出会い系中毒
明るくて
いつも笑顔
悩みがなさそうなのが
オモテの顔。
寂しくて
いつも心の拠り所を
探していたのが
ウラの顔。
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電動マッサージ機でした
父や母が
疲れを取るのに
使っていました
リビングに置いてあった
そのマッサージ機を
子供部屋にこっそり持ち込みました
最初は
足の裏にあてて
くすぐったかったり
顔にあてて
弟とふざけあっていました
体じゅうに
つけて遊んでいたら
何とも言えない
体がびくびくする
そんな部分を見つけました
弟と
そこにあてて
「気持ちいいね」
と言いました
それから
親が仕事でいないとき
弟と交代であてていました
マッサージ機の定位置は
リビングだったから
いつも子供部屋に
こっそり持ち出して
親が戻ってくるまえに戻す
でも
だんだん
使う時間が長くなって
親の帰宅に間に合わなくなってきた
定位置に戻せないまま
子供部屋に置いたままになることが
何回かあって
そのうちに
親が怪しみだした
「なんで
こんな所にあるの」
最初は何回かそう言って
定位置に戻していたけど
そのうち
父と母が揃って
私と弟を呼んだ
「ここに座りなさい」
「これ
いつも子供部屋にあるけど
これを何に使ってるの?」
私も弟も
何も言えない
「まさか
変なことに
使ってないよね?」
母は声が震えていた
「変なことってなぁに?」
私は
母の目を見ずに答えた
母は
何も言わなくて
父が
「もう
これを持ち出しちゃダメだ
子供が使うもんじゃない」
と言った
私と弟は部屋に戻った
「ばれちゃったね…
明日から
どうしよっか」
次の日に
また親がいないとき
弟と一緒に探したけど
なかなか見つからなかった
両親が
簡単に見つからない場所に隠したことは
わかっていた
それから
しばらく
見つけられなかった
あーあ
気持ちよくなりたいな
親がいないことが
当たり前だった
いたとしても
叱られないように
いい子でいたかった
なんで
そうなったのかは
わからない
覚えてない
でも
昔から私は
おねしょしたパンツを
隠すような子だったらしい
それから
今度こそバレないように
気をつけて
いつも
定位置に戻した
毎日じゃ
バレるので
何日かあけたり
交代で見張りしたり
ある時、
イッてる途中で
弟から「帰ってきた!」と。
びくびくしながら
慌ててコンセントを抜いて
ふらつく足で
立とうと思ったら
力が入らない…
間に合わなくて
定位置に戻す所を
父親に見られた
とっさに
「足が痛いから使った」
そう言った
父は
「そうか。
どこが痛い?」
足を見せた
父は頷いて
マッサージ機を受け取った
「明日まで痛いなら
病院に連れていくから
これを使う前に
お父さんに言いなさい」
と言った
それからまた…
在処がわからなくなった
しばらく
見つけられないまま
そんなときに
母が私と弟を呼んだ
父は外出していた
「お母さんね
お父さんと離婚することにしたよ」
「お父さんには
好きな人がいるんだって。
その人のお腹に
赤ちゃんがいるんだって。」
「ごめんね。
お母さんは
お父さんを許せないから…
お母さんについてきてくれる?」
弟と
頷くしかなかった
お母さんが泣いてて
よほどつらいのだろうと思って
色々聞きたかったけど
聞けなかった
お母さんが
お父さんから
暴力振るわれてることは
知っていた
私も
時々理由なく殴られてた
お父さんがいなくなれば
殴られないで暮らせるなぁ
それぐらいにしか
思わなかった
両親は離婚して
母の実家の近くに引っ越した
転校して
環境もがらりと変わった
母は
すぐに昼夜働き始めて
また弟と2人でいる時間が長くなった
でも
引っ越してからは
しばらくバタバタしてて
変なことを思い出しもしなかった
私は中学生になった
引っ越してきてから
自慰行為はしていなかった
そんなある日
友達の家に行くと
「お兄ちゃんの部屋
探りにいこう」
と言われた
お兄ちゃんは高校生
部屋には
部活の道具とか漫画とか
ベッドの下に
エロ本が。
友達と
エロマンガを読みあさった
読んでいたら
自分の陰部が
そわそわしてくるのを感じた
いつも
マッサージ機をあててた部分が
固くなってるのが
わかった
友達には
そのことは言わなかった
「このマンガ
超おもしろいね
また見せて」
その友達の家に行くと
エロ本を見ることが
常になっていった
そして
何回も通ううちに
エロ本に書いてあった
「マンガの代読」をしてくれる
電話にかけるようになった
友達も
ホントは興奮してたと思うけど
2人して
「ウケるー!」とか
「超リアルになるね」とか言って
ふざけ半分だった
マンガを読むときは
その子のうちの電話で
喘ぎ声を聞きながら読んだ
毎回
陰部が濡れてる感じがした
そして私は
そのエロ本を読みながら
電話をしながら
陰部を触った
びしょ濡れだった
ぬるぬるしていた
固くなって
敏感になってた
もっと
もっと
気持ちよくなりたい
私は
必死でマッサージ機を探した
親が離婚して
引っ越してからは
一度も見ていないから
持ってきてないかも…
でも
諦めずに探した
ありそうな場所は
見当がついていたし
合間をみつけては
エロ本見て
電話して
マッサージ機をあてる日々
しかし
心置きなく出来た時間は
そう長く続かなかった
莫大な電話料金
私も
友達も
しらばっくれたが
こっぴどく叱られた
NTTのダイヤルQ2だった
お互いの親が
一切使えないように設定した
それでも
懲りない私
エロ本だけじゃ
もの足りない
エロ本にある
ラブホ盗聴のページを見つけて
かけてみた
やった、通じる!
懲りずに
また頻繁にかける
時には
発熱で学校を休んでるときに
かけたりもした
そして
また親にバレた…当たり前
今度かけたのは
国際電話だったらしく
最初母親から
「あんたボリビアに友達いるの?」
と言われた
嫌な予感がした
「いる」って言ったら
「嘘ばっかり!お母さん電話して確かめたんだから!情けない!」
母親は泣き崩れた
私は
ただ下を向いていた
悪いこと
したとは思うけど
やめられない
オナってるなんて言えず
おもしろ半分で聞いてたって
ひたすら言い訳
電話代は
5万円にもなっていて
離婚したばかりで
貯金もなかったらしく
母親は大事にしていたブランドバックを売った
「私のお年玉貯金から払ってよ」って言ったら
「こんなの払うためにお年玉くれたと思うの?将来のために取っときなさい」
と言われた
母親が
大事にしていたバックを手放して
ようやく
事の重大さに気付いた
もう
やめなきゃ
中3のとき
初めて彼氏が出来た
同じクラスの
野球部の男の子
背が高くて
私に一生懸命想いをぶつけてくれた
付き合って数ヶ月は
手を繋いで帰るだけ
私は
気持ちが彼ほど盛り上がってなくて
いつも何だか辛かった
ある日
公園で2人
ブランコをこいでいた
彼が
なんだかそわそわしてるのを感じた
じっと見つめてくるので
「何?」と聞いたら
「…キスがしたいな」って
言ってきた
正直な感想は
「うわ~…どうしよ」
キスは
もっと強引に一気にやってほしいな…
エロ本を
読みすぎたせいか、
彼が一生懸命なのに
そういう純愛みたいなのが
何だか許せなかった
「うーん、まだ心の準備が…」
彼は沈黙…
そうだよね…したかったよね
しちゃうか!?
いや~、初めてだし妥協したくないな
そんなことを
色々考えていたら
彼が立ち上がった
近付いてきて
「どうしても今日はダメ?」って言ってきた
彼のすがるような目
なんだか
可哀想で
断れないや
「やっぱりいいよ、しても。」
彼はニコッてして
「いくよ」って言ったあと
優しく唇を重ねてきた
ふぅん
これがキスかぁ
味なんてないな
…それが私の感想だった
それから
彼は一緒に帰るたび
道すがらでキスをせがんでくるようになった
私は
キスの良さがわからず
だんだん苦しくなった
初めてキスをしてから
1ヶ月経った頃、
心苦しかったが
彼に別れを申し出た
彼は泣いて
別れたくないと
なかなか納得しなかった
結局
彼が認めないまま、
その日は帰った
何日も説得して
ようやく
彼と別れた
付き合うって
めんどくさいや
それからは
付き合うことに
ウンザリしてしまって
告白されても
断り続けた
自分から好きになった人もいたが
告白しなかった
必死で働く母親に応えようと
公立の高校に入れるように勉強した
かなり頭が悪かったから
公立に行くだけで大変だった
無事に受かって
高校生になった
高校は
憧れてた電車通学
なんだか
いきなり大人になった気分
そして
遠ざけていた恋愛のチャンスは
いきなりやってきた
入学して間もない頃のこと
通学で使ってた駅で
人生初の一目惚れをした
相手は
駅員さんだった
毎日改札を通るときに
窓口にいるその駅員さんを
ただ見つめるだけ
胸がキューッてして
それだけで幸せ
話しかけたり
知り合えたりしたら
何か壊れてしまいそうな気もして
今のまんま
ただ見つめるだけで
いいやって思ってた
ある日
定期を更新したとき
窓口がその駅員さんだった
自分の番が来て
話しかける
目を見る
…ドキドキ
制服の胸元に
名札が見えた
「梅島さんていうのか…」
ひとつ
好きな人を知れた気分
想うだけで幸せだったのに
もっと知りたい
だんだん
梅島さんのことを
考える時間が長くなって
抑えきれない思いが
はちきれそうになって…
意を決して
手紙を書いた
「突然すみません
毎日見ていたら
好きになってしまいました
付き合ってる人がいたら
返事はいらないです」
高校生になって
離婚した父に買ってもらったケータイのアドレスを書いた
良かったら
連絡ください…と
書いたは書いたで
いいけれど
渡すのをどうしよう
小さい駅だったから
窓口はひとつしかなかったけど
駅員は何人かいて
梅島さんがひやかされては
迷惑かかるだろうなと思うと
なかなかチャンスがない
カバンに手紙を入れたまま
いつまでも渡せずにいた
手紙を書いてから
1ヶ月くらい経ったころ
たまたま帰りが遅くなったときのこと
珍しく
ホームに梅島さんがいた
掃除?をしていて
ひとりだった
願ってもないチャンス!
暗いから顔もあんまり見えないし
今渡さなかったら
またしばらく渡せない
ドキドキしながら
突然の事だったから
オドオドしながら
意を決して
話しかけた
「あの…すみません」
「はい」
最初は仕事としての応対で
私に接してきたけど
手紙を渡したら
その場で開いた
「うわぁ…
後で読んでくださいって
言ったのに…」
顔から火が出そうな思いで
その場に立つことで精一杯だった
梅島さんが切り出した
「ありがとう
何ていうか…
こんなオジサンでいいのかな?」
私「オジサンなんて💦
そんなことないです」
梅島さんは笑って
「俺がいくつかわかる?」
私は
20代前半くらいかな…
と思ってた
実際は28歳で
私とはちょうど一回り離れていた
年齢を聞いたとしても
冷めるような気持ちではない
「28歳でもいいです
私は…その…
好きなんです」
もう
破裂しそうな声だった
梅島さんは
優しく笑ってくれた
「ありがとう
今は彼女いないから
今度遊んでみようか」
「ありがとうございます😢」
涙が出そうなぐらい
初めて気持ちを伝えた感動で
安心と嬉しさが一気にきた
その日は
とりあえずさよならした
その夜から
メールのやりとりが始まった
毎日
朝起きたら
お互いにメール
「今日も1日頑張ろうね」
夜になったら
お互いの1日を話したり
今までのことを話したり
梅島さんは
想像していたとおりの
紳士的で優しい雰囲気
メールの内容からも
「大人の落ち着いた感じ」が
伝わってきて
ますます夢中になった
そして
告白から約2週間で
初めてのデートにこぎつけた
待ち合わせ場所で
待っていると
黒いステーションワゴンが現れた
窓があいて
梅島さんがニコッと笑った
「おはよう、乗って」
初めてで
いきなり車なんて
緊張したけど
駅員である梅島さんは
電車デートだと知り合いに会う可能性が高いから💦って
迷惑かけたくなかったから
車に乗ると
黒いポロシャツに
キレイめのジーンズ
駅員とはまた違う雰囲気の梅島さん
ほのかに香水の匂いもした
車の中は
すっきりと整理されてて
小さめにミスチルがかかってた
まさに
夢に描いたぐらいのドンピシャ
大人の魅力
もう
好きになりすぎて
これ以上なんて
心が追い付かないよ
その日は
少し離れた湖に
ドライブに行ってみることにした
運転席と助手席
今まで
なかなか近付けなかったのに
なんだかいきなり近すぎて
横を向くことが出来なかった
走り始めたけど
なかなか話が弾まなくて困った
そんなときに
サービスエリアに寄った
それから
梅島さんは
前の彼女の話をし始めた
梅島さんより
3つ年上だった彼女
いつも冷静で
隙がなかったらしい
どんなに
いい雰囲気になっても
そこに至るまでの気持ちを
見透かされてるようで
盛り上がりきれなかったらしい
彼女は
最初から最後まで
とても冷静で
何事にも動揺しなくて
人形みたいだったと…
「だから
れいなちゃんみたいに
一喜一憂してたり
恥ずかしさを隠せないのが
新鮮なのかもなぁ…」
私は
彼女と比べられたことより
素直に嬉しかった
私も
親の前では
うまく感情を表せないことが多かった
梅島さんを
本気で好きになって
いつの間にか
梅島さんには
さらけ出せていたのかな…
湖に着いて
お昼を食べたり
ボートに乗ったり
何事も
梅島さんがリードしてくれる
大人なデート
梅島さんも好きだけど
大人な環境にもハマった
のんびり過ごしてたら
あっという間に時間が過ぎて
そろそろ帰ろうかってなった
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