同性愛に対する親の理解を得る為のポイント

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自分のセクシャリティを親にカミングアウトする時のポイント

自分のセクシャリティを親にカミングアウトしたい。世間に認められないセクシャリティを親にだけは認めてもらいたい。親に認められれば、世界すべてに否定されても自分が正しいと思ってまっすぐ生きていけそうだから…。

そんな切なる願いを誰しも胸に抱いた事があるはず。しかし親に対して「異性に興味がない、同性にしか興味が湧かない」と伝えることは「自分の代で子孫を絶やします」と明言していることに等しく、古い考えの親は「自分の育て方が悪かったのか‼︎」と涙を流す人もいるようで、なかなか難しい問題でもあるのです。

セクシャリティは世間で認められつつある

近年、同性愛に対する理解は急速に進んできています。まだ浸透してはいませんが同性で結婚式を挙げることを許可しているチャペルも増えてきましたから、いい意味で社会に変化が起きている状況といえます。しかし一昔前は理解よりも偏見に支配されていた同性愛。昔ながらの考えを持っている両親に打ち明けた場合、勘当を言い渡されてしまうことも少なくはありませんでした。

受け入れられない親もいる

親も人間です。許容できるものとできなものがあり、総じて「自分の子が同性愛者」という事実は受け入れられないと感じる人が多いのも事実です。

自分の育て方がよくなかったのか、どうしてそうなってしまったのか。そんな見当違いな事を考えた挙句子供に辛く当たるような親もいるのです。

小さいころから性同一障害の兆候があった子供を、「男らしく」「女らしく」という言葉で縛り付け矯正したという話も珍しくはありません。やはりそういった考え方の前では同性愛は異端扱いなのでしょう。

打ち明けるポイント「自分は幸せであると伝える」

両親に伝える時に、ただ一つだけ伝えるポイントがあります。それは「自分は今、この性癖で生きているがその事はとても幸せである」という事を伝える事です。

親は子どもの幸せを一番に願うもの。「世間的に認められなくても、この子は幸せなんだ」という免罪符があればあなたの事を受け入れやすくなるかもしれません。

認められなくても良いという気持ちで

できれば認めてもらいたいですが、どうしても認めてもらえなかったり、時間が必要な事もありますよね。そういった場合「どうしてわかってもらえないのか⁉︎」と考えてしまうとあなたのこころが思い鎖に繋がれてしまいます。

「認められなくても良い。親と自分は違う人間なんだ」という事を念頭におき、個人対個人であるという考え方で挑みましょう。

親が認めてくれなくても、あなたがあなたを認めていれば、世界はあなたを認めていることになるのではないでしょうか。前を向き続けることに理由なんていらないのかもしれませんね。

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