ドメスティックバイオレンスのトラウマ

ドメスティックバイオレンスのトラウマ

暴力行為を振るう方が、どのような理由があろうとも悪いのです。

ドメスティックバイオレンスの中には、モラルハラスメントも含まれています。相手の尊厳を踏みにじるような発言を相手へする、無視をする、相手の身体的特徴を馬鹿にする、このような行為はモラルハラスメントにあたります。

暴力を振るわないので、モラルハラスメントをする側には一切の反省というものがなく、被害者から反論がなければ、このような行為は悪化の一途を辿る傾向があります。

そして、これを常駐的に振るわれた被害者はトラウマとして残ります。加害者にとっては何ともない一言であって、被害者にとっては人格そのもの否定されるというのは、その後の生活に大きなダメージを残します。

トラウマというのは、簡単に克服することができず、トラウマの原因と似たような状況が発生した場合、人格を否定される言葉がフラッシュバック的に思い出され、精神のみならず身体的な異常まで発生します。

トラウマの克服法

ドメスティックバイオレンスのトラウマを完全になくすということはできません。ドメスティックバイオレンスで受けたトラウマにより思い悩む回数を減らすことや、トラウマによる心身ともに現れる異常を軽減させることが精一杯の治療法になります。

この治療とういうのはカウンセリングを受ける他に、薬によって強制的に軽減させるという方法しかありません。

また、トラウマを植え付けた原因となるドメスティックバイオレンスを振るった相手が存在し続ける限り、どんなに治療をして症状を軽減させたとしても、すぐにトラウマが悪化する可能性があります。

子供へのトラウマ

ドメスティックバイオレンスが当たりまえの家庭で育つと、子供が大きくなったときに、同じドメスティックバイオレンスを配偶者へ与える可能性が高くなります。

もしくは、自身がドメスティックバイオレンスの被害に再び遭うことを恐れ、人間関係をうまく築くことができなくなります。

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