知っておいたほうが良い美容クリニックのトラブルあれこれ

更新日 15/07/17 11:56

美容クリニックでのトラブル

この中で一番トラブルとして報告されているのが、契約に関するトラブルです。

施術に失敗した場合、傷が半永久的に残る可能性があり、場合によっては死亡ということもあります。実際に施術に失敗して死亡した事例もあります。死亡に至らなくても植物状態になったり、体の一部が壊死したりするといった事例もあります。

傷跡はきついですね

軽い気持ちで、美容クリニックへ診療を受けに行ったら、長時間の勧誘を受けたというものです。

また手術を受けた場合に生じる副作用、手術のリスクについて説明を十分にされていない、健康保険適用の疾患の手術でも、健康保険が適用できる事実を隠して自由診療の治療費を請求するなど、お金と契約に関するトラブルが最多です。

美容整形はあまり人にカニングアウトすることができず、それが違法な契約であるのか否かを相談することができず、結局金銭を支払うということになってしまいます。

クーリングオフができるはずなのに、解約をすることができなといったことがあります。

誇大広告を出すこと自体、商品表示法と医療法上問題がある行為となり、現在は規制の対象となり、誇大広告を出すこと自体難しくなっています。

報告先は国民生活センターへ報告するのが一般的です。裁判を起こしたとしても、手術の結果に満足、不満足という理由では争うことはできません。個人の主観によるところが大きいので裁判では取り扱うことができません。

また、トラブルが生じた際に同じ医師に相談をし続けても解決をしないことがあります。

トラブルを起こさないためには、医師を信用することができるのか、手術に対する効果と副作用をきちんと説明する医師なのかを見る必要があります。

手術に関する説明を十分におこなうのは医師の義務です。

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