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ななこ( ♀ 6jj9h )
09/06/18 00:36(更新日時)

アユミ…中学3年生

チョット不良っぽい女の子。

何をやっても中途半端。親友は1人居るが、面倒くさがりのアユミは夢もなく[早く適当に結婚でもして…楽に生きてたいなぁ…]とダラダラと生活をしていた…。

そんなアユミを変えたのはテレビ番組…なんと介護の番組だ…。
アユミは年寄り、子供は大嫌い。
そんな彼女を変えた映像とは…

No.1159111 09/01/29 00:15(スレ作成日時)

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No.1 09/01/29 00:27
ななこ ( ♀ 6jj9h )

『あ~暇だなぁ…』
親友の梨香と遊ぶ約束をしていたが、時間まで後2時間ある…

[テレビでもみようかなぁ]
と思い、テレビを付けた…
ニュース…
テレビショッピング…[面白くないなぁ…]📺奇跡の美容室…

[ん❓]奇跡の美容室ってなんだろう…アユミは少し見てみる事にした。

この番組をみたアユミは今まで起きる事がないと思っていた物全てが…体中から、おはよう‼と目を覚ました。

No.2 09/01/29 00:34
ななこ ( ♀ 6jj9h )

内容は、1人の美容師が、お年寄りの家まで行き髪の手入れを行っていた。そのお年寄りは美容室が大好きで寝たきりになる前は月に2度3度と通ってキレイに髪を結ってもらっていたとの事。

でも寝たきりになり髪の手入れも出来ず、お出掛けも出来なくなり彼女は一気に老け込んでしまっていた。
そんな彼女の娘が母を可哀想に思い友達の美容師に、自宅に来て髪の手入れをしてあげて欲しいと懇願したのだ。

No.4 09/01/29 00:42
ななこ ( ♀ 6jj9h )

そんな娘の頼みを聞き入れた美容師は月に2度、老婆の元へ通うようになった。

無口になった老婆に色々と話しかけ、キレイな景色が乗っている本を見せ、髪を整えた。
美容師が通うようになって半年が過ぎようとしていたある日…老婆がふと『いつも、ありがとうございます。あの…お化粧もして頂けないでしょうか❓』
と無気力だった老婆が美容師に頼んだのだ。
美容師は嬉しくなり『はい😃いいですよ。じゃあキレイになりましょうね…お出掛けもしちゃいますか❓』
と老婆に化粧をしながら言ってみた。

No.5 09/01/29 00:50
ななこ ( ♀ 6jj9h )

老婆『こんな…お婆ちゃんが外に出たら…みんな怖がるわ…』

と少し寂しそうに答えた…。

美容師はニコッと微笑み『どこに怖いお婆ちゃんが居ます❓』と老婆に鏡を渡した。
老婆は鏡を受け取り、恐る恐る自分の顔を見た…

老婆『まあ…キレイにして頂いて…』
と涙を浮かべ、娘と美容師に『車椅子…押して下さるかしら…❓』
と言った。

娘と美容師も涙を浮かべ『もちろんよ‼外の空気を吸いましょう‼何か美味しい物も食べて来ましょう‼』
と散々寝たきりで塞ぎ込んでいた老婆を外へ連れ出し。
老婆へのインタビューが始まった。

No.6 09/01/29 00:57
ななこ ( ♀ 6jj9h )

テレビスタッフ『お婆ちゃん😃元気になりましたね😉』

老婆『はい⤴私なんか…もう自分に自信がなくて早く天国に…と思ってたんですよ…でも美容師さんが来てくれてキレイにしてくれたのを見たら…久しぶりにウキウキしましてね…』

どんなサプリメントや薬より老婆はキレイな髪型や化粧で外に出て、残りの人生を楽しむ事が出来るきっかけを得たのだった。

アユミは目から鱗だった…
[すげぇ…美容師…すげぇ…]
アユミは心の底から熱い物が込み上げてきた。

  • << 9 そうこうしている内に梨香との約束の時間になった。 アユミ『やべっ💦』 急いで支度をして梨香の家に向かった。 ピンポーン🎵 『遅い~💦』 中から梨香の声が聞こえた。

No.7 09/01/29 09:21
チョコ大好き ( ♀ zNUK )

早速新作を読ませて頂きました😃ゆっくりで良いので更新を楽しみにしていますね。横レス失礼しました🙏

No.8 09/01/29 21:33
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 7 早速のレスありがとうございます🙇❤

No.3が削除されていますが…何が書かれていたんだろう…💦

また不定期更新になりますが宜しくお願いします🙇🙇

No.9 09/01/29 21:41
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 6 テレビスタッフ『お婆ちゃん😃元気になりましたね😉』 老婆『はい⤴私なんか…もう自分に自信がなくて早く天国に…と思ってたんですよ…でも美容師… そうこうしている内に梨香との約束の時間になった。

アユミ『やべっ💦』
急いで支度をして梨香の家に向かった。

ピンポーン🎵


『遅い~💦』
中から梨香の声が聞こえた。

No.10 09/01/29 21:54
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 9 梨香の家は古い一軒家。お父さんを早く亡くして、お母さんはスナックを経営していた。
梨香もアユミも1人っ子で性格も似ていた為、姉妹の様な付き合いをしていた。

言いたい事は遠慮なく言えた。
だから喧嘩する事も多々あったが次の日にはどちらともなく『昨日…ゴメン…』で直ぐに仲直りをしていた。

真の親友…壊れるなんてあり得ない仲だとアユミも梨香も思っていた。

今までは…

No.11 09/01/29 22:01
ななこ ( ♀ 6jj9h )

梨香『とりあえず部屋で座ってて…』

アユミ『急いだから超疲れた…水もって来て…』

梨香『わかった⤴ジュースがあるから適当にもってくね🎵』

アユミ『ありがと~🎵』

梨香の部屋に入り、ふと机の上が目に入った。高校ガイドやら専門学校の資料が置いてあった。

『おまたせ🎵灰皿もって来たよ⤴』

アユミ『ありがとう⤴』
とジュースを一気飲みした。そしてタバコに火を付け梨香に『高校決まった❓ってか行くの❓』とタバコをふかしながら聞いた。

No.12 09/01/29 22:11
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 11 梨香は少し考えてから『行きたくはないんだけど…親が高校位行けって最近うるさくて…実は家庭教師来て勉強始めてんだ…アユミも行くんでしょ❓』

アユミはショックだった…『親友なのに…高校の事話してくれなかったじゃん…家庭教師…勉強なんかしてないって昨日まで言ってたじゃん…アユミは行かないのって…行くなら同じ所行きたいじゃん…』
アユミは今まで梨香にウソを付いたり隠し事なんてした事がなかった。アユミはショックのあまり一気に梨香を問いつめた…

No.13 09/01/29 22:23
ななこ ( ♀ 6jj9h )

そんなアユミを尻目に梨香は『だって親が、誰だって勉強してるよ…なんて人に言わずに隠れて勉強してるんだし、友達に合わせて高校に行っても意味がないって言うからさ…アユミもてっきり考えて勉強していると思ってたよ。ちなみに私は南静高校(仮名)行くけど。』

アユミは更にショックを受けた。
南静高校は普通レベルの高校…
アユミはどう頑張っても南静高校より2ランク下(下から2番目程度)の桜川高校(仮名)に行けるか行けないかのレベルだった…

No.14 09/01/29 22:30
ななこ ( ♀ 6jj9h )

アユミ『桜川高校行こうよ…イイ男いっぱいいるし⤴』

梨香『はぁ~💦桜川❓桜川行く位なら高校行く意味ないよ😂アユミは桜川なの❓』

アユミはだんだんイライラしてきた…

[友達ってなんなんだろう…]と…

梨香は続けた。
『アユミとも中学でお別れかぁ…寂しいなぁ…南静高校は無理そう❓』

アユミの中で何かがキレた…

アユミ『梨香は夢あんの❓』
イライラを抑えながらタバコに火を付けながら聞いた。

No.15 09/01/29 22:39
ななこ ( ♀ 6jj9h )

梨香『まだ分かんないけど…短大行ってOLかなぁ⤴』

アユミ『うちらさぁ…今まで夢とかないって…ダラダラしてて…梨香と一緒だから楽しかったんだよ…』

梨香『……えっ…何が❓私が夢持っちゃいけない❓』梨香もイライラしてきていた。

そんな中、梨香のお母さんが買い物から帰って来た。

母『アユミ~🎵来てんでしょ~⤴梨香ぁ~❓ケーキ食べよ~🎵』

梨香はイライラしながら『今行く‼』と怒鳴った。

[なんなの…マジムカつく…]

母は梨香の部屋に来た『また喧嘩❓さぁ食べよっ🎵』

No.16 09/01/29 22:46
ななこ ( ♀ 6jj9h )

梨香のお母さんの事をアユミは『ママ』と呼んでいた。

アユミ『ママ…喧嘩じゃないよ…ただ…今まで姉妹みたいにしてたのに、梨香は私に今は勉強してないとか…将来なんて適当~って言ってたのにさ…なんかショックで…』
と悔し涙を流しながら話した。

梨香はイライラしながら乱暴にケーキを食べていた。

母『う~ん…適当~なんて…言ってたんだ…でもそれは照れ隠しじゃない❓だって…普通…高校は行くでしょ❓行くなら普通レベルの高校を目指すでしょ❓アユミも南静行けば梨香と一緒にいけるじゃない…』
と、そこへ梨香が口を挟んだ…

No.17 09/01/29 22:54
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 16 梨香『アユミは無理だよ🎵』

母『梨香‼アユミ…ある程度の高校行かないと、何処も雇ってくれないし…貴方が後悔するんだよ…人生決まるんだから…でも南静じゃなくても…出て損はないんじゃないかな…』

梨香『アユミは桜川行くんでしょ❓』

アユミ『…』

母はケーキを食べながら『あんな高校は意味ないわ…』と言って笑っていた。
アユミは自分が笑い者にされているのが本当に悔しくて今にも梨香を殴ってやりたかった。
母『アユミのお母さんって何も言わないの❓アユミの事…可愛くないのかしら…』

[もう…いい加減にして‼]

No.18 09/01/29 23:07
ななこ ( ♀ 6jj9h )

[高校がなんだ‼南静がなんだ‼ちくしょう‼]
アユミはふと今日みたテレビを思いだした…

アユミ『うちの母は私の意見を尊重してくれてて…』

母『尊重って…感心がないだけじゃない…だって…』

アユミ『違います。自分の人生だから…とりあえず自分で悩んでみて…』

母『悩む必要はないの‼高校にはね、行かなきゃ就職出来ないの‼今の世の中はね…』

アユミ『中卒でも大丈夫な仕事があるのを見つけたの‼美容師‼(当時は中卒でも美容学校に行けた)美容師になれば資格もあるし…』

母『甘い😂甘い~😂アマチャ~ン😂😂そんなの続くわけない⤴給料貰えない⤴安定しない😜高校出てからでも美容師にはなれるし…高校出ないで働きながら免許とるなんて無理‼人生甘く見すぎ😜』

アユミ『美容師になるのに高卒はいらない…私は私の人生を曲げないの…‼』

母『呆れた…まあ…素直に人の意見が聞けないんだし…社会はそんなに甘くない…アユミの親が泣くだけだよ…』

No.19 09/01/29 23:17
ななこ ( ♀ 6jj9h )

[何で梨香のママにここまで言われなきゃいけないの⁉なんで言い争いしなきゃいけないの⁉何で私の親まで悪く言われなきゃいけないの⁉悔しい‼って何で梨香はテレビ見ながら普通にケーキ食べてんの⁉]

アユミは悔しさでいっぱいになり梨香に『梨香‼ママ‼面白くない‼帰る‼』と告げ梨香の部屋を後にした。

最後にママは『あなたは可哀想な子だわ…』
と言っていた。

梨香は『アユミ…あんたバカだよ…』って。
アユミは親友を失った寂しさ…信じていた梨香の母にまで自分の親の悪口を言われ…言い様のない悔しさで号泣しながら家へと戻った。

No.20 09/01/29 23:27
ななこ ( ♀ 6jj9h )

家に入る前に涙を拭き、何事もなかったかの様に『ただいま~』とドアを開けた。

すると母親が『早かったねー⁉私も今、買い物から帰って来たのよ~🎵ケーキ買ってきたけど食べる❓』

と…[あ…ケーキ…食べて来なかった…]と思った瞬間、さっきまでの出来事がまた甦って来た。

アユミはまた号泣した。
いきなりの号泣に母親はビックリしていた…
母親『何よ~💦どうしたの💦ケーキ…嫌だった❓好きだよね💦どうしたの~💦』

アユミ『なん…な…何でも…何でもない…』
母親『だって…いきなり泣くなんてオカシイでしょ…とにかく座りなさい。』

アユミはしばらく泣き続けた…母親はアユミが泣き終わるまで隣で何も言わずに…ケーキも食べずに背中を擦ってくれていた。

No.21 09/01/29 23:40
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 20 アユミが泣き止むと母親は『ゆっくりでいい…ちゃんと話してごらん…』

[親の前で泣くなんて…久しぶり…]

強がりたい年頃❓性格❓だった為…照れくさかったが、久しぶりに心配されてアユミは母親に対して素直に話したくなり、今日テレビを見ていて自分に夢が出来た事から梨香の家での事を事細かく話しした。

母親は黙って聞いていた。

アユミの話しを聞き終わると母親はニッコリ笑って『疲れたでしょ❓ケーキ食べよ😉私が買ってきたケーキの方が美味しいよっ🎵』
と紅茶を入れてケーキを出してくれた。

母親『さぁ、食べて🎵』
と言うと母親はゆっくり話し出した。

No.22 09/01/29 23:49
ななこ ( ♀ 6jj9h )

母親『私もね…高校は行って貰いたいのよ…でもね、アユミが夢を持ってくれた事が凄く嬉しいの🎵しかも素晴らしいじゃない‼確かに高校出てからでも出来る事よね…でも美容師を一生続ける覚悟があれば高校行かなくても資格があれば美容師では居られるからね。辞めちゃうと中卒ではなかなか職がないのよね…アユミが決めなさい😉反対しなきゃ…ダメな親かしら…💦ダメな親でもイイかしら😊ちゃんと考えて自分で答えを出した方が後悔しないよね❓あの時なんで高校に行けって言わなかったの‼ってのはナシだよ😁』

アユミ『うん…でも…いいの❓』

母親『だって…あなたの人生でしょう❓困った時にはサポートするけど…ダメ❓』

No.23 09/01/30 00:06
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 22 アユミ『わかった。ちゃんと考える…でも…変わらないかも💦梨香や梨香のママに対しても悔しいし‼』

母親『でも悔しいだけで無理して潰れたら…余計悔しいわよ。』

アユミ『だよね…でも…悔しいってバネになりそうだよ😁』

母親『流石‼よっ🎵負けず嫌い~😂』

アユミ『確かに…😂』
母親『じゃあ美容学校の資料とか色々見て見ようね🎵梨香ちゃんのママに対しては言われっぱなしで悔しいけど…何も知らないくせに知ってる口叩いてるバカだと思って無視するわ🎵シカトだね😉』

アユミ『お母さん…強いね…』

母親『う~ん💦子供の教育って全て間違いはないと思うし…人それぞれの育て方があるもんね…否定は出来ないのよ🎵』

アユミ『なるほどね…ってかケーキ美味しい~❤』

母親『良かった~❤アユミとも久しぶりに沢山話せたしぃ~❤』

アユミ『うんっ🎵』

No.24 09/01/30 00:28
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 23 それから学校に行っても梨香には相手にされなくなった。

アユミは梨香の顔を見る度に悔しさが甦ったが…母親の顔を思いだして[いつか見返す‼]と言い聞かせこらえた。
梨香は頭のイイ子達と遊ぶ様になった…。

[友達って何だろう❓親友って❓]
アユミにも新しい友達は出来たが梨香の事もあり、真から心を許す事は出来ずに…ちょっぴり寂しい中学生生活を終えた。

No.25 09/01/30 00:47
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 24 梨香は無事に南静高校に合格した。

アユミも無事に杏里美容室に入店し、美容学校の通信料へ入学した。

杏里美容室には先輩が3人いた。

先生(オーナー)…杏里60歳

真紀さん…50歳

美紀さん…28歳

紀香さん…21歳

アユミの教育担当は紀香さん。
紀香さんは有名美容室にいた事もあり、未熟ではあったが1番若い子のスタイルが出来て、年配層にも自分で手入れしやすいと店の中で売り上げもトップだった。
そして紀香さんは面白くてキレイで…自分の容姿に全く自信のないアユミにとって憧れの先輩となった。

No.26 09/02/02 22:07
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 25 美紀さんは…凄く意地悪な性格の人。

美紀は紀香にべったりでアユミの教育の為に紀香が自分に構ってくれなくなり、面白くないのだ。

[イイ年して…ガキくさい…]とアユミは受け流していたが、美紀はアユミの態度が面白くなかったから、わざとお客さんの前でアユミを叱った。

美紀『アユミちゃん、コーム(くし)持って来て…』

アユミ『コーム❓』

美紀『…はやく‼くしだよ‼』

アユミ『あっ💦』

美紀『あ、じゃないの‼早くして‼』

アユミ『スミマセン💦』 [なんなんだよぉ💦]

No.27 09/02/02 22:18
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 26 真紀さんはお母さん的な存在。
アユミの事は気に掛けているが紀香に任せてあるため見守ってくれていた。

ある日、真紀と休憩が一緒になったアユミは美紀の事を真紀に相談した。

アユミ『美紀さんって何で意地悪なんですか❓』
真紀『そうね…困ったわね…でも、あなたは美容師になりたいんでしょ❓あの位の人は何処に行っても居るから、もう少し我慢しなさい…仕事で見返しなさい。専門用語とかも教科書見て勉強しなさい。強くならなきゃ美容師にはなれないわよ。大丈夫よね❓アユミは強そうだから😊』

アユミ『ありがとうございます…でも…ムカつく…』

真紀『あなたはもう社会人でしょ…ムカついたら負けよ…』

[わかんないよ…]
若いアユミにはちょっと難しかった…

No.28 09/02/02 22:27
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 27 そして入店して3ヵ月位経った頃…
中学の同級生だった、メグミから『最近どう❓アユミは社会人なんだよね⤴なんかさ~もう数人、高校を中退しちゃってる人とかいて~とりあえず早いけど同窓会しようって話しが出てんだけど…アユミも参加してくれないかな…』

アユミ『本当に早いね💦イイよっ⤴』

メグミ『良かった~😁場所は元担任の佐藤先生の家だよっ⤴来週の土曜日ねっ😊』

No.29 09/02/02 22:35
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 28 アユミ『土曜日かぁ…💦ゴメン…無理かも💦』

メグミ『え~💦7時位からだよ~💦』

土曜日は金曜日と同じ位、遅くまでお客さんが来る日だ…下手したら、全て終わってから帰るのは9時を過ぎる。
みんなまだ高校生だから帰る時間だ。

アユミはメグミに説明した。

メグミ『早退しちゃえば❓』

アユミ『無理だよ💦でも聞いてみるね…また連絡するわ…』

メグミはアユミの事を付き合い悪いと思ったであろう…

アユミは次の日に早退の件をサラリと聞いてみた。

No.30 09/02/02 22:44
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 29 開店前…

タオルをたたみながら紀香に『今度の土曜日に同窓会があるんですよ…7時位って…無理ですよね…』

と思いきって聞いてみた。
紀香は『早いね⤴その時間にはそんなに忙しい訳じゃないから行って来なよっ⤴次の日はこきつかうよっ😂』

アユミ『ありがとうございますっ⤴』

そこへ急に美紀が入ってきた。

美紀『あんたさ‼下っぱのクセして何言ってんの‼私なんかそんな事怖くて言えなかったよ‼仕事残して帰るの❓誰が洗濯とかすんの❓』

さすがに黙って聞いていた真紀が口を挟んだ。

真紀『いいじゃないの…洗濯はみんなでやろうよ…アユミだってたまには…』

美紀『たまにって言ってたら、この子はクセになりそうよ‼』
と凄い剣幕でアユミを睨んだ。

No.31 09/02/02 22:52
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 30 3ヵ月黙って我慢してきたアユミだったが…流石にもう限界だった。

アユミは怒りで震えながら美紀の襟元を掴み『なんなんだ‼あたしがそんなに気に入らねぇか‼』と切れてしまった。

止めに入ったのは紀香だった。

紀香『アユミちゃん‼ダメ‼先輩に切れちゃダメ…』

真紀『アユミちゃん…先輩に…』

我慢に我慢を重ねてきたアユミは止まらなかった。

アユミ『じゃあ、いかねぇよ‼仕事残しちゃわるいからな‼ってか先輩なら客の前で後輩に恥じかかせてもいいんか⁉』
と更に襟元をキツくひねった…

No.32 09/02/02 22:59
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 31 そうしたら真紀は泣きながら『紀香ちゃん…アユミちゃんが怖いよぉ…』

アユミ『てめえ…頭おかしいんじゃねぇの❓』

パンッ‼

アユミは紀香に平手打ちされた…

紀香は泣いていた…

紀香『美紀ちゃんも悪いけど…アユミちゃん‼その態度はなんだ⁉仮にも真紀ちゃんは年上で先輩だろう…あたしがダメって言ってるのに…何で我慢してくれないの…』

紀香は元ヤン…
アユミは美容師や…

先輩、後輩…

全てが分からなかった。

そんなやり取りを見ていた杏里先生はアユミと紀香を奥の部屋へ連れて行った。

No.33 09/02/02 23:35
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 32 杏里先生はお茶を出してくれた…

少し沈黙が続き…

杏里先生『紀香…何があったの❓』

アユミ『あ、あの…』
杏里先生『今は紀香に聞いています‼』

アユミ『…』

アユミはまだイライラが収まってなかった。
杏里先生『ちゃんと話しするまで2人は店に出さないわよ‼』

紀香『スミマセン…私の責任です…』

とゆっくり話し始めた。

  • << 40 紀香は深呼吸して… 『アユミちゃんが土曜日に同窓会に行きたいと言ったので、普段、美紀ちゃんもキツいし…気分転換になれば…と思い…』と事の成り行きを話した。 杏里先生はため息を付き、『美紀ちゃんは自分にも厳しい代わりに人にも厳しいのよね…じゃあ、アユミがシャンプーの指名を取れたら土曜日は5時で上がらせてあげるわ😉私が言えば美紀も嫌とは言わないしね⤴その代わり美紀のお客様から指名、もしくは誉められる事‼やる事はやってますって美紀に見せればいいのよ⤴』

No.34 09/02/03 15:11
ぴょん ( yAaQh )

ごめんね(ノ_・💧)

迷惑かもしれないけど……………来たよ(❤^^)/


もうアユミに感情移入しちゃいましたo(❤▽)o

やっぱりななこさんはすごいなぁ(❤^^)b


ありがとう(❤^^)/
これからも頑張ってね(❤uu)

更新楽しみにしてますo(❤▽)o

No.35 09/02/03 18:30
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 34 ぴょんさん⤴💕いらっしゃいませ🙇💕
来てくれてありがとう😃⤴
また、ぴょんさんに支えられながら頑張りますね😉
全然迷惑じゃないですよっ💕

また宜しくお願いします🙇🙇

No.36 09/02/03 22:48
ぴょん ( yAaQh )

>> 35 迷惑じゃなくてよかった(❤^^)/

嬉しい言葉をかけてくれてありがとうo(_ _❤)o


こちらこそヨロシクねo(▽❤)o

また💬するかもしれないけど…………その時はゴメンなさい(💧^^)b
&かまってやって下さい🎵(❤^^)✋⌒⭐

No.37 09/02/04 02:03
raindrop(;。;) ( fEgbi )

始めましてm(__)m

ななこさんの小説は「ユミの物語」を始めて読みました。

読み始めは、「ちょっと💧」って思っちゃったんですけど…
最後まで読んで良かったです😢
「私を見て」も、その後一気に読みました。
泣きながら読みました😢
自分とダフる所が色々あって…

ななこさんの今の幸せな生活羨ましく思います😌

私も、頑張って幸せ捕まえなきゃって思いました😆

これからも、体調に気をつけて頑張って下さいませm(__)m

No.38 09/02/04 22:06
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 37 raindoropさん🙇

初めまして😉

読んで頂いてありがとうございます🙇

raindorpさんも色々とあったみたいですね💦
辛さを乗り越えてしまうと…後は幸せしかありませんよ⤴小さい幸せでも何でも幸せに感じてしまったり…😊

raindorpさんが幸せ💕になりますよ~に😊

私はたまに居酒屋に行ったり、ケーキバイキングに行くと…幸せです🐷

No.39 09/02/04 22:11
ななこ ( ♀ 6jj9h )

🎉読んで頂いて下さる皆様へ🎉

私は本当にレスを頂けるのが嬉しくて…
でも、レスしずらいかなぁ…と思い、感想スレを立ててみました🙇
こんな私に話しかけてくれたり、感想を教えて下さる方々…💕
今度は遠慮なくレスして下さい🙇🙇
お待ちしてますっ😉

No.40 09/02/04 22:21
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 33 杏里先生はお茶を出してくれた… 少し沈黙が続き… 杏里先生『紀香…何があったの❓』 アユミ『あ、あの…』 杏里先生『今は紀香に聞いてい… 紀香は深呼吸して…
『アユミちゃんが土曜日に同窓会に行きたいと言ったので、普段、美紀ちゃんもキツいし…気分転換になれば…と思い…』と事の成り行きを話した。

杏里先生はため息を付き、『美紀ちゃんは自分にも厳しい代わりに人にも厳しいのよね…じゃあ、アユミがシャンプーの指名を取れたら土曜日は5時で上がらせてあげるわ😉私が言えば美紀も嫌とは言わないしね⤴その代わり美紀のお客様から指名、もしくは誉められる事‼やる事はやってますって美紀に見せればいいのよ⤴』

No.41 09/02/04 22:28
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 40 それを聞いてアユミは[そんな事…でも美紀さんはシャンプーは下手だし…いやいや💦私だって下手だし💦💦]と困った顔をしていると、紀香さんは真剣な顔になり『アユミちゃん‼やろうよ‼今日から猛特訓だよ⤴美紀ちゃんを少し見返してやろうよっ‼シャンプーは一応合格してるしねっ⤴美紀ちゃんのお客様から誉められたら次の技術を教えてあげるから‼』

アユミは急な展開で頭が回らなかった。

でも美紀に言われっぱなしも悔しかったから…

アユミ『やります‼宜しくお願い致します‼』

No.42 09/02/04 22:36
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 41 と…答えた。

杏里先生と紀香さんは凄く応援してくれた。
店に戻り、紀香が真紀に説明した。

紀香『…って事で先生は同窓会OKしたんだけど…』

真紀は大笑いしながら『誉められたら…ね…ってか一生無理じゃない⤴まあ…やってみればいいんじゃない😒』
アユミは掴みかかりそうなのをグッと堪えた。
アユミ『宜しくお願いします…』

[なんなの❓この女‼絶対に見返してやる‼ってか辞めさせてやる‼]

アユミはその日から紀香を相手に特訓を始めた…

No.43 09/02/04 22:47
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 42 今日は木曜日…

アユミは焦っていた。美紀のお客様と言っても紀香のお客様と違い毎日来るわけではなかった…。
紀香はアップやセットが上手だった為、夜のお勤めのお客様がかなり居たから(シャンプーブローやシャンプーセット)のお客様に練習させてもらった。
やっと言われた一言が『手の動きが良くなってきたね…でも紀香ちゃんには…敵わないわね…😉』

アユミは悔しくて…悔しくて…目を閉じても浮かぶのは美紀の高笑い…
いたたまれなくなり休憩室に駆け込んだ…

悔し涙が後から後から流れて来た。

No.44 09/02/04 22:55
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 43 休憩室でタオルを干しながらアユミは泣いていた。[チックショウ‼チクショウ‼私は何やってんだ💦負けたくない‼負けたくないよ~😭]
一心不乱にタオルを干していると…

紀香『美紀ちゃんのシャンプーブローのお客様来たよ~‼』

アユミ『…は~い⤴…』

アユミは急いで涙を拭き店に戻った。

来られたお客様は美紀と仲が良いみたいだ。
[無理だな…でも負けたくない…]

アユミは一生懸命シャンプーした。
だけど変に力が入ってしまい…結局は何も言われずに終わった。

No.45 09/02/05 08:15
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 44 そんなアユミを見て紀香は『アユミちゃん…最近遊んでる❓』と不意に聞いてきた。

アユミは『いえ…全然…家と店の往復…休みの日は寝てるか美容雑誌を読んでます…』

アユミは自分で答えてはっとした…
[なんか私…ヤバい感じ…]

紀香はニコッと微笑んで『今日は私もアユミちゃんにシャンプーブローしてあげるからオシャレして、どっか行こう⤴』と誘ってくれた…。
でもアユミは月給手取り8万円…その中で練習用のハサミを買ったり講習会費(半額)を払ったりしていた為、洋服を買う余裕もなく…あまりオシャレではなかった。

No.46 09/02/05 08:28
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 45 そんなアユミを見通してか、紀香は『出掛ける前に洋服見に行こうね😉最初は洋服なんて買えないもんね💦私もね仲良くなった先輩からもらったり、買ってもらったりしたもん💦』

アユミ『え⁉いや…悪いですよ💦』

紀香『悪くないよ😉上着から靴まで全部コーディネートしてあげる⤴あっ…でもその分は仕事で返してね😉早く覚えて、もっと遊ぶ時間を増やして、一緒に遊ぼう😉』
アユミはまた涙が溢れて来た…

紀香『美紀ちゃんには内緒ね⤴面倒だから💦』

アユミ『はいっ✨』

その日は嬉しくて嬉しくて…お客様に凄く良い笑顔で接客出来た。
実はアユミは中学の一件以来、あまり笑えなくなっていた…

No.47 09/02/05 08:38
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 46 1日の営業が終わり、真紀さんがアユミに『アユミ笑えるんじゃん⤴今日は頑張ったね😉じゃあお疲れ様😉👋』
アユミは紀香の顔を見た…うんうんと頷いてくれた。

美紀『ま…練習頑張ってね😏明日…クリアしないと土曜日はいけず~😜だからねっ😂お疲れ~👋』

[いちいちカチンと来る事いいやがって💢でも真紀さんに誉められた~⤴⤴😁]

と思っていると紀香が『アユミちゃん⤴シャンプーして😉』

アユミは紀香にシャンプーし始めた…

紀香『うん…確実に上手くなってる…でも足りないのは、気持ち良く、頭皮を健康に…髪艶々にしてあげますよ~って感じの気持ち…愛情がないかな…』

アユミはまた目から鱗だった…

No.48 09/02/05 08:47
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 47 アユミは中学の時に見たテレビ番組を思い出した。[あの時の美容師さん…柔らかな笑顔で髪を触っていたっけ…きっと…艶々になって綺麗になって…お婆さんも元気になってって思ってたのかな…]
アユミ『紀香さん、一度流してまたやり直して良いですか❓』

紀香『おっ⤴何かが舞い降りたな😁どーぞ😉』

アユミ『ありがとうございます⤴』
シャンプーを洗い流し、最初から…シャンプーを頭に付ける時からアユミは心の中で[紀香さん…いつもありがとうございます…私の練習の為に髪が傷んでしまってますよね…私が地肌から綺麗にしますね…疲れも取れる様に…マッサージ効果も出るといいな…]
と愛情込めてシャンプーをした。

No.49 09/02/05 08:56
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 48 シャンプーも中盤に差し掛かった頃…

紀香『アユミちゃん‼今までと全然違うよ‼凄く気持ちいいよ‼その調子で最後まで頑張って⤴』

アユミはビックリした…[気持ち一つでこんなに変わるんだ]

アユミ『はいっ⤴』
シャンプーが終わり、リンスを付ける…ゆっくりとしたマッサージをする…いつもはリンスでのマッサージは教えられたところを押してピッピッと終わるのだが、ここのマッサージでもスーっと疲れを取れたら…とゆっくり指を頭皮に這わせツボをスーっとマッサージした。
紀香は何も言わない…[やっぱりここは余計だったのかな❓]
と気にかけながらシャンプーは終わった。

アユミ『紀香さん…ありがとうございました…では起こしますね…』

No.50 09/02/05 09:05
ななこ ( ♀ 6jj9h )

>> 49 アユミは紀香の頭をタオルで抑えシャンプー台を起こして『長くなってしまいスミマセン…お疲れ様でした…』
と紀香に声をかけた。
紀香『アユミちゃん…』
続きを言わない紀香…アユミはドキドキした。
『ふぅ…』と息を付き紀香が再び話した『アユミちゃん…100点‼ビックリしたよ‼どうしたの❓久しぶりに気持ちいいシャンプーしてもらったよ‼ってか多分、リンスの途中から意識がない…😂』
アユミは思いがけない紀香からの言葉に驚いたが…『やったぁ‼⤴よっしゃ~‼⤴』と叫んでしまった…

アユミ『あ…スミマセン…』
悪そうにしているアユミに紀香は『いいじゃない‼嬉しい時は喜ぶの⤴最近は怒る感情や悲しい感情しか出てないじゃん❓嬉しい時は喜ぶのが普通でしょ❓ね❓』

  • << 51 アユミは本当に嬉しかった✨きっと、美紀のお客さんに誉められるより数倍も嬉しかったと思う。 紀香は時計を見て『アユミちゃん‼今日はブロー止めよう‼時間がないっ💦さあ、アユミちゃんシャンプーするよっ💦ちょっと急ぐから…手抜き😉ゴメンね💦』 手抜きとはいえ紀香のシャンプーはスーっと疲れが取れる…寝てしまいそうになったところを起こされた…。 紀香は自分のセットを手際よくして化粧を直した。 その後、アユミは軽くカットしてもらいセットしてもらった。 紀香『う~ん💦化粧ちょっと直すね😉』 ほんの少し直しただけなのに…凄く変わった…アユミは気分がウキウキした。
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