お見合いの時代から婚活の時代へ

婚活という言葉

婚活という言葉は、就職活動を「就活」をもじったもので、2007年に社会学者・山田昌弘が『AERA』の中で公案した造語。山田は、「日本の結婚の実態を明らかにし、“結婚できないけれどしたい”という人をサポートすることが必要だと思った」ことから、白河桃子と共に『「婚活」時代』を執筆。その後、婚活ブームがおとずれ、流行語大賞の候補にもあがった。

対象

ドラマや雑誌などのマスコミでは、アラフォー世代(40歳前後)の女性をターゲットとすることが多い。しかしながら現実には、20代の男女の婚活を盛んに行ってるというデータもある。

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データ

2010年の国勢調査のデータでは、

25〜29歳の未婚率は男性71.8%
25〜29歳の未婚率は女性60.3%
30〜34歳の未婚率は男性47.3%
30〜34歳の未婚率は女性34.5%(2005年は32%)

未婚率の上昇が見られた。また、生涯未婚率も上昇がみられ、男性20.14%、女性10.61%となっており、婚活ブームに拍車をかけることとなった。

野村総研の調査では、一般女性が理想とする男性の年収は500万〜700万円である。しかし、50歳以下でその年収に届いている男性は5%以下となっており、理想と現実のギャップが大きい。そのため、婚活ブームの火付け役となった白河桃子は、「婚活の限界はすでに見えている。」と説いている。

理想の王子様にはなかなか出会えないもなのでしょうか・・

婚活ストレス

婚活を頑張ってしたものの、うまくいかず、疲れてしまう人も多い。不眠症や不安障害といった患者が増えているとメンタルクリニックの人々は語っている。2010年、朝日新聞は、マスコミなどが婚活ブームを煽ったことで、「必ず結婚しなければならない」や「結婚しなければ孤独死が待っている」と未婚女性を不安にさせ、それによってストレスに感じてしまう人がいるという「婚圧」が指摘された。

何事もうまくいかないと悩んでしまうものです・・

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