嫌な女
懲りずに又書き始めようと思います😃
行き当たりばったりなんで完結出来ないかもしれません💦
今回は女の嫌な部分を書いてみようかなと…
勿論フィクションです😉
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黄昏時
いつもの場所で彼を待つ。
もう一度鏡を見て化粧をチェックし時計を見る。
もうすぐ彼がやってくる。
ドキドキしながら彼を待つこの時間が好き。
私の車のバックミラーに彼の車が映る。
自分の車のエンジンを切り乗り込む私。
『待った?』
との彼の問いに
『待つのが好きなの。貴方を好きなんじゃないよ。待ってる自分が好きなだけ。』
『お~いきなりだな…』
私は可愛くない事を言うのが好き。
結局の所9つ上の彼に甘えてるのだ。
彼は私が好きでたまらない。
私を見つめる目がそう語ってる。
私は何を言っても許される。
結局の所9つ上の彼に甘えてるのだ。
彼は私が好きでたまらない。
私を見つめる目がそう語ってる。
私は何を言っても許される。
だって彼は私を失いたくないから…
始まりも私から誘った。
私の職場の取引先に勤める彼とは仕事柄毎日のように顔を合わせていた。
この人私を好きなんだな~って感じていた。
いきなり取引先に電話し彼を呼び出し
『食事に連れて行って欲しいの』
そう言った。
彼は喜んで応じてくれた。
私は夫の浮気の相談をした。
彼は親身になって聞いてくれた。
彼に相談したところで何も解決しない。
解っていたけど私は誰かに構って欲しかった。
優しくして欲しかった。
私の事を女として見て欲しかった。
自分の事しか考えてなくて、辛い気持をどうにかしたかった。
食事の後夜中までドライブし夫の元へ帰った。
夫は寝ていた。
私の事なんてこれっぽっちも心配せずイビキをかいて熟睡。
枕元で夫を見下ろしたら軽く殺意さえ覚えた。
夫を愛してたけど同じだけ憎かった。
私は翌日も彼を呼び出した。
食事の後車の中で彼が言った。
『目を閉じてみて』
言われた通り目を閉じるとキスされた。
私は何も感じない。
耳元で息を荒げながら
『ホテルに行こうよ』
彼が言った。
黙ったままの私をホテルに連れ込む。
服のままベッドに倒れ込み呆気なく事は終わった。
(私…浮気しちゃった…こんなに簡単な事だったんだ…)
気分が晴れる訳でもなく出るのはため息ばかり。
それでも嬉しそうな彼を見てると少しは気が紛れた。
私彼の事好きなのかな…
きっと私が好きなのは
『私を好きな彼』
なんだと思う。
その日はさすがに夫は起きていた。
『こんな時間までどこ行ってたんだ!』
(他の男とセックスしてきたのよ!)
言えないか…
夫は私を心配してる訳じゃなく夫を蔑ろにしていると怒ってるようだ。
(貴方が彼女と浮気してるから私も彼と浮気する事にしました)
これも言えない…
『貴方に心配かけさせたくて友達の所にいたの』
適当に嘘をついた。
夫には私の嘘を責める資格はない。
嘘の塊だから…
私はそんな夫を愛し憎み疲れて何だかどうでも良くなっていた。
楽になりたい…
そんな一心で彼を巻き込んだ。
彼はその夜から3日後に電話をしてきた。『今友達と呑んでるんだけど急に声が聴きたくなってさ~』
軽く酔っている。
彼女が出来て嬉しくてたまらない。
そんな感じ…
それから週に二度はデートするようになった。
いつもの場所で待ち合わせ食事に行ってたり呑みに行ったり…
勿論ホテルに行く時もあれば車でする時もある。
私は26歳。
彼は彼にとっては若い私の体に溺れている。
そんな風に見えた。
私に溺れているといってもきっと彼は妻を愛している。
元々妻の悪口を言わない彼だからこそ好感を持っていた。
あからさまに妻の悪口を言いながら私をデートに誘う男もいたが、そんな人には一切興味が持てなかったし…
でもいざ付き合ってみると彼の家庭だけ円満そうな事が面白くなかった。
『貴方の家庭は円満そうで羨ましいなぁ』
私が口を尖らせ拗ねると
『隣の芝生は蒼く見えるもんさ~』
なんてしらばっくれる。
私は夫の浮気に苦しんでるのに、彼の妻は何も知らずぬくぬく生活している。
何だか不公平だ…
私はそんな悪魔のような思いに囚われた。
彼を出来る限り遅くまでつれ回したり、自分の夫が帰らない日には急に彼を呼び出しては
『今晩お泊まりしよう♪』
なんて誘惑した。
彼はきっと困っていたんだと思う。
だけど惚れた弱みか私の我が儘をきいてくれた。
彼の妻はきっと何かおかしいって思ってるだろうな…
私の中の悪魔はどんどんエスカレートする。
ある日彼の車の助手席にわりと大きなイヤリングを落とした。
次に彼と逢った時彼が言った。
『これ忘れ物だよ!』
『あ!こんな所に落としたんだぁ。ごめんね!大丈夫だった?』
ってわくわくしながら聞く私。
『俺がすぐに見つけたから大丈夫だよ!』
明るく笑う彼にがっかりする私。
しばらくしてから、次は彼にも見つからないような場所に化粧ポーチを忘れて行った。
『これ明美のだろ?奥さん大騒ぎだったよ…』
今度は成功した。
『きゃ~ごめんなさい!疑われたんじゃない?どうしよう…もう逢わない方が良いよね…』
うつむき加減で悲しい顔をしてみせた。
『だ…大丈夫だよ!仕事のお客さんのだって上手く誤魔化したから!』
慌てる彼は本当に可愛い。
『私…もし奥さんから問い詰められたりしても絶対何の関係もないって言うからね!貴方に絶対迷惑かけたくないもん』
私は上目遣いで言った。
『明美…俺明美を幸せにしてやりたいよ~』
彼は私をきつく抱き締める。
何てお人好しなんだろう…
それから暫く経っていつものように彼とドライブしてる時、彼が言った。
『うち寄ってく?』
妻と子供は実家に帰ってるらしい。
『え~!?そんなの奥さんに悪いよ…』
私は思った通り言った。
妻の居ない隙に家に女を連れ込むなんて私なら絶対許せない。
『あ…でも…貴方が普段どんな所で生活してるのかちょっと興味あるかも…』
私の悪魔が顔を出す。
『マンションだし別々に部屋に行けば誰にも解らないって!』
どうやら彼は自分だけ一人の夜を過ごしたくないようだ。
『ちょっとだけ寄ろうかな…』
何だか自分の家庭に自信を持っているうな彼に意地悪したくなった。
先に家に戻った彼に教えられた通りエレベーターで11階まで上がる。
1105かぁ…
私はヒールのカカトをコツコツ鳴らしながら出来るだけゆっくりモデル歩きをした。
彼の部屋の奥の部屋の窓から廊下に湯気が上がっている。
私は吸い寄せられるように彼の部屋を通り越した。
お隣の開いた窓を振り返る。
隣の奥さんらしき人と一瞬目が合った。
慌てて目を反らしUターンし今度は迷わず彼の部屋に直行した。
なに食わぬ顔で彼の部屋に滑り込む。
『わぁ~素敵なお家ね~』
辺りを見回しながら掃除の行き届き加減をチェックする。
綺麗に片付いた部屋は几帳面な妻を想像させた。
ちょっとした子供の玩具や飾ってある家族の写真なんかが、かなり私をイラッとさせた。
『奥さん綺麗な人だね!子供さんも可愛いし!!』
内心は…
奥さんって地味な顔!私の方がずっと美人!!
って思った。
『ワインでも呑む?』
自分の家って事で彼はかなりリラックスしている。
妻の実家は新幹線で4時間もかかるらしいから解放感に溢れてるのかな…
『呑む呑む~!』
苛立ちも手伝ってガブ呑みした。
勿論彼にも随分呑ませた。
普段一緒に呑みに行っても彼は運転の為にウーロン茶だから二人で呑めるってこと事態彼は喜んでる様子だ。
『何だかとっても淫らな気分になってきちゃった~』
私はトロンとした目で彼を見つめた。
彼は飛び付いてきた。
『ダ~メ!』
焦らす私…
『明美今夜はストリッパーになる!』
しどろもどろで訳の解んない事を言いながら立ち上がり自分でゆっくり服を脱いだ。
で一枚ずつポンポンあちこちに投げる。
拾い集める彼の姿がおかしくてキャッキャッ笑った。
下着だけになった私は脱ぐのをやめて逃げ回った。
夫婦の寝室らしき部屋のベッドにダイブする。
『明美~!』
飛び付いてきた彼はもう私が欲しくて欲しくて堪らないって状態だ。
私を貪る彼に身を任せながらいつもより大きな声でよがる。
『あ~ん…気持良い!感じる~!おかしくなっちゃいそう!』
私ってば…かなりいかれてる…
冷ややかに自分を見下す私がいた。
今回は忘れ物はしない。
何も忘れなくても彼の妻の大事な大事な家の中を汚しまくった事で十分気が晴れた。
乱れたベッドも完璧に元の状態に戻した。
…つもりである。
そう…
どんなに元に戻したつもりでも、きっと私と彼の汗や色んなものが残ってる。
例え洗濯しても彼夫婦のベッドで彼と私が愛し合ったって事実は消えない。
まるで私は復讐をも成し遂げた気分に浸っていた。
しかし彼の妻に復讐する理由が何処にあるというのだろう…
何かおかしい…
私は深く考えるのを止めた。
後日、彼が彼の母親に呼び出されこってりしぼられたと聞かされた。
『参ったよ~』
って割には軽く言う。
『奥さん貴方に何て言って来たの?』
尋ねる私に
『それがうちの奴は何も言わないんだ。お袋が男は胃袋掴んどきゃ絶対最後は帰って来るとか言ったらしくて…毎晩ご馳走作って機嫌良くしてる。』
何だか嬉しそうでさえある彼。
私は猛烈に腹が立った。
彼の妻は何で泣き叫ばないの?
何で彼を責めない?
奥さんの株を上げる私ってば馬っ鹿みたいじゃない!!
私ってば二人のキューピットな訳?
マンネリ化した夫婦に私が風を吹き込んだ…
完全に私の負けだ…
『私達…終わりにしよ…』
呟く私。
『大丈夫だって!当分大人しくしてるつもりだし、うちの奴は何もしてきやしないよ~
俺明美と別れるなんて絶対嫌だ!』
はぁ…
彼が凄くちっぽけな男に感じた。
愛する妻が悩み苦しみ夫を失いたくないが為に身を尽くしているというのに、私のような嫌なだけの女を手放さないというのか?
私は黙って彼の車を降り、自分の車で立ち去った。
その日から私は彼からの連絡を徹底的に無視した。
会社に彼が来ても目さえ合わせなかった。
ある日仕事を終え帰宅しようと車に乗り込むと彼が乗り込んで来た。
待ち伏せか…
げんなりした。
私は黙って車を発進させた。
『お茶でも行こ!』
人目がある方が良い気がしてファミレスに入った。
『どうしても渡したい物があったんだ』
彼はそう言って私に小箱を差し出した。
開けてみるとホワイトゴールドの可愛いブレスレットだった。
『前に何か身に付ける物が欲しいって言ってた事あっただろ?明美に似合うと思って…』
確かにそんな事言ったのは覚えてる。
だけど付き合ってすぐの頃の話だ。
『ありがとう。
でも受け取れない…』
どうして彼は追いかけて来るのかな…
そんな事をされたら益々嫌いになっちゃうのに…
私は頭の中で、一体どうすれば彼が納得してくれるのかと思考を巡らせた。
『私…夫を愛してる事に気付いたの。貴方の事は好きだけど、結局辛い現実から逃げてただけっていうか…もう一度夫と向き合ってみようと思うの』
口に出してみると私はそれが自分の本心のように思えた。
『嘘だ!明美は優しい女だからそんな嘘を付くんだろ?うちの奴の事を思って身を引こうとしてるんだろ?』
彼には回りが見えてないのか声を荒げる。
『出ましょう』
私はブレスレットを彼の背広のポケットに入れ、伝票を掴み立ち上がった。
彼の車がある所まで走り冷たく言った。
『降りて!』
黙って降りて欲しかった。
『俺…明美が居ないと駄目なんだって…俺達あんなに上手く行ってたじゃないか…もう家の話はしないから…』
もう限界!うんざりだ!
なんでこんな男と付き合ってたんだろ。
彼より奥さんの方がずっとずっと素晴らしい。
『解った。今度ちゃんと時間作るから…今日の所はとにかく帰って…』
もう自分でもどう言ったら良いか解らなくなっていた。
何でも良いから目の前から消えて欲しかった。
私は会社を辞めざるをえなくなった。
相変わらず彼からの連絡は途切れる事はないし、私を目で追う彼の視線に耐えられなかった。
『今まで本当にありがとう。私をどん底から救い上げてくれた貴方には心から感謝しています。お身体をお大事になさって、これからもお仕事頑張って下さいね。私の事は忘れて下さい。奥様を大切に。』
お別れのメールを送り携帯を変えた。
私は彼の前から姿を消した。
結婚後初めて専業主婦になった。
家事を仕事だと思う事にして完璧を目指した。
料理本を買い込み手の込んだ物で食卓を埋め、花を飾ってみたりした。
夫は相変わらずだし主婦の仕事って何だか報われないな~って思いもあるにはあったが、自分を変えたいって思いの方が強かった。
私は…
嫌な女である自分を変えたかったのだ。
私には子供は居ない。
結婚後すぐから夫には女の影があったし夫に内緒でずっとピルを飲んでいた。
そろそろピル飲むの止めようかな…
グッドアイデアのような気がした。
子供が出来たら私達は本当の家族になれる気がした。
夫だってもっと家庭を顧みるはずだ。
そっか~
彼の奥さんも母親だったもん。
だからあんなに良い女だったんだ~
いつの間にか私の中で
彼の妻は良い女で、私は嫌な女だって事になっていた。
私も良い女目指すぞ~!
例え自分にとっては良い女に見えても、所詮女は女である…
誰だって自分の中に嫌な女も住んでるものだ。
そんな事さえまだ解っていなかった私は
自分で自分に風を吹かせ希望に満ち溢れていた。
以上
第一章 明美
でした。
次は
第二章 麗子
を書き始めるつもりです。
…って『嫌な女』って事で読んでて不快な方もいらっしゃるかもですよね💦
どうもすいません🙇
フィクションですので大目に見て下さいね😉
って誰も読んでないかもですが💦
angllさん✨
かもみーるさん✨
ありがとうございます😊
やった~🙌
読んで下さってる方がいて凄く嬉しいです❤
明美の話はまだ続きます😉
何せ麗子は彼の妻の名前ですから😁
つたない文章やストーリーにお付き合い下さりありがとうございます😃
第2章 麗子
黄昏時
和室の窓辺で家族の洗濯物を一枚ずつ丁寧にたたむ。
夕食の下ごしらえは早々と済ませるから、後は夫の帰りを待つだけのこの時間が私は好き。
たまに懐かしい気持になって子供時代を思い出す。
鍵っ子でいつも近くの公園で母の帰りを待ってた。
冬は日暮れが早く危ないから家で待ってるようきつく注意されたっけ…
私が高学年になると夜も働き出した母。
『母子家庭だからって麗子に引けめを感じさせたくないからね!』
そういって着る物だけは良い物を着せてくれた。
私は洋服なんかよりいつも母に側にいて欲しかった。
兄弟も居ず寂しかったから。
私は自分の子供には絶対寂しい思いはさせたくない。
子供達が帰る時間には家に居てあげたいから働くつもりもない。
でも子供達が大きくなると教育費もかなりかかってくるだろうから今のうちから頑張って少しでも貯金しとかなきゃ…
ぼんやりそんな事を考えていると携帯に夫からメールが入った。
第2章 麗子
黄昏時
和室の窓辺で家族の洗濯物を一枚ずつ丁寧にたたむ。
夕食の下ごしらえは早々に済ませるから、後は夫の帰りを待つだけのこの時間が私は好き。
たまに懐かしい気持になって子供時代を思い出す。
鍵っ子でいつも近くの公園で母の帰りを待ってた。
冬は日暮れが早く危ないから家で待ってるようきつく注意されたっけ…
私が高学年になると夜も働き出した母。
『母子家庭だからって麗子に引けめを感じさせたくないからね!』
そういって着る物だけは良い物を着せてくれた。
私は洋服なんかよりいつも母に側にいて欲しかった。
兄弟も居ず寂しかったから。
私は自分の子供には絶対寂しい思いはさせたくない。
子供達が帰る時間には家に居てあげたいから働くつもりもない。
でも子供達が大きくなると教育費もかなりかかってくるだろうから今のうちから頑張って少しでも貯金しとかなきゃ…
ぼんやりそんな事を考えていると携帯に夫からメールが入った。
『晩飯いらないから先に寝てて!』
せっかく夫の好きなタンシチューなのに…
昨日から仕込んで美味しく出来上がってる。
揚げ物好きな夫のために春巻きの具も作ってある。
私と子供達じゃとても食べきれない。
またお隣にでもお裾分けするしかない。
それ にしても最近晩御飯食べない日が多すぎる。
先に寝ててって絶対起きて待ってるの知ってる癖に。
『了解しました😃いつもお仕事ご苦労様❤』
心の叫びを押し殺し返すメール。
はぁ…
私はつい良い妻ぶってしまう。
仕事かどうかも疑わしいのに…
最近夫は私を見てない。
話もろくに聞いてくれないし心ここにあらずって感じだ。
朝出かける時は生き生きしているのに帰って来たら眠たいばっかりだし…
浮気しているんだろうか?
一度そう思うとどんどん怪しい気がしてきた。
そういえば以前は外泊する事などなかった。
離婚したての上司に付き合って振り回されてるって言ってたけど嘘なのかもしれない。
私の不信は大きくなるばかりだった。
12時過ぎに夫が帰って来た。
『なんだ~先に寝てて良いのに…』
お風呂に直行する。
夫のスーツをハンガーに掛けながら匂いを嗅いでみた。
夫の煙草の匂いの他に仄かに香水の香りがする気がする。
でも気がするって程度で確信は持てない。
一瞬携帯を盗み見る事も頭を過ったが、私はそんな妻にはなりたくなかった。
きっと私の考え過ぎだ。
夫は子供達をとても可愛がっているしまさか裏切るような事はしない筈だ。
いつまでも変な事考えるのはよそう。
何とか不信を消しさりたい。
風呂上がりの夫に明るく話しかけた。
『貴方~今度その上司の方、家に招待しない?一人だと外食ばかりだろうし身体に悪いと思うの。私心を込めてお料理に腕をふるうわ!』
夫は冷たく言った。
『ば~か!そんな家庭を見せつけるような事出来る訳ないだろ!!』
日曜日。
夫の提案で久しぶりに家族で遊園地に出掛ける事になった。
やはり私の考え過ぎだった。
もし夫が浮気しているなら休みの日にも仕事だって嘘ついて出掛けるようになるだろうし、家族サービスなんて思い浮かばない筈だ。
『ほら~車の中でお菓子こぼすんじゃないの!ちゃんと拾いなさ~い!』
子供達がはしゃいでいる。
いや一番はしゃいでいるのは私かもしれない。
(変な疑いかけちゃってごめんなさい)
心の中で夫にそっと謝った。
『ママ~これな~に?』
5歳の娘が何か拾いあげた。
奪い取り確認する。
レスポのポーチだ。
中には
コンパクト、油取り紙、口紅が入っていた。
身体がわなわな震えた。
『貴方!これは何なの!?』
つい大きな声を出してしまった。
『おっ…』
一瞬絶句した夫を私は見逃さない。
『誰かの忘れ物だろ!この車にはお客さんだって乗せるんだ!何大きな声出してんだよ!!』
軽く逆ギレする夫。
私は夫の浮気を確信した。
遊園地はさんざんだった。
夫は始終ぶすっとしているし私も子供達に笑顔を向けるのが精一杯だった。
しかし次の日夫の機嫌はすこぶる良かった。
珍しく料理を誉めながら
『今度二人で映画でも行こうか!たまにはお袋に子供預けてさ~』
と言った。
私はびっくりしたが
『そうね…考えとく。』
と穏やかに答えた。
急に機嫌とったりして明らかに不自然だ。
全く思慮が浅い。
私にはそんな事を考えとく余裕なんてない。
夫の浮気の事で頭は一杯なのだ。
相手は誰なのか?
どういうつもりなのか?
まさか将来一緒になるつもりじゃ…
一体私の何がいけなかったというのだろう?
私はどうするべきなのか…
よく考えなきゃいけない。
絶対夫を奪われてはいけないのだ。
私は特に汚れてもいない流し台をひたすら磨いていた。
母から実家に帰って来いと連絡があった。
実家といっても母一人の団地住まいだ。
10年前から通いのお手伝いさんをしている母はそのお宅のご主人に気に入られ通いではあるが内縁の妻のような関係である。
勿論早くに妻を亡くされているご主人で不倫関係ではない。
ただ財産問題で回りの反対もあり籍を入れたりはないらしい。
『旦那様がね~麗子の子供達を遊びに来させて欲しいって言うのよ。あの人の子供達は独り者や結婚したものの子宝に恵まれなかったりね~孫がいないもんだから寂しいのかしらね~』
そんな理由で新幹線で4時間の距離を呼びつけるなんて少し腹が立ったが、嬉しそうな母には言えない。
しかも切符代を送ったからという電話だった。
まぁ母にも子供達の顔を見せてやりたいし断る理由もない。
『解った。追って日時は連絡するから…』
そう言って電話を切る。
問題は夫が喜ぶに違いないという事。
浮気を確信する今家をあけるのは気がすすまない。
まぁ私がずっと家にいた所で浮気しているんだろうから、母に相談してみたい気持もある。
心配かけちゃうか…
相談するかどうかは顔を見てからにしよう。
私は実家行きを決めた。
夫の反応は薄かった。
ただ
『せっかくだからゆっくりしておいで』
と良い夫ぶって言った。
勿論一泊で帰るつもりである。
後ろ髪を引かれる思いで我が家を後にした。
母達は本当に手厚くもてなしてくれた。
子供達の玩具も一杯用意してあり後から送ってくれると言う。
但しジャングルジムとブランコだけは置場所がないからと丁寧にお断りした。
夜も二間続きの和室に私達の寝床を用意してくれてあり、子供用のお布団まで買い揃えてあった。
『何もこんなに用意してくれなくても…次はいつ来れるか解らないんだから…』
戸惑う私に
『これからはちょくちょく遊びに来てよ~あの人小さい子が可愛くてたまんないのよ~今回だって何も明日帰る事ないわ~』
『それは駄目!』
母の言葉をぴしゃっと遮った事で不思議そうに母が聞いた。
『何かあったのかい?』
私は一気にはりつめていた物が崩れた。
母の前で子供のように泣きじゃくってしまった。
3歳の息子は私の膝にしがみつき上の娘は私の頭をよしよしと撫でてくれた。
『とにかく子供達を寝かしつけなさい。話はそれからだよ』
母に言われた通り寝かしつけようとするうち自分も一緒に少し寝てしまった。
目が覚めると母はビールを呑んでいた。
『麗子も呑むかい?』
私は首を振り母の前に座った。
最近の出来事を話しどうしたら良いのか尋ねた。
『何もしなくて良いさ~それが一番。麗子は今迄通り良妻賢母やってりゃ良いんだよ。決して問い詰めたりしない事。和彦さんが麗子に浮気を隠してるって事は家族が大事だって事。何も調べる必要もないし知らぬが仏。男なんて大なり小なり浮気が付き物なんだ。そんな物ほっときゃいつか必ず終わる。変に暴いてこじれたら行き場を失ってそれこそ女に走るよ。男なんて居心地の良い方に転がるだけ!母さんの言う事に間違いは無い!』
母は自信たっぷりに言った。
母は私に、私が幼い頃父が家を出た理由を話さなかったがもしかしたら女に走ったのかもしれない。
『解った。母さんを信じる。』
頷く私。
母は最後にこう言った。
『どうしても困った事があればあちらのお母さんを味方につけなさい。私なんか味方につけるよりよっぽど効果があるからね!』
母も30年前に今ほどの知恵があったならあんなに苦労せずに済んだろうにな…
そんな事を思いながら今度こそ本当に眠りについた。
実家から戻った翌日お隣さんが訪ねて来た。
『こないだお裾分け頂いたタッパー持って来たの。』
子供へのおやつを詰めてくれてある。
『ありがとう。お茶でも入れるね。』
私は彼女を招き入れた。
彼女の末っ子とうちの上の娘が同じ幼稚園に通っている事もあり比較的仲良くしている。
『お出掛けだったの?』
まだ出したままの旅行鞄を見て尋ねる彼女に、実家に帰っていた事を告げた。
『あらそうだったの。だから妹さんがお手伝いに来ていた訳ね~』
『え…?私にも主人にも妹なんて居ないけど?』
私は背筋が凍った。
彼女は私の留守中に若い女が来ていたと話した。
『私と目が合った後お宅に入った筈よ。音聞きゃ解るもの。その後何だか騒がしかったし…』
彼女は控えめに語ったが好奇心一杯の輝く目で私を見つめた。
『そっ…そういえば主人の会社の部下が忘れ物を届けてくれたって言ってたっけ…』
ろくな嘘を思い浮かばなかった自分を呪った。
『あはは…なんだそうだったの…』
ひきつった笑顔で話を合わせてくれた彼女は早々に引き上げて行った。
訪ねて来た若い女が派手な顔のかなりの美人であるという情報を残して…
まさか夫が家に女を連れ込むなんて…
酷い。
酷過ぎる。
私と子供が毎日過ごしているこの場所に浮気相手を連れ込むなんて…
許せない!!
私はまずカーテンを外し洗濯機に放り込んだ。
隅々まで掃除機をかけ除菌スプレーをソファーから絨毯まで徹底的にふりまくる。
寝具についてはカバー類もシーツも全てごみ袋に突っ込んだ。
ベランダに出そうとした拍子につまずいてベタッと膝からこけてしまう…
痛くて…
情けなくて…
泣けて来た。
なんで私がこんな目に遭うの…
私が…
一体何をしたと言うのよ!!
今まで誰も傷つけずに生きて来たつもりだ。
子供の頃は母に、そして結婚してからは夫に気に入られようと自分なりに精一杯やって来たのに…
私はふらふらと立ち上がって顔を洗った。
泣いてても仕方ない。
それにそんな若い女になぜ私が泣かされなきゃいけないのだ。
好きなようにはさせない。
とにかく二人を別れさせる事が先決だ。
私は幼稚園のお迎えのまま子供達を連れ姑を訪ねようと急ぎ支度をした。
姑は全て自分が何とかするから安心しなさいと言った。
男は胃袋捕まえときゃ必ず帰ってくるんだから、一切問い詰めずご馳走作って機嫌良くしているようにと…
夫が小さい頃舅に浮気された話を持ち出し
『私は和彦をおんぶしながら朝から晩までミシン踏んでたっていうのにだよ!』
と言った。
(確かに私は専業主婦だけど毎日遊んでる訳じゃありません。)
と心で思いながら黙って聞く。
『和彦は優しい子だからね~きっと悪い女に騙されちゃってるんだわね…』
(家に女を連れ込む夫のどこが優しいの?)
と思いながらやっぱり黙って聞く。
『麗子さん完璧主義だから、あの子もたまに息抜きしたくなるんじゃないかしらね~』
(本当にこの人に任せて大丈夫なのか?)
私はだんだん不安になってきた。
しかし元来私は優等生で先生の言う事や親の言う事なんかをことごとく守ってきた。
とにかく今は姑の言う通りにしよう。
母だって私に何もするなと言ってたし…
『おかあさん。宜しくお願いします。』
私は姑のもとを後にし、寝具類の買い物に向かった。
それからの日々はひたすら我慢の日々だった。
夫を罵りたい衝動にかられても深呼吸をして押し殺す。
絶えず口角を上げる事を意識し、気分の悪い時はわざと鼻歌を歌った。
出来るだけ家事に没頭し料理の品数も増やした。
動く事を止めてしまうと二度と動けなくなる気がして動き続ける。
食事が上手くとれず夜もよく眠れないため痩せてしまった。
私が何も言わない事を良い事に夫は何も切り出さない。
『彼女とは別れた。全て俺が悪かった。もう二度と浮気はしないよ。』
こんな言葉を期待したが、どうやら言いそうにない。
それでも夫の帰宅が遅くなる事はなくなり、食事も必ず家でとるようになった。
別れたんだろうか?
例え女と別れたとしてもすぐに夫を許す気にもならないし、晩酌の酒量が増え背中を向け眠る夫に愛されているとは思いがたい。
相変わらず私の心は孤独だった。
ある日
夫の背広からブレスレットを見つけた。
可愛らしいデザインでキラキラ輝いている。
あの女のだ…
私は頭の中で見たこともない若い女を作りあげていた。
といっても顔はぼやけシルエットだけの女である。
女からの挑戦に思えた。
別れてはいないという女からのメッセージだ。
許せない!
心の底から憎いと思った。
私の心をズタズタにして嘲笑ってる…
絶対に許せない!
夫を愛し尽くし信頼していたあの幸せな日々は二度と戻って来ない。
自分の心に蓋をして仮面を付けただ毎日をやり過ごす今、それが子供の為なのか自分の為なのか、そしてまだ夫を愛してるのかさえ解らなくなってしまった。
ただ私に解っているのは
あの女が死ぬほど憎い
という事。
あの女を地獄に堕とし入れる。
グッドアイデアのような気がした。
そうすれば私に本当の幸せが訪れる筈だ。
例え自分がどんな目に遭おうとも、人を地獄に堕とし入れて幸せになれる筈がない。
そんな事さえ解らなかった私は、
あの女が巻き起こした憎しみの嵐の中にいた。
ネーさん🎵 前作から読ませて頂いてます🙇
毎回どうなってしまうのかドキドキ❤ハラハラ🔥しながら更新楽しみにしてます😃✋
最近寒いのでお身体に気をつけてください🙇
第3章も楽しみにしてます🌼
第3章 遭遇
専業主婦になって2ヵ月の明美は、そろそろ時間をもて余していた。
そんな時高校時代の友達から電話が入り、凄くよくあたる占い師を見つけたと言う。
友達が夫の借金で悩んでいる事を先に言いあてられたらしい。
『明美もどう?今なら明美は初回無料で私にも一回無料の特典があるの。何せ一度に一つの事しか占ってもらえないから~私まだうちの子の事とか色々占ってもらいたい事あるのよね~』
明美も占いは嫌いじゃなかった。
友達には二人子供がいる。
「うちの子」ってさらっと口に出す彼女に軽く嫉妬しながら
『ここんとこ暇だし行ってみようかな~』
と約束をした。
後日占い師を訪れ
『いつ子供を授かる事が出来ますか?』
と尋ねた。
明美の名前や生年月日を書いた紙と明美の顔を何回も見比べながら、占い師は言った。
『残念ながら今のところお子さんは期待出来ません。貴方は罪を背負ってる。心から詫びて許しを請うべきですね。』
明美はショックを受けた。
私の罪?
こないだの不倫の事?
それとも親友から奪って夫と結婚した事かしら?
そのうち思い巡らせている自分が馬鹿みたいに思えてきた。
『私そんなに悪い事した覚えありませんから!』
言い残して立ち去ろうとした明美に
『ご主人の浮気についてもいつでもご相談下さいませね~』
と占い師が声をかけた。
家に戻った明美は占い師など訪ねて行った事を後悔した。
たかが占いだ。
そう何度言い聞かせても気になって仕方ない。
気になって昔の夢までみた。
親友から
『二度と私の前に顔を出さないで!』
って罵声を浴びせられる夢。
目覚めは気分が悪かった。
会いに行こうかな…
ふと思い立つ。
まずは電話をしてみる事にした。
親友は突然の電話に驚いていたが、実家に帰る用事があるから顔を出したいという明美の申し出を快く承諾した。
明美は百貨店で随分迷ったあげくかなり高額な銘菓を手土産に持参した。
『明美~!よく訪ねてくれたわ~さぁ上がって上がって!』
親友はまるで昔のいざこざなど無かったかのように明美をもてなしてくれた。
『私…ずっと貴方に謝らなきゃって思ってたの。本当にごめんなさい!』
明美は頭を下げた。
親友はびっくりした顔をして
『もう昔の事じゃない!気にする事ないわよ。今の旦那もう私にメロメロでさ~凄く優しいのよ。こうやって養子に入って家の商売ついでくれてるし、親も大喜びなの!』
親友はそう言って大きなお腹を幸せそうに撫でた。
明美は救われた。
いや逆に自分の方が貧乏くじを引いた気分だ。
親友は凄く良い女に見えて羨ましかった。
『又いつでも遊びに寄ってね!』
明るく手を振る親友を妬む気持も多少あったが、許された事に満足して明美は親友宅を後にした。
清々しい気持で家路につく。
明美が帰った後、
手土産をゴミ箱に突っ込んでいる親友の姿など明美には知るよしもない…
後は彼の奥さんだけだわ…
家に帰った明美は夕食の支度をしながら考えていた。
明美は彼の妻に許されるまで妊娠出来ないとすっかり思い込んでいる。
しかしさすがに家に訪ねて詫びる訳にもいかないしと迷っていた。
それでも今日の出来事は明美を勇気付けた。
昔絶縁された親友があっさり許してくれたんだから、こちらが頭を下げれば彼の妻だって許してくれるかもしれない。
そういう風にも思えてきた。
なんたって彼の妻は良い女なんだから…
明美はもう何を手土産にするかにまで思いを巡らせた。
子供が喜ぶような物と妻が喜ぶような物…
う~ん…
難しいなぁ…
明美は何だかワクワクしている自分に気付いていない。
手土産を持って頭を下げれば、心から詫びた事になると思っている。
何とも浅はかな女だった。
いよいよ決行の日。
色々悩んだあげく
人気のお店のケーキと、今明美が気に入っているとても香りの良い缶入りの紅茶を購入する。
一人でランチを済ませ午後一で彼のマンションを訪れるつもりだ。
以前とは違って妻に会うために…
洋服にも十分気を使った。
ジーンズだと失礼だし余り女っぽい格好も敬遠される筈だ。
白の綿シャツにベージュのパンツ。いつもならオレンジのカーディガンを羽織るのだがあえて茶色にした。
前回と同じくオートロックは自分で解除し部屋に向かう。
ピンポーン…
『はい…』
『あの…私…ご主人の知り合いの者ですが…』
ガチャッ…
ドアが開いた。
小さな男の子が出てくる。
『まぁ君!勝手に出ていかないの!』
慌てて妻が追いかけてきた。
『突然すいません。私…奥様に折り入ってお話がありまして…』
妻は一瞬明美の姿を上から下まで見て
『どうぞ。おはいりになって。』
無表情で言った。
リビングで向かい合う。
何だか以前とは部屋の様子が変わっていた。
少し気になったが明美は話し出した。
和彦と付き合っていたが妻に申し訳ないという思いで別れた事。
その後姿を消し一切連絡を取っていないという事。
自分の行動を心から後悔していて謝りたい一心でやってきた事。
それにあの頃は夫の浮気で悩んでいて自分はどうかしていたと付け加えた。
『本当に申し訳ございませんでした!』
その場で土下座した。
『そう…』
妻は一言呟いただけで後は沈黙だった。
明美はその先の言葉が見つからず、泣いた方が良いのかなと思いすすり泣きだした。
男の子が明美の回りをくるくる回っている。
そして一言。
『ママ~お腹すいた!』
明美はすかさず
『これ食べて下さい!』
と紙袋を差し出した。
妻はハッとして
『あ…ありがとう。じゃあ戴くわね。』
息子にケーキと飲み物を与え妻は明美の前に戻った。
『余りに突然の事で今はなんて言ったら良いのか…少しお時間をいただける?こちらから必ず連絡させてもらうわ。』
明美は拍子抜けした。
もう良いのよとか、済んだことは忘れなさいとか、ここに来るのは勇気がいったでしょうに頑張ったわねとか言って欲しかった。
急に豹変して罵られるとはあまり考えていなかった。
早く私を許すと言って下さい!
心では叫んでいたが今日の所は大人しく帰る事にした。
連絡先を書き記しマンションを後にする。
- << 50 主さん 初めから読ませて頂きました 第三章からが 特にいいです 明美はどうなるのでしょうか? 手には鉢植え とても気になります でも焦ってないからじっくり お書き下さい ゆっくりまっています
明美はその日からまるで試験の合格発表を待つ学生のような気分で過ごしていた。
数日後
彼の妻から連絡があった。
今度は明美の自宅に訪ねて来るという。
合格って事かな?
明美は綺麗好きな彼の妻のためにいつもより念入りに掃除をした。
そしてはたと気がつく。
そういえばこないだ彼の家は何だか雑然としてたな…
奥さんらしくない…
まぁ急に訪ねたのだから掃除の前だったのかもしれないし気にしない事にした。
お客様用のカップも綺麗に洗って、子供のためのジュースやお菓子も用意した。
しかし訪れた彼の妻は一人だった。
手には鉢植えを抱えている。
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