歯の噛み合わせが悪いとどのような悪影響が起こるか

長引く体調不良…噛み合わせの悪さが原因!?

ずっと偏頭痛持ちで、頭痛薬が手放せない。猫背が治らず、どうにも姿勢が悪い。夜あまり眠れず、睡眠不足気味な時が多い。肩こりが酷く、いつも身体が重い…。どれも現代人にありがちな症状ですよね。一見バラバラなこの症状、実は同じものが原因で起こることがあるって知っていますか?

アゴがずれると、全身の骨もずれていく!?

私たちの頭はおよそ8~10kgほどの重さがあります。この重さを支えているのが、頚椎(首の骨)と歯の噛み合わせなんです。歯の噛み合わせが悪いと、重さを支えられず、頭はほんの少し前に傾いてしまいます。この歪みは放っておくと、背骨や肩、腰などにも影響を与えます。たかが体の一部…なんて思っていたら大間違い。それぞれが少しずつずれていき、全身が歪む結果になってしまうんです!

頭痛・肩こりの原因になる!

噛み合わせがずれていると、首の骨だけでなく、顎や首の周りの筋肉にも負担がかかります。歪んだ角度で頭を支えようとするため、筋肉が常に緊張した状態になってしまうのです。酷使された筋肉は血行が悪くなり、肩こりや頭痛を引き起こしてしまいます。

不眠症は噛み合わせのせい!?

日本人の5人に1人が抱えているという睡眠障害。実は噛み合わせの悪さも、この睡眠障害の原因の一部なんです。

下アゴが後ろに下がって噛み合わせがずれている人の場合、仰向けに寝ると、舌が奥に入り込んでのどを塞ぐため気道が狭くなります。このせいで呼吸が十分にできず、いびきをかくようになり、ゆっくりと眠ることができなくなるのです。

また、眠っている時に無意識に歯ぎしりをしたり、歯を食いしばったりしてしまう事も多く、これもよく眠れない原因になります。

虫歯もできやすい!

噛み合わせが悪かったり、歯並びが悪いと、デコボコした部分が多く歯磨きが難しくなります。そのせいで磨き残しが多くなり、歯の隙間や根元に残った食べかすを栄養にして細菌が繁殖、虫歯や歯周病の原因になります。

体の健康は、歯の健康から

このように、歯の噛み合わせは身体や心にさまざまな影響を与えます。歯医者さんで噛み合わせの治療をしたところ、頭痛や肩こりが治った!という人や、よく眠れるようになった!という人はたくさんいます。自律神経系の病気が改善され、生理痛や生理不順が軽減されたという人もいるようです。

最近体の調子がすぐれないというアナタ、一度歯の噛み合わせを見直してみませんか?

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