浮気の報復に暴力を振るうとドメスティックバイオレンスになります

夫婦が離婚を考えるとき

女性が離婚を考える理由の第1位が性格の不一致、第2位がドメスティックバイオレンスであり、第3位が浮気になります。

男性が離婚を考える理由の第1位が性格の不一致、第2位が浮気、第3位が親族問題となります。

女性としては、ドメスティックバイオレンスをされる方が、離婚の浮気よりも離婚を考えるようです。

ちなみに、ドメスティックバイオレンスの中には、生活費を渡さないことや、相手の人格を踏みにじるような発言や行動をすることも含まれます。

また、特殊な性癖を持っていてそれを強要するのもドメスティックバイオレンスになります。

浮気への暴力的な報復

例えば、配偶者の女性が浮気をして、それに激高して暴力をふるった場合でもドメスティックバイオレンスになります。これは少々難し問題となりますが、暴力的な手段をとるというのは、相手が不貞行為を働いたとしても認められるものではありません。

また、浮気を認めて反省して、双方納得したというのに、ことあるごとに浮気をした話を持ち出して、人前で土下座の強要をしたり、浮気をした事実を大勢に話して責めたりするのも、度が過ぎるとドメスティックバイオレンスになります。

慰謝料の請求ができる期間は3年間ですから、3年以上も前のことを持ち出して責め続けるのは、問題となります。

浮気をされてその報復をするのであれば、慰謝料を請求するというのが最良の方法です。慰謝料というのは、精神的に受けた損害を補てんするための賠償金です。

感情に任せて暴力を振るうというのは、浮気を離婚の理由とする場合に、慰謝料を請求できなくなる可能性があります。つまり、ドメスティックバイオレンスの慰謝料を請求されてもらえる額が相殺されて減る可能性があります。

まとめ

絶対に許すことができない場合であっても、金銭によって解決というのが、一番現実的な方法です。

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