DV・デートDVが原因の恋愛中の修羅場いろいろ

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DVやデートDVは闇が深いもの

心理的物理的な暴力は、しばしば相手のこころに傷を負わせます。その傷の大きさは総じて受けた傷と比例しているとは限らず、こころの奥を抉られた人は精神的に大打撃を受け、人間不信や鬱などといったこころの病を患うことがあるといいます。

見た目ではわからない傷を負わせる可能性のあるDVやデートDVは決して許されるものではありませんね。そんな暴力的な彼氏と迎えた修羅場体験をふたつご紹介します。

暴力彼氏に切れた両親

日常から暴力的だった彼。この行為がデートDVと呼ばれることは知っていましたがいつの間にか「私さえ我慢していれば」という思考になり、全く何も感じなくなっていたのですが、ある日、母が私の身体に残る傷に気づきました。

その場は転んだといなして一人暮らしの家に帰ってきたのですが、家に来た彼氏がまたも暴力。暴力の原因は買い置きしていたカップ麺がないとかそういった理由でした。しかしそのカップ麺は彼が食べたもので、まったく本人の勘違いだったのですが、私は殴られていました。

その時、振り上げた彼の腕をしっかり掴み、ものすごい形相で彼の腹に拳を打ち込む父の姿が目の前にありました。続いて母が私を抱きしめ「大丈夫だった⁉︎ 運動神経がいいアンタが転ぶなんておかしいとおもっとったんよ‼︎」と涙を流しました。

打撃を与えることには慣れていた彼ですが、逆に殴られる事には慣れていなかったようで、目を白黒させて倒れてるばかり。そこへ父がまたも拳を打ち込み、彼はボコボコに殴られた上警察に引き渡されました。「今度娘に何かしたら分かっとんな⁉︎ この子のためなら刑務所にぶちこまれるのも怖くなんかないんじゃ‼︎」と警察の前で堂々と宣言した父の姿になんだかおかしいやら嬉しいやらで私は涙を流してしまいました。

DV被害を察した先輩が

日頃から私が彼に暴力を受けているという事を知っていた会社の先輩(女性)。ある日彼を説得してくれるといって家に来てくれました。彼を前に私をかばう発言をしてくれる先輩。「あなたがやっていることは犯罪」「今すぐ別れろ」など結構辛辣な事を話しました。はじめはしらばっくれていた彼も「あんたは弱い人間」の一言にブチ切れ。なんと先輩を殴り飛ばしました。「偉そうな事言ってんじゃねぇよ」と怒鳴った彼の姿を見て、私は何かが切れ、台所にあったフライパンで彼に立ち向かいました。

鈍器を持った私に一瞬たじろいだ彼。だけど私は今までの怒りと先輩に手を挙げた姿で目の前の人間がただの犯罪者にしか見えなくなっていましたのでそのまま突進し、彼を追い出した後警察に被害届を出しに行きました。

先輩にまで怖い思いをさせてしまった一連の事件。だけど先輩のおかげで私は前へ進む事ができました。

恋人にDVの傾向があったら早めの相談を

DVの修羅場は必ずといっていいほど殺傷沙汰になってしまったり、大声での罵り合いや時には警察が出動する事もあるほど、オオゴトになってしまいがちです。そして止めようとした人も暴力の被害にあったり、こころに傷を負ってしまう事があるのです。

そんなDV被害にあった時は、誰かに相談すると共に警察に事情を説明し何かあった時すぐに駆けつけてもらえる手はずを整えておく事が肝心です。根回しをしておけば何かあった時に説明する時間を取られる必要もありませんし、気をつけて見ていてもらえますから安心です。

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