孤独のグルメ season5

目次

孤独のグルメが深夜枠に帰ってきた

食欲の秋、孤独のグルメが深夜枠に帰ってきました。食にこだわる井之頭五郎が今日もまた名店を食べ歩く。筋肉質の大食漢であり、その場の勢いで食べたいものを食べたいだけ注文して、頭の中で独特の口調を用いて批評する。ただただ食をレポートするような不思議なドラマだけど、なぜだか目が離せない。漫画が原作ですが、ドラマもキャストがピッタリ合って世界観を表現しています。

しかも五郎さんの食事風景は本当に美味しそうに見えてしまうから、「深夜枠は困る!」 なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

孤独のグルメseason5の公式HPはコチラ

キャスト

井之頭五郎…松重豊

孤独のグルメseason5

それでは、各話のストーリーを追っていきましょう。今回の五郎さんはどのようなグルメに舌鼓をうつのでしょうか。

【ネタバレ】第1話「神奈川県川崎市稲田堤の ガーリックハラミとサムギョプサル」

神奈川県川崎市稲田堤が今回の舞台のようですね。稲田堤駅に降りた五郎さん、いきなり太っちょの女性タックルされかかけます。すんでのところでかわした五郎さん。度肝をぬかれつつ、営業先の布団屋へ…。なにやら優しそうな店主が「妻に先立たれて父親の手ひとつで育てた娘が結婚する」となにやら身の上話をはじめます。しっかりした父の姿にホロリとする五郎さん。さぞかし素敵なお嬢さんなんだろうと思ったら、びっくり。先ほどぶつかってきた太っちょの女性が店主の娘さんだという事実に驚く五郎さん。「ドッキリかと思った」そう言いながら店を後にする五郎さんでした。さあ、本日の仕事を無事終えていよいよはじまりましたよ五郎さんのオンステージが!

「俺は、腹が…減っている」

しみじみと自覚して、なにやら美味しそうな焼肉屋さんを見つけた五郎さん。おしゃべりな女店主がしゃべり続けるのをうまくかわしつつ、チャチャッと注文していきます。さあ、後は料理を待つだけ。

炭の炎が俺の溶鉱炉に火を入れたぞ

五郎さんが帰ってきた!! そう感じられるセリフですね…! 上着を脱いだ五郎さんは臨戦態勢です。「孤独のグルメ」は、美味しそうな映像はもちろんですが、五郎さんの名言集も楽しみの一つですね。それではいってみましょう。キラリと光る、五郎さんの独特のセリフ回しをまとめました。

運ばれてきたお肉の焼き方などの説明を受けてたくさんのゴマが入ったゴマシオにゴマ油をかけたタレにお肉を絡めて口に入れた時の一言がこちら。

このゴマゴマダレ…うーんご飯にもいける…。これは一つ利口になった

利口になっちゃうんだ…。そう思った人は何人いらっしゃるんだろう。またもや流行語が出てきそうです。次に女店主に勧められたキムチを食べた時の五郎さんの心の声。

うーん…このキムチ。歯ごたえとってもツヨシくん…ん〜まい。

歯ごたえとってもツヨシくん!! 「ん〜まい」が本当に美味しそうに聞こえるんですよね〜。

うわ!そういう事…!な〜るほどザ・ガーリック

お店自慢の「ガーリックハラミ」の感想です。なるほどザ・ワールドにかけているのでしょうか。なるほどなるほど。真似しよう。

見ただけでわかる、ニンニク殺人サラダ…一人で全部食った日にゃ、翌日誰にも会えんぞ

隣の客が注文した、ニンニクたっぷりサラダを見た時の五郎さんの心の声。この一言でニンニクの量が想像つきますね。それはそうと、五郎さんが食レポする番組を割と本気で見てみたいです。

これ、ブタうま

サムギョプサルを食べた時につい出てしまったこの言葉。ブタだから「ぶたうま!」って事ですね!

「ここでナシ。これ以上ナシ」

最後に、女店主が「お客さんからの差し入れ」と、ふた切れのナシをサービスしてくれた時のセリフ。オヤジギャクをチョイチョイ挟むのが五郎さん流。全ての品を平らげ、幸せな獣になった五郎さんはご馳走さまでしたと手を合わせます。

来週は「江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺」。浅野温子さん佐戸井けん太さんがゲスト出演するそうですよ。どんな五郎名句が飛び出すのか、楽しみでなりません。

ロケ地「寿苑」はこんなお店。

【ネタバレ】第2話「江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺」

夏場は順調だった仕事が、急激に下落。訪問先のドタキャンに動揺してドジを踏む五郎さんから始まりました。「奥さんよりも壁の色」という塗装屋の看板を見て「よし、俺も心を塗り替えよう」と心機一転踵を返す五郎さん。切り替えの早いナイスガイ…!!

暑い日にハンカチを忘れた五郎さん。今日の運勢は下降気味のようです

しかし続いての商談はバッチリ成功。「腹が…減った…」な五郎さん、今日は深川飯にするようですよ。

目指すは「深川飯」深川飯とはざっくり切ったネギとアサリなどの貝類を味噌で煮込んだものをご飯にそのままかけた漁師飯の事だそう。深川は江戸時代、漁師の町として栄えた事からこのような絶品漁師飯が数多く残っているとか。

今日の五郎さんが導かれたのは居酒屋風の店。というか居酒屋。「メニューが押し寄せてくる」店内はゴチャッとしていて、「スーさん」と呼ばれる女性店員が一人、パタパタと忙しく動き回っています。そのスーさんが「ポパイベーコン」を客に推します。それを頭の片隅に置く五郎さん。ぬかりはありません。

店内は色々なメニューの注文が飛び交います。刺身に煮込み、エビグラタンやサーロインステーキなど。ここは一体何屋さんなんだ…と混乱する五郎さん。空きすぎた腹が暴動を起こす前に…と我に返って注文を済ませます。

ライスと烏龍茶は鉄板

五郎さんは必ずライスと烏龍茶を頼みます。これはお約束のようですね。それでは今回も五郎さんの名言集をまとめてみましょう。

酔っ払い諸君、ちゃんと味わっているかい?

お酒のお供にもってこいの煮込みを食べた時、美味しすぎてついつい心の中で調子に乗ってしまった五郎さん。お客さんのほとんどは酔っていますもんね。シラフの五郎さん、酔っ払い相手でも手を抜いていないこの煮込み、相当気に入ったようです。大丈夫、心の声は誰にも聞こえない…。

パンの煮込みびたし。江戸と西洋のハイブリッドグルメ

五郎さん、目の前にあった食材を組み合わせて新しいメニューを考案してしまいました。何やら王業な名前ですがかなり気に入ったよう。

仕事も人生もなんでもありなはずなのに、いつの間にかやり方を決め付けている…。パンを刺身にして煮込みにつけたのをオカズに飯を食ったっていいんだ。失敗してコケてもダルマのようにまた起き上がればいい…。

なんだか新しいメニューに人生の片鱗を見つけた五郎さん。自分を励まし、明日も前向きにいけそうですね。

今日はあまり第1話よりも名言は控えめでしたね。なんと第4話第5話で五郎さんが台湾へ行くようですよ! どのような五郎飯が登場するのか楽しみですね。

【ネタバレ】第3話「ラム肉のハンバーグと野菜のクスクス」

学生時代の先輩と偶然の再会。2回目の結婚を予定していて、五郎さんと会った先輩は、ペルシャ絨毯を見立ててもらおうと五郎さんをひっぱっていきます。現れたのは先輩よりもひと回り若いであろう女性。しかし「他人に家のキーポイントとなる絨毯を見立ててもらうとは何事」と奥で喧嘩を始めてしまい、五郎さんはなんとか先輩に話して逃げ出す事に成功したのでした。

妙な気を使ったせいか、急激に腹が…減った…。店を探そう!

モロッコ料理。独自の食文化。ヘルシーかつ食欲をそそる料理。五郎さんの心をつかみました! 店内に入ると「クスクス」「ベルベルオムレツ」「ラムチョップ」「ハリラスープ」「ブリック」呪文かなと思うほどのメニューに翻弄される五郎さん。

五郎さんがミントティー

烏龍茶がなかっただけです。ミントティーには砂糖を入れるのがモロッコの主流らしいですよ。パブリックな知識を仕入れた所で、早速五郎さんの名言、いってみましょう。

これは期待大ちゃん

オヤジギャクですね。しかしミントティーを飲んで「胸に草原、広がるわこれ」。五郎さんの素敵なグルメコメントが出ましたよ。

ちょっと驚いた、ラムバーグ。俺の中のハンバーグ感が解体再構築されてゆくうまさだ

聞いた瞬間「モロッコ料理屋 ⚪︎⚪︎町」と検索したユーザーがいたとかいなかったとか。

白いご飯を神とする俺だけどこういうのも全然ありだな

クスクスを食べた五郎さんの心の声。白いご飯を神とする…という言葉に五郎さんの白米対する情熱がうかがえます。

ああうまかった〜!クスクス!…ふふ

今回はモロッコ料理でしたがとても美味しそうにできていました。民族料理は好き好きが分かれるものかもしれませんが、タジン鍋で有名なモロッコ料理、お試しになる際はクスクスをお忘れなく。

【ネタバレ】第4話「初台湾! 三ツ星葱肉炒めと豚肉の紅麹揚げ」

とうとう五郎さんが台湾へ行きましたよ。「フランスの同業者に来年春パリで開かれるアジア物産展の企画ブレーンを頼まれまして…」なにやら小難しい単語を並べ立てる仕事人五郎さん。端的に言えば視察で台湾へいくみたいですよ。「台湾にいくのなら、頼まれて」と取引先のお偉い人に、孫への届け物を託された人のよい五郎さん。

五郎さん、台湾台北上陸。スーツ姿の五郎さんが街並みに浮いているような…。日本で頼まれた届け物をしているついでに早速葱餡餅をつまみ食い。

台湾、注入します

注入している間にお孫さん到着。無事お届け任務を完遂した五郎さん、お腹が減りました…。

異国の地でも果敢にグルメを探します。「海鮮快炒め」という看板に「うまそうな字面じゃないか」と飛び込む五郎さん。

言葉も通じずメニューも「漢文のテスト」のよう。さっぱりわからない五郎さん。「決まりましたか?」とせっつく店員。どうしてもご飯を食べたい五郎さん、身振り手振りで「チャーハン」をリクエスト。

注目の五郎さんドリンク。本場のウーロン茶を頼むのかと思いきや、まさかの言葉の壁。結局五郎さんはなにかよくわからない甘いお茶を飲みました。

お店の客のススメで、なにやら追加でたくさん頼む五郎さん。5品も注文しちゃいました!

イカを食べる時に「いかがなもんかな」…「イカん!乗せられてちょいとわさびいきすぎた!」「このイカやっぱりイカしてる」などちょいちょいオヤジギャクを挟んでくる五郎さん。

くるくる回る机を使いこなしつつ、パクパク食べる五郎さん。今回、鋭く光る五郎’Swordは控えめでしたが、五郎さんの食べる姿は本当に美味しそう! 他のお客さんも「あの人本当に美味しそうに食べるよね!」と笑っていましたよ。台湾編は次回へつづく!

【ネタバレ】第5話「台湾台北市 永楽市場の鶏肉飯と乾麺」

視察の合間にトマト飴を食べる五郎さん。なかなか台湾を楽しんでいます。問屋街に視察へ行ったはずなのに、そこにある食べ物に食欲が刺激されてしまい、一足先にちょっくら腹ごなし…。

胃袋問屋の在庫ゼロ。倉庫カラ。まずは何か食おう。

まずは胃袋問屋の仕入れをしようって事で屋台へ。前回よりも分かりやすい漢字表記に気が楽になった五郎さん。他の客のおかずを眺めていたら、店員に席へ案内されてしまいました。よっぽど食べたそうにしていたんですね。

台湾の屋台を食べる事に。ジーロー飯(台湾式のチキンライス)とおかず盛り合わせをチョイスしましたよ。ご飯大好き五郎さん、ジーロー飯に大満足。おかず盛り合わせに入っていた煮卵を工夫して親子丼のようにして食べたりとオリジナルチョイスで楽しんでいます。ごちそうさまと手を合わせましたが…でも、まだ胃袋問屋の倉庫には隙間があったようで…。

よし、はしご飯だ。一人台湾爆食いツアーだ。

なんと五郎さん! 今回ははしごしちゃいます! 仕事はいいのか、いいんだろう。

あ、麺だ!麺を忘れてたよ、あっぶない危ない…

台湾に来て麺を食べるのを忘れたら悔いが残りまくりですね。危ない危ない…。

乾麺と下水湯(シャーシェイタン)を注文。下水湯は名前にひかれて、こわごわ注文。食べてみると「全然下水じゃない」とホッとする五郎さん。

下水麺は砂肝が入ったスープでした。もう少し辛くてもいいかなと香辛料をまぜる五郎さん。うっかり入れすぎてしまいますが、かなり美味しくて大満足。

恐れず勝負に出た俺を褒めたい

次はスイーツ!!と歩き始める五郎さん。もう夕方になってきたようですけど…。スイーツがなければ五郎飯は終わらない。きっとそんな気分なのです…! 立ち寄った店で豆花(トーファー)を食べます。前に日本でも流行りましたね。あっさりヘルシーでとても美味しいですよ。

豆花を食べ終わった頃にはすっかり夜になってしまいました。と、目の前には噂の夜市が。五郎さんは舌なめずりして出陣の意を表明します。

これは、無傷では帰れんな…

視察もそこそこに会社の経費でグルメ旅行をしてしまってる五郎さんは、いろんな意味で無傷では帰れなさそう…!

【ネタバレ】第6話「九絵定食となめろう冷茶漬け」

さて、日本へ戻ってきた五郎さん。今日のクライアントはワンマンIT社長。比較的大きな仕事だったのですが、利己主義の社長の意見に立腹した五郎さんは半沢直樹のように啖呵を切って、オフィスを出ました。「こんな嫌な気分のまま仕事なんでできない…!」腹の虫が治まらない五郎さんは、腹の虫をなだめる為にもちょっと早めのランチに繰り出します。

美味い魚でご飯ばくばく味噌汁ズルル。ふふっ、いいじゃないかいいじゃないか

裏路地に迷い込んだ五郎さんは、美味しそうな魚料理屋に入りました。

九絵定食を頼んでひとまずおちついた五郎さん。カウンター席に座っていたのですが、丁度目の前で店主がカツオを捌き始めました。

カツオの解体ショー。この席最高! リングサイドS席、最前列だ

五郎さんの名言が惜しみなく飛び出します。台湾編ではいまいちだったので今回は期待できそうです。この店は結構自由なようで、テイクアウト可能、メニュー変更可能。居心地も良さそう。

おおーこ、こ、これはぁあああー! 大きな盆いっぱいのおかず群。これでおかわり自由という心強さ。鼻血級サービス

出てきた九絵定食にもうすでに大満足の五郎さん。テリテリの煮付けにツヤツヤの刺身がセットされた盆は食欲をそそります。

美味い刺身と醤油と白いご飯。日本人でよかりけり

台湾と違って日本語通じますしね。五郎さんは日本の良さをかみしめて、ついつい歌を詠みにけり。

1ミリの隙もない、完璧な魚定食。更に栄養の守りを固めるサラダ

五郎さんは追加でなめろう冷茶漬けを頼みました。和気藹々とした店内の様子に「この店には無言の誠意があふれている…。毎日を精一杯いきている朗らかさに満たされている…。」と心もほかほかしたようです。そして出てきたなめろう茶漬けもエンジン全開でかき込みます。

これ、好きです、俺。ずっと前から好きだったけど、今日初めて二人だけで話したって感じ…

美味しかったようですね。海外に行くと日本食の良さがしみますよね…。胃袋にも心にも。

【ネタバレ】第7話「ラム肩ロースとラムチョップ」

今日は東京千歳船橋のグルメです。「昔馴染みの妹」が経営するヨガスクールへ来た五郎さん。ヨガで少し遊んだ後、張り切りすぎて腰をやってしまう五郎さん。気合いを入れるためにも、ご飯を食べます。

ジンギスカンとラムチョップの店に胃袋が絡め取られた五郎さん。今日のランチはジンギスカンに決まり!

おすすめAセットとセセリ。ライスの並みと烏龍茶を頼んだ五郎さん。出てきたAセットは初めだけ店主が焼いてくれます。ジュゥゥと肉が焼ける音に、食欲がそそられます。…深夜枠で見るにはちょっと辛い構図です。

なにこれ…うまし! ラムの実力再確認…。ウホホッ! いやーこれはたまらん…

五郎さんも大絶賛です。美味い美味いを連呼していました。さてお次はクミン塩ならぬものにつけて食べる、ランプ肉です。(羊の腰骨あたりのお肉だそう)

うぉー!ちょっとこれ感動。ランプ、すごい。クミン、反則! やばいよこれ…

薬膳スープを頼む五郎さん。スープの中にもラムが隠れているのを見てご満悦。

ここにもちゃんとラムちゃん…うまいっチャ!

心の中だからこそつぶやける一言! BGMもそこかしかうる星やつらに似せてきました。こういった遊び心が楽しいですね。

注文したラムチョップが出てきました「2分焼くのを5・6回」との説明に、カバンの中から砂時計を取り出してしまいましたよ…!色々準備万端です。肉が焼けるのを待っている間に、なぜか外は真っ暗に! どんだけ焼いていたの…というツッコミはなしにして、やっとお肉が焼きあがりました。

くぁ〜! これはいいチョップ! 胸にバシーンときたよ。俺は狼だ、羊を食らう狼だ。野生の血が肉を喰らい…

一瞬人間をやめた五郎さん。本日も良いランチだったようですね。

【ネタバレ】第8話「エマダツィとパクシャパ」

ブータン料理の専門店へフラリと入る五郎さん。「ブータン料理は世界一唐辛子を使う国」だそう。ブータン料理=辛口という構図は覚えていて損はなさそう。とにかく唐辛子の摂取量が多いのですね〜。「ツェリンマ茶」というブータンのお茶があるのですが、それは別名「長生きの茶」と呼ばれているようで、シナモンの香りがしている変わったお茶のようです。機会があればぜひ。

今回は全面的に赤色が目立つ画面です。

出てきたエマダツィにはなんとまるごと唐辛子がたっぷり。赤と、緑。さすがの五郎さんも店員さんを呼びます。

店員さんいわく、ブータンでは唐辛子を野菜として食べるため、このまま食べて大丈夫だとか。ご飯にかけて食べるのがブータン流…。

食べてみると…一口目は辛くない…が、後から辛味がじわじわときます。「日本では薬味の唐辛子がまあかの主役。毛穴全開! 汗が吹き出す音が聞こえるようだ!」

いつしか汗まみれの五郎さん。辛いようでお水も3杯おかわりします。席近くの外国人カップルは汗もかかずにパクパク食べています。その様子に負けてはいられないと闘志を燃やす五郎さん。

「間違いなく唐辛子が国王。すべての食材が唐辛子のために働いている…。ブータン料理、日本の味付けと違う意味でこれ以上ご飯がすすむ料理を知らない。フフ、今、オレの中で唐辛子パラダイムシフトが起こっている…」

五郎さんはついに笑い出します。唐辛子パラダイスモードに入ってしまいました。胃袋が悲鳴をあげなければ良いですね。

【ネタバレ】第9話「ブタ肉塩焼ライスとミックスフライ」

今日の五郎さんは千葉県の漁港へきています。「出てこい伊勢海老、顔出せサザエ」呪文のようにそう唱えながら駅前を練り歩きます。

選り好みしすぎて遠くに来てしまった五郎さん、空腹に耐えかねて一か八か肉屋に併設されている食堂へ飛び込みました。漁港だから魚介を少しくらい置いてあるだろうと思ったものの…もちろん伊勢海老もサザエもいません。残念五郎さん…ガックリ頭をたれますが、そんな日もありますね。

早速料理を注文した五郎さん。五郎さんのそばでおばあちゃんが美味しそうにトンカツを食べていました。「おばあちゃんがトンカツ食べてる!」と驚く五郎さん。見たところかなりの高齢。70歳くらいに見えます。「ここのブタはおいしいよ」と話しかけてくれるおばあちゃんは、明朗で優しそうです。

ついに注文した豚肉塩焼きライスがきました。

豚肉塩焼きライスはかなりのボリューム。肉厚でステーキのようです。ここのブタは「いすみ産ブタ・通称いすみブタ」といい、市場に流通がない事が特徴。レストランや飲食店でしか食べられない希少食材。見かけたらぜひ、ご賞味あれ。

見た目に反してあっさりしている豚肉は、締めにラーメンを食べれてしまうほど。「おばあちゃんがトンカツ」も頷けます。

今日はあっさり終わった孤独のグルメ。たまには軽いトーンのお話も箸休めも良いかもしれませんね。

【ネタバレ】第10話「純レバ丼」

五郎さんが入院!? 病床でぐったりしている五郎さん。3日も寝たきりだったようで…いきなり視聴者を驚かせる五郎さんでした。仕事中に腰を痛めた五郎さん。「大丈夫ですか!?」と聞く看護師さんに、「だいじょばないです」と答える五郎さん。…辛そう。

なんと、腰の骨がずれていました。しかも原因は、「第7話でちょっと体験したヨガ教室」。そこで腰を痛めたシーンが出ていましたが、なんとそんな伏線が張ってあったとは。7話から始まり8・9話でじわりじわりと進行し、10話でついに発症してしまったようです。

五郎さん、病院食に文句ぶぅぶぅです。ここは一刻も早く退院して美味しいごはんにありつきたい所。

そういえば、整形外科の主治医の先生が「餃子に酢と胡椒、それに少しのラー油を垂らして食べると、おいしいんですよ」と言っていました。とにかく深夜(放送時間)に頭の中が餃子でいっぱいになる危険なマメ知識。

 やっと退院した五郎さん。早速ご飯を探します。「ずっと真面目で控えめな地味飯だったからなー。ここはちょっとヤンチャな飯をガツガツ食いたい気分」とのこと。ラーメン屋さんで餃子と純レバ丼を頼みました。

さっそくお酢と胡椒を試す五郎さん。「うん、いい。胡椒いい」とお気に入りのようです。

出てきた純レバ丼は、レバー丼に山盛りのネギがかかった一品でした。「これが純レバ丼…ネギ、盛りすぎ」。かなりボリュームのある料理な様子。画面から味の濃さが伝わってくるような濃厚な丼でした。

病院食でゲッソリしていた五郎さんの胃袋に強烈なパンチを叩き込んだ純レバ丼。満足した五郎さんはきちんと食後の薬を飲んで、店を後にしたようです。

じわじわと人気を集めている「孤独のグルメseason5」。巷では一人飯の時「五郎さんごっこ」をするのが流行っているようですよ!

【ネタバレ】第11話『カキのムニエルとアメリカンソースのオムライス』

今回の五郎さんのクライアントはスナックのママ。「占い師!?」と思うほど勘が鋭い人で、五郎さんの気持ちやここにたどり着くまでにどういう経路を辿ったかまでもピタリと言い当てます。YUさん扮するママは、とても良い味を出していました。

仕事もまとまりやれやれの五郎さんは、早速ランチへ繰り出しました。住宅街でこぢんまりと経営している「シチューの店」へ足を踏み入れます。中は大賑わいで「当たり」の予感。

メニューを開くと「カキ」や「柚子味噌チーズ焼き」「バターソース」など魅惑の単語にクラリ、ジュルリの五郎さん。軽くパニックに陥ります。

食前に「ぶどう酢のドリンク」を提供された五郎さん。続いて出てきた「ブルスケッタ」というバケットにいっぱいニンニクが乗っかっている料理に、メロメロになっています。このブルスケッタとても美味しそう。「地に足が付いているうまさ」と評していました。

このレストランは変わっていて、「シチューに醤油をかける事」を勧めたりとおもしろい味の工夫をしていました。「濃厚な卵かけごはん」の味がするそうですよ。

さて、お待ちかね「カキのムニエル」がやってきます。もうおいしくないわけないですよね。

「本当にうまい。誰もいなかったら…泣くかも」大絶賛です

次に現れたのは「アメリカンソースのオムライス」。

「はったりのない、芯が通った美味しさ。このソース、全然チャラチャラしてないアメリカン」と、もはや大混乱でした

店内にあふれかえる「おいしい」の声。お客さんが口々に感想をのべています。今夜の五郎さんはうらやましすぎます。

お口直しにデザートを。「自家製ババロア(黒蜜きなこ)」を注文しました。トロッとしたババロアに、きなこが相まって、ババロアがくず餅のような味わいに。とても美味しそうです。

「ああ、全部うまかった。たまげました」

五郎さんの最大限の賛辞が出ました。お気に召したようです。

【ネタバレ】第12話・最終飯「東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き」

ついに最終飯となってしまいました。深夜の飯テロと言われてきた「孤独のグルメSeason5」トリを飾るのはすき焼きです。原作の久住先生が「通りすがりのミュージシャン」の役で出ていましたよ。

「肉」と書かれた大きな看板に、そそられて「お肉」に決定!すきやき定食上を注文! 見ている側は深夜に最大の試練が訪れました…。大きなお肉で霜降りたっぷり。グツグツ煮える甘辛いツユに踊る野菜と豆腐、しいたけ…。生卵にからませた大きな肉…

五郎さんはニヤニヤしながら無言で食を進めます。頭の中は当然ながら大絶賛の嵐です。

白いご飯と一緒に忙しく口に運びます。

「うーん、箸が止まらない。いいぞいいぞ、どんどんイケる。あ、シイタケもイタッケ」

昼からすき焼き白いごはん。とても幸せなランチですね。最後は大きなお肉と卵液をご飯にかけて食べましたよ。最後のシメはうどんです。

あっという間に終わってしまったような孤独のグルメ。松重豊さんの食事シーンは「五郎さん」にしか見えませんね。

視聴率

美味しい料理をただ食べる。一人の男の食事風景のみというシンプルな素材を五郎さんという調味料で味付けしたまったりごちそうドキュメント。深夜枠という事で視聴率は低めですが、終始安定した数字であったようです。

第1話『神奈川県川崎市稲田堤の ガーリックハラミとサムギョプサル』…3.8%

第2話『江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺』…3.9%

第3話『ラム肉のハンバーグと野菜のクスクス』…4.4%

第4話『初台湾! 三ツ星葱肉炒めと豚肉の紅麹揚げ』…3.5%

第5話『台湾台北市 永楽市場の鶏肉飯と乾麺』…3.1%

第6話『九絵定食となめろう冷茶漬け』…4.2%

第7話『ラム肩ロースとラムチョップ』…5.0%

第8話『エマダツィとパクシャパ』…3.3%

第9話『ブタ肉塩焼ライスとミックスフライ』…4.3%

第10話『純レバ丼』…3.1%

第11話『カキのムニエルとアメリカンソースのオムライス』…4.0%

第12話・最終飯『東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き』…3.7%

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか