NHK大河ドラマ 軍師官兵衛

ドラマ「軍師官兵衛」

放送局:NHK ジャンル:ドラマ
放送日時 2014年1月5日~12月21日 日曜日20:00~20:45

主な出演者

  • 織田信長(江口 洋介)
  • 豊臣秀吉(竹中 直人)
  • 徳川家康(寺尾 聡)
  • 光[官兵衛の妻](中谷 美紀)

大河ドラマ 軍師黒田官兵衛

2014年のNHK大河ドラマは、一般にその名があまり知られていない”黒田官兵衛”が主人公でした。どんなところが魅力だったんでしょうか?

見どころ

人物像

稀代の天才軍師・黒田官兵衛と言われ、天下を取るというよりナンバー2として智謀を発揮しました。

“人は殺すよりも 使え”。”死を選ぶより生きよ”といった戦国乱世にあって一風変わった考えの持ち主

しかも、当時としては珍しく側室を持たず、またキリシタンとして洗礼を受けたり、家督を息子・長政に譲って隠居の身となるも秀吉に重用され、朝鮮出兵の失敗の罪をかぶせられそうになると”如水”と名乗り出家したり、降りかかる難題をするりとかわす賢さを備えていました。身の振り方のお手本のような人物です。

活躍

天正10年(1582年)

毛利氏の武将・清水宗治が守る備中高松城の水攻めはあまりにも有名です。この時、官兵衛は船に土嚢を積んで底に穴を開けて沈める方法で短期間に堤防を築き成功したと言われています。

天正10年6月2日

本能寺の変後の中国大返しで、秀吉を他の武将よりいち早く、主君信長の敵、明智光秀を山崎の合戦で破るように仕向け、天下人に押し上げました。

天正18年(1590年)

小田原の陣では敵を欺く心理作戦で一夜で張子の城(今で言う映画のセット)を築き、北条氏をあっと言わせて、戦意を喪失させ、無血開城させる功績を立てました。

謎・・

何を考えているか、推し量れないベールに包まれたようなところがあります。才能がありながら、天下人(ナンバー1)になろうとしなかったが、関ケ原の合戦が長引けば、天下取りに打って出ようとしていたあたりは興味深いポイント。

メンツや意地を張って滅ぼされることを嫌い、周りの状況を見極め行動する知恵は、現代のビジネスやマネジメントでも通用しそうな考え方ですね。

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