妊娠中、サプリメントを利用して上手に栄養補給

妊娠中のサプリメント

サプリメントは、医薬品と違います。その為、同じサプリメントを一つ取っても品質や規格がバラバラです。プラス、複数の成分が配合されている商品が殆どです。サプリメントで摂取するのは、食事から摂りにくい栄養素や欠乏しがちな栄養素のみに留めておいたほうが良いでしょう。その場合も、必ず担当医に相談して摂取するようにすることが望ましいと言えます。

胎児とサプリメント

現状ではデータが少なく、実際に胎児にサプリメントがどのように影響するのか解っていません。 そういう意味では有効性、安全性などが明らかになっていない為、安易な摂取は避けるべきと判断されます。

サプリメントで摂取したい栄養素

葉酸

葉酸は、胎児の育成にとても大切な栄養素です。 ただ、普段の食事からは摂取しにくい栄養素であり必要摂取量を摂ることが難しいとされています。 食品から摂取できる吸収率は50%程度ですが、サプリメントでは85%の高い吸収率が期待できます。 その為、葉酸をサプリメントで補うことは厚生労働省からも勧告が出ています。

妊娠中は鉄分が欠乏しやすく貧血気味になりやすいのでしっかりと摂取することが望ましいと言えます。 鉄分が欠乏すると胎児の発育不全などが起こりやすくなります。

カルシウム

胎児の骨格形成などにカルシウムを吸収されてしまう為、しっかりとカルシウムを補給する必要があります。 カルシウムが欠乏していると母体からカルシウムを補う為、骨密度が低くなってしまいます。

ビタミンC

免疫力アップ、皮膚、骨、血管細胞の再生にビタミンCは欠かせません。 鉄分の吸収をアップさせる効果もあるので鉄分と一緒に摂取すると良いでしょう。

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