花子とアン 吉高由里子に関するみんなの体験談や口コミ

「花子とアン 吉高由里子」のまとめ

NHK「花子とアン」

放送局:NHK ジャンル:ドラマ
放送時期:2014年上半期

出演者情報

  • 花岡花子(吉高由里子)・・主人公(翻訳家)
  • 村岡英治(鈴木亮平)・・花子の夫(出版社経営)
  • 葉山蓮子(仲間由紀恵)・・花子の親友(歌人白蓮)
  • 安東吉平(伊原剛志)・・花子の父(職業:行商)
  • 木場朝市(窪田正孝)・・花子の親友(職業:教師)
  • 嘉納伝助(吉田鋼太郎)・葉山蓮子の最初の夫(福岡の炭鉱王)

NHK朝ドラ、2014年までの10年間で最高の視聴率

吉高由里子を個性的な女優から茶の間のアイドルに押し上げた一作。

ごきげんよう さようなら

番組が終わって最後にナレーターの美輪明宏が必ず発する言葉。一時期花子が受け持つラジオ番組の最後にも、この言葉が使われていた。脚本を書いた中園ミホはこの言葉に、”日々の生活にはつらいこともあるだろうが、また明日も頑張ろう”との気持ちを込めた。

ドラマ概要

村岡恵理(花子の孫)『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』を基にしたフィクションで中園ミホの書き下ろし脚本。翻訳家・村岡花子を主人公のモデルとしながらも、彼女と『赤毛のアン』の主人公アンとを重ね合わせ、随所に『赤毛のアン』を彷彿とさせる場面を散りばめるといった脚色がなされている。

また花子の腹心の友として登場する柳原白蓮にもスポットをあて、花子とともに激動の時代を生き抜いた人々も生き生きと描いていた。

中園ミホ

ドラマ「ハケンの品格」「専業主婦探偵~私はシャドウ」「ナサケの女・国税局査察官」などを脚本。

主題歌

綾香の「にじいろ」。カナダにある「アンの家」と庭先に広がる緑の芝生の映像をバックに麦わら帽子が空を飛ぶ、そんなファンタジックなイメージにぴったりの曲。

舞台

時代は明治~大正~昭和。山梨と東京が主な舞台。

あらすじ

昭和20年4月の東京大空襲の最中、主人公・村岡花子(旧名・安東はな)は「命より大事」な翻訳途中の Anne of Green Gables の原書を懐に抱え、子供たちを連れて戦火の中を逃げまどっていた。命がけで守り抜いたこの原書は、後年『赤毛のアン』の題名で翻訳出版され、ベストセラーとなった。子供の頃は貧しく学校に通えなかったが、教育熱心だった父からもらった絵本に強い興味を持ち、尋常小学校、東京の修和女学校へと進学し、才能を開花させ翻訳家として大成。

腹心の友、後の歌人白蓮となる葉山蓮子とも親交を温めた。蓮子のすすめもあり、創作への道を本格的に歩み出す。結婚、子供も生まれ、「王子と乞食」の上梓となど順調な人生を歩もうとした矢先、子供が突然病死。太平洋戦争が勃発し恩師が帰国する時に渡したのが、Anne of Green Gables。当時洋書は反国民とされたのでこっそり翻訳を続けた。命がけで守った『赤毛のアン』は前後出版され、時代が平成に変わったのちも多くの子供たちに読み継がれ、その「想像の翼」を広げている。

見どころ

「努力をすれば報われる」を絵に描いたような物語。

そのために周りの援助があったからこそ。父親が娘の勉強好きを見抜き、経済的にも精神的にも応援。女学校時代の良き友との出会い。翻訳家と縁深い出版社経営者との結婚など。普遍的な要素を含んでいる。花子のちょっとはめを外すが、どこか茶目っ気があり憎めないところが吉高由里子のイメージに合う。

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