子供のために割ける時間が限られる片親の悩み

更新日 16/08/26 11:29

片親の悩み

父子家庭の場合ならば、ある程度、経済的に余裕がありますが母子家庭になりますと、子供のために割くことのできる時間は僅かになってしまいます。

また、片親ですと親からの虐待を止めることができるものがいませんので、虐待の被害に遭う子供が多くいます。

つまり、子供がとてもさみしい思いをするわけです。

片親の場合、子供を監督する時間が限られてきますので、子供が勉強をしなくても咎める人間がいませんので、勉強をしない子供が増えてきます。

片親になった原因が離婚ですと、少なからず子供にはストレスがあり、勉強に集中する環境が整わなくなり、親も外で働き、子供に気をかけませんので、子供の成績が低下していきます。

父子家庭に見られることですが、子供が娘の場合、性的虐待を加えられてしまうことがあります。子供が性的虐待を受けるリスクが高くなり、ある調査の結果では、児童虐待52000件を調べた結果、その72％が片親もしくは両親がいない家庭で暮らしている子供が被害に遭っているとのことでした。

片親ですか、両親がいる家庭よりも子供の交友関係や行動まで、目が届きません。そのため、子供が非行に走りやすくなります。

また、親の温もりを得ることができず、そのような温もりを得るために異性に依存するケースがあります。

アメリカの調査結果ですが、片親の少女の場合、少女の妊娠が、両親がそろっている家庭で育った少女が妊娠する確率の2.5倍だそうです。

また、放任されていますので、子供が問題行動を起こす前兆を見逃してしまい、大問題になるまで、まったく気が付かないということもあります。

子供は親の背中を見て育てなくなりますので、どのような人間になればいいのだろうか、どのような将来があるのだろうか、といったことがわからず、無気力な子供になる可能性が高くなります。

そのような悩みを持っていても相談のできる親がいませんので、子供はますます無気力となってしまいます。

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