離婚後に親権を勝ち取りたい人の為の知識

離婚調停や裁判で金銭面のことを争うと、そこまで長期化はしない。どちらかというと事務的に片づけられるが、親権争いは長期間の裁判になる可能性がある。

親権争いを有利に進めるために

親権争いを有利に進めるためには、相手の不貞行為や暴力行為が原因で婚姻関係が破たんしたという事実を積み重ねていけばいい。

調停員や裁判官の感情に訴える手法よりは、客観的な事実を積み上げていき、どうして離婚に至ったのかを明瞭の説明する方がいいとされる。

証拠もなく推測だけで判断するのではなく、不貞行為の証拠写真、たとえばラブホテルへ入る瞬間の写真などを集めていけばいい。

また、配偶者がまったく育児に興味を持っていないということがわかるような資料を集めていくのも有効な手法である。

現状維持の原則

裁判官は現状維持の原則というもので動き、離婚をすることで子供が何らかの環境の変化を被るのであれば、我慢して現状を維持したらどうだろうかということを勧めてくる。

そのため、離婚によって環境を変える方が子供のためにメリットがあると思わせる必要がある。

ただし、婚姻関係が破たんしているとはいえ、共同親権という建前があるので、子供を連れて実家に帰るという方法は、裁判官の心証を悪くする。

親権がない姑の行為は、法的な手段で報復をすることが可能です。

親としての適性

親としての適性は、たとえば配偶者の不貞行為により離婚を決意したとしても、相手を口汚く罵ったり、感情的になって涙を流してしまったりすると、親としての適性に問題があるという印象を調停員や裁判官へ与える可能性がある。

これは、冷静に客観的事実を述べていき、必要以上に余計なことを言わない方がいい。

弁護士を雇う

弁護士を離婚調停のときから雇っておくと、調停の後にあるだろう離婚裁判まで有利に進めていける可能性が高くなる。

プロのアドバイスを参考にする方が安全である。

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