妊娠5ヶ月、安定期でも流産する可能性

安定期の流産

妊娠5ケ月目は妊娠中期と呼び、安定期とされています。あの辛い悪阻は胎盤形成の過程で起こる症状です。胎盤が完成すると悪阻はおさまります。胎盤が完成することで流産する確率は低くなります。

目次

安定期の流産確率

安定期に入ると流産の確率は1.6%まで低下します。(妊娠初期は約13%)しかし、安定期に入っても流産の危険性は全く無くなったわけではありません。安定期の流産は母体に原因があることが多く、絨毛膜羊膜炎や、子宮筋腫、頸管無力症、子宮の奇形などが流産に影響すると言われています。

安定期の流産の兆候

流産の兆候としては大なり小なり出血が見られ点です。多量出血の場合は早急に病院に行きますが、出血が微量の場合でも病院を受診しましょう。 出血の他には、腹痛があります。刺し込むような痛みが長く続いたり鈍痛が長く続くような場合も病院を受診しましょう。 安定期の流産も早期の処置が大切です。

切迫早産

安定期に入ってからの流産は、切迫流産と診断されます。状態によっては安静にすることで流産を免れることができる場合があります。 切迫流産の場合は絶対安静になるので、担当医の指示に従い無理をしないようにしましょう。

安定期の流産の原因

安定期は体調が良くなるのでついつい無理をしがちです。 家事や仕事で挽回しようと頑張る人も出て来ます。 しかし、体調が良くなっても妊娠していることには変わりません。 普段の生活では無理をせずに踵の高い靴などは履かないなど注意が必要です。

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