注目の話題
結婚しないの?と聞かれることが苦痛
嫁がいるのに恋してしまいました
3歳児の就寝時間ってこんなに遅いですか?

新しい自分

レス9 HIT数 3111 あ+ あ-

倖( 30代 ♀ YTOSh )
10/12/24 15:12(更新日時)

テレビの
「今日の天気は概ね晴れ…」
と言っている声がワンルームの部屋に響いている。

手にしていた携帯を置いた。

私は少しためらってから、スカートの中に手を入れレースのパンツを下ろす。

どうしてこんなことになったんだっけ…。
私どうなるんだろう…。

No.1491327 10/12/23 15:14(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 10/12/23 21:46
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

あれは4月の異動に伴う愚痴をブログに書いていた頃だから…3ヵ月も前か…。
今まで企画部でそれなりに頑張って来たつもりだったのに、入社3年目、いきなり営業事務へ異動。
人間関係でも悩み、ストレスを抱え、ブログに愚痴やら日々のことを綴っていた。

そこにコメントをしてきたのが、サトルだった。

最初はコメント欄でやり取りし、次第にサイト内のメール、そして直アドで毎日メールをするようになった。

今から振り返ると、直アドでメル友なんてよくやったなーと思う。

それだけ私が病んでいたというのもあるが、サトルの警戒心を抱かせない口調、聞き上手なところ、返事の妙に同調できるところなど、その時の私に安心感を抱かせるには十分だった。

No.2 10/12/23 22:25
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

私たちは毎日メールをした。

おはようからおやすみまで。

天気のことや通勤中のこと。

楽しかった話や辛かった話…。

すごく楽しいメールの日々。
ちょっとサトルが気になり始めて来た…。



そして…1週間前…。

暇だったのでサトルのブログを過去に遡ってみた。

女の子のコメントが多いことに疑問を持ちつつも読み進めていくと、

「HP出来ました」

のページにたどり着いた。

ブログからHPへのリンクをクリックすると、黒とピンクと紫の妖しい雰囲気のページへ遷移した。


「新しい自分に出会いませんか」

No.3 10/12/24 00:23
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

この時のことを今でも鮮明に憶えている…。

周りがさーっと静かになり、私とパソコンだけの世界…。

カチカチとクリック音だけが響く…。


「新しい自分に出会いませんか。



日々のストレスと戦っている貴女。

心も体も1枚脱いで、新しい自分と出会ってみませんか…。」


そして、掲示板には女性からの声声声…。

「先日はありがとうございました。
あのどきどき感…もうあれを感じたら他にスリルは求められません。
また今度よろしくお願いいたします。」



そう…サトルはいわゆる調教を、露出の調教をしていたのだ。

No.4 10/12/24 00:40
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

その日から頭ではサイトで読んだ言葉ばかりが流れている…。

なんとか普通にサトルとメールをしていたけど、頭はあのサイトのことでいっぱいだった。


どんな気持ち…?

誠実そうだけど、やっぱり男ねー。

私とあんなにメールしてたけど、他にも沢山女の子いたのね。

露出って恥ずかしくないのかな?

新しい自分ってなんだろう…。

サトルなら…いやいやあり得ない!


と色々な想いが交錯しつつも、そこまでサトルへの嫌悪感はなかった。

掲示板の女性たちの声から、サトルへの信頼感、感謝など好意的なものを感じたからだ。


そしておととい…私は意を決してサトルに伝えた。

私「~ところで、HP見たんだけど…」

サトル「あ、見た?どうだった?ひいたかな?」

私「んー不思議とひいてない」

サトル「じゃあ…新しい自分に興味ある?」

No.5 10/12/24 09:52
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

サトル「あっいや、別に無理にとか言わないしっ。1日試しにやってみるっていう程度でさ~。もちろんやらなくてもこれからもメールしていきたいんだけど」

思わずぷっと笑ってしまい

私「いいよ、でもお試しにソフト~なやつね」

と返信していた。

サトル「ホント?いいの?ある意味自己責任だよ。俺に無理矢理やらされたなんて言わないでね~」

自己責任…

でもやってみたい…

新しい自分…何をするんだろう…


既にあそこが何だかうずいてきた…。


私「うん。それでもやってみたい」

顔も見たことない、メールでのやり取りだけの相手だからこそ、大胆になっていたみたいだ。

No.6 10/12/24 10:35
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

決行は2日後の木曜日…。

詳細は水曜日、昨日に連絡があった。

でもその中身は

明日はスカート、素足で行くように準備しておくこと。

黒いナイロンの長い靴下を用意すること。

明日やることについては明日の朝また連絡すること(だって分かっちゃったら今日寝れないでしょ~とメールであったけど…どっちにしても寝れなかったよ!)。


というだけであり、

「大丈夫、不安なことはないよ。楽しんでやろうね」

との言葉で結ばれていた。

No.7 10/12/24 10:37
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

そして…今日…。
あまり眠れなかった頭のまま出勤の準備をしていると、

♪♪~


メールが来た!


サトル「おはよー。今日はいい天気だね。とうとう今日だね。俺はとても楽しみにしていたけどミカコは?
さてさて今日ミカコにやってもらうことは……


1日パンツはかないで過ごして下さい。

もちろん仕事中も。
さあ、靴下をバッグにしまって。

さあ、スカートの中に手を入れてパンツを脱いでみて。

恥ずかしいことはないよ。

だって誰もミカコがパンツはいてないなんて分からないから。

それなのに…パンツはいてないで1日過ごすなんて、みんなを騙して面白いと思わない?

もちろんスリルたっぷり。

どう?

さ、脱いでごらん。

No.8 10/12/24 14:58
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

…そして今に至る訳ね…。

嫌になったらやめればいいし、何より私のからだは素直に反応してる…。
脱いだパンツを見るまでもなく…私のあそこはもう既にぐっしょりと濡れている…。

何で濡れるの?

何を期待してるの?

あっダメ…そんなことを考えると…余計…濡れちゃう…。


今日はもうお任せして何も考えずに行くとするか。

♪♪~

サトル「脱いだ?どう?気分は?」

私「脱いだよ。気分は意外にいい。」

濡れてる何て言えない~!

サトル「そうか、それは嬉しいな。ミカコは素質があるのかもしれないな。そうそう、電車は女性専用車両には乗るなよ~」


!!

私が毎日女性専用車両に乗ってることを知ってるんだった!


この恰好であの満員電車に乗るの!?

あぁ~また…溢れる…。
パンツはいてないことは見た目では分からないかもしれないけど、愛液が足をつたって分かってしまいそう…。

今からこんなで…どうしよう…。

No.9 10/12/24 15:12
倖 ( 30代 ♀ YTOSh )

とにかく、もう時間だし、行かなきゃ。

トイレで愛液をぬぐい、パンツをあげる仕草をしてしまう。

あっないんだった。

サンダルをはいて…いざ出勤!


うースースーする~。

今日は黒のフレアスカート、生地は柔らかくて私のお気に入り。

でも、タイトスカートにすれば良かった!

フレアスカートの何て心細いこと…。

でも、堂々としていれば分からないよね!?

問題は電車だよね、30分の満員電車…。

などと考えていたら駅に着いた。


満員電車…今日に限って空くわけがない…。

ハイ、満員です。


しょうがない、乗るかーとなるべく空いてそうな車両に乗り込んだ。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧