配偶者や両親の介護「多重介護」問題

年の差婚のデメリット

年の差婚のデメリットとしてあげられるのが、配偶者の介護をする可能性がるということです。

子供がいる場合は、子育てと配偶者の介護を同時におこなわなければならない可能性もあります。最悪の場合、自身の両親の介護、配偶者の介護、そして子育てをするという状況も考えられます。

そうなってしまいますと、同年代で結婚をした夫婦を羨ましく感じてしまったり、結婚をするのではなかったと考えてしまったりするようになります。

愛に年の差なんてないと申しますが、実際に年の差婚をする場合、配偶者の介護をする覚悟を持っていませんと、いざそのような状況になったとき、非常に精神的に辛くなります。

配偶者の排泄物を処理するくらいの覚悟が必要です。

なるべく介護に対しての知識をつけておく

介護に対する知識をつけておけば、配偶者の介護をするときには役に立ちますし、介護職は現在引く手あまたの職種ですから、介護に関する知識を得ておくと便利になります。

配偶者の介護以外にも、両親の介護にも役に立つ知識です。

介護問題を真剣に話しておく

結婚時に、介護問題について話しておく必要もあります。特に両親と配偶者の年齢が近く、配偶者に兄弟がいない場合、他重介護を配偶者に押し付ける可能性があります。

多重介護による、介護離婚というものもあります。介護の問題を巡り対立して離婚をするというものです。

両親の介護問題についての対立により、離婚をするというケースもありますので、介護をどのようにするのかきちんと話しておく必要があります。

金銭的に余裕があるのであれば、老人ホームへの入所など、自身がアルツハイマーや認知症になるという可能性を排除せずに、どのようにすれば配偶者に迷惑が掛からず、配偶者が満足のできる人生を歩むことができるのかも考えておく必要があります。

それは、年上の配偶者が考えておく必要のあることです。

まとめ

年の差婚の場合、老老介護をすることをしなくて済みますが、配偶者と両親の年齢が近いと多重介護をするリスクがあります。

年上の配偶者は、自身がボケてしまった場合や介護で迷惑をかけたくない場合は、老人ホームなどの施設へ入所などを考える必要があります。

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