「できちゃった婚」あらため「授かり婚」
由来
昔はこういった表現がなかったが、90年代後半になると社会的に妊娠したことで結婚するといった実体が徐々に知られるようになっていき、「できちゃった結婚」という言葉が流行した。2001年には竹野内豊と広末涼子主演の『できちゃった結婚』というドラマが生まれた程である。
イメージ
貞操観念が重んじられ、結婚後に子づくりをするとされていた文化が根付いていた日本人にとって、「できちゃった結婚」のイメージは良くなかった。理由としては、「避妊ができない=人間としての理性が欠如している」「計画性がない(子供で養育費などが必要となるため)」「子供のことを考えていない=責任感の欠如」「離婚などのトラブルを招きやすい」といったことが主に挙げられることが多い。そのような悪いイメージや「軽さ」が際立ってしまうのは良くないという理由から近年では「授かり婚」といったプラスイメージの表現をすることが多い。
授かり婚は年々増えていますが、離婚率は危惧されています
データ
「授かり婚」という呼び名に関して賛否両論はあるものの、2013年のデータには7割近くの女性が肯定的な意見を見せているものもある。
実際に授かり婚をした人の割合は
・10代で結婚した8割
・20代前半で結婚した6割
・20代後半で結婚した2割
・30代で結婚した1割
といったデータがある。
また、厚生労働省の調査によれば、2012年の第一子出生数の25%が授かり婚だという。少なからず、年々授かり婚の割合が増えていることは間違いない。
結婚式
出産が近づくにつれて、母体への影響が大きくなってくることからも結婚式に関してはさまざまな対策が取られている。
・結婚式・披露宴を早急に執り行う
・式を行わないで入籍で済ませる
・結婚式後の2次会を避ける
といったことが主に考えられている。
関連リンク・話題
ミクルでも授かり婚に関しての悩みや意見はかなり多いみたいですね
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