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小愛的故事 --黒百合女学院 恋の時間割-- (確定清書版)

No.5 19/11/07 23:17
青木あかね ( 30代 ♀ sEoWnb )
あ+あ-

≫3

「うるさーい。わたしはノーマルだ!。あんた達いい加減にしなさいよ。明日のわたしの結婚、邪魔したら、あんた達、わたしの手で死ぬよ?」

ついに、ブチっ💢とキレたあおい。



でも怒りながらも

「写真、ちゃんと焼き増ししてあげるから・・・

 わたしのことそんなにまで・・・

 サナちゃん、うなちゃん

 こんな悪魔なわたしを好きになってくれて

 ありがとね。わたしも二人が大大大好き!」




「でも、わたし、お兄ちゃんが、真鍋先生が好きなの

 藍子お姉ちゃんが死んで失語してた

 あの日のわたしを守ってくれたみたいに

 わたしも・・・

 暖かい気持ちを一番はじめにくれたのは

 真鍋先生、わたしのステキなお兄ちゃん・・・」



「だからごめんね・・・

 でも二人が大好きだから、今日だけ特別に・・・」




「昔の恋人ごっこみたいには

 キスはもう、くちびるには出来ないけど

 最後のキスしてあげるね。二人が大好きだから」




大好きなあおいに長いこと、長いことハグされ

ほっぺにだけれどキスしてもらった、サナとうな。

それで『あおいの結婚式が終わるまでは』と

大人しくしていた、サナとうなの二人だったのだが



男性にバージンを捧げる前のあおい



バージンのあおいとの、最後の思い出の品



あおいの投げたプーケトス



幸せのプーケを火花を散らし奪い合う、サナとうな。

それを微笑みながら、しあわせいっぱいな顔で眺めるあおい。



「ハレの結婚式でケンカはダメ!」

サナとうなによる、プーケの奪い合いをやめさせようとする、ゆかり・みずき・美佐・カネコ・敦子の、あおいの仲良しグループの、あおい組の面々。



今日の結婚式前に卒業した、黒百合女学院山手校での、あおい組の九人での、楽しかった日々が鮮やかによみがえる。



高等部でのあれは楽しかったね



中等部でのあれは何月だったかしら



初等部でのあれは何年前だったかしら



みんなみんな、たいせつな宝物



恋物語は過去に遡る・・・







「わたしの夢。

 黒百合女学院初等部一年一組 赤井あおい


 
 わたしはお姉ちゃんのお兄ちゃんが大好きです。真鍋のお兄ちゃんは毎日遊んでくれて勉強教えてくれます。わたしは可愛いお嫁さんになって・・・」

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