時事放談に関するみんなの体験談や口コミ
TBS 『時事放談』について
- 放送局:TBS
- ジャンル:座談会番組(討論番組)
- 放送日時 1957年7月~ 毎週日曜日06:00~06:45
- 時事放談
概要
政治をテーマにした座談会番組(討論番組)。超が付く長寿番組で1957年7月放送開始。年配者を主な視聴者と位置付ける。朝日新聞出身の細川隆元と日本経済新聞出身の小汀利得の歯に衣着せぬ毒舌が評判を得ていた。その後、細川と藤原弘達、土屋清、加藤寛、斎藤栄三郎ら国会議員(主に大臣クラスの大物、あるいは政界のキーパーソン的存在となっている人物)らを招いての1対1の対談形式で討論が進む番組。
出演者
- 細川隆元…番組進行役、政治評論家、衆議院議員 細川隆元
- 小汀利得…番組進行役、ジャーナリスト、時事評論家 小汀利得
- 岩見隆夫…番組進行役、ジャーナリスト、政治評論家 岩見隆夫
- 御厨貴…番組進行役、政治史学者・政治学者 御厨貴
見どころ
- 初期の頃は、大手新聞社出身の細川隆元と小汀利得による歯による衣着せぬ毒舌が評判を得ていた
- 言いたい放題の細川と小汀が時々物議を醸し出していた
- ビートルズが来日した1966年には、「ザ・ビートルズ来日騒動をめぐるもの」と題してビートルズの武道館コンサートを取り上げ、細川と小汀は「(「武道の殿堂」という神聖的な存在を)外人という訳のわからん奴等に貸してたまるか!!」の考え一辺倒で、「ビートルズが乞食(こじき)芸人なのは、騒いでいる気違い少女どもを見れば一目瞭然」「塵芥ための夢の島でやれ!」などと問題発言
- 差別表現まで使った細川と小汀両者の感情的な発言に対して、放送したTBSには日本全国から抗議の手紙や電話が殺到
- 収拾を図るため、細川・小汀両人とビートルズのファンを呼んで討論させるという番組『ザ・ビートルズにけちをつけないで』を放送して収拾を図った
- この影響で、TBSはビートルズ公演の放映権が獲得できなかったとの後日談までついた
- とにかくやりたい放題といった印象がぬぐえなかった。こんなエピソードもあった。1973年7月には、最初の18分間は短編映画が放送され、その後スタジオから本来の放送が流されたもので、スタッフへの連絡が不徹底で、担当スタッフが誰もスタジオ入りしていないという不手際が発生した。また、オンエア後も細川がスタッフを「これじゃ君、言論弾圧だよ」と叱責する声が放送させるハプニングもあった
- きれいごとだけじゃ、政治はなりたちません
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