ひと夏の恋

平凡な生活が幸せだと思っていたはずなのに．．．

毎日何もしない主婦。
自由に暮らさせてもらっていた。不満なんて、口にしたら、罰が当たる。

友達もいなくても、寂しくても、それが幸せ。
二人の子供にも恵まれ、
毎日平凡に暮らしていた。

ただかけていたのは、男と女という関係から、親になっていた。

レス。もう何年もやっていない。
試そうとしても、話しあいすら、避けてしまっている自分がいた。

それさえ、それさえなければ、

いい夫婦。永遠の恋人でいられたのに．．．

愛が欲しかった。身体が求めてしまった。

叩いてはいけない扉を叩いてしまった．．．

私の夏が始まった瞬間

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「ただいまぁ」
幼稚園バスが帰ってきた。
ここから長い夏休み。戦闘が始まるなぁ．．．

ふぅ、早速
「コラー」
家中、ママの怒鳴り声昉

部屋はぐちゃぐちゃ。①日目から思いやられる。
②日目
TVも占領してる。

そうだ、暇つぶしに携帯を開けた。

出会い系なんて、プライドが許さない。見るだけなら、タダだしいっか

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無料でできるサイトって
結構あるんだ。ここでいいや。
登録も簡単だったし、ちょっと年齢確認怖いけど、カードで即登録できた。
登録して、即メールが沢山きた。

「はじめまして、よかったらメールからお願いします」
写真付

パス

自分の事かっこいいと思ってんのかな（笑）

なーんてね昉

会おう、返事しよう、そんなつもりは、この時は、これっぽちもなかった．．．．

見てる事が、楽しかった

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うるさい日々が続き、ストレスが溜まり始めていたのもあり、

子供が寝たあと、サイトを見るのが日課になり、次第に興味にかわり、返事をするようになった。

旦那とはレスだった為、

「エッチな会話しませんか」
に返事をしたりしていた。
すると、何気なしに、普通に、
「メールしたり、友達になれたらいいなぁ」という内容に目をひいた．．．
所詮サイト、エッチ目的だって思ってたけど、友達が欲しかったのもあり、

「返事ありがとう。メールならいいよぉ」

そこから、メールのやり取りが始まった。

②時位まで色々メールし、昼間も毎日メールをくれた。
楽しかった。

子育てと旦那にも相手にされない、女から母になってたわたしを、彼は、女にさせてくれた。

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たわいもない会話をする中で、
なぜか、ラブホ話しになった。「最近行ってないよなぁ」
「最近、露天風呂とかあるみたいね煜行ってみたい。変な意味じゃなくね」
な～んて、会話も気軽にするようなっていた。

そして、ラブホに行こうねと、約束をした。

「変な意味じゃないからね～。」といいながら、
「洗いっこする。うっそ～」とか、

「会って、よかったら、しようかぁ」とか、「れな、エスだしぃ」

毎日そんなやり取りをしていた。

ある日、

「そろそろ、直メしない？」

でた．．．

「ごめん。やっぱり怖いし、基本人信じられないから、もう少しまって」

これで終わりと思った。

でも彼は、「だよな、怖いよな」と、また私も馬鹿だから、いい人．．．

って、思った。

それからも、変わらずメールをし続けた。

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それから、少し経って、そろそろ、
「直メだめ？信用ないかな」

「とりあえず、送っといて．．．」

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結局、メールならと
直メするようになり、

⑧月に会う約束をした。

楽しみな半面、こんな事をしてと、思いながら、

会う日の為に、約束したセクシーな服を買ったり、気合いは入っていた。

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>> 7 会う日が来た。

ずっとメールしたせいもあり、会っても違和感はなかった。

あまり会話もせず、ラブホへ着いていた。

「あれ？？本当にきたんや」
「嫌ならでよか」

出ればいいものを、悪魔が．．．．

「せっかく来たし見物しよか」

見物何をだよ昉

自分にノリッコミしながら、入って行った。

身体の扉が開いた．．．．
夏だった。

［実際、夏だけで、終らせるつもりだったのに、
新たな恋を今またしている］

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とりあえず、部屋を散策してみた。

そしたら、後ろから抱きしめられた。

なぜか、冷静な私に、カレは、

「反応ないし．．．」

と離れた。

ここへ、来た＝は、わかっていたし、何も感情がなかったから、ふーんとしか思えなかった。

まっ、仕掛けるか昉

布団に倒れ込み。スカートを脱いだ。

びっくりされたけど、

「スカートシワになるし、まだ①枚履いてるもん」
っと、かわした。

実際透けないように、履いてたし昉昉

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>> 9 とりあえず、たわいもない会話をしてたのに、

さすがに、布団に入れば、雰囲気なるよね．．．

Kissされた。

「やっぱり嫌がらない」

そらぁ、男からみたら、ＯＫだよね。

絡みが始まった。

まだ、頭の中ですこし葛藤があったけど、身体はすでに、反応していた。

もう何年も女でなかったし、元々Sexは好きだったので、身体が喜んでいるのがわかる。

カレは、すごく激しく、
私を気持ち良くしてくれ、望んでいた事をしてくれた。

なんだかんだで、短い時間に、２回もした。

【これは、はまるなぁ】

正直終わりかと思ったら、帰り際、

「れなとは、また会いたい。今度は、ふつうに会おう」って。

Kissされた！！！

それからも、ふつうにメールをくれた。

なのに、まだサイトを止めずに、やっていた。

サイト内でやり取りをする中で、

なぜか、今も思い出せないけど、③⑧歳の人とメールをしていた。

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れなさん。
楽しみに見てまぁ～す✌

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>> 11 ★ATM＆URNｻﾏ

れなです。

初応援ありがとうございます。
まさか、楽しみにして頂けるとは、思わず、嬉しい次第です坥

更新のんびりでしたが、
気合い入れてきます。

これからも、お付き合いお願いします

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相変わらず、彼（りゅう）と毎日メールをする中で、

③⑧歳のヒサとも毎日サイト内でメールをしてると、ちょっと、遊び心がでてきてしまい、
からかいのつもりで、直メするようになっていた。

調度お盆の時期で、りゅうとまた会う約束をした。
今回は、エッチ目的でなかったから、
ドライブして、ご飯を食べて、帰る事にした。

でも、心では帰る気がせず、車を止めて話すうちに、「行きたいとこないん？」
と聞かれて、

また、馬鹿な私は、

「有名なラブホの中みてみたい」

と言ってしまった昉昉

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そんなの、誘ってるよなぁ．．．
「見学だからね昉」

りゅうは、
「今日は、やらないつもりだったけどな」と、

結局行く事にした。

やはり、有名なだけ合って綺麗だった。

とりあえず、一通り見学した後は、

そのまま．．．

なんせ、りゅうは、体力がある！！！

長年やってないせいと、旦那は淡泊だったので、

すごい快感を感じてしまったのかもしれない。

でも、りゅうとは、SEXだけだった．．．．

お風呂にマットもあったのに見向きもしない。

毎日メールは、くれても所詮SEXだけか。
と、
頭では思い、人は信じないと言いつつ、
寂しい思いだった。

また毎日メールはしてたものの、
結局、これでりゅうとは最後になった．．．

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ヒサとメールをする中で、会いたいとは言われながら、
たまーに、話すようになっていた。

その頃、実は、付き合ってる人がいて、
すれ違う日々と遠距離に疲れを感じていたのもあり、

ヒサに興味を持ちはじめていた。

平日休みで、前日にならないと休みかわからないと聞いてたので、

会える確率は低かった昉

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だから、会うことはないと思っていたのに．．．

ヒ「明日、休みになったよ。会いたいなぁ」

レ「子供いるからね。前もってなら．．．」

ヒ「寂しい．．．
れなちゃん、会いたい」

レ「気が向いたらね」


頭の中は、見てみたい気持ちと、また葛藤していた。

朝になり、私の、思い立ったら行動センサーが、

よしっ、行こう！！！

当日ＯＫな託児所を探し、
「今日、行こうかなぁ．．．ちょっと、寄りたいとこあるし。」

あなに会いに行くとは、プライドもあり、言わなかった昉

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ほんと、思い立ったら、お構いなしな私は、今でも、変わらない。

家族がいるのに、私は、
封印していた、女にまた目覚めてしまった。

繰り返さないと決め、地元から飛び出してきたのに、家族がいればいいのに．．．

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駅に着くと、ヒサは待っていた。

会った瞬間すぐわかった

ランチを食べに行き、イロイロ話しをし、前々から仕事が週①しか休みがないとか、なんか信用してしまって、心配でたまらなくなってしまった。

ランチの後、レオパレスに住んでいるので、メールで、私も昔住んでたから、行ってみたいと言ってたから、自然と行くことに．．．

今思えば、安易な行動だった。

男の一人暮らし＝やる。

ラブホとかわりはない昉

とりあえず、座ってTVみてたら、

「コップ①こしかないから、お茶一緒でいい」

初対面だぞ昉って、のこのこ部屋に入り混んだ私も私だ。

そらね．．．．

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「れなちゃん。手触っていい」

「まっ、どぞ」

とっ、気を抜いた瞬間、引っ張られ、抱っこされた！
瞬間Kissされ、身体を撫でまわすように、触ってきた。

なんか、子供でも触るかの様に．．．．
とっ、今度は、
激しく触りはじめ、服を脱がされた。

躊躇してる暇もなく、
「女の人が喜ぶ姿が好きなんだぁ」
さすが大人の男だ。

今まで、身体を与えれば、いいと若い頃は、ただやることでしかなかった
SEXだったのに．．．

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でも、舐められ続けるのも、正直飽きてきた。

「れなちゃんイッた？」

「うん。いっぱいイッたよ炻声聞こえるから、我慢したの」

男は、イッたと言えば喜ぶと思ってたのに、

「れなちゃん、わからないよ。イッたって言わなければ、もっとしたのに．．．」

うーん。

SEXは合わないのかも。
ディープ①度だけ。

でも、それよりヒサの甘えた雰囲気に、酔わされてしまっていた。

帰り際、電車に乗る時、

Kissされた。

これに、やられたぁ昉

ヒサの罠にはまってしまったのだから．．．

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「れなちゃん次会ったら、手を繋いで歩きたい」

【れなちゃん会いたい】

【れなちゃん好き】

酔わされる。

私も、好きだよ炻

【れなちゃん会いたいよぉ】

「明日休みだけど、家帰るから、でも、今から会いたい」

行きたいと事が先走り、

旦那の言葉なんて、耳に入らない、出かけると言ったら、気持ちも止まらない昉

初めて、①人高速に乗り、車を走らせた．．．

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到着し、ヒサはすぐ手を差し延べた。

あまり会話する事もなく、抱き寄せられ始まる。

やはり、愛撫されるがままな私．．．

帰り際に、作ってきた、おかずを渡して帰った。

ヒサは、相変わらず、甘えたメールをしてくる。


彼の遊びに、まんまと騙され、吸い込まれていった。

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会いたいという気持ちが日に日に膨らむ．．．

ただ、気になる事はあった昉

会社も休めない。④年も有休使えないとか、ありえないし、何か秘密を抱えてる事だけは確かだ．．．．
【私にだけは、何でも言ってね】

【れなちゃんには、嫌われたくないから】

嫌われたくないと言う言葉だけを、また信じてる自分がいた。

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ある夜、

相変わらず、旦那はTVをみている。

わたしは、子供に付き纏われ、イライラしていた昉
「ちょっと、抱っこしてよ」
相変わらず無視。
「来ないから」

大泣きしおおあばれも見て見ぬふり。

お風呂に行ってきてと言っても無視され。

子供は、大泣きしている。
さらに付き纏われ、イライラも限界にきていた。

それもわかってくれないし、すべてに嫌気がさしていた。

パパとお風呂入ってと言っても、泣き叫び、
「ママと入るぅ、ママがいい」
そればかり、

最悪な状態の中、

ふとみると居ない！勝手に風呂に行っている。
あんだけ、お風呂入ってと何度も言ったのに昉昉



私は、キレタ．．．．

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「TV、TVって、人の話し聞いてくれないし、
子供が来ないって、TVばかり見てるからでしょ」

泣いてる子供を無理矢理、お風呂に連れていこうとしたから．．．

ガシャン！！！

TVを投げた。

TVなんていらない昉

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私に必要なものは、愛だけ．．．．

頭の中は、ここには居たくない。
こぎつけかもしれない、
ヒサに会いたかっただけなのかもしれない昉

プルプルプルプル

「れな、お部屋ついた？家出するから」

『えっ！！行くとこあるの？』

「わかんない。適当に、とりあえず、居たくないから．．．」

『行くとこないなら、とりあえず、部屋きていいよ』

そう、この言葉を待っていた。
でも、謙虚に．．．

「ううん。明日仕事だし、迷惑かかるもん」

心の中では、行くと決めていた。

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子供を残し、車を走らせ、高速に乗った。
ナビもない車で、迷子になってしまった．．．

ここから、険悪な感じになってしまったのかな🌀

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れ｢ごめんね。明日仕事なのに」
ひ｢大丈夫なの？」

れ｢うん」

素直になれくて、お泊りダメなのと聞けず、

れ｢このあと、友達近くにすんでるから、話しに行く」

ヒサの顔は、正直迷惑そうだった．．．

所詮、単身赴任男性の、性欲処理だった事に、あの時は、気付かなかった昉

部屋に入り、友達と連絡してると、益々、顔が曇るヒサ。
なのに、
心配してるフリなのか、いきなり抱きしめて、キス。
とりあえず、来たしやっとくか．．．
そんな感じだったのだろう昉昉

しかし、中途半端な事されたうえに、彼は寝てしまった。

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ほんとは、一緒に寝たかった。
でも
ヒ｢朝仕事だから、泊まれないし、朝には帰らないと」
と言われてしまったから、ヒサが寝た後、出る準備をしようとベットを降りた時に、ヒサの携帯を 落としてしまった昉

その時は、起こさなかった事に安心して、気には止めなかったのに、用意したあと、ふと、携帯が気になってしまった。

本当に奥さんとは、仲良くないのか？
他にメールしてるのか？

携帯を覗きたい自分がいた。
そんな事を考えて、携帯を戻そうと、触った時、起きてきてしまった澈

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あっ！！
そわそわ昉

こっちを見ている．．．

れ「携帯お．落としちゃって。ご．ごめんね」

無言な空気も悪い昉

れ「帰るね」

ヒ 「送ってくよ」

れ「仕事だしいいよ」

えっ！？
それだけ．．．

いつもなら、キスをしてくれるのに、それもなし

携帯見てると思われたかという不安でいっぱいだった。

とりあえず、充電もなくなり、友達に連絡着かなくなったし、道もわからないから、コンビニで車用の充電機を買って、道を聞いた。

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ナビもなく初めての、街並を走る。
看板をたよりに、適当に進む。

私って以外に行けんじゃん淲
とか思いながら、友達に会うことに集中させた。

深夜なこともあり、空いていた為、無事友達に会う事ができた。

別に何かしたかったわけでもなかったから、結局、友達の知り合い（学校の先生）まで、家に送る事になった昉

まっ、そのおかげで、アリバイ対策を手伝ってくれる人になった。

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明け方家に帰って、家では、何事もなかったかの様に過ぎて言ったのに、
私の心は、荒れていった．．．

毎日あったヒサからのメールが、ピタリとなくなった昉

私の性格から、自分からメールをするのは悔しかったから、気持ちと格闘していた。

そのイライラを、サイトにぶつける事しかできないし、話し相手も欲しくて、またサイトにのめり込んでいった。

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