朝まで生テレビに関するみんなの体験談や口コミ

『朝まで生テレビ!』について

略称「朝生」、だいたい月に一度、テレビ朝日で放送されている。番組の顔はなんといっても、司会の「田原総一郎」。政治関連を中心とする討論系深夜長寿番組。

概要

  • スタートは1987年(昭和62年)4月25日。毎回社会的に賛否の分かれる1つのテーマを取り上げ、そのテーマに関係する当事者・政治家・評論家・学者など、10~15人程を集め討論を行う。
  • スタッフ:プロデューサー;日下雄一、吉成英夫、渡辺信太郎他。構成;久利一他、ディレクター;武田一宏、森林華子他、ブレイン;純丘曜彰(純丘皦綺)他。

今までに取り上げたテーマ

政治、アメリカ、天皇、皇室、各種タブー、女性差別、朝鮮問題、原子力発電、部落差別、右翼、左翼、核兵器、経済、宗教、若者、戦後補償、安全保障、教育、援助交際、プロ野球、テレビ、メディア規制、憲法、年金、IT、中国、イラク、地方自治など幅広い

  • 社会科学系の分野にテーマが集中し、自然科学系の話題がテーマに上ることはほとんどない。
  • オウム真理教や幸福の科学など新宗教関係者を出演させたことはあるが、霊感商法やマインドコントロールなどが社会問題となっていた統一教会を取り上げたことはない。

番組成功のポイント

番組開始当初このような討論番組は日本には合わないのではないかと思われていたが、取り扱う内容、パネリストの激論、司会役である田原総一朗の時には強引とも思えるような進行などで視聴者を獲得。この番組が成功したことで、深夜・長時間討論番組作成のさきがけになった。

討論の司会

第一回が利根川裕、第二回が筑紫哲也と今やこの番組の顔とも言える田原総一朗はその後に登場。また田原が不定期に休む回もあり、過去に代理司会として、水口義朗、野坂昭如、大島渚、鳥越俊太郎、蜷川真夫、梶原しげる、蓮舫、島田紳助、三枝成彰、渡辺宜嗣、宮崎哲弥などが務めたことがある。一時期、二人の司会体制だったが、2005年からは田原が放送終了まで司会を務め現在にいたる。田原はこれで名実とも番組の顔となった。

番組テーマ曲

Jeff Newmann And His Orchestraの「Positive Force」、パネリスト登場の際のテーマ曲(これがこの番組を象徴している)は、Hypnosisの「Droid」で緊迫感が溢れ、これから何かが起こる予兆を連想させる。

エピソード

とにかくこの番組は毎回、政治的に微妙なテーマを扱っており、しかも生なので発言に修正がかからないため、番組の作成側にとってはリスクが高い。だから今までも不適切発言が問題になったことがある。

  • 『激論! 日本の安全保障と外交』において、田原総一朗が拉致被害者である横田めぐみさんたちはもう既に死亡している、外務省もそれを承知していると発言し、拉致被害者家族会から「重大な人権侵害である」と訴えられた。
  • 討論司会である田原総一朗はパネラーの発言を遮る悪い癖があり、しばしば批判の対象に。政治家・加藤紘一も「この番組は政治家にとって非常に出るのが怖い番組なんですよ」と番組内で述べている。
  • 天皇制がテーマであった時は右翼の妨害が心配された。天皇制議論はいわゆる菊タブーへの挑戦であったがあえて挑戦。
  • 「生」であることとIT技術の発達で、番組中に視聴者からの意見をメールやFAXで募集する形が定着してきている。

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