なかなか妊娠しない。不妊の定義とは

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不妊の定義は1年に改定

平成27年9月、世界保健機関(WHO)により、不妊の定義を「妊活をして2年子供を授からなかった場合」から「妊活をして1年子供を授からなかった場合」に変更しました。つまり、子作りをして1年子供を授からなかった場合「不妊治療」を開始する事が適切という判断がくだされたということです。

不妊治療は年間100万円はかかる

不妊治療は「一般不妊治療」と「高度生殖医療」の2つに分けられて施術されます。一般的にタイミング法やホルモン療法、人工授精は「一般不妊治療」に分類され、体外受精、顕微授精、凍結胚移植など、高度な医療を要するものは「高度生殖医療」に分類されます。

もちろん一般不妊治療で授かればそれで良いのですが、それでもなかなか授からない方は体外受精など、身体の外で受精卵を作り母体に移植するという方法を取る必要があるのです。一般不妊治療は保険適応内ですが、高度生殖医療は保険適応外ですので、取る手段と治療期間にもよりますが、だいたいの夫婦が不妊治療に出す年間のお金は100万円前後だと言われています。

助成金制度もある

前項で記したように、不妊治療にはお金がかかります。ですから国から助成金がでます。条件を満たしていれば助成金を受け取ることが出来ます。

助成金の金額としては1回あたり15万円前後と言われています。かなり大きいですね。もちろん支給を受けるには上限があり、40歳未満で通算6回、40歳~43歳までは通算3回までしか支給されませんので注意が必要です。(早めの申請をしましょう)

総額45~90万円程国から出ますが、地方自治体でも助成金をくれるシステムを採用している所もあります。

不妊の原因は複雑

不妊の原因は女性ばかりではありません。男性の無精子症というものやストレスなども不妊の原因になり得ます。

また、ハードな生活や不規則な睡眠時間、食生活など不妊に結びつくものは日常生活に沢山あるようで、まずは生活スタイルから見直すという方法を進められるカップルも少なくはありません。

しかし、現代の医学は進歩はめざましく、不妊に関する研究も発達していて新薬の研究も発展の一途を遂げています。ですから諦めることはありません。どうしても欲しいという気持ちがあるのでしたら、一度トライされる事をオススメします。

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