妊娠8ヶ月、静脈瘤・下肢静脈血栓症になったときの治療法

妊娠中になりやすい症例の一つに静脈瘤があります。一般的には妊娠中でなくても起こりやすい足の静脈瘤(下肢静脈瘤)がよく知られている症状だと思います。普段は問題なくても妊娠中はなりやすいので注意が必要です。

妊娠中は静脈瘤になりやすい

静脈瘤は遺伝することもありますが日常生活の中で立ち仕事や便秘などが原因でもむくみから静脈瘤になることがあります。むくみが酷くなると静脈瘤になるので注意しましょう。妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンが原因で血が固まりやすくなります。さらに子宮の拡大で静脈が圧迫され心臓に血液が行き渡りづらくなります。静脈瘤は血液を送る弁が上手く作動しなくなり血液が逆流することで瘤のような固まりができる症状のことです。足にできると非常にだるく、陰部などにできると出産時に出血することがあります。

どうやって治すのか

妊娠中に静脈瘤になった場合は、出産後にエストロゲンの分泌が正常になれば自然と元に戻ることが多いとされています。しかし、そうは言って静脈瘤になるとかなり足などは怠くなり痛みを伴うこともあるので、リンパマッサージをしたり足を心臓よりも高くして横になったり自宅でケアをすることが適切だと思います。静脈瘤が酷くなった場合は、レーザーで瘤を除去したり薬剤を投与することがあります。

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