恋愛中の悩み「デートDV」とは。詳細と解決

デートDVとは、恋人関係の二人の間に起こるDVの別名

ドメスティックバイオレンスという言葉をご存知ですか。一般的には、夫婦間に起こる精神的・肉体的暴力の事です。これはエスカレートすると悲惨な事件に発展する事があるとても恐ろしいもの。

相手の人権をいちぢるしく妨げるだけでなく、心に深い傷を負わせます。過去に恋人から暴力を振るわれ、何度も殺されそうになり、警察の介入で別れられたものの、その後「男性が怒る」という場面に遭遇すると、フラッシュバックから全身が震えだすなど、心にも相当な傷を負わせてしまうのです。

同じようなDVが、恋人間に起こった場合、それを「デートDV」と呼びます。

デートDVはなぜ起こるのか

DVをする人は、その生育歴に何かしらの原因があったという見方もありますが、はっきりとした事はよくわかっていません。幼少期にいじめや暴力が近い場所にあったとしても、DVをしない人は沢山いるからです。

DVは、女性を自分より下に見ているという男尊女卑の思考や、相手を支配し、コントロールしたいという抑えきれない欲求から現れるもの。相手を自分の所有物のように捉え、暴力を振るっていても、「自分は悪くない、相手にも責任がある」と本気で思い込んでしまうのです。

したがって、DVが起きるのは本人の良心や人間的な良識が欠如しておきるものだと言われています。決して暴力を振るわれる人が悪いわけではありません。いうなれば、DVをする人は恋人や配偶者なら誰でも暴力で支配しようとするのです。

「どんな理由があろうとも、暴力を振るった方が100パーセント悪い」この事はしっかりと心に刻んでおきましょう。DV加害者は、ふだんはとても優しく、周りへの気遣いも抜群な人が多いので、DV被害者は「自分がとんでもない事をしてしまったのではないか」「この人が悪いわけじゃない、きっと私が悪いんだ」という気持ちになってしまいがちですがそれは間違っています。DV被害者は悪くありません。

DV加害者の特徴

多々ありますが、比較的多いのはDVをした後は泣きながら謝ったりとDV被害者に優しく接するという事です。

「お前がいないと俺はダメになってしまう…」「死んでしまう」となどとすがりつき、愛しているなどと巧みに囁き、相手に罪悪感や庇護欲を植え付けるのです。それにより、DV被害者はだんだん被害者意識が薄れていき、むしろ「この人が暴力をふるえるのは私しかいない」という間違った思想にとりつかれてしまう事となります。

DV被害者はうつ病やPDSDを患ってしまう事が多いです。DVはそれほど心に傷を負わされてしまうのです。

相手にDVをされていると思ったら、すぐに相談してください

「DVをされている」という事は自分で認めるのもつらいもの。彼は自分を愛しているから。もし私がいなくなったらどうなるのか心配…。など、DV被害者の女性は心優しい方が多いのでそんな風に感じてしまう事があるそうです。

ですが、DVはエスカレートしてしまいます。このまま黙って受け入れていたら、悲惨な事件に発展してしまう可能性もゼロではありません。

今すぐ別れると決めなくてもいいのです。現状を少し誰かに相談してみてください。DV被害に悩む女性の相談員は、沢山勉強し経験をつんだ方ばかり。そして秘密は必ず守られます。

相談できる窓口や、DVについて詳しくまとめているサイトをご紹介します。

女性の悩み相談窓口

SP解決センター

掲示板ミクルにも、DV被害に悩む女性が沢山いらっしゃいました。

解決の一歩

恋愛は自由じゃないかという意見もあります。自分はこれで満足しているのだから、他人が余計な口出しをするなと、泣きながら訴える方もいらっしゃるそうです。

しかし、暴力に耐えて痛みを感じている女性も、言い換えれば誰かの愛しい人なのです。親であったり友達であったり、愛して気にかけてくれる人は沢山います。大切な人が暴力を受けているという事実は、その人達の心を深く傷つけるものですし、暴力を受けて居る女性の現状を知ったら、心から助けたいと願ってやまないはずです。

デートDVは被害者女性の勇気ある一声や、周りの通報で発覚するもの。なかなか外から手を出せない場合があるので、難しい問題といえます。

しかし、支えたいと願う人はたくさんいます。勇気を持って手を伸ばしてください。暴力に涙する女性が、笑顔あふれる毎日をとりもどせますように。

共感多数のみんなの投稿まとめ

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