妊娠7ヶ月、妊娠糖尿病が赤ちゃんに与える影響とは

妊娠中に糖代謝異常が起こることで妊娠糖尿病は発病します。妊娠中の糖尿病は胎児にも悪影響を起こすことがあります。それは、どんな症状なのでしょうか。今日は、その点について紹介したいと思います。

妊娠中の糖尿病は胎児に悪影響を与えるの?

妊娠糖尿病は胎児にも悪影響を与えることがあります。

胎児が巨大児になる

巨大児とは胎児の体重が4000g以上ある場合に使われます。体重が重いだけでなく胎児の身体も大きいので出産時に難産になりやすいのです。母体が妊娠糖尿病になることで胎児に必要以上のブドウ糖が与えたられるのでインスリン分泌量が増加してしまいます。これが巨大児になる原因とされていますが、出産後にも呼吸障害、低血糖、低カルシウム血症、多血症、新生児黄疸、心不全を引き起こしやすくなります。

先天奇形になる

妊娠初期に糖尿病にかかり血糖コントロールができないと胎児に先天奇形の発症する確率が上がります。発生する器官は特定されていません。様々な器官で起こるリスクが出てきます。

胎児が発育遅延になる

胎児が十分に成長できずに発育が遅れてしまう可能性が出てきます。発育遅延になると出産時の体重もかなり軽くなります。

胎児ジストレスになる

妊娠糖尿病になることで胎児の呼吸、血液循環障害が起こりやすくなります。呼吸が正常に行われずに慢性的な低酸素状態になり腎臓へ血液が循環しなくなることで尿量が減り羊水の量も減少、胎児の身体も小ぶりになる傾向があります。

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