出産予定日に生まれる確率について

出産予定日

出産予定日とは、胎児が誕生する日を計算で予測する方法です。 最後の生理の開始日を0として、280日目を出産予定日として計算します。 最近では、出産予定日を正確に知る為にエコー検査を行う方法が増えています。 エコー検査では、胎児の大きさを測定して出産予定日を計算するのでかなり正確な予定日を把握することができます。

正期産とは

赤ちゃんが正常な時期に生まれることを正期産と呼んでいます。37w0dから41w6dまでのトータル35日間の間に生まれると正期産と呼んでいます。出産予定日は、担当医でも的中させるのは至難の業と言われています。

では、データ的には、どうなのでしょう。

データによれば出産予定日に出生する赤ちゃんは、20人に1人というかなり低い確率であることが分かりました。 妊娠39週以降に急に出生率の割合が上がり、これが妊娠41週目まで継続しています。 このデータは、陣痛促進剤などによる人工的な陣痛誘発がない状態でのデータなので本来、陣痛が起きる時期を把握するには参考になると言えます。

通常、陣痛誘発剤などの薬を使用することに関しては医師の所見により分かれてきます。陣痛誘発剤にはリスクもあるので自然分娩を推奨する医師の場合は、処置に慎重になる傾向があります。又、妊娠41週目以降は、胎盤の力が弱まり胎児を危険にさらすことになってくることから陣痛誘発剤を使用することが多くなってくると言えます。

妊娠予定日を過ぎた場合は、医師としっかりとコミュニケーションを取り自分が納得できる方法を取ることが安心して出産できることにつながってきます。

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