セックスレスとは

更新日 17/09/14 07:35

セックスレス

性交渉がない、あるいは性交渉の回数が少なくても、それがカップル双方にとって不満や苦痛がなく、関係が良好であればセックスレスという言葉を使う必要はない。

アメリカ合衆国では、性交渉が１年間に10回を下回る夫婦はセックスレスとして、20パーセントの夫婦がセックスレスの夫婦である。

日本では、高齢の者がセックスをするというのは、恥ずかしいという風潮があり、年齢の増加と共に、セックスレスとなる。

朝日新聞の調査によると、セックスの回数が「この1年間全くない、年数回程度」と回答したカップルは、以下のとおりである。

これが、2001年に調査した結果となる。

夫婦とも、高齢になっても頻繁に性交渉をすることは恥ずかしい、という感覚がある。

ただし、男性の性欲は80歳くらいまで衰えることはなく、女性も年齢が高くなるにつれた、性に対して積極的になる傾向があるとし、高齢者のセックスレスという問題の根は深い。

また、諸外国に比べて日本は、若い世代であってもセックスに対して積極的ではなく、セックスレスの割合は少ない方ではない。

俗に草食系男子と呼ばれる性に対して奥手な男性が多いので、セックスレスになる可能性が高い。

セックスレスの原因は、厚生労働省の研究班のアンケートによると以下の通りだ。

以前は、子供ができると男女から両親へと役割が変化していく、つまり異性として見ることができなくなり、複数の原因がそこに加算されていき、セックスの回数が減っていき、最終的にセックスレスとなった。

現在は、セックスレスの原因がカップルごとに固有のものがあり、一元的にこれが原因であセックスレスになるのかがわからなくなってきている。

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