波瀾万丈な人生

私が産まれたのは 福岡県のある田舎町。ごく普通な自営業の長女として産声をあげた。祖父の代からの水産業。母親が、２人姉妹な為、お父さんは婿に入っていた。私が２歳になると弟が産まれた。金銭面にも何不自由なく暮らしてた。私が、物心ついたころ両親の喧嘩をよく耳にするようになる。原因はわかっていた。お母さんも朝から夜まで仕事しているのにお父さんは、朝から、ずっとゴロゴロしてテレビ見ていたりした。祖父も仕事を頑張っていたが、仕事をしない婿に腹を立てて毎日が過ぎていた。祖母と言うと、実際はお母さんの育ての親で、再婚で２番目の祖母だった。この祖母は私や弟をすごく可愛がってくれていたが、元々飲み屋のママだったみたいで、お母さん兄弟には、冷たかったという…ほとんど家の中にいて、家事もせず、お母さん１人がバタバタ仕事と両立していたのを覚えている。私が、幼稚園の年長になったある日、野球を見ていたりした、お父さんを仕事をするようにと、お母さんが家に入ってきて、言い合いになり喧嘩になった。私は側で泣きそうになりながら見ていた。

• << 9 学校から帰ってきては弟に、お母さんの話をしたりしていた。 しかも、お父さんは私達を置いてからすぐ、お母さんの元へ行っていて、すでに仕事を始めていたことを聞いた時は、やっぱりショックだった。やっぱり捨てられてたんだなぁ…と。かれこれ３ヶ月そんな生活を続けていた頃お母さんが「こっちにどうにかして来れない？」と言った。行きたいのは山々だけど、祖父を裏切ることが怖かった。弟と真剣に考えて、やっぱり、お母さんに会いたい気持ちが大きく、黙って行く事を決意した。 二学期の終業式の日、学校に行く前に、隣の木の茂みにボストンバッグを３つ隠して学校へ行く振りをして、祖父が家から、いつも出ていく時間に荷物をもち、家から目と鼻の先にあるバス停に行く。見つかりませんように…ドキドキしながらバスを待った。見つからずに駅についた。弟が学校から直接、自転車で駅までくるように待ち合わせしていた。電車代は祖父から仕事のバイト代としてもらっていたお金２万を持っていた。もうすぐ会えると言う気持ちと、おじいちゃん ごめんなさい…と言う気持ちだったが、早く会いたい気持ちが大きかった

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父が母を叩いた…母が「じぃちゃんを呼んできて!!」と言ったので急いで呼んでくる。殴り合いになり、祖父がガラス戸に叩き倒され、背中に沢山のガラスが刺さり、シャツが血だらけになった。それから父は出て行っていなくなった。
離婚。それから、母子家庭で、祖父、祖母、母、弟の５人家族になる。楽しい日々だった。
お母さんが朝から、夜中まで働く姿を見て、寂しくても、心配かけさせようにした。ワガママも言わないようにした。
小学生になりある日、祖母がなくなった…

商品を積みにくるトラックのオジサンとお母さんが仲良く話してる。お母さんは、うるさいぐらいよく話して、明るいからいつも家の中は明るい。しばらくして、このオジサンはお母さんと特別な関係じゃないかと気づく。祖父に隠れて会うようになり、夜中コソコソ電話しているのを私は気づいていた。
電話代が上がってることに気づいた祖父が、感づいて、付き合いはやめろ！と言う。
理由は、オジサンが妻子持ちでしかも子供が４人もいた…
子供の私達には、お母さんの手前か、お母さんがいるときには優しかったが、いないと冷たい人だった

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それからも２人はコソコソ付き合い、いわゆる不倫だが、オジサンは離婚するから、しばらく待っててくれと言ってたそうだ。
お母さんから突然「家を出て行くから準備して」と言われる。わけもわからぬまま荷造りして祖父が朝仕事でいない時間に出て行く。車で１時間走ったくらいのところのアパートだった。
お母さんは置き手紙に「探さないでください」と書いたと言う。私達の転校の準備や忙しかった。毎日夜にオジサンがやってくる。あんまり好きじゃなかった。お母さんが取られた気がしていたから。
一週間ぐらいして突然、親戚のおじさんが 居場所を突き止めてやってきた。私達は公園で遊ぶように言われたが、怒鳴り声が聞こえてきたりしたから、弟と震えていた…それから祖父の家の方に戻ることになり、祖父はカンカンだった。元々、ヤクザ系だった祖父がすごい顔で待っていた。私達には優しかった。
お母さんとオジサンは正座して怒鳴られていた。オジサンが祖父に「ちゃんと離婚しました。結婚させてください」といった。祖父は「かな（私）達が良ければ許す」と言い、子供ながら嫌だとも言えず、雰囲気で別にいいよと言った。

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２人はバツイチ同士で再婚し、オジサンはお父さんになった。小学校六年だった。
お父さんはトラックに乗る仕事を辞め、祖父の水産業とは別に、会社を作った。しばらくして、祖父が居づらくなったのか、隣の県に１人で出て行った。
そして、お母さんが「赤ちゃんが出来た。産んでいい？」と聞かれた。すごく嬉しかった。年の離れた弟が産まれた。
私がママ代わりに、面倒みたりしていた。でも、両親のイチャイチャが激しく、２人でお布団入ったり、弟と冷めた目で見ていることもあった。
私は、母の母校の私立の中学に通っていた。
お父さんの会社も軌道にのり従業員も５人ほどいた。
でも、実の子じゃない私達は、冷たくされることがよくあり、しつけも厳しかった…お母さんも見方してくれるわけでもなく、お父さんの見方だった…弟と２人、関係ない私達は出て行く？とかいう話もしていた。けど、小遣いも持たされない私達は、行く宛もなく、家に仕方なくいた。なるべく家にいたくなくて、土日も学校へ部活に行った。ストレスからか、いたずらでバス待ちの間、友達とテレクラに電話して待ち合わせをして、相手を影から隠れて見て遊ぶことをするようになった…

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電車やバスの中で声をかけてくる中年の男性がよくいた。遊ぼうと言われたが、怖くてついていくことは出来なかった。
部活の先生とも、周りから、先生が気があるんじゃない？と言われると、自分から話かけたりすることもあまりしなくなった。まだ幼く怖かったのだろう…
しばらくして、お母さんが４人目を産んだ。お父さんの実の子が２人になると、尚更、私達は邪魔者扱いだった。生きていくのも辛く感じていた。私は子供好きだから母親かと言うぐらい子守はしていた。
下の子が産まれて半年たった頃、お母さんが「経営が危ない。借金がかえせない。出て行くかもしれない」と突然言われた。そこまで申告に考えてなかった私は「そうなの」ぐらいだった。お母さんが「もし学校から帰ってきて、お母さんがいなくってたら、そのつもりでね」みたいに言われ意味がわからなかった…それから一週間後、学校から帰ってくると、お母さんもまとめておいた荷物もなくなっている。もしかして…
お父さんに電話してみる。お父さんは知ってた。みんなには黙っておけと言われる。

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お母さんの妹が朝から電話しても家にいないからと心配して来る。どこへ行ったか知らない？と言われるが、黙っていた。私も何が何だかよくわからなかった…
夕方お父さんが仕事から帰ってきた。お父さんも知ってるくせに、心配してる振りしてた。祖父も帰ってきた。見たこともない女の人と。彼女らしい。夜になり、慌ただしく、親戚中が集まってきた。そして、ずっと鳴る金融会社からの電話。６社ぐらいからの催促の電話。誰かが、払えなくて逃げたんじゃないかといい出す。その日は給料支払日でもあり、従業員もきていた。事務仕事をしていたお母さんしか何もわからないのだ。
駅や警察に電話し捜索を始められる。私はドキドキしながら、震えていた。お父さんが、知ってて、どうしようどうしようと焦って知らない振りをしている様子を見て、苛立ちもあった。何を聞いても教えてくれない。
祖父ときた女性に「かわいそうに」と泣きながら抱きしめられた…
とうとう、居場所もわからず、一旦みんな帰っていき、今日からは、じぃちゃんと住むんだよ。と荷物をまとめて、祖父の家にいく。この時お父さんはまだ家に残っていた。

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お父さんはお母さんの居場所を知ってて、連絡をこっそり取っていたのかもしれない。次の日、お父さんが祖父の家にやってきた。ヤクザがつけてきてないか見てこいと言われたり、車が通れば、台の下に潜るように小さくなって震えるように隠れたりビクビクしてる父を見て、なんだこの男はと思った。体はでかくて今まで族で警察沙汰になったことがあるとか私達には威張って言ってたくせに見苦しい…
次の日夜が明ける前に、「お父さんは、お母さんを捜しに行ってくる。絶対迎えにくるから」と言い残し行ってしまった。その日の昼、残りの荷物を取りに祖父と家に向かった。玄関を開けて、びっくりした。家具から何から何までない!もしや差し押さえになったのかと祖父が言っていると、近所のおばさんが「夜中に引っ越しセンターのトラックが２台きて持って行ってたよ」と言う。祖父は、しまった!あいつ（お父さん）にやられた!と怒り狂う。
お父さんは、お母さんがしたんだろうけど自己破産していた。自己破産しながら、荷物すべて運んでいたのだ。保証人になってた祖父も払いきる金額ではなく、続いて自己破産した。

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祖父の家からも私立の学校は通えた為良かったが弟は転校した。
毎日毎日、祖父はお父さんの悪口ばかり言って殺してやるとも言っていた。もらったことのない小遣いや祖父の優しさ…幸せだと思った。けど弟や妹に会いたかった。少しでいいから、お母さんと話したかった。
と、ある日、荷物を整理していたら、お母さんが使っていた電話帳が出てきた!なにか居場所が分かる人はいないかと考えたら、お父さんのお姉さんに電話してみようと思ったが、祖父にばれないように学校からの公衆電話からかけた。
プルルルル プルルルル…「はい…」、私「あの…♯♯♯ですけど…」「かな!?」お母さんだった。長くは話せなかったけど、お姉さんの家に隠れて住んでる。連絡取りたかったけど、取りようがなかった。ごめん…と泣きながら話した。お母さん側から電話することは出来ないからコレクトコールでいいから、電話して!と言われてからは、毎日の様に、朝早く学校に行って電話した。その事を祖父には内緒にしてた。私も祖父を裏切ってる気持ちがあったから言えなかった

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>> 1 私が産まれたのは 福岡県のある田舎町。ごく普通な自営業の長女として産声をあげた。祖父の代からの水産業。母親が、２人姉妹な為、お父さんは婿に入… 学校から帰ってきては弟に、お母さんの話をしたりしていた。
しかも、お父さんは私達を置いてからすぐ、お母さんの元へ行っていて、すでに仕事を始めていたことを聞いた時は、やっぱりショックだった。やっぱり捨てられてたんだなぁ…と。かれこれ３ヶ月そんな生活を続けていた頃お母さんが「こっちにどうにかして来れない？」と言った。行きたいのは山々だけど、祖父を裏切ることが怖かった。弟と真剣に考えて、やっぱり、お母さんに会いたい気持ちが大きく、黙って行く事を決意した。
二学期の終業式の日、学校に行く前に、隣の木の茂みにボストンバッグを３つ隠して学校へ行く振りをして、祖父が家から、いつも出ていく時間に荷物をもち、家から目と鼻の先にあるバス停に行く。見つかりませんように…ドキドキしながらバスを待った。見つからずに駅についた。弟が学校から直接、自転車で駅までくるように待ち合わせしていた。電車代は祖父から仕事のバイト代としてもらっていたお金２万を持っていた。もうすぐ会えると言う気持ちと、おじいちゃん ごめんなさい…と言う気持ちだったが、早く会いたい気持ちが大きかった

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普通電車から特急列車に乗り換えの３０分の間にお母さんに連絡を入れた。駅で待ってるからと。特急列車に乗り換えて２時間…ついた。
弟と緊張しながら改札口は向かう…と、そこに、お母さんと弟たちの姿が見えた。私「お母さーん」と抱きついた。お母さんも泣きながら「ごめんね、よく来れたね」と言葉もなかなか出てこなくて。でも嬉しかった。２歳の弟は私達み見てニコッと笑って覚えててくれた。妹はまだ小さかったからか、忘れていたのか無表情だった…
一緒に車に乗り、知らない土地を走る。最近一軒家を借りれたみたい。でも隠れて住んでるみたいで、住所登録は父の姉の家になっていた。家につくと、見慣れた家具などがあった。「そういえば、よく持ってきたね!」と言うと「お母さんも考えたのよ」って
お父さんは仕事でたまにしか帰ってこれないから。と言われたが正直、どうでもよかった。私達を捨てたくせに…
久しぶりの再開に盛り上がってると、お母さんが「おじいちゃんに電話しなさい。心配してるよ」と言うが、何て言えばいいのよ…と怖かった。「お母さんがして」と言うと「お母さんが出きるわけないでしょ」そうだよね…と思いながら電話した

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私「もしもし、じぃちゃん？」
祖父「お前どこにいるのよ!学校は午前中でおわりだろー!学校に電話しても友達に電話しても連絡がつかんし。早く帰ってこい!!」
私「実は、お母さんのとこにきた」
祖父「は？で、どうするのよ。帰ってこないのか？学校は？」
私「学校はこっちの学校に行く。ごめんね」涙が出てきた…。
祖父「みんな元気か？みんなに会えて、良かったね」
私「うん。じぃちゃんも元気に頑張ってね」
と言って電話を切った。すごく怒られると思ってたのに優しかったから余計に涙が溢れた。電話を聞きながら、お母さんも泣いてた。
新しい土地でのスタートだが、今までの友達には連絡したらダメと言われて、住所が住んでるところと違うから、離れた学校へ弟と２人でバスで通った
私は、実際２ヶ月しか通うことなく卒業だったが、借金取りに後をつけられないように、警戒しながら通った。学校側もその事は知っていて、学校側も対処しますと言って下さった。何事もなく卒業し、公立高校に推薦で入った。
少しずつ、明るい家庭に戻っていくかと思っていたのに、これからも色んな事が起きた…

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高校入学したころ、祖父が、お土産を沢山持って来てくれた。魚をいっぱい持って。お母さんは泣いて謝ってた。少しだけ一緒にいてご飯食べただけで仕事があるからと、その日に帰っちゃった…もう前のことは、怒ってない様子だった。
私達は今まで贅沢な暮らしをしてきたのに、今は質素な生活になっていて、高校に行くバス代さえ、やっとだった。お父さんの仕事場が変わり高校が同じ方面だった為、通勤のついでに乗って行く事になったが、朝は６時半には家を出る。７時には学校に着くが、当たり前…学校はまだ開いてない…外で１人待つ。２０分ぐらいすると警備員がきて開けてくれる。夏はまだいいが、冬は暗いし寒いし、雪の中、外で待ってた。朝だけではない。帰りもお父さんの帰りを待つ。遅いときは夜８時。当然、学校はしまって、生徒も誰もいない。部活をしてても 外で待つ時間が長い。特に土曜日や試験の日の午前中で学校が終わるときは悲惨。帰りが長い。お母さんにバスで通学したいと言えば、バス代の為。その時間勉強しなさい!と言われる。

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学校や土地、言葉にも慣れてきたが、やっぱり通学の父との２人っきりの空間が嫌だった。会話も特になく、話してきてもエロ話とか、自分の過去の女の遍歴とか。お母さんには言うなね！と口止めされ我慢して聞いていた。さらにエスカレートするようになり、運転中、肩をくまれて、こっちへこい！と言われたり、太もも触られたり、胸も。嫌で嫌で仕方なかった。でも、お母さんには言えなかった。弟には、すべて打ち明けていた。お母さんが、お風呂に入ってる間、必ず体を触りにくる。皿洗いしていると、お尻に股間を 押し当ててくる。日曜日の朝、私の布団に潜ってきて起こしたり、お風呂ものぞかれたり…やっぱり 連れ子だから？って…
ある日、車で帰り道人気のない山に入って止まった。また胸触ろうとしてきた。避けたら その車の帰り道、家に帰ってからも、私にだけ無視。もう嫌だこんな家。弟と相談すると俺も同じ高校行ってやるから、もう少し辛抱して。うん…ありがとう…
私は常に耐えていた。ある日お母さんが下の子達を連れて、祖父の所に泊まりがけでいった。つまり、家の中に 父、私、弟の３人。その時やっぱり思っていたことが起こった

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父のぶんの布団をひいていたら（弟は２階の部屋）布団に押し倒され、上に覆い被された。声だすな！と言われた。でも大声で弟を呼んだ！するとすぐ離れて、弟が走ってきてくれた。弟が同じ部屋に寝てやるから。と安心して寝れた。何事もなかったかのように、お母さんは帰ってきた。
私と弟は決意した。高校卒業したら、家を出ようと。私達は邪魔者だからねって。
私は３年になり、弟が入学してきたから、行き帰りの車の中は、３人になって、ホッとしてたら、弟が部活で遅くなると、時間潰しに山の中に連れて行かれる。弟が部活で疲れて車で寝たりすると足を触ってくる。つらかった…
いよいよ受験になり勉強に力を入れる。たまに息抜きでCDをイヤホンで聞いたりしていると、足音を立てずに見にくる。見つかって、弟と２人、正座させられ怒られる。ビールの缶（中身は入ってる）を思い切り投げつけられた。避けたから当たらず。それで更にキレて弟に殴りかかる。お母さんは助けてもくれない。勉強勉強言われて、私も弟も常にトップクラスにいた。誉められたくて頑張った。誉められたことなんかない。

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ちなみに、お小遣いなんて、頂戴とも言えなかった。お父さんは毎週エロ本買ってんのに…お母さんも読んでるし。
だから、高校の時も、昼も夜も遊びに行けなかった。日曜日は裏の山の竹切りや草刈りを強制的にさせられる。今、思えば、このストレスだらけの生活が私を爆発させたんだと思う。
無事に専門学校に合格し寮に入ることになった。と言うか家を出れる喜びが大きかった。
今までの分、遊びまくるぞーと 楽しみで仕方なかった。寮に入り、仕事をしながらの学校通いだった為、夜中の呼び出しなどは常にで、寝ずに学校は行ったり、周りの人は大変ね…というが家にいるより苦ではなかった。幸せだった。初給料６万だった。給料日（手渡し）母がお金を毎月取りにくる。月３万。今まで育ててもらったお礼として生活費に手伝いなさいと。嫌々仕方なく渡していた。実際、私も きつきつで生活していた。連絡が取れるようにと、やっと遅れて携帯を持てた。ストレスからかな…興味本位からタバコ吸い始めた。未だに親には内緒。夜外にでれる日は、街に友達と出て、男遊びするようになった。やっと自分の好き放題出きるという幸せがたまらなかった

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しばらくメル友から、会ってもないのに付き合うことになった。そして初めて会った日今まで拒んできた初エッチした。もうあの時の感覚は忘れたなぁ…しばらくして母に彼氏がいることがバレた。妊娠には気をつけなさいと言われた。
その彼氏とは長くは続かなかった。色んなメル友と会ってはエッチしてって、かれこれ ３０～４０人ぐらいだと思うけど、もう相手の顔すら覚えていない。それが私のストレス発散だった。でも学校や仕事はとにかく頑張った。援交もした。今まで縛られてた分いろんなことがしたかった。髪を少し染めたり、それが嬉しかった。
弟も国家公務員になり家を出た。今 仕事は大変だけど辛いとか思わない。家にいた方が辛かったって、今、遊びまくって楽しんでいる。
高校のときの友達に会い、今彼氏がピンサロのボーイをしてて、ピンサロで働いてるんだーどぅ？と勧められ、テクに自信があったので、行ける日は行った。周りにはヤクザ系の人が 沢山いたりする店だった。
１日５人相手して ３時間で ４万もらった。簡単に稼げるんだぁ～と思った

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三回だけこの仕事をしたが、やっぱり嫌になり店に行かないようにした。稼いだお金で、色々買ってたら同僚に 「おかしいんじゃないの？やめた方がいいよ」と言われてあっさり辞めた。
それでもメル友を沢山作ったり寂しさを紛らわしてた。私は思った。今まで人から愛情をもらえず、かまってもらえなかったから、こんなに誰かといないのかなぁ…って。また新しいメル友が出来た。楽しくメールしてたが、その時ナンパされ軽い気持ちで付き合ってた彼氏がいた。メル友が会わない？って言ってきたが、断った。と言うのも写メ見たときタイプではなかったから…だったら他に誰か紹介して！と言われたので友達と連絡とってアドレス教えた。
後日、２人は会ったみたいで、今度合コンする事になったみたい。友達から、１人足りないから誰かいない？と聞かれ、私、彼氏いるけどいいかな？って気いたら いいよと返事が来たみたいで一週間後、夜公園で待ち合わせ。男側は車で到着。ヤン車だった。迎えに１人歩いてきた人がなかなかカッコよかった。そして車で移動中、私にその人はよく話しかけてきて、携帯の機種も一緒とかで２人で盛り上がってた。

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周りにも「２人いい感じじゃない？」なんて言われたり。私「あっそうだ。前メル友だったよねっ」「だよね～だよだよ～」なんて言いながらカラオケ言ったり、ドライブしたり。元メル友の彼は気が利いて優しくて、いい感じの人だなぁって思った。女の子３人それぞれ家まで送ってくれて最後に私を寮に送ってくれた。部屋について私はお礼に元メル友の彼に「今日は楽しかった。おごってもらって、ありがとう」と久しぶりのメールをした。すぐ返事が来て、「今度２人で遊ぼう！」って。私は「彼氏と別れたらね～」と冗談っぽく返事した。でも内心嬉しかった。だって今の彼氏は、出会った初日に関係を持ち、３ヶ月も付き合っていながら、５回ぐらいしか会えず、しかもメールしても返事は３、４日後とかで全然連絡も取れず、免停になったからって来てもくれないし、電車使って来い！と言われたり。会えば、すぐに体を求めてきて気持ちは薄れてた…彼氏の携帯には100人以上の女の子の登録があったし、目の前ですべて消去してくれくれたけど、たまに会うと、やっぱり女の子から電話ばっかりくる。実際別れたかった。

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私から別れを切り出し、あっさりいいよ！と言われたが少しはショックだった。寂しさを紛らわす為にメル友の彼に「彼氏とわかれたんだぁ～」ってメールしたら、「じゃぁ俺と遊ぼうよ」と返事が来て日曜日会うことになり寮まで１時間半かけて迎えにきてくれた。コンビニで、お酒を買って彼の友達とのたまり場の空き家で２人で話しながら飲んだ。途中、合コンで会った友達がきて「あれれぇ～」なんて冷やかされたりしたが、すぐに帰って行った。夜中２時が過ぎ、この後どうするんだろうかと思ってたら酔っ払ったみたいで、私の肩に寄りかかって寝た。私は、ビックリした。今まで色んなメル友に会ってきたのに、何もせず、しかも寝たのは初めてだったから。この人は体目的じゃなかった！男はみんな体目的だと思ってたから不思議な気持ちでなぜが寝れなかった…朝８時か９時頃目が覚めて寮まで送ってくれた。シャイなのかあまり自分からは話してこないから私が１人で話してた。
寮について、前援交してた、おじさんから会えないか？とメールがきたから、暇だしいいやと思って会ってた。援交と言っても５千円ぐらうもらうだけだったけど

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そのオジサンとホテルへ向かう途中、メル友の彼へメールした。「今日ありがとう。楽しかった。すごい優しいんだね。彼女いないのが不思議なくらいだよ」すぐ返事がきて「ずっといつ言おうか考えてたんだけど、付き合ってくれない？メールでごめん…なかなか言えなくて…」って。オジサンと車に乗りながら返事した「いいよって」軽い気持ちで。オジサンに彼氏が出来たって言うと、え!?会ってていいの？って言われたから今日で最後ね！と言った。
彼氏は見た目はチャラチャラしてるけど中身は真面目そうだから私も本気で付き合ってみようと決意した。毎日「おはよう」のメールから始まり 夜は必ず電話１時間～２時間はしていた。彼の仕事と私の仕事の休みが合わず、２週間ぐらい会えなかったが、どんどん彼に惹かれて好きになっていった。メールしながら次会うときは、付き合って初めて会うね！なんていいながらドキドキしてた。会うことになり、迎えに来てくれた。彼が「実は今日地元の友達みんなで飲み会してて、一緒にきてくれない？」って言うから本当は２人でいたかったのに仕方ないか…と思いながら、この前の空き家に行ったら、２０人ぐらいいてビックリする

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みんな私をジロジロ見る。半分は女の人だった。奥さんや彼女で子持ちの人もいた。すると中に合コンにいた男の人もいて「じゃぁ自己紹介して～」とか「チュウしろ～」とか言われたが、断り、みんなと仲良くなって とても楽しかった。朝５時頃お開きになり、みんなすごく酔っ払ってた。そして彼氏の実家に帰り（家の人にばれないようにこっそり）初めての部屋に入った。彼氏はほとんど意識もなく、布団に横たわる。私も眠くて横になったら突然キスされそのまま最後まで。昼まで寝てたら、家には誰もいなくなってた。ドライブに行く事になり、公園でアイス食べながら、私の過去の全てを話した。なぜ話したか分からない。初めて男性に話した。援交やピンサロは絶対しないで。俺にはしてね！もう絶対しないよ！といいながら芝生に横になって話してた。今までこんなマッタリしたデートしたことなかったから幸せだった。寮には門限があるから、それまでに帰らないといけない…送ってくれる車の中すごく寂しかった。離れたくなかった…だから車の中無言になってしまう…寮は男禁制で入れない…

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すいません。誤字、脱字は子供の世話しながら出来るときに急いで打っているので読みにくいですよね。すいません。文章能力のなさもわかっています。すいませんが中傷は止めてください

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>> 22 削除されたレス 私は楽しみにしているから
レスをメールで受けられるようにしてます

早く続きみたいなぁって思っていたら
さっき
メールがきました
「続きだぁ⤴」って
ｳｷｳｷしながら
みたのですが
アナタの
中傷レスでガッカリしました…

主さん
気にしないで
こうやって私みたいに楽しみにしているのがいるんだから
o(^-^)o

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ありがとうございます。嬉しくて涙でてきました。こんな体験誰でもしてる、ありきたりな話なんですかね…。
誤字、脱字多いみたいで読みにくくすいません。頑張っていきます。まだまだ続きますので、よろしくお願いします。ありがとうございます

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私も読んでますよ
私も波乱万丈な人生を送ってます
誤字 脱字なんて気にせず続けて下さい
楽しみにしてます

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>> 26 横レス失礼します😊
私も読ませてもらってます💖

読み出したら引き込まれました☺

これからも更新楽しみにしてます💖

※人の言う事は気にせず…ですよ‼
主さんの気持ちが伝わってるから大丈夫👌

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みなさんが応援してくださって嬉しいです。まさか読んでくださる方がいると分かって、頑張って書いていこうと思います。

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私には車の免許がなく、彼が寮まで迎えにきてくれるか、バスや電車、船やタクシーを使って会いにいっていたりした。私には日曜日休みが月に1回しかなく、休みがあわなかったので、私が夜勤明けで寝ずに夕方に彼の実家に泊まりに行ったり。すべての休みは彼と会いたくて会いに行ってた。週に1回会えればまだマシな方だった。夜勤明けで彼と待ち合わせして実家に帰り、お母さんが私の分の夕食まで用意してくれてた。お母さんと初めて会ったとき「こんな子が彼氏でいいの～？もったいない！あんた（彼）と釣り合わないね～(笑)」なんて言われて話も会うし優しいお母さんで、見た目も若いし、オシャレだったので、お母さんと会うのも楽しみだった。お父さんとお母さんと彼と私４人で夕食食べた後、彼氏の部屋に行って、２人でテレビ見ながら寝たりして。次の日彼は仕事なので私に行ってくるね！と行って仕事に行く。お母さんも仕事をしているので、夕方まで１人。することもなく昼前までダラダラして、なにしろ免許もってないし近くにお店もない田舎だから、することもない。すると彼氏が昼少しだけ帰ってきてくれたりする。

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夕方五時になると、お母さんが帰ってくるので、夕食の手伝いをしていると彼が帰宅。一緒にご飯食べた後、寮まで送ってくれる。寮は男禁制だけど、どうにかこっそり入り込んで朝４時半ごろに帰って行ったりしてた。だって…いけないことと分かってても一緒にいたかったから…こんな感じでいつも会ってた。私の為に送ってくれて朝早起きしてくれる彼を、すごく好きになった。今までこんなに人を好きになったことがなかった。
付き合って３ヶ月たったある日彼の部屋で昼前、掃除していたら、一週間前まで使ってた携帯を見つけた。いけない事だとは分かっていたけど、メールをみてしまった。見なきゃよかった…
知らない名前の女の子から毎日「おはよ～仕事行ってくるね！」「今日こんな事があったんだよ～」とか何件も受信があった。送信を見ると「おはよ～今日も頑張れよ～」「お前さえよければ俺はお前を待ってるんだから」「まだ好きだから、彼女もいないよ」とかあった…しかも携帯使ってたその日までずっと。私は怒りと悲しみで、いっぱいになり泣きまくった。本当はすぐにでも帰りたかったけど帰る足がない。彼が帰ってきて問い詰めた。

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「携帯見たけど、誰とメールしてんの？」「はっ？お前人の携帯勝手にみるなよ！」と逆ギレ。「私今まで人を信用することが出来なかったのに初めて信用してた人だったのに」と言うのが、いっぱいいっぱいで涙が溢れてきた。「私がいながら、そんなに好きな人がいるんだったら、もう別れて」と言うと、「ごめん。前の彼女。もう絶対しないから別れるとか言わないで」って言われた。後で聞いた話、中学の頃付き合ってて高校で別れて、卒業してから、遠距離でまた付き合ってたみたい。私と付き合う一年前まで。私は「分かった」と仕方なくアドバイスも変えさせて、また信じる事にした。でもそれからも、ちょくちょく携帯チェックをするようになった。コソコソと。
１ヶ月たったある日、削除し忘れたのか、また同じアドバイスからのメールの受信が残ってた。しかも「今日は会えて久しぶりに色々話せてよかった。また会おうねっ」って。もう私は絶対無理だと思って、「何？これ」と聞いた。「しかも会ってたわけ？この日仕事は？」彼が「県外にいるからたまには会おうってなって２時間会って話しただけ」って。そんなの誰が信じる!?

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私はもう絶対無理だと思って「もうお願いだから別れて。信じる事ができない。コソコソ会うぐらいなら、付き合えばいいじゃん」と言ったが「ごめん。話しただけだけど、裏切ったのは事実だもんね。２度も裏切った俺が言うことじゃないけど、もう1回信じて。次したら別れていいから。お前は大切だから別れたくない」
私「考えさせて」と行って無言で送ってくれて、その日寮には泊まらず帰っていった。その日もメールや電話がずっとくるけど無視してた。次の日も。仕事が終わって寮に帰ったら部屋に上がってた（鍵は常に開いていたので）。「帰って！話したくない来ないで」と言うと何も言わず帰って行った。次の日も夜寮に来たが鍵も開けなかった。それが一週間も続いて、片道１時間半かけて毎日来てくれるし反省もしてるみたいだから、次裏切ったら、もう最後だからね！って許した。
私の親はたまには帰ってこい！と言うが帰りたくないし仕事が忙しいと嘘ついて、ほとんど帰らなかった。と言うか、父に会いたくなかった。母は毎月お金を３万取りにくるし会ってるからいいやっと思って。でも突然、母から電話で、祖父が癌で入院したと。一緒に、お見舞いに行った。

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前のバリバリ働いてた頃の祖父と違ってガリガリに痩せてた。でも私達の顔を見て無理に元気な振りをして、下ネタやナースのお尻をペロンと触ったりしてた。後で主治医からの話で後３ヶ月と言われたが、泣きそうになるのを我慢しながら笑顔を作って話してた。お母さんもそんな表情だった。私も仕事があったから、その日に帰った。それから２ヶ月たった時、職場に母から電話がきた「じいちゃん死んだって」って。でも仕事のシフトもどうしても変えれず、母が「あんたはいいから仕事してなさい。お母さん達が行くから」と言われ、私はもう祖父に会うことが出来なかった…あんなに優しくしてくれて心配かけたのにごめんね…祖父を思い出すと涙がとまらなかった。無事葬儀も終え、納骨は祖母と一緒に入れて、仏壇を母が持って帰ってきた。実家で初めて祖父に手を合わせた。ごめんね…遅くなって。

その頃、彼氏に祖父がなくなった悲しみを慰めてもらったりしてた。そんな事もあり、何も問題なく付き合いは続いていた。日曜日休みがあったとき、時期的にクリスマスシーズンで山形屋でペアリングを買ってくれた。

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ある日彼の家に向かうバスの中で、母からメールで「たまには遊びにきなさいよ！」と言われたが、もうこの際お母さんに暴露してしまおうと、実は高校時代から、お父さんが体を触ってきたり…とすべてをメールで伝えると、すぐ電話がかかってきた。「あんたね！ばかじゃないの？」と怒っている…なんで…？「お父さんは、あんたを我が子のように育ててきてくれてる証拠よ！スキンシップ!!」と言われた。お母さんは性的虐待だとは思いたくなくて、プラスに考えてるのか、本当にそう思っているのか分からなかった。私は、そうなの？辛かったね…って言ってくれるのかと思ってたのに。何を言っても「お母さんも、じいちゃんに冗談で胸触られたりしてたよ！」と言う。でもすべてを話せたから、すっきりした。弟に母に話した事を伝えると「信じたくないんだろうね…でも言ってすっきりしたでしょ。よかったね」って言ってくれた。でも後から母からメールがきて「お母さんがいるときでいいから遊びにおいでね！」と。それから父のいないときを狙って、ちょくちょく帰るようになった。たまに彼氏の話をしたりして。

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彼氏と言えば名前は純。純とは、よくメールや電話して愛を育んでいた。話も合うし、楽しくて大好きだけど２度裏切られて信用ができなくなってたこともあり、束縛するようになってしまった。飲み会と言えば、誰と？どこで？女は？しつこく聞いてしまってた。純の友達からも束縛激しいねとか言われているの耳にしたり…だから裏切られたこと話すと、それぐらいのことで！と言われる。束縛するから遊ぼうとするんだよ！と言われたり…
だって…信用できないんだもん…
ある日、純の祖父が１人で住んでる家へ遊びに行った。私をすごく気にいってくれて、デートに使いなさいって一万くれた。夕食を食べに純の両親と祖父が私も誘ってくれてご馳走してもらったりしていた。５回目ぐらいに会ったとき、「純をよろしくね」と言われ、さらに「かなちゃんが１人で、じいちゃんのとこに遊びにこれるように免許取りなさい！お金はだしてやるから」と言ってもらった。「はいっ。ありがとうございます」と言う。それから１ヶ月後、「じいちゃんが入院した」と純からのメール。肺ガンであと３ヶ月との突然の知らせ。祖父にも命が短い事は知らせてあったみたい。

• << 37 病室でお母さん、純、私の３人で、おじいちゃんを囲んで話していると、おじいちゃんが引き出しの中から封筒を取り出し、私に「はい！かなちゃんの免許代」と渡してくれた。後で聞いた話、入院してすぐ、お母さんに頼んで銀行に下ろしに行ってもらったみたい。２５万入っていた。まさか本当にくれるとは思っていなかったのに…しかも彼女という立場なのに…「かなちゃんとの約束だったからね！がんばれよ！」って言ってくれた。涙が出てきた。すると、おじいちゃんが「あーあ。生きてるうちに、かなちゃんの晴れ姿見たかったなぁ…」とボソッと言った。「いつか見れますよ！」と言ってしまった。結婚の予定なんかないのに、つい… 帰りの車の中で純と話した。私「どうにか、おじいちゃんに私のドレス姿見せれないかな？」純「はっ？どういう意味？」私「結婚式の写真を撮ってみせるとか…」と言うと、純「俺は、お前と結婚する気だから、かまわないけど、どうせドレス着るんだったら、その姿を見せようよ！」って。えっ!?結婚考えてくれてたんだぁー！って嬉しかった。おじいちゃんはもう退院出来ないから、見せるんだったら病室になるよなぁ…

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貴方が真剣に生きていることが物凄く伝わります

愛情の使い方がやっとの事で見つけられても
また問題が起きてしまう

絶望や挫折感
でも、温かい人に出会い救われて行くのです
陰ながら応援してます

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>> 35 彼氏と言えば名前は純。純とは、よくメールや電話して愛を育んでいた。話も合うし、楽しくて大好きだけど２度裏切られて信用ができなくなってたことも… 病室でお母さん、純、私の３人で、おじいちゃんを囲んで話していると、おじいちゃんが引き出しの中から封筒を取り出し、私に「はい！かなちゃんの免許代」と渡してくれた。後で聞いた話、入院してすぐ、お母さんに頼んで銀行に下ろしに行ってもらったみたい。２５万入っていた。まさか本当にくれるとは思っていなかったのに…しかも彼女という立場なのに…「かなちゃんとの約束だったからね！がんばれよ！」って言ってくれた。涙が出てきた。すると、おじいちゃんが「あーあ。生きてるうちに、かなちゃんの晴れ姿見たかったなぁ…」とボソッと言った。「いつか見れますよ！」と言ってしまった。結婚の予定なんかないのに、つい…
帰りの車の中で純と話した。私「どうにか、おじいちゃんに私のドレス姿見せれないかな？」純「はっ？どういう意味？」私「結婚式の写真を撮ってみせるとか…」と言うと、純「俺は、お前と結婚する気だから、かまわないけど、どうせドレス着るんだったら、その姿を見せようよ！」って。えっ!?結婚考えてくれてたんだぁー！って嬉しかった。おじいちゃんはもう退院出来ないから、見せるんだったら病室になるよなぁ…

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純のお母さんに相談した。お母さんが「いい考えね！ありがとう。私が病院に許可取ってみる」と言って電話したら、病院側からも「全然かまわないです。こちらも会議室を借り切りで準備しますよ！」と言ってくださった。おじいちゃんには内緒で、計画は進んだ。私の夜勤明けの日曜日、仕事から戻ってくると純が迎えにきてくれて、貸し衣装屋さんにドレスとタキシードを見に行った。その日の内に衣装を決めて、一週間後、純の家に届いた。衣装代はお母さんが払ってくれた。私がちょうど日曜日休みだったので、前日の夜から純の家に泊まり、朝バタバタと美容院に行って、セットと衣装を着せてもらった。純はタキシードに着替えて車で病院へ。お母さんやお父さん、純のお父さんのお母さんは先に病院へ行っていた。なにしろ大きい病院なので駐車場から病室までが遠い。しかもドレス姿だし。すると裏口を開けてナース５人が待っていてくださった。１人はドレスの裾をかかえてくださった。病院の中で患者さんや職員のみなさんが、驚いた顔で私を見て「うわ～！きれい！」と言われ照れながら業務用エレベーターに乗り、降りた所に、大きな扉があった。

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ナースが「この部屋の中にみんないらっしゃいますよ！ちょっと待っていてください。中から開けますから、腕を組んで待っていてね」と言われ腕を組んで純とドキドキしながら待っていた。すると中から、チャチャチャチャ～ンと結婚行進曲が流れてきた。同時にドアが開いて、おじいちゃんが酸素をつけたまま車椅子に座って、すごい笑顔だった。周りには家族と主治医、ナースが５人拍手で迎えてくれた。なんか泣きそうになった。CDも病院側が準備してくれていて部屋の中の手作りの飾りが沢山張ってあった。テーブルには三段の大きなケーキがあり、お母さんが準備していた。ケーキ入刀もした。みんなで写真を撮り、おじいちゃんは涙ぐんでいたが呼吸が苦しく、言葉も話せなくっていた。酸素の量も一番最大じゃないと苦しくて、ボンベの交換を途中でしてもらってたが、医師が「もう横になってもらいますね！よかったですね」と、おじいちゃんと部屋を出て病室に帰って行った。私達もよかった。ドレス姿見せれて。と言いながら片付けをして純と私はナースにお礼をして先に病院を出た。駐車場でドレスを脱ぎ洋服を着替えて、そのまま寮に送ってくれた。

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途中、純が「銀行に寄るから！」と言って車を降りた。そう言えば、さっきデジカメで写真撮ったから見てみようと思って見てみた。（このデジカメは純の友達のを借りてきたもの）お～なかなかよく撮れてるなぁ～って次々見てたら、あら？なんかの飲み会の写真かな？っていう写真があった。デジカメの持ち主が女の子と２人で撮ってる写真など。はっ？私は見てしまった。どうみてもこれは飲み屋。純と友達２人の３人。間に女の子が１人ずつ３人座ってる。純は真ん中に座ってて、しかも女の子が横から、思いっきり抱きついてて純の頬にキスしてる…私は心臓がバクバクなりだし、体が熱くなって、どうにかなりそうだった。そこに純が来る姿が見えたから、すぐにデジカメは元の場所に置いた。泣きたいくらいのイライラを我慢していた。純が話しかけてきても顔も見たくなくて外ばかり無言で見てた。純「どうしたの？急に。なんで怒ってんの？」「…。」無言のまま寮につきメールした。「私をまた裏切ったよね？こころ辺りあるはずだよね？デジカメ見てみたら？」すぐ電話がきた。「見たのか…でも飲みに行っただけだよ」私「飲みに行っただけで抱きついてキスまでされるわけ？」

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純「いや。それはごめんなさい。飲み屋の子が勝手に…」私「はぁ？私、飲みにいつ行ったかもしらないし、女の子がいるような飲み屋には行かないでって前々から言ってるよね？」純「はい。ごめんなさい。飲み屋には２度といきません」で私が「で？別れてくれるんだよね？裏切ったから」純「別れたくない。ごめんなさい。許して」私「いっつも、そうやって私、許してきたよね？反省してんの？」純「ごめん…ちゃんと反省する」私「しばらく会わないし、連絡もしないで」と言った。私はそのイライラをぶつけたくて、いつの間にか、また出会い系のサイトを見てしまっていた。しかも、純と連絡取らない一週間のうちに２人と会って関係を持ってしまった。純が好き。でも裏切られるのが怖い。エッチも純とじゃないと気持ちもよくない。ただ気を紛らわせるためだった。後々、私何やってんだろ…純にあんなこと言いながら…最低私。そろそろ純に会いたい…と思ってメールしようかなと思ってたら、偶然に純から電話がきた。私が遊んでしまったことは絶対言えないな…と思いながら出たら「かな！急にごめんだけど、よく聞いてね。じいちゃんが危篤状態で、もって、あと３日だって…」

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私「えっ？うそっ…」今すぐ行きたい。でも仕事休めない…純「今は、お母さんがついているから、俺が夜行ってみるから。それからまた連絡する」私「わかった」心配で仕事どころじゃなかった。本当は明日、日勤だけど、どうにか後輩に頼んで夜勤に変えてもらった。夜勤に入る前に「なんかあったらすぐ連絡して！」とメールした。夜勤中純からメール「もうダメかも。息もしてるかしてないかわからない。体の色がおかしいよ…」
私「ちゃんと見ててあげて。お母さん大丈夫？」純「なんとか。もう２日お母さん寝てもないよ」私「私、夜勤終わってから昼過ぎ行くから！」っていうメールから返事がなかった。朝方、純からメール「ダメだった…」私、仕事中なのに大泣きしたゃった。夜勤が１人だからよかったけど…
仕事終わって電話したら「今バタバタしてるから夕方おいで。途中まで迎えにくるから。少し寝てからおいで」って。寝れるわけないじゃん…スーツを準備してタクシーで向かう。純の弟が迎えにきてくれた。農協の葬儀場へ向かった。純がいた。飛びついて泣きたかったけど、なんか出来なかった。お母さんが出てきて「顔見てあげて…」って泣いてた。いい顔してた。

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お母さんが「お父さんね、かなちゃんの写真を毎日見てたんだよ。本当はあの日も体の具合がよくなかったんだって。でも少しでもドレス姿見たくて先生にお願いして許可もらったんだって」って言われた。涙が止まらなかった。私は、おじいちゃんが苦しんでるときに純を裏切ることしてしまった。ごめんなさい。本当にごめんなさい…という気持ちでいっぱいだった。お通夜で親戚が集まる中、私は初めましてと挨拶にまわった。純は私を疲れてるんだから、車で休んでおいでって毛布を持ってきてくれた。いつの間に寝てしまって夜中目が覚めて戻ったら、純と弟がいた。弟はイスに寝てたが純だけ１人起きてた。何て声かけていいか分からなかった…朝まで２人で線香を燃やし続けた。お母さんもやっと休めたみたいだけど純は一睡もしてなかった。純は優しいんだなぁって思った。葬儀が始まるとき、お母さんと純に「かなちゃんはここに座りなさい」と親族のところに座らしてくれた。拭いても拭いても涙が止まらない。お母さんも純も大泣きだった。すべてが終わて落ち着いた。私も親族の中に入ってたってことは、やっぱり別れられないなぁ純と結婚するんだなぁって考えるようになった。

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横レス失礼します🙇かなさん始めまして最初から読ませていただいてます。お願いがあるのですが…他に読まれて感想を書きたいなーと思っている方も居ると思うので良ければ別に波瀾万丈の感想スレを立てていただけないでしょうか❓余計なお世話だったらすいません🙏

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モモガーさん、読んでくださってありがとうございます😃
別に「かなの波乱万丈」というタイトルでレス作りました👆
レス書いてくださる方がいらっしゃるなら、お願いします😃
感想待ってます

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ジンさんへ
遅れてスイマセン。レスありがとうございます。こんな私を真剣に生きてると思ってくださるのですか…？嬉しいです。私の気持ちわかってもらえて、よかった。。。
今書いてるところが、もう５年位前の話なので、思い出し、思い出しで書いています。
また別に感想スレ立てたのでよかったらレスしてください。

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次第に結婚を意識するようになっていった。相変わらず会いに行ったり、寮へ送ってくれて泊まっての繰り返し。休みの日に友達から遊びの誘いが来ても純に会いたかったから、すべて断っていた。でも仕事では頑張った。誉められることも増えて、とにかく座ることが出来ないくらい毎日走り回ってた。そうなると先輩が私をイジメの対象にする。女だらけの職場、必ず１人が目を付けられベテラン３人がいじめでくる。仕事も全て私に回す。自分達は上司にはペコペコして、上司がいる前では忙しく働いてる振りをするが、見えないところでは、サボってお茶飲んだり、ひたすら話している。なにか事件があれば私のせい。私が夜勤に入れば日勤の仕事もたっぷり残してある…先輩が夜勤だと私が日勤中に夜勤の仕事もしておかなければいけない。してあげても、有難うもない。常に無視。先輩が夜勤明けの日は通常８時からの仕事を7時前から行って手伝わないといけないから先輩は９時過ぎには帰っていくが、私が夜勤明けの日は誰も手伝ってくれない…ギリギリに来てお茶なんか飲んでる。私も早く帰りたいよ…早く純に会いに行きたいのに…日勤の仕事までさせられ帰れるのは昼過ぎ…。

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しかも「あんた、まだいたの？」とか言われる。こっちは一睡もせず夜中から１人で日勤の仕事までしてあげてるのに…後輩は仕事を手伝ってくれようとするのに、先輩が「いいんだよ！しなくて」と引っ張っていく…これでもし仕事で失敗なんかすると、すぐに上司に連絡され、すごく悪いように言われ、ひどく怒られ先輩達は影から笑っている。何度階段で泣いたことか。純に何度もグチを聞いてもらった。純も「もう。やめろよ！そんなとこ」と言ってくれた。私のお母さんにも「やめたら？」と言われたが契約の４年間はどうしても辞めたくはなかった。辞めればお金を払わないといけなかったから…
とにかく孤独で働いた。給料だっていいわけじゃない。夜勤は月に６回、1回に３千円。後輩２人の夜勤が月に１０回。その日は夜、外に出ることは許されない。いくら次の日休みでも待機しないといけない。待機代はなし。夜中何かあれば呼び出される。呼ばれると３時間は帰ってこれない。寝れずに日勤なんか常時だ。夜中呼び出されてもジュース代120円のみ。ほとんどただ働き…。先輩達は寮を出て家庭があるから待機や夜中呼ばれることはない。結構この職場は厳しくて有名だった。

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周りからもよく続くね…と言われたりした。ベテラン先輩達以外は、入って辞めて行く人達ばっかりで、続いても２ヶ月だった。仕事のきつさと、人間関係で。職安からも「ここは、辞めた方がいいですよ」と言われる位だったみたい。辞めた優しい先輩もイジメで辞めたが、「ここで働いてると、今後どこでも働いていけるよ」と言われていた。私が学生時代５人一緒に入ったのに４人は耐えきれず早くに辞めていたから今思えば、よく耐えたな…って思う。ある日純が寮に入るのを先輩に見つかり上司に告げ口されバレた。部屋に職場とつながるインターホンが有るため、部屋に「男が入ってるのか？」と上司から連絡がきた。ドキドキしながら、しらを切って「はい？いませんよ」と言うとドアをノックする音が聞こえた。上司だ！やばいと思って純をトイレに隠し、嘘ついてバレずにすんだ。後々、純と外を歩いてると上司に見つかり、後日呼び出されて「あんなチャラチャラした男やめろ。不幸になるぞ」と言われた。「本当は部屋にあげてたんじゃないか？」と言われたが「いれてません！」と言い切って、その場をしのいだ。それがあってから、あまり部屋には入れないようになった。

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少しでも一緒にいたかったけど、途中まで送ってもらって１人でタクシーで帰ってくることが多くなった。部屋にいれてもいつインターホンで聞かれてるか分からないから…（職場からボタン一つで部屋の音が丸聞こえになる）けどたまには寮にあげてた。静かに話してバレないように…朝純が帰るときもドキドキしながら警戒して帰るようにした。純がいて夜中仕事で呼び出しの時も「ごめんね…」と言って仕事に行き、帰って来る頃には純はもう帰っていたりすることもあった。ごめんね…私が寮にいるから。でも純はいいよ！と言ってくれてた。心の支えは純１人。とにかく４年間はがんばるよ！ある日イジメの標的が後輩に移った。私は何があっても後輩を助けて、遅くまで仕事をしてあげた。少し楽になったが、私と同じ思いはさせたくなかったから…
私が夜勤の日、純から今日はいつもの友達といつもの空き家で飲み会だから！とメールがきた。「わかった。飲み過ぎないようにね」純「はいはぁ～い。夜勤がんばれよ！明日迎えに来るから」私「うん！」
夜勤明けで帰ってシャワー浴びたころ、純のうるさい車の音が聞こえてきた。すぐ準備して出て行く。純は外でタバコ吸いながら待っていた

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