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I( nhzCh )
09/02/20 04:14(更新日時)

なんで…

僕は生まれてきて…こんなに深い深い愛の元…
いつも小さな小さな過ちを侵して…自分を傷つけてきたのだろう…。

愛してるって気が付かずに憎んでいたのかな…。
ううん…そんな事は無いんだ…。ちっぽけな自分がただ分かってほしくて訴えてたんだ…。

僕は…気が付いていたよ…。

でも君に捧げた眠りの森の歌は…ただいつも悲しみを帯びていたから…

どんなに笑っていても、何をしても…僕は泣いていたんだ。
じっと我慢して、そこに佇んでいたんだ…。
叫び声なんて上げられないんだ…。

辛いんだよ…。

喜びも悲しみも…誰かとの中にあって…誰かの中じゃ僕は本当には生きていけないんだ…。

No.1159247 09/02/20 03:57(スレ作成日時)

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No.1 09/02/20 04:14
I ( nhzCh )

かたことかたこと…


古い音が頭の片隅に響く…。

ちくたくちくたく…の間違いのような気さえする…。

僕のこのネジの外れた歪んだ憎しみ…いや寂しさだろう…は思いの幻想の中にいつもいつも深く閉ざして、閉まっておくんだ…。

僕の中に警鐘が鳴る…。
でもそれは頭の中のあのいつもの信号(パルス)じゃないんだ。音じゃない。誰かの鼻歌混じりのひどく音の雑な不快なノイズじゃない…。


僕の頭の神経は…どうなってしまったんだろう…。

僕は現実と幻想の合間で…どちらかも区別のつかない世界を行き来する生き物なのか…。


どうして世界はちっぽけで…つまらなくて暗くて…ひどく荒んでいる…。


これだけ現実に衰退した邪悪な意識で…よく精神を保ってられる。


どれだけ自分の膝を抱えて、うずくまっている。
…光さえ…希望さえ…妄想の癖に…。

現実なんてくたびれるだけじゃないか……。


「お兄ちゃん……ねぇ…お兄ちゃん………ねぇねぇ…お兄ちゃん、起きて…お母さんが呼んでるよぉ…」

…意識の片隅から揺り起こす小さな声…。

ピピピピッ
ピピピピッ


いつもの目覚ましの音と僕の弟が僕を声で起こしにかかる。

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