歯ぎしりを治したい・・原因を知り歯の健康を守る

歯と歯茎に迫る危険!ブラキシズムって?

気づきにくい歯ぎしり

特に気付きにくいのが、夜眠っている間の歯ぎしり。歯ぎしりと言っても、歯をギシギシとすり合わせる音の出る歯ぎしりだけではなく、音を出さずに強く噛みしめる食いしばりなども含まれます。音が出ないので、歯ぎしりをしていることになかなか気が付かないんですね。

歯ぎしりがもたらす悪影響

歯ぎしりを長期間続けていると、歯はどんどん磨り減っていってしまいます。そうすると、歯周病の原因となるだけでなく、酷い時には歯にヒビが入ったり、折れてしまったりもします。また、歯茎に強い力がかかるため、歯痛を起こしてしまうこともあります。歯が痛むので歯医者に行ったけれど、レントゲンを撮ってみても虫歯が見当たらない!そんな時は、この歯ぎしりが原因の時も多いんだそう。

そのほか、アゴや頭の筋肉を酷使するため、肩こりや目の痛み、偏頭痛を引き起こす場合もあります。

歯ぎしりの原因は?

歯ぎしりを起こすのは、日中のストレスが原因だと言われています。ふだん無意識に歯を食いしばる癖がある人は、特になりやすいんだとか。

以前マウスを使い、片方のグループはそのまま、もう片方のグループには木片を口に噛ませ、さまざまなストレスをかける実験をしたところ、木片を噛み締めているグループの方がストレスに強く、長時間健康を保ったという結果が出たそうです。哺乳類は歯を食いしばることで、ストレスを和らげる習性があるんですね。

どうやったら治せるの?

歯ぎしりをやめたくても、眠っている間のことを直すのは難しいですよね。そこで役に立つのがマウスピース!歯にかぶせるシリコン製のカバーのことです。歯と歯の間でクッションとなり、歯ぎしりによる顎や歯茎へのダメージを軽くしてくれる優れ物なんですよ!

マウスピースは市販のものが1000円程度から売っていますが、分厚く形が大雑把なため、装着した時の違和感が強いという欠点があります。

よりフィット感のあるマウスピースが欲しい場合は歯医者さんで作ってもらいましょう。保険がきくので5000円くらいで作れます。きちんと型を取り、一人ひとりの歯型に合ったものを作るので、市販のものに比べ違和感が大幅に少ないのです。

もしかしたら歯ぎしりをしちゃってるかも…というあなた、しっかり対策をして、歯の健康を守りましょう!

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