無気力症候群の症状と治療法

無気力症候群は疾患ではなく、症候群である

無気力症候群とは、特定の事に対しての無気力及び無関心などが続いている病であり、学生ならば、学業、社会人ならば、仕事といった本業に無気力が向けられることが多いのです。

無気力状態が続けば、登校拒否、出社拒否に至ることもあります。

疾患として、確立されたものではなく、様々な病態で生じる可能性が高いため、症候群というカテゴリーで扱われています。

症状としては、無気力、無関心、無感動など、特定のものに限定され、気力は無いが、焦燥感や不安は存在せず、食事、睡眠にも支障が無い状態が、無気力症候群の典型的なパターンです。

本人は困惑していないので、積極的に治療を受けようとはせず、治療を受けたとしても、協力的でありません。

無気力症候群の原因は、人格形成の未熟さ、主体性の無さであり、若年の男性に多いといわれています。

治療は精神療法が中心であり、特効薬は存在しない

無気力症候群は、心の病として、発症するわけではなく、精神的な葛藤、挫折などを契機に発症するため、有効な治療薬はありません。

生活習慣の改善は必須であり、治療成果を最大限にするためには重要ですし、治療においては、精神療法が中心となっていきます。

カウンセリングを用いて、発症した背景を探り出し、自分を見つめ直し、認めることから、治療は始まり、少しずつ、良くなっていく病です。

無気力症候群は、甘えでないことに気付き、適切な対処を行えば、完治は可能です。

無気力症候群は、ある事項に対してだけ、無気力になりますが、焦燥感や不安は存在せず、食事、睡眠にも支障が存在しないことが特徴です。

無気力症候群に関する考えや悩みは様々のようです。

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