「クソ!!」と、すぐに怒りを覚えてしまう人の為の、いつも平穏な心を持てるかもしれない名言まとめ

ホラティウスの『諷刺詩』より

ホラティウスは、紀元前1世紀、古代ローマ時代に南イタリアで活動していた詩人です。

彼の残した『諷刺詩』の中には「怒りは一時の狂気なり。汝が怒りを制さざれば、怒りが汝を制せん」という怒りについての一文があります。

怒りは一瞬の事、その怒りをコントロールできなければ自分が怒りに飲み込まれてしまう。

確かに、イラッとくることがあっても、それを表に出してしまってもいいことはありません。

ホラティウスの言葉のように、怒りをコントロールすることにより、一時の感情の波はありますが、その後の怒りの大波に飲まれることなく穏やかな心を保つことができそうです。

孔子の『論語』より

中国の思想家である孔子は儒学の祖であり、死後その弟子たちによってまとめられた『論語』は現在でも読まれ続けるベストセラーとなっています。

孔子は『論語』の中で、若くして亡くなった弟子の顔回についてこのような言葉を述べています。

「怒りを遷(うつ)さず、過ちをふたたびせず」。

「怒りを人に八つ当たりすることなく、同じ間違いは二度と起こさない」といった意味です。

顔回は大変よくできた弟子で、亡くなってからも孔子にこのように語られていました。

自らを省みて、怒りを人にぶつけたりしない、そのような姿勢でいることで周りの人からも深く信頼されるようになります。

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