いつの間にか…

彼の名前は「ｺｳ」。


出会いは4年前。


最初の出会い、印象は薄くて覚えていない。

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>> 1 私が覚えていない出会いを、ｺｳは、はっきり覚えているらしい。

私が覚えていないと伝えると、何度も話された。

私は、そうだったかなぁ…

ぐらいしか、解らない。

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>> 2 出会って三年目の去年、ｺｳに告白された。


私は既婚だし、彼も既婚。

そういう気の無かった私は、いきなりの事に焦った。

どう答えたら良いのか…

でも、彼の真っ直ぐな想いは素直に嬉しかった。

結婚してから２０年近く、そういう想いから離れていたから。


少し困りながら、答えに詰まってしまった。

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>> 3 そんな時、彼にキスされた。


もう、頭の中は真っ白。

旦那とは、全く違う優しいキス。


彼は、
「いきなりごめん。でも、したかったんだ」


彼の事は、嫌いではなかったから、驚きが先だった。

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>> 4 仕事を抜けて会っていたから、その場を離れた。

その日の仕事は、半分呆けながらしてたと思う。

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>> 5 仕事を終わらせ、帰宅し家事を済ませホッとしていた頃、彼からメールがきた。


彼からのメールには、
突然キスした事を、謝ってた。

それと、どれだけ好きたかが、書かれていたと思う。




私は、不倫否定派だ。

私の辞書に、不倫の二文字は無かった。


でも…


退屈な日常、生意気な子供達、トキメキも何もない旦那…




色々な言い訳を自分に出して、彼に返事を出した。



「宜しくお願いします」


送信。

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>> 6 彼からすぐに、返信がきた。


「最新の注意を払って
精一杯全力で、愛します」


なんだか、テレビみたいって、思ったな。



それからの彼は、マメにメールとかをくれるようになった。


会う回数は、どんどん増えていった。



私の中で、
「キスまでは不倫じゃない」

って、
思っていたので、罪悪感は全くなかった。




でも、何度目かのデートの時…

彼の指が、私の中に滑りこんできた。

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>> 7 彼のキスは、優しくて心地よくて、とても気持ちがいい。

キスだけで、何時間でも出来るぐらい気持ち良い。


キスされている時に、彼の指が滑りこんできて、抵抗出来なかった。


彼に触られると、とても気持ちがいい。


キスだけでも、力が入らないのに、もう抵抗なんて出来なかった。


彼は私の反応を楽しむように、栗を弄る。


旦那とは、全く違う。


弄られて、弄られてイカされてしまった。


私はあまりイカない人だったので、びっくりしてしまった。

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>> 8 ☆以前書いてきた所と、被るかと思います。

記憶の整理と、気持ちの整理を兼ねて書いています。


「今」に、追い付くまで
もう少し、過去を書かせて頂きます。

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>> 9 ｺｳと付き合いだしてから週末に、彼がいなかった事はない。


私が元々週末は、サークルずくめだったので
家族に、怪しまれる事は無かった。


彼も同じだったので、誰かに怪しまれる事は無かった。


サークル仲間にだけ、気をつけるぐらい。


一つのチームは、大体１０人ぐらい。

彼はチームリーダーと、全体のリーダーを兼ねている。

だから、初心者の私に彼が付き添っていても不思議は無かった。

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>> 10 付き合い始めた頃は、ｺｳの事が好きな訳ではなかった。

勿論、嫌いではなかったけど…


ｺｳの事は、「リーダー」
「頼れるお兄さん」ぐらいにしか、思ってなかった。


ただ、とても一生懸命に誠意？好意？を見せてくれるのが、嬉しかった。

１４歳も離れているのに、可愛くすら思える時があった。


どんどん惹かれていくのが、分かった。

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>> 11 付き合い始めてすぐに、X'masが訪れた。

私は、そういう物に興味が無いので、特に気にしていなかった。

お互い仕事なので、余計気にしていなかった。


そうしたらｺｳから、連絡がきた。

「職場まで迎えに行くから、少しだけ会えない？」

少しびっくりしたが、会う約束をした。

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>> 12 ｺｳは車で来ていた。


初めてのX'mas。

彼は、ショートケーキを準備していた。


二人でお祝いしながら食べた。



ｺｳ曰く、初めてのX'masを会わずに終わらせる事は、出来なかったらしい。

無頓着な私だったけど、その気持ちは嬉しかった。


その日は、自宅近くまで送ってもらい、キスして別れた。

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>> 13 X'masの後には、年末年始がやってくる。


毎年、年末年始、私は仕事。
家族は、旅行に行ってる。


ｺｳは毎年夜勤で、職場で年越し。


この時は、ｺｳは夜勤せずに、家族には仕事だと言って家を出た。


私の仕事が終わった後、ｺｳが迎えにきてくれて合流。


二人で、お蕎麦を食べた。


０時で、年越しキスをした。

その後、少し離れた神社に行った。


知り合いに会っても解らないように、帽子とメガネで変装。

なんだか、ドキドキして面白かったなー。

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>> 14 私は、結婚が早かったせいか、待ち合わせデートや、アニバーサリー的な事には、縁がなかった。

私も旦那も、そういう事には興味が無い。

旦那より前の彼氏達も、あまり興味のない人ばかりだった気がする。


だから余計に、ｺｳのしてくれる事が新鮮で嬉しかった。

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>> 15 お正月の間、一緒に過ごした。

その間、何度も肌を重ねた。


私は、彼の腕の中で心地良さに包まれてた。


うまく表現出来ないけど、彼の腕の中は凄く安心出来た。


かといって、彼が帰る時に寂しいとか、そういう感情は無かった。

「すぐに、また会える」

そんな安心感からかな？

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>> 16 彼の提案で、スキー旅行に行く事になった。


高校の修学旅行以来だったので、滑られるか不安だった。

でも、彼が教えてくれるって言うので、連れて行ってもらった。


２０年ぶりのスキー。

かなり、楽しみだった。

彼の教え方は、やっぱり上手かった。

サークルの時でも、彼に教わるのが一番理解しやすい。


おかげで、お昼には中級コースを滑られるようになった。


彼の後ろを追いかけて、滑る。


とても楽しかった。

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>> 17 宿帳に彼の名前の横に、私の名前。

まるで夫婦みたい。

宿の人にも、そう見えたのだろうか？


一緒の部屋に入って、
一緒にご飯を食べる。

一緒にお風呂に入って、同じ布団で眠る。


彼の腕の中は、やっぱり安心出来る。

スキーの疲れも重なり、すぐに眠りについた。


が………

ほどなく、彼に起こされた。


彼に何度もイカされて、また深い眠りについた。

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>> 18 あっという間に、スキーの三日間は終わった。

でも、すぐに次のスキー計画を立てた。

結局、シーズン中に３回連れて行ってもらった。

最後の時には、上級者コースも滑られるようになってた。


彼が、
「また来年来ようね」と言うので、約束をした。

ただ、私は「約束」が嫌いだ。

まだ来ない未来への、安心を得る為の手段が約束だと思う。

だから、私は、叶わないかもしれない未来の約束は嫌いだ。


それがあるから、大丈夫。

そんな事を思える程、楽天家ではなかった。


でも、彼がそれを欲しがるから、約束をした。


明日すら来ないかもしれないのに、何を根拠に来年の事………


と、思ったけど、黙っていた。

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>> 19 週末はサークル。

彼が、企画を立てる。


ただ、このサークル…
一つ間違うと、命の危険がある。

狭い世界なので、なんのサークルかは伏せます。

だから、毎回細心の注意が必要。


サークル入って、もうすぐ４年。

私的にも、他のリーダー達にしても、私のレベルは中クラス？ぐらいかなー…

何だけど………


私に怪我をさせまいと、彼は若干簡単目に設定…


周りに申し訳なくおもいながら、怪我をすると彼が悲しむので黙ってた。

彼の言う「怪我はマイナス」意味は、解るんだけどなー(笑)


もう少し、チャレンジしたい私が居た。

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>> 20 サークルの間は、サブリーダーが私の補助に入ってくれる。


女性は私を含めて３人。

でも、２人は名前だけな感じ。

そのせいか、私は周りから可愛がられた。

と、いっても、娘的な意味が大きかった。


そんな楽しい仲間達と、飲み会に行く機会が何度かある。

私はお酒に弱いので、たしなむ程度。

彼は、皆を送る運転手なので飲まない。



ある飲み会の帰り道、ある人からアドレス交換を求められた。


普段の連絡事項などもあるので、普通に交換した。
（ある人もリーダー）



ほどなく飲み会終了し、最後に私が送ってもらう順番がきた。



その時に、ある人からメールがきた。

（ある人を、Ａさんとします）



内容は、二人で逢いたいみたいな…

私に好意がある内容だった。

困ったなー…
って、顔になってたのか、ｺｳに気付かれた。

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>> 21 別に隠す必要も無かったので、そのまま見せた。

彼はため息つきながら、やっぱりかー…

って。


Ａさんの行動が気になって、チェックしてたらしい。

恐るべし観察力！


他の人なら、笑い話で済むがＡさんは、ちょっと困った。


彼もリーダー。

これからの、サークル活動を考えると、無下に断ると角がたつ。

かといって、気持ちを受ける訳にもいかない。


いやいや…
それ以前に、彼は…



ｺｳの妹の旦那だった。




一番厄介な人に、好かれてしまった…

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>> 22 Ａさんへの返事に困っていると、ｺｳが言った。


「代わりに僕が打つよ」

ブラックメールの如く、上手い断りメールが完成した。


それからも何度かＡさんからメールが来たが、ｺｳが全て返信した。

さすが管理職！

なるほど～！って、いう文章能力。


サークルでＡさんと話すも、今までと変わらない態度。


ｺｳの文章能力に、感謝。

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>> 23 ｺｳはかなりマメだ。

メールは勿論、時間を見つけては、会いに来る。

朝の通勤時
夕方の帰り道
夜勤前のデート
週末の土曜、日曜

ほんの３０分でも、会いに来る。

しかも、奥さんに怪しまれる事なく！

凄いわ～



あと、初めての〇〇～や、毎月３日の記念日？

去年の１１月３日から付き合いだしてから、毎月３日は、なにかお祝いをしてくれる。


一度めんどくさくないか聞いたら、
「楽しみー！」って、笑いながら答えた。


めんどくさがりの私には、解らない心境だ。

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>> 24 あと、身体を凄く鍛えてる。

逆三角の綺麗な身体。

郷ひろみみたいな感じ。

何でそんなに鍛えるのか、またまた聞いてみた。

私に告白するのに、おじさん臭いのは嫌だったらしい(笑)

出来る努力を、最大限しておきたかったらしい。

その気持ちは嬉しかったが………

実行して、継続しているのに感心してしまった。

本当に綺麗な身体だ。
腕も筋肉質で、こぶこぶがある。

だからかな？

ｺｳの腕枕は、大好きだ。

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>> 25 それだけ頑張れる秘訣は、なんなんだろう？

別にのろけている訳じゃなくて、客観的に見て
どうなのかなー？って、思った。


ｺｳは口ぐせのように、
「愛してる」を、繰り返す。

話半分で聞いているけど、どこまで本気なのか知りたい気もする。


でも、聞かない方がいいんだろうな。

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>> 26 ｺｳは旅行が好きだ。


逆に私は、あまり旅行に行った事がない。

それを話したら、あちこち一緒に行こうと言ってくれた。


実際、岡山、広島、長野、淡路島、和歌山、四国、鳥取…

あと何処だっけ？


本当に、あちこち連れて行ってくれた。


サークルで合宿にずっと行っていたので、両家族に怪しまれる事は無かった。


付き合うまでの３年間で、かなり家を空けやすい主婦になっているわ。


今週もまた、三泊四日の旅行。


楽しみー！

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>> 27 普段の通勤時、ほんの５～１０分お喋りする時間。

ｺｳは私の時間に合わせて、少しだけ早く家を出る。

そして、夕方のデートの打ち合わせ。


私はデートその物よりも、こっちの時間の方が好きだ。


貴方が、あれこれ考えるのを、見てるのが好き。

お互いの仕事終わりの都合もあるので、メールで最終決めたりもする。


いつも、にこにこ顔のｺｳ。


私より大人だから、
嫌な事や不安な事があっても、私には見せないんだろうなー。


逆に私が見せた時は、原因を取り除く事を、一生懸命考えてくれる。


私は、その居心地の良さが好きだ。

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>> 28 ｺｳと二人で出かけると、どうしても人目が気になる。

当たり前だけど…
手を繋いだりは、あまり出来ない。


この間も、大きなショッピングモールに出かけた時に、人目が気になった。


でも、
「誰にも会う訳がない」
そんな妙な安心感があった。


危険な安心感だ。

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>> 29 そんな気持ちを、知ってか知らずか、ｺｳが
「ぎゅっ」って、してくれる。


その「ぎゅっ」って、されるのが好き。

そこからされる、愛撫が好き。

耳からうなじへキス、
這う指先、優しいキス。

ブラを外され、また
快感に包まれる。


何度もイカされて、思考が止まる。

色々考えたいのに、
ｺｳに愛撫されて肌を重ねると、もうだめだ。


付き合いだしてから、どんどん感じるようになってる。

ｺｳは、それを楽しんでいるみたい。

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>> 30 でも、決して嫌じゃない自分がいる。

こんなに、気持ち良い行為とは知らなかった。

ｺｳに比べると、旦那は下手くそだ。

でも、それは旦那のせいじゃない。

私が、嫌いで月１するか、どうか…


そんなので、上手くなれって言う方がムリ。


解ってはいるんだけど………

あまりに違い過ぎて…



ｺｳとするようになって、旦那とする苦行の３０分が…


ｺｳと毎日したい、気持ち良い行為に変わった。

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>> 31 ｺｳに求められると、断れない。

理性では、解っているんだけど…

身体がｺｳを求めてしまう…


頭が快感を、覚えてしまってるんだろうな…

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>> 32 ミクルでの不倫スレを見ると、「バカな女…」
って、思ってた。

今まさに、自分がそれだ。


でも、同じ立場？
に、なって解った事がある。


してみないと、理解出来ない気持ち。


そんな気持ち、知りたいとは思わなかった。


でも、知ってしまった。


彼のサレ妻、私のサレ夫。


全く罪悪感は無い。


罪悪感の無い、自分に驚いてしまう。


彼に抱かれた後でも、
普通に帰宅して、
普通にお喋りして、
普通に過ごす。


本当に自分に驚いてしまう。

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毎月３日の、お付き合い記念日。

ｺｳは何かしらの、イベントをしてくれる。


最近お喋りしているとき、

私「もうすぐ一年だね～」

ｺｳ「本当だねぇ。早いねー」

なんて、とりとめのない会話をする。


私は、よく解らないけど…

一年というスパンが、節目かなー…

と、思う。


この一年が楽しすぎて、本当に時間が早かった。


先週は、よく解らないけど「岡本太郎を見に万博」で、大阪。

彼は、懐かしんで、はしゃいでた。


私は、この万博は生まれてないから、はしゃいでいるｺｳを見て楽しんでた。


その前は、天橋立へ連れて行ってくれた。


レンタル自転車かりて、走った。


とても気持ち良かった。


その前は、京都観光。



本当に、あちこち連れて行ってくれる。


明日からは、四国へ旅行。


お天気が少し心配かな？

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>> 34 明日の荷物を、詰めてる私がいる。


ｺｳが色々考えてくれたって、いうのが嬉しいんだなー。

勿論、観光とかも楽しいんだけど、
「私の為に考えて」
って、いうのが嬉しい。

私が行った事ない所に、一緒に行くのが楽しみだって言ってた。

私に残ってる「未体験」を、自分として欲しいって、言ってた。


やっぱりｺｳは、考え方が面白いなー。

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>> 35 今日は、四国に連れて来てもらってる。

土柱に着いたら、結構雨が降りだした。

観光に出ようかと、思ったら………

ｺｳが耳からうなじにかけて、愛撫してきた…


胸をまさぐられ、ｺｳの指が………



気持ち良すぎて、すぐに何度もイカされてしまった…

ｺｳも、二度イき、
少しごろごろ過ごした。

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>> 36 ホテルに入り、食事を済ませた。


普段のデートは、夜ご飯を一緒にとる事は少ないから、変な感じ。

一緒にお風呂に入って、洗いっこした。

ｺｳの身体を泡だらけにして、遊んだ。



二人でキスしたりしながら、湯船に浸かった。

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>> 37 ベットに行くと、ｺｳがまたキスしてきた。

でも私は、洋画を見てたから
「少し待ちなさい！」

って、待ってもらった。


お酒を少し飲んだ私は、少しふらふらしてた。


でも、ｺｳの膝枕で気持ち良かった。


ｺｳが胸を触ってくる。

それが気持ちよくて、吐息がもれた。

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>> 38 ｺｳの気持ちのいいキス…

また、何度もイカされてそのまま眠りに落ちた…


本当に気持ちよくて、ｺｳに触れられると、思考が止まってしまう。

色々考えようとするのに、出来なくなってしまう…



どんどん身体が、変わっていってる。

嫌いだったセックスが、毎日したい行為になってしまった。

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>> 39 ｺｳに求められると、抵抗出来ない…


昨日、雨の中マチュピチュ観光に行った。


人気のないベンチ。


ｺｳがキスしてきた。


何分してたか解らないけど、ｺｳの指が滑りこんできた。

指が動く度に、頭の中が真っ白に…


右手で弄られ、左手は胸を…


またイカされてしまった…

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>> 40 あちこち観光に連れて行ってもらって、時間は、あっという間に過ぎていった。


会う度に肌を重ねてると、体目当てかな…

と、思わなくもない。


でも、そう思いたくない私が、理由を探してくる。


毎日のメール、
毎朝毎夕の、出勤時デート
週末のデート
連休の旅行
サークル関係の準備（かなり複雑で、手間のかかる作業）
嬉しそうな笑顔
毎月のアニバーサリー…

色々見つけてくる。



あと、セックスの時の愛撫の長さ…

よく聴く一人よがりのセックスではない。


………ような気がする。



彼は、自分の快感より、私を優先してくれる。



そんなの関係ないのかな？

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>> 41 考えても答えは出ない。

彼に聞いても、本当の事を答えてるか解らない。

掲示板で聞いても、彼の答えじゃない。


色々考えて疑心暗鬼に、陥ってしまうのも嫌だ。
結局、答えは解らない。



私は、どうしたいのかな？

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>> 42 どうしたい…


今は、彼のくれる心地良い時間を失いたくない。

彼のくれる楽しい時間を、大切にしたい。

彼の笑顔を、見ておきたい。

彼と居ると、「姐さん」じゃない私で居られる。

家でも、外でも「姐さん」は、疲れるんだ…


姐さんじゃないと、こんなに肩の力が抜けるんだ。


だから、心地良いんだろうな………



私は、ｺｳに逃げ場を見つけたのかな？

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>> 43 あと、ｺｳの行動が新鮮なんだろうな…


迎えに来てくれて、楽しい事を「私の為」に、準備してくれる。

過去の付き合った人達は、ｺｳみたいな事をしてくれなかった。


それに不満があった訳じゃないけど…


心地良さを、知ってしまった。

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>> 44 旦那を嫌いになった訳じゃない。

旦那は、優しい人だ。

私が仕事で遅くなったら、迎えに来てくれる。


疲れていれば、お弁当に冷凍食品が入っていても怒らない。
（基本的に、料理に冷凍食品は使わないんです。）


休みは子供と遊んでくれる。


仕事も頑張ってくれてる。


多分、給料も人並み以上はあるかな？



でも、「愛してる」
じゃなくて、家族なんだ。


空気みたいな存在。



私が作った家族。

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>> 45 その家族を裏切っている。


でも、全く罪悪感がない。


不思議。


ｺｳとの楽しい明日は、とても楽しみ。


でも、一秒前は、もう過去。


よく解らないけど、過ぎた過去には罪悪感は無い。

かといって、肌を重ねている時も罪悪感は無い。


無いというか、気持ち良すぎて、頭に無いっていう事かな？


ｺｳのセックスは、とろけるぐらい気持ち良いんだ。


麻薬みたい。


指でイカされて、
彼自身のモノでイカされ、
舐めてイカされ…


毎回毎回、思考が止まる。



頭の片隅にある「ダメだ」という考えが、打ち消される。



彼の身体に、溺れてる。

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>> 46 いくら考えても、堂々巡りなんだけど…

考えずにはいられない。


身体目当て？



違うと思いたい私と、それでもいいと思っている私がいる。


彼の見せてくれる行動は、普通の恋愛に見えるから。


身体だけでもいいと、
思ってる私は、

気持ち良すぎるから、それだけでもいいと思ったり…


自分で自分がよく解らないや。

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>> 47 彼が、言った言葉がある。

多分何気なく話したんだろうけど、とても印象深い言葉。


彼の奥さんは、バツイチ子持ちで彼と再婚したそうだ。

子供は大きかったねで、もう作らない約束で、結婚したそうだ。


彼が言った言葉は、
「僕は結婚したけれど、奥さんとは恋人のままだった」

「我が子はいないから、家族を作ってないんだ」


それを聞いた時に、よく解らないけど…

その言葉が、頭から離れなかった。



連れ子は、我が子っていうより、「年の離れた弟」って感じらしい。

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>> 48 奥さんは閉経してるので、このままなら彼の遺伝子は残らない。


少し…


彼の子が欲しいと思った。



でも、さすがに
それはムリだけど。

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>> 49 私にとって、彼とのセックスはなんだろう？

本当に気持ち良すぎて…


愛撫され、優しいキスをされ

私の気持ちの良い所を、全て解っていて

私の知らない気持ちの良い所を、探しだす


色んな気持ちの良さを、知ってしまった。


まだまだ見つけるって。

見つけて欲しい私がいる。


彼の言う事なら、何でもされたい。


公園でイカされた時には、恥ずかしさと気持ち良さに襲われた。

• << 51 ク〇ニされた事が無かったから、された時には 恥ずかしさしかなかった。 今は、あの感覚がたまらない。 身体が彼を、求める。 最近彼が、ア〇ルに指を入れてくる。 私が抵抗するのが解っているから、何度も私をイカして動けなくしてから入れてくる。

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