免疫力の強い子に育つために大事な初乳って?初乳の栄養と効果について

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妊娠6ヶ月になるとそろそろ胸が張ってくる時期

妊娠6ヶ月にもなると胸が張ってきてしまう人も多いはず。女性の身体は産後すぐに母乳が出るようになっています。しかし生まれたばかりの赤ちゃんの吸啜は弱く、初産のママや乳腺が発達していないママは「母乳が出ない」というお悩みを抱える事があります。

母乳がしっかり出るように、この時期から「乳頭マッサージ」を行うことをおススメします

母乳の役割

母乳の正体は母親の血液です。実は身体の中をめぐる血液の赤血球がなくなった状態が白い母乳となります。母乳は鉄臭さがなく、甘くふんわりとしたあたたかい匂いを放っています。

初乳は黄色い

はじめから母乳は白いわけではありません。出産後に出る「初乳」は黄色くすこし粘度がある場合があります。この初乳には母体から移行できるだけの「免疫」が含まれていますので、粉ミルクで育児をしようという人も「初乳だけは赤ちゃんに飲ませる」という指示をする産院もありますよ。

母乳の栄養・ミルクの栄養

近年研究が発達した事もあり、市販のミルクも母乳と変わらない程の栄養を備えるようになってきました。栄養的には大差はありませんが、ミルクはやはり人工のもの。消化吸収力は母乳の方が優っています。

金銭的にはミルクの方が高いと言われていますが、母乳を出すことでお腹が減り、また体力も消耗するので金銭面では両者あまり変わらないのではないかと感じます。

母乳には免疫がありますが、この免疫「赤ちゃんが6ヶ月を迎える頃になくなる」という噂がありますがそれは間違いである事が近年わかってきました。

赤ちゃんは母乳を飲み続けている限り、ママの免疫をしっかり吸収しているようです。もちろん風邪を引いたりもしますが、免疫力が強く風邪などを引いても治りやすいと言われるのは母乳育児を受けていた子どもだというデータも出ているようですよ。

周りの声は無視してよい

母乳育児が一番! ミルクにしないと自立が遅れる!」など、外野が色々と口を挟んでくることがあるかと思います。しかしママは「自分がどう育てたいか」を再優先する事を忘れないでくださいね。「眠れなくてもう体力が限界! 仕事にも行きたいけど、母乳育児が良いって姑から言われたからずっと母乳でがんばっている…けどもう嫌!」と思っているママは迷わずミルクに変えるべきですし、「友達もみんなミルクになっているし、ミルクの方が栄養がありそう…でも母乳で育てたい」というママは母乳のままでいいのです。

実は免疫に関係しているのは「愛」という研究結果も出ています。母親の愛につつまれて育った子どもは、免疫力が高いというものなのですよ。ですからミルクでも母乳でもご自分の好きな方を選び、赤ちゃんを沢山愛してあげましょう。

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