夫婦喧嘩は犬も食わない

夫婦喧嘩

日本は古来より、夫婦喧嘩は犬も食わない、ということわざがあります。

これの正しい解釈は、夫婦喧嘩をしていても勝手に仲直りするものだから、頸を突っ込むなというものです。

よけいなお節介をするとややこしくなりますし、夫婦喧嘩をするというのは仲が良い証拠である、という意味も含まれています。

ただ、この考え方はドメスティックバイオレンスやモラルハラスメント対策の遅れを招くという批判があります。

ささいな夫婦喧嘩は必要であり、それをどれだけ上手に解決させるのかが重要となってきます。夫婦喧嘩をしないハウツー本というのは、あまり効果はありません。

夫婦喧嘩の現状

  • 毎日: 2.3 %
  • 週1~2回 : 16.2%
  • 月1~2回 : 27.0%
  • 年1~2回 : 25.3%
  • 数年に1度 : 19.2%
  • 喧嘩しない : 10.0%

このような結果があり、配偶者との仲直りまでの期間についても、調べてあります。

  • 寝て、起きたら仲直りする(している) 44.8%
  • ケンカしたらすぐ仲直りする 24.7%
  • 2~3日は必要 22.7%
  • 「2~3日」から「1週間以上」は30%

ちなみに、男性と女性のどちらが先に謝ってくるのかという結果もあります。

  • 夫 64.1%
  • 妻 35.9%

結果によると、男性が先にねを上げることが多いようです。

ドメスティックバイオレンス

ドメスティックバイオレンスは、配偶者が暴力を振るうケースがあります。民事不介入として事件が起きるまで、警察は積極的に夫婦の問題に介入をしません。

また、外国の実験で、深夜にドラムを叩くと苦情にくる隣人も夫婦喧嘩でドメスティックバイオレンスの演技を吹き込んで、ドラムの音と同じ音量で深夜に流しても注意にくる人が誰もいなかったという結果を得ることができました。

積極的にかかわりたくないので、ドメスティックバイオレンスの発見が遅れることがありますので、公的機関やNPO法人へ相談をするのが良いでしょう。

モラルハラスメント

モラルハラスメントは、加害者である配偶者がまったく悪意を感じておらず、加害者は外での振舞いからはモラルハラスメントをしているとはわからないので、離婚をするまで周囲の人々がモラルハラスメントに悩まされるという意事実に気が付くことができないようです。

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