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蛇淫

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ひまわり( xIGVh )
11/03/05 15:49(更新日時)

それは、すごく刺激的な世界だった。
自分が求めていた世界だと思った。しかし、代価はあまりに大きかった。

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No.1489774 10/12/21 05:12(スレ作成日時)

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No.1 10/12/21 05:18
ひまわり ( xIGVh )

シンとした部屋。温度が低い。長時間無人だった気配。自分の心臓の音が聞こえる。
妻の携帯に電話。堅い妻の声。
ガラガラと世界が崩壊する。
俺の世界が崩壊した。
その日が、終わりで始まりだった。

No.2 10/12/21 05:47
ひまわり ( xIGVh )

>> 1 本当にただの興味本位だった。その店に行ったのは…
カップルでゆけば、飲食代が半額、女性のみなら無料、男性なら入場料と飲食代。受付で金を払いドアを開ける。
間接照明…なんだろうが、ほとんど相手の顔が見えないくらいに光が落としてある。
「見えねーよ」と呟きながらカウンターに座る。隣には40代くらいのカップルが座っている。俺は、男性の隣に座った。
女性の隣には既に、30代くらいの男が座っている。

No.3 10/12/21 06:00
ひまわり ( xIGVh )

>> 2 女性の息が妙に荒い。
つい、横を見てしまう。
ドクン。心臓の音がデカくなった。
女性はスカートをまくりあげて座っている。勿論、下着は全て見えている。
女性の隣の男はじっと女性を見ている。
目がそらせないでいると、男性と視線がぶつかった。「今日は見るだけにして下さいね。」男性はにっと笑うと女性の耳元で何か囁いた。途端に女性が俺を見る。目が潤み、半開きの口から息が漏れる。
妊娠中の妻の上には、数年来みられなかった「女」の顔だ。

No.4 10/12/21 06:17
ひまわり ( xIGVh )

>> 3 男性がさらに女性の耳元で何か囁く。女性はフルフルと首を横に振るが男性が再度何か言うと、コックリと頷き、ブラウスのボタンを外しはじめた。
レースのブラジャーが露わになる。
そして、ブラジャーを外した。
それからは、あまり覚えていない。
ただ、俺は、その店の常連客になった。妻は、2歳の長男を連れて2週間前から実家に帰っていたから、仕事から帰って時間が有り余っていた。
入場料を払ってもカップルが現れない日が実は多かった。カップルが来ても二人だけで呑んでいて、最初のように声かけてもらえないこともあった。
女性だけが来るなんて日は毎日のように行ったがなかった。
それでも、たまにコートの下が裸の女性を連れたカップルが来て、店の中央で脱ぐようなこともあった。
どうやって来店しているのかと思ったら、店の中に更衣室があった。

No.5 10/12/21 07:51
ひまわり ( xIGVh )

>> 4 女性を連れてこれる男性には、一人で来ている男に対してある種の権限を持っていた。
連れての女性に触れて良い。触れてはいけない。
女性の絶対数が少ないこともあり、女性を連れてこれる男性はステイタスであり、あの店では勝利者だった。

No.6 10/12/21 21:16
ひまわり ( xIGVh )

初めてあの店―W―に行った時に俺に声をかけた男
―鎌田―にも、何回かWで会ううちに鎌田からこう言われた。
「他人の…って見たくない?」
「えっと?」
「うん、ほとんど毎日ココ来てるでしょ?興味本位で来る奴は多いけどね~
一二回は来るけど、それきりの人多いよ。たまーにココにくりゃ好き放題できると勘違いしてたり…さ」

No.7 10/12/22 06:21
ひまわり ( xIGVh )

俺は、ただ驚いて見ているだけだったが、鎌田は良くとらえてくれたようだった。鎌田が連れていた女性は、彼の奥さんだった。なんと、俺と同い年の子供までいた。店にくる時は寝かしつけた後、同居の彼の母親に頼んで出て行くそうだ。「この店、女性が少ない。うちは、俺のこと理解してくれたし。今は、イズミ―奥さんだ―が「女」でいられるってノリノリだけど」鎌田は笑った。イズミさんは、鎌田の隣で下着姿で座り、その周りを男たちがヨダレをたらしそうに囲んでいる。
今日は女性がイズミさんだけだから注目の的だった。男たちに囲まれているイズミさんは綺麗だった。
「ココは最後まではバツだから、ホテルで俺たちの…見てくれない?」

No.8 10/12/22 21:20
ひまわり ( xIGVh )

鎌田に案内されたのは、シティホテルの一室だった。イズミさんは、ふんわりしたスカートとやわらかい色のニットを着ていた。
頬が紅潮し、とても、綺麗だった。
「イズミ、今日は、正義さんが見に来てくれたよ。嬉しいね。綺麗なイズミを見て貰おうね。」
鎌田が俺をそう紹介してくれた

No.9 10/12/23 06:22
ひまわり ( xIGVh )

俺はベッドに座るよう促された。
鎌田とイズミさんはもうひとつのベッドに座った。
イズミさんはうつむいている。鎌田が話しはじめた。「正義さん、僕たちは『夫婦交際』をしている。一番、愛しているのは俺はイズミだし。イズミは俺を一番愛してくれている。ね?」イズミさんは人形のような従順さ頷いた。
「イズミ、尚樹さんがすごく好き。尚樹さんのためならなんでも出来る。」
鎌田は、愛おしそうにイズミさんを見つめる。
「子供が生まれると『パパ』と 『ママ』になってしまいがちだけど。
『夫婦交際』はね、不倫とは違う。一番愛しているパートナーの知っている違う相手とSEXする。」
俺の心臓の音が大きく聞こえた。

No.10 10/12/23 06:36
ひまわり ( xIGVh )

鎌田は続けた。
「イズミが他の男に抱かれていると嫉妬するし、イズミも俺が他の女抱いていると嫉妬する。で、お互いに相手が他の女や男に惹かれないように、頑張るわけ。この趣味を理解してくれる女性は少ないからね。イズミは、綺麗で可愛いし…すごく、モテモテ。
そんなイズミは俺のモノなんだ~って思うと幸せだよ」

No.11 10/12/23 06:47
ひまわり ( xIGVh )

「イズミに触れていい男は俺が選ぶ。
単にSEX好きと勘違いしている奴に俺のイズミに触れさせない。触れていいのはイズミと俺が決める」
鎌田はなんというか、月並みな表現だけど、男らしくかっこよく見えた。

No.12 10/12/24 02:27
ひまわり ( xIGVh )

鎌田がイズミさんをベッドにゆっくり横たえた。
スカートをめくり上げ、ショーツがあらわになる。
Wでイズミさんの下着姿は何度も見ていたのに、すごくドキドキした。
鎌田が、ショーツの中に手を入れ、動かしはじめた。イズミさんの声が甘く部屋に響いた。
俺は、声も出せずイズミさんをひたすら見つめていた。俺のアソコは既にパンパンだった。

No.13 10/12/24 02:36
ひまわり ( xIGVh )

鎌田が「正義さんが見てるから?反応が早いね。綺麗だよ。可愛いよ。」イズミさんに話しかける。イズミさんと目が合った。潤んだ瞳、頬は赤く上気していて、本当に綺麗だった。
勿論、俺は限界で自分の下着に手を入れしごきはじめた。

No.14 10/12/24 02:41
ひまわり ( xIGVh )

鎌田が器用にイズミさんを全裸にしていく。
鎌田自身も服を脱ぎ捨て、イズミさんに進入していく。当たり前だが、他人のSEXなんかAV以外でみたことない。
自分で間抜けな顔しているなと妙に冷静になりながらも目が離せないでいた。

No.15 10/12/24 02:48
ひまわり ( xIGVh )

情けないことに俺はあっけなく絶頂を迎えてしまった。
「ほら、イズミ、綺麗な君を見て、正義さんがイッてしまったよ。」鎌田がこう言うとイズミさんもひときわ声をあげ、そしてー。

No.16 10/12/24 02:56
ひまわり ( xIGVh )

サァーッとイズミさんがシャワーを浴びる音が聞こえる。
俺はまだぼんやりした頭でベッドに座っていた。
「正義さん、どうだった?」「や…もう…イズミさんすげー可愛いです。」「だろ?今日はね、見るだけだったけど、イズミがOKなら正義さんがイズミを抱いてよ。イズミが俺にそばにいて欲しがるから俺もいるけどね。」

No.17 10/12/24 03:11
ひまわり ( xIGVh )

驚いている俺に鎌田は諭すように言った。
「他の男に抱かれているイズミも可愛いから俺がみたいしね。単独さんは初めてだけど、パナさん夫婦より正義さん、イズミに年近いし。正義さんの奥さんが来てくれたらいいけど、今妊娠中ならそれどころじゃないだろうし。」
パナさんという名前(本名じゃないよな?)は初めて聞いた。

No.18 10/12/24 03:19
ひまわり ( xIGVh )

ぽかんとしている俺に鎌田は続けた。
「パナさん夫婦は、「S」ってサイトで知り合ったんだ。パナさんの奥さんが病気でねパナさんとSEXできないんだ。パナさんは奥さんを愛しているから不倫とかあり得ないし。
奥さんもパナさんのこと愛している。
だから、奥さんが知っているイズミをパナさんが抱くんだ。」

No.19 10/12/24 21:16
ひまわり ( xIGVh )

ぼんやりした頭に鎌田の言葉が響いた。
「俺たちは、結婚してもお互いを愛しあう、男と女なんだ」
見つけたー。そうだ。俺はこんな夫婦になりたかった。

No.20 10/12/24 21:27
ひまわり ( xIGVh )

帰宅してすぐに鎌田の言うサイト「S」にアクセスした。
パソコンの画面に俺の望んでいた世界が広がった。
Wにのめり込んだようにサイトにものめり込んでいった。妻が出産のため息子と実家に帰省していて夜は自由な時間がふんだんにあった。
鎌田もパナさん夫婦もサイトにもよく訪れ、たくさん話すことができ、「夫婦交際」こんな素晴らしい夫婦のあり方はないと心の底から思った。

No.21 10/12/25 03:20
ひまわり ( xIGVh )

今日もビール片手にパソコンの前に座り、Sにアクセスする。
Wのような店の扉を開けた錯覚に陥る。今日は、パナさんの奥さんが来ていた。キーを叩く。

マサ:こんばんは〉パナ妻さん。
パナ妻:こん〉マサ
マサ:今日は、パナさんは?
パナ妻:残業なの。年なんだから体のこと考えてほしい~
時計を見上げると11時を回っていた。
マサ:遅くまで大変だね。パナ妻:うん。寂しいなーこんな他愛ない会話をすることが多かったが、心地よかった。

No.22 10/12/25 03:53
ひまわり ( xIGVh )

パナさんは、カメラが趣味で、モザイクはかけてあったが奥さんの裸の写真を撮影して情報公開のフォトアルバムにアップしていた。今日は、温泉のようなところでポーズを決めている写真だった。
マサ:相変わらず、細いですね~ これは温泉?どやって撮ったの?ましゃか!と・盗撮(OoO;)
パナ妻:実は…って、おばか。混浴だよ混浴!イベントに参加してきたの!
マサ:失礼しました(U_U)混浴かぁ。行ってみたいな。ところで、イベントてなに?
パナ妻:イベントは、夫婦交際している人たちが何組か集まって、マターリすることだよ。ぼくちゃん。朝から、そりゃもう(*v.v)私は、病気があるから温泉と撮影メインだけどね。

No.23 10/12/25 04:02
ひまわり ( xIGVh )

すごく羨ましかった。妻に早く出産して、女に戻って欲しかった。俺にも良いパートナーがいると自慢したかった。
妻も喜ぶと、本当に、思った。
パナ妻:もういつ生まれもいいのよね。楽しみだね。出産直後は、奥さんのこと守ってあげなよ。
マサ:わかってまぁす。早く女のリハビリさせたいな。

俺はパナ妻さんの言葉を理解していなかったことに気づくのはずっと後だった。

No.24 10/12/25 07:29
ひまわり ( xIGVh )

鎌田から「イベント」に誘われた。
やはりWで知り合った夫婦で、名前は覚えていない。鎌田の話では、その夫婦は夫が妻が沢山の男から犯されるのを見ることで愛情確認しているそうだ。
夫婦が嫌がったらすぐやめるという約束が守れるなら単独(どちらか一方だけ、ほぼ男だけどが参加している人のこと)の参加も良いそうだ。
その夫婦の奥さんは旦那さんが他の女を抱くのはダメだからイズミさんは不参加だった

No.25 10/12/25 15:11
ひまわり ( xIGVh )

「なかには、妻を抱かしてあげるから抱かせてっていう人もいるけどね…
俺は、そんなのは嫌だ。一度、そんな夫婦としたけど奥さん泣きそうだし。仕方ないから、俺と奥さんお話ししておしまいだったよ」鎌田はすっかり俺の指南役になっていた。

No.26 10/12/25 15:44
ひまわり ( xIGVh )

鎌田と一緒に指定されたホテルに行った。
ホテル代は参加でワリカンだったが数千円だったし、抵抗感もなかった。
到着順にシャワーを浴びるよう指示された。
「不潔は論外だ。」と鎌田が言った。

No.27 10/12/25 16:57
ひまわり ( xIGVh )

ホテルには、鎌田と俺と夫婦の他に二人男がいた。
イベントの主催夫婦の夫が言った。
「まず、私たち夫婦のHを見て下さい。それから妻を交代で犯して下さい。中もいいですが、挿入前にはゴム必須です。」

俺は緊張していたが同時にまるで、小学生の時に学芸会で舞台に上がる直前の気持ちだった。

No.28 10/12/25 20:28
ひまわり ( xIGVh )

結婚してから妻以外の女性に触れるのは初めてだった。しかも、その人の夫が見ている。背徳感はたまらなく刺激的だった。
俺はどんどんのめり込んでいった。
同時に、妻なり彼女なりとイベントに来ている男性が勝者であるという気持ちが高まっていた。
その気持ちが自分の中でパートナーを連れてこられなければ、負けであるという気持ちにいつしかすりかわっていた。

No.29 10/12/25 23:37
ひまわり ( xIGVh )

妻から生まれたという連絡が入ったのは、イベントに俺だけで参加をするようになり、鎌田も知らない俺独自の仲間も出来た頃だった。
俺は、これで夫婦交際が本格的に出来るとしか思えなかった。

No.30 10/12/25 23:45
ひまわり ( xIGVh )

仲間にも妻が出産をしたから、女のリハビリさせると報告した。仲間からも応援された。
妻の病院に行き、俺は言った。
「これで、女に戻れるな。おめでとう。妊娠前の服着れるよな~」
妻も笑顔で答えてくれると思っていた。
「は? …着れるんじゃない?」
妻の返事の口調に気づくこともなかった。

No.31 10/12/26 00:12
ひまわり ( xIGVh )

妻の実家はパソコンの環境がなかったので、今から考えるとサイト依存になっていた俺はサイトにいけないことが不安だった。
息子が、妻の妹に懐いていて俺を恋しがらなかったこともあり仕事を理由に翌日には自宅に帰った。
その時の妻の顔は覚えていない。
「早く女に戻ってな~」と言って病院をあとにした。

No.32 10/12/26 08:05
ひまわり ( xIGVh )

Sにアクセスする。
マサ:妻に会ってきたよ。まだ母の顔だけど、俺の愛でエロに目覚めさせま~すミカン:そか。おめでとうございます!エロに目覚めたらよろしくです。
ミカンさんはバツイチ男性で単独さんだった。
パナ:おめでとう。うちはもう小学生だから、赤ちゃんの頃が懐かしいな~。
イズミ:おめでとう。

No.33 10/12/26 08:18
ひまわり ( xIGVh )

マサ:来月にはこっちに帰るからサイトにも連れてくるね。口説いてやって下さい。
ミカン:まかしとけ(^ε^)
パナ妻:生後1ヶ月なら、まだまだ睡眠不足だよ。無理させちゃ駄目よ。
マサ:ミカンさんお願いします!口説かれる妻を早くみたい!パナ妻さん、ハーイ!無理はさせません。

みんなから祝福され、俺は嬉しかった。
サイトにのめり込み休みの日は起きてすぐアクセスし、昼ご飯もインスタント麺など簡単なもので済ませた。洗濯もぎりぎりまで溜めてコインランドリーに持っていった。掃除はしなかったが、男だから仕方ないと思っていた。

No.34 10/12/26 08:31
ひまわり ( xIGVh )

1ヶ月後妻が息子と娘を連れて帰った。
前日は仕事だったし、夜中までSで話していた。
妻の第一声は
「何…これ… 赤ちゃんどこに寝かせるの?埃だらけじゃん」
「あ…仕事忙しくて…片付けるよ。」
妻はため息をつき、俺に娘を抱かせ掃除をはじめた。

No.35 10/12/26 08:46
ひまわり ( xIGVh )

洗濯や流しの洗い物の山を見つけるたびに妻は大袈裟にため息をついた。ため息をききながら、Sにいきたいなと思っていた。
夜、親子4人で寝る用意をした。息子が絵本を読んでとせがむ、娘が腹を空かせて泣く。
妻が胸をはだけおっぱいをやりながら息子に絵本を読んでやる。思わず言った。「今は仕方ないけど、女のリハビリもしような~」
「え?はあ。ねぇ隆太に本読んでやってよ」
「やだあ。ママがいー」
隆太が妻にしがみつく。
俺は今日Sに行ってなかった。
「ママがいーって。俺調べたいことがあるから部屋にいくよ。先寝てて」

No.36 10/12/28 03:14
ひまわり ( xIGVh )

Sにアクセスしいつものように会話を楽しむ。
やはりとても心地よかった。気づくと0時を過ぎていた。
それからも、俺は仕事も忙しく帰宅は夜9時を過ぎることも多かった。さすがにWにいくのは控えていた。帰宅した頃には大概隆太は寝ていたし、娘のまゆもそうだった。

妻は起きてくることもあったが、隆太が妻がいないの敏感に反応して泣き出すので起きてこないこともあった。
起きてこない時は、夕食を部屋に持ち込んでSにアクセスしていた。

No.37 10/12/28 03:32
ひまわり ( xIGVh )

そんなある日、俺の母親がきた。
妻はまゆに母乳をやったあと、ミルクを足していた。隆太の時もだったが母乳がでにくいようだった。母が妻に
「あら、やはりミルクなの…母乳の方が体にいいのに。私は、たくさんでたからミルク買ったことないわ」「そうですかぁ~羨ましいな~」
その後、母は妻に母乳にはお団子がいい、妻もお団子好き~という他愛ない会話をしていたような気がする
次の日、俺が見たのは、無表情で団子を食べる妻だった。
5本入りの団子が残り1本になっていた。心のどこかで違和感を感じながらも、冗談にしたかった。
「食べ過ぎじゃね?女のリハビリしなきゃ。」と笑いながら言った。
「どうせ、母乳でないです」
「は?なんのこと?太るよって言っただけじゃん?」妻は、ぷいと席をたち、寝室に行った。

No.38 10/12/28 03:40
ひまわり ( xIGVh )

俺は、その背中を見ながら妻もSに来て口説かれたら、女に戻ると思った。

数日後、隆太もまゆも寝ていて妻だけ俺の夕食のため起きている日がきた。
妻に言うのは、今日だ。
「あのな。すげー面白いサイトがあるから、一緒に覗かない?」

No.39 10/12/29 03:25
ひまわり ( xIGVh )

パソコンの前に妻を座らせワクワクしながら、文字を入力する。

マサ:皆さん、こんばんは。今日は妻も来ました。女のリハビリ中です。口説いてやって下さい。

妻はけげんな表情で俺を見つめる。今日はイズミさんもパナ妻さんも女性陣は来ていなかった。
来ていたのは、ミカンと鉄だった。鉄とはあまりからんだことはないが、彼女と二人で夫婦交際をしている奴だった。

ミカン:こんばんは。マサ&奥さん

鉄:こんばんは~

マサ:妻も初心者だから優しくして下さいね。

ミカン:わ~かわいい

鉄:じゃ、じっくり(^ε^)
妻の眉間にシワがよっている。「何これ?」
「あのな。チャットって言って…」妻が遮った
「それくらい知ってる。何かって聞いているの」
「しながら説明するよ。返事しなきゃ」
妻の代わりに入力する。

マサ:ミカンさんありがとう~。鉄さん、初心者だからマイルドにお願い。

鉄にエロトークの予防線をはる。

No.40 10/12/29 03:37
ひまわり ( xIGVh )

「こうしておしゃべりして、口説いてもらえよ。口説いてもらう、香里がみたい」
「全く、意味がわからん。てか、あなたも口説いているの?」
ドギマギしながら答えた。「画面上だけね」
まんざら、嘘でもなかった女性はやはり圧倒的に少なかったし、サイト内で俺は妻に夫婦交際の良さを伝えようとアドバイスを待っている立場だったから、例えばパナ妻さんの写真をみてキレイねと褒めはしても口説くとかは別だった。

No.41 10/12/29 22:02
みいきち ( udwknb )

続き楽しみにしてます

No.42 10/12/29 23:56
みみりん ( 40代 ♀ a2MUh )

感想スレ希望😄

No.43 11/01/01 06:50
ひまわり ( xIGVh )

みいきち様みみりん様ありがとうございます🙇

No.44 11/01/01 07:00
ひまわり ( xIGVh )

何より愛しているのは妻だった。
俺は妻と夫婦交際をしたかった。俺を受け入れて欲しかった。受け入れてくれたら俺のことを愛してくれていると確認出来ると思っていた。
妻は眉間にシワを寄せたまま、キーを打つ。
普段使わないから、指一本でポツポツしているのが可愛い。

No.45 11/01/01 07:08
ひまわり ( xIGVh )

マサ:はじめまして。いつもお世話になっています。
鉄:奥さん。面白い!何か可愛い~

ミカン:本当、真面目そう。そんな人こそ…

あまりエロだと妻が驚くと思い、慌てキーを叩く。

マサ:でしょう?真面目だし可愛いの。あまり驚かせないでよ。自慢の奥さんなんだ。

No.46 11/01/01 07:21
ひまわり ( xIGVh )

妻は画面上に浮かんだ文字を見て呆れた表情をする。その表情を見ても俺は、単に戸惑い恥じらっているだけだと心から思った。
「可愛い自慢の奥さん」と言われて嫌がるなんて思いもしなかった。

その時、まゆが泣いた。
「あ、まゆ泣いたわ。ミルクあげなきゃ」
「俺あげてくるよ。チャットしてなよ。」
せっかくサイトに連れてきたからには中断したくなかった。
「こんな時だけ…」
妻が小さく呟いた気がした。

No.47 11/01/01 08:16
ひまわり ( xIGVh )

まゆにミルクを飲ませて戻ってきて画面を覗くと、こんな会話していた。

マサ:パソコン慣れてないから。雨だれ式でごめんなさい。
ミカン:雨だれ式?
マサ:打つべきキーを探してポツ、また探してポツポツ。
ミカン:なるほど。ゆっくりでいいですよ。
マサ:ありがとうございます。

鉄は落ちていた。エロトークが出来ないから落ちたようだ。
「ねぇ。変わって、何話すかわからないよ」
「口説いてもらえばいいのに」

No.48 11/01/01 18:55
ひまわり ( xIGVh )

「だから、それが意味わからないの。大体、なんなのこのサイト?」

「だから、それは…」
思わずいいよどむ。とりあえず、ミカンに相手をしてくれた礼を言ってチャットを落ちる。説明しなくては…と思った。でも、何から言えば?
「何から言えばいいか…」と言うと
「はじめから話して終わりになったら終わって。」

真面目なのかおちょくられているのか分からない。
だが、話しはじめた。

No.49 11/01/02 18:31
ひまわり ( xIGVh )

>> 48 「不倫や浮気とは全く違うんだ。愛している相手が違う相手に抱かれるのを見て…なんて言うか…結婚しても女と男でいつづけるために…親子で川の字でねるのはなんか違ってて」

妻は小首をかしげてじっと俺を見る。
付き合っている頃からの妻の癖だ。決して途中で口をはさまない。それまで俺の付き合ってきた女とは全く違うタイプで従順で可愛いと思っていた。
けど、この癖は、腹の底まで見透かされそうだった。嫌われたらどうしょうとも思った。

No.50 11/01/02 22:35
ひまわり ( xIGVh )

>> 49 妻ははっきり言った。
「理解できない。で、『あなた』はそうしているの?」
「あなた」にアクセントをつける。
「まーくん」でも「パパ」でもなく「あなた」。
「してないよ。チャットで会話しているだけ。」
とっさに嘘をついてしまった。
「とにかくさ。女性も参加しているから、その人からも話し聞いてよ」
「聞きたくないなぁ」
穏やかにのんびり言う。はじめて聞く声色だった。

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