妊娠後期の腹痛の危険性。その腹痛は大丈夫??

妊娠後期の腹痛

妊娠後期の腹痛は自然な場合と異常のある場合に大別されます。

目次

自然な場合

胎児が成長して子宮内で動き回れば腹痛が起こることもあります。

特に妊娠後期は子宮内の胎児は大きいので動きがなくても胎児の身体の一部が子宮を通じて圧迫することで腹痛を感じることがあります。

便秘などが原因で腹痛になることもあります。

いきむのを恐れて便秘が酷くなり腹痛を起こすことがあります。この場合は、病院で相談して便秘薬などを処方してもらいましょう。

前駆陣痛が原因で腹痛を起こすことも、この時期はあります。

本陣痛と違い姿勢を変えることで痛みが治まってくるので様子をみます。

本陣痛が起こるといよいよ出産です。

前駆陣痛と違い、痛みの間隔が一定で次第に強い痛みに変わっていく場合は本陣痛の可能性が高いです。病院に行きましょう。

異常な場合

胎盤剥離、早産、子宮破裂などの腹痛を指します。

症状によっては出血を伴わない場合もあるので病院を受診する必要があります。

こんな時はすぐに病院に!!

  • 30分ごとに腹痛と張りを感じる。
  • 1日に20回以上、腹痛と張りを感じる。
  • いつもと違う腹痛や張りがある。
  • 水のようなものが漏れてきた。
  • 腹部が硬くなり激痛を伴う腹痛、多目の出血がある。
  • 大量に出血をした。

上記の場合は、早急に病院に行きますが状態が酷い場合は救急車を呼びます。 

事前に陣痛タクシーを予約しておくことも有効です。 

よく妊娠は病気ではないと言われていますが、異常事態の場合は別です。我慢せずに早急に病院に行く対策を最優先しましょう。

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