NHK １００分 名著に関するみんなの体験談や口コミ

あの名著を100分で理解

一度は読みたいと思いながらも、手に取ることをためらってしまったり、途中で挫折してしまった古今東西の“名著”。往々にして難解なものが多いが、この番組ではそれらの難解な1冊の名著を、25分×4回、つまり100分で読み解いていく番組。

秀逸な演出

プレゼンテーションが上手で、この本に関してはこの人の右に出る者はいないというようなゲストを招いて、かみ砕き、わかりやすい解説に加え、アニメーション、紙芝居、コントなどなど、あの手この手の演出を駆使して、奥深い“名著”の世界に迫る。

数々の賢人の教え

案内役は、タレントの伊集院光さんと、武内陶子アナウンサー。偉大な先人の教えから、困難な時代を生き延びるためのヒントを探る。

工夫が理解を深める

難解な名著をただ読んだだけでは、理解が困難なので、朗読と並行して紙芝居やアニメーションにより理解がしやすい工夫が随所に見られる。

伊集院光の解説にも注目

伊集院は名著の言わんとすることをかみ砕いて、落語やお笑いタレントの世界に当てはめて話を作り、視聴者が名著の内容について、理解が深まるような工夫をしている。

伊集院は名著の中に身近に起こりそうな人間関係の話が出て来て、感情のほとばしりが収まらなかった時などに、中学校時代から高校時代の辛い人間関係で悩んだことや高校中退したことなど、包み隠さず話しているのは、本音の議論が可能になる。

竹内も日頃の生活の事例を引き合いに出して難解な部分を分り易い話に変換する場面が随所に見られて視聴者の理解の助けになっている。