
次の言葉で耳を疑った。




「こんな険悪なムードでされても、立つわけないだろ!!」





いやいやいやいや…


それ、私が最初に言ったことね。
「怒鳴られ暴れられた後にしたくない」って。
それでも「知るか!!股開け!!」と言ったのはアナタですよ。振り出しに戻っちゃいましたね?

ちょっと笑けた。



「それは私も同じなんだけど」と言ってみるが「うるさい!黙れ!」で終わり。
で、また「お前じゃ立たんからカード出せ」に舞い戻り…



旦那は、「もう一度しゃぶれ」「立たせろ」と言いながら股間丸出しのままソファーで寝た。




0時半~4時半まで、4時間の大暴れ。


私は怒りと情けなさで眠れない。あと30分で起床だし…





このまま死んでくれればいいのに…





No.38 11/11/15 06:39
みつめ ( ♀ Ph521 )

>> 37 ✏現在21

今見たら、旦那の鞄がない。
きっと酔っ払ってどこかに置いてきたのだろう。だから家の鍵もなかったのか。


知らんわ。もう…




目的(セックス)を果たした日は、前夜にどれだけ暴れていても翌朝の機嫌は良い。
しかし昨夜は目的を果たさずに寝たから、昼間のメール攻撃や今夜にもまたひと暴れするんだろうな…


もうウンザリ。

No.39 11/11/16 21:00
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在22

月曜日の深夜の騒動の後日談。


火曜日の夕方、向かいのマンションに住む仲良し奥さんから電話があった。
「昨日、旦那さん大丈夫だった?」と。

この奥さん、とても気さくで信頼できるいい人で、子供ら同士も同じ幼稚園。親子共々に仲良くさせて貰っている。


去年の9月に旦那に殴られ私が怪我を負った時は、顔が腫れ上がって鼓膜が破れた私に変わり、幼稚園の送り迎えをしてくれた。
この時からこの奥さん(Sさん)には、DVやモラハラの事を少しだけ話すようになった。



話は逸れたが、その奥さん(Sさん)が「旦那さん、昨夜大丈夫だった?何かあった?」と聞いて来たのだ。



何故昨夜の事を知っているのだろう?

マンションのエントランスで叫んでいたのが、まさか向かいのマンションのSさん宅にまで聞こえていたのだろうか?



「実は昨夜、また旦那が暴れてね…
でも何で知ってるの?」と私は聞いた。


No.40 11/11/16 21:14
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在23


するとSさんが言った。
「うちのパパがベランダでタバコを吸ってる時に、前の道路の真ん中で叫んでる人がいたらしいの。
パパが『あの叫んでいる男性、みつめちゃんの旦那さんじゃない?』って言うから、私もベランダに出たの」とSさん。



以下もSさんから聞いた内容だ。




ベランダで様子を見ていると、道の真ん中で叫んでいた男性(うちのダンナ)は何かを叫びながら乗っていた自転車を持ち上げ、道に放り投げた。
その反動で自分も倒れ、道路の真ん中で横たわったまま動かなくなったらしい。

しばらく様子を見ていたが、起き上がる気配がないので、Sさんの旦那さんが道路まで助けに行ったそうだ。(うちのダンナとSさんの旦那さんは、幼稚園行事などで顔見知り)


助けに出たSさんのパパを振り切り、うちのダンナはマンションに入って行った…とSさんは言った。


暴力はなかったのか?
大丈夫だったのか?

心配してくれていたSさんは、私の仕事が終わる時間を見計らって電話をくれたのだった。


No.41 11/11/16 21:42
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在24

ご迷惑を掛けたことを詫び、心配してくれたことに感謝して電話を切った。




あぁ情けない…


家でも外でも、みっともないダンナの尻拭いと後始末。




話は変わるが、
旦那とはもう10年以上の付き合いとなるのだが、私は旦那の友人を誰一人知らない。
名前も聞いたことがないし、この10年以上、旦那が友人と会うと言ったことすらない。そう、ダンナには友人が一人も居ないのだ。




ダンナは、友人関係を保てるような人間性を持ち合わせていないのだろう。


異性(私も含めて)にはいい顔をして騙し通せても、同性の目は厳しいものだ。

友人が皆無ということが、ダンナの全てを物語っているのではないかと最近思う。

これを10年前に気付けていれば、私の人生は変わっていたのかも知れない。

No.42 11/11/16 22:43
みつめ ( ♀ Ph521 )

✏現在24

月曜日の深夜にダンナが私にしたことに対しては、ダンナにグチグチ言わないしダンナを問い責めないと決めていた。(過去の経験からそう学んだ)
ダンナの口から反省の言葉すら聞きたいとも思わないし。(反省の言葉も結局は口先だけで、ダンナはずっと変わっていない。むしろ、より陰湿で悪質になっているから)


しかし今回は、迷惑を被ったのは私だけではない。Sさんの旦那さんもだ。



それだけは言っておこうと思って、帰宅した旦那に言った。


「昨夜、道路の真ん中で自転車投げて暴れて、Sさんの旦那さんが駆けつけてきたの覚えてる?」


「覚えてるけど…Sさんがチクったのか?
お前はSさんに昨夜のことを、全てSさんに話したのか?」



Sさんに迷惑を掛けたことに気付くのではなく、私がSさんに自分の失態を話したのかどうかしか頭にないらしい。



そんなダンナはスルーし、「今度会った時でいいから、Sさんの旦那さんに謝っておいて。
Sさんは、子供の幼稚園の仲良しさんでもあるのよ。迂闊な行動や迷惑行為は、子供同士の付き合いにも影響し兼ねないから絶対にやめて」
とだけ釘を差した。



本当は、シラフの旦那にもっともっと言いたいことがあるぐらい腸が煮えくり返っていた。


乳児期から育児は私任せ。
大きくなっても子供の入浴すら月イチ。
子供らをお願い、私がたった4時間外出しただけでメールね嵐に嫌味三昧でキレまくる。
暴力、嘘、借金、使い込みのオンパレードなのに、週イチ以上のセックスには応じている。そんな私に向かって「用ナシ」「他にも女はいっぱい居る」


腸が煮えくり返らないわけがない。言いたいことが山のようにある。


しかしグッと堪え、Sさんの旦那さんの件だけダンナに伝えた。



私、よくこらえたよね?
頑張ったよね?




言っても無駄なだけだし、無駄などころかダンナを刺激して更に悪循環になる。

結婚してこの7年で、私はたくさんの事を学び私は変わった。
なのにダンナは全く学ばす、全く変わっていない。



この人はきっと、一生このままなのだろう。

No.43 11/11/16 23:00
みつめ ( ♀ Ph521 )

>> 22 🔍過去16 午後8時。 夫が終業しているであろう時間に電話を掛けた。 電話が通じるや否や夫は言った。「ごめん…今日はそっち(病院)に行け… 🔍過去17

結果的にはドクターによる再検査で異常はなく、息子の聴力は正常だった。

どうやら最初の簡易聴力検査の使い方が悪く、機械が正常に反応していなかったらしい。



今となれば笑い話だが、この事件は夫の冷たさの片鱗を垣間見た瞬間だった。



No.44 11/11/16 23:22
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去18


その後の事件は、聴力検査の件のほんの数日後に起きた。


これが、夫が本性を見せた最初の事件だったのかも知れない。





その前に、婚前の私と夫について少し触れておく。


私と夫は同じ会社の同じ部署(営業)で働いていた。
営業という職種柄、数字に追われるストレスは大きいが、それに見合った報酬がある。


私は常に全支社トップの成績で、収入もかなり多かった。
もちろん夫(その当時は同棲中しているだけで未入籍)にもそこそこの収入があり、二人で独身生活を謳歌していた。


私の妊娠を機に私たちは入籍し、少しして私は出産の為に退職。それと同時期に会社の新部門が失敗し、規模縮小と人員整理などもあり、夫の給料もガクっと減った。


私が退職したことにより収入が半減し、夫の給料も激減。
しかし夫は、以前の金使いの荒さが抜けず、私の退職後も派手な飲み方と隠れてのギャンブル(先物取引)を繰り返していた。



そんな矢先、最初のお金関連の事件が起きた。

その後も何度も騙されることになるのだが、初めての大きな嘘とだけに私にとって最もショッキングだった。

当時の悲しみと失望は、今も色濃く残っている。



No.45 11/11/16 23:36
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去19


息子を出産し無事退院の日を迎えた私は、退院の手伝いに来てくれていた夫にこう頼んだ。


「私は退職指導を受けに行ってくるから、その間に銀行からお金をおろしてきてくれる?
入院費は32万円で、カードの暗証番号は6874だから」



当時、まだ「家庭の貯金」というものはなかった。
生活費はもちろん夫に貰っていたが、生活費と出産準備用品に全て消えていた。
だから私はごく自然に自分の独身時代の貯金から入院費を出した。数日後には、「出産一時金」が返ってくるのだし。



夫は銀行に走り、32万円と取引内容と残高が記された明細をくれた。
何ら、問題はなかった。




No.46 11/11/16 23:49
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去20


退院した数日後、私は「出産一時金、入金されているかなぁ」と、何の気なしにパソコンを開いてオンラインで自分の口座残高を見た。



20万円以上あった残高が、ほぼゼロになっている!

数日前に夫から貰った残高明細を引っ張り出して確認するが、その時点では間違いなく残高が20万円以上ある。


なのに現在の口座残高は数百円とパソコンに表示されている。

銀行のカードは手元にある。

慌てかながらも、てネットにて取引履歴をチェックする。



夫に暗証番号を教えた翌日に、残高はほぼゼロになっていた。


銀行に問い合わせると、●●市の××支店から出金があったと言う。
××支店とは、夫の会社の下にある支店だった。


私は愕然とした。



No.47 11/11/17 19:48
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去21


お金を引き出したのが夫であることは間もはや違いない。

いくら夫婦とは言え、私には考えられないような行動をした夫。
怒りや戸惑いはあったが、心のどこかで『きっと、退っ引きならない事情があったに違いない』と信じている部分があった。いや、そうであって欲しいと願っていた。
早く事情が聞きたかった。早く私を安心させて欲しかった。





「口座のお金、引き出しだの?」
私は、帰宅した夫にそう聞いた。


夫「あぁ…ごめん」


私「何に使ったの?」



夫「言いたくない」


私「人のお金を勝手に引き出しておいて、『言いたくない』なんて通用する訳ないでしょう?言って!」


全く悪いとは思っていない夫の態度に私は苛立ちを感じた。


しばらく問い詰めると夫が口を割った。



夫「母親から連絡があって、『おばあちゃんが手術をするからお金を貸して』と言われた。だから貸した」








嘘だ。





No.48 11/11/17 20:05
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去22


夫は、実母から勘当されている。
もう10年以上、連絡を取り合っておらず、私たちの結婚の際にも、挨拶にすら行けなかった。(だから私は夫のお母さんに会ったことがない)


勘当の原因は若い頃の夫の借金だそうだが、この時は私はまだその原因を知らなかった。




10年以上音信不通のお母さんから、いきなり「金を貸して」と連絡が来るとは考えにくい。
夫の連絡先すら知っているのか定かではないし、しかもお母さんは現役の保険外交員。
身内の万が一に備えていない訳がない。


私は嘘だと直感した。



私「嘘でしょ?
本当の事を言って」


夫「俺を疑うのか!?嘘をつく為に、『身内の危篤』なんて縁起でもない事を言うと思うのか!?」



私「さっきは手術だったのに、いつの間にか危篤になっているよ」



夫「危篤なんじゃ!」



私「じゃあ何故黙ってお金を持ち出すのよ?そう言ってくれればいいじゃない!」


当時の私はまだ白黒にこだわっていたので、夫に食い下がった。



夫「お前、さっき何て言った?俺に『嘘だ』と言っただろ!?
そう言われるのが分かっていたから、黙って持ち出したんだよ!大体お前は…」


問題がすり替わり、いつの間にか私が責められる立場になって行った。

No.49 11/11/17 20:19
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去23


夫の攻撃(お前は最近、朝起きない➡新生児が居るんだよ。少しぐらい理解してよ等)にひとつひとつ反論していく私。
夫「朝起きないくせに、ゴミ出しは俺に頼むのか」


夫「お前、昼間は何もしてないだろ!?こっちは仕事してんだよ」



夫は息付く暇もなく、私を責め続けた。

こんな夫を初めてみた瞬間だった。





夫の攻撃が止んだ頃、私は言った。


私「信用させる為に、携帯見せて。お母さんからのメールか着信があるでしょう?お母さんに振り込んだなら、その明細があるでしょう?」




夫がキレた。



夫「いい加減にしろよ!そんなに俺が信用出来ないなら20万円、今すぐ返してやるよ!
消費者金融で借りてきて、今すぐ返してやるよ!」





私は夫の発想のおかしさと、物の道理というものを必死で伝えた。水掛論になっても、論点がズレても、必死で説明したが夫には何ひとつ伝わらず、伝わらないどころか逆ギレを繰り返すだけ。



それでもまだ、当時の私は夫を信じていたので、『それはおかしい』と必死に伝え続けた。
必ず伝わると思っていた…




No.50 11/11/17 20:33
みつめ ( ♀ Ph521 )

🔍過去24


本当だといつまでも言い張り、私を責め続ける夫に、「私が間違えてたかも」と本気で思い始めた。


私「分かった。疑ってごめん」


夫「最初からそう言えや。ギャーギャーと疑い掛けて、不愉快なんじゃ」






しかし、これがやはり嘘だったと数ヶ月後に分かることとなる。



これが最初に見た『保身(嘘)の為に人を攻撃する夫』の典型的な行動だ。
10年経った今も変わっていない。


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