妊娠うつと産後うつの危険性とは

妊娠時のうつ

女性にとって妊娠、出産、子育ては人生において、かなりのイベントと言えます。自分の身体の変化や情緒不安定など、女性にとりうつ病になりやすい要素が揃っていると言ってもいいかもしれません。

妊娠うつ

妊娠中にうつ病にかかる割合は8~12人に1人と言われています。特に妊娠初期に多くみられます。うつになる要因としては、社会的サポートの不足、パートナーの理解不足、予期しない妊娠などがあるとされています。妊娠初期のうつ病は産後うつにつながりやすいので注意が必要です。今は、インターネットでも簡単なセルフチェックができるので、心配な人はチェックしてみると良いと思います。そして、産婦人科の担当医や、心療内科などで相談することも対策の一つです

産後うつ

出産後にホルモンバランスが崩れことにより軽度の焦燥感、不眠、食欲不振、疲労、頭痛、涙もろいなどの症状が起こることがあります。これはマタニティブルーと呼ばれています。普通は、約1~2週間で治まりますが産後うつになると症状が重い為、入院する場合もあります。産後うつは出産後3~6ケ月の間に10~20%の女性に発症しています。これは、授乳することで女性ホルモンの量が急激に上昇することで起こるのではないかと言われています。他には、出産後、育児や母親としての立場、夫や家族との人間関係、経済的な問題などでストレスを感じることなども原因だと言われています。産後うつの場合は、子供への虐待や殺害、母子心中など、取り返しのつかない事態になることがあるので早期治療が必要になってくると言えるでしょう。

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