妊活前に知っておいて欲しい風疹のこと

妊娠と風疹

妊娠前にしておくことの中に「風疹ワクチンの接種」があります。 過去の話になりますが、2012年に風疹が大流行したことがありました。 妊娠中は身体の免疫が低下しているのでウイルス感染もしやすい状態です。 又、いつ風疹が流行するか解りません。

妊娠中に風疹に感染すると、胎児は「先天性風疹症候群」として生まれてくる可能性が高くなります。 妊娠初期の場合は50%と難聴と先天性心疾患、白内障などの発症率が高いのです。 特に1979/4/2~1987/10/1生まれの人は風疹ワクチン接種率が少ないので注意が必要になります。 ですので、妊娠中に風疹に感染して胎児を危険に晒さないためにも、妊娠前の風疹ワクチンの接種は大切になってきます。

風疹は大人も感染します。大人が感染した場合は症状が重くなる場合が多いのです。 2012年に風疹が流行したときは、感染者の8割が成人男性でした。自分が注意していてもパートナーから感染することも十分に考えられます。 風疹はインフルエンザよりも感染力が強いと言われています。

1度、感染したら大丈夫なのか?

過去、風疹にかかった人は風疹に感染しないのでしょうか? もしも、風疹にかかったことがあるのであれば問題ないのですが、風疹だと思い込んでいる場合があります。 実際に風疹にかかったことがあると自己申告した成人の血液検査を行った結果、約半数が風疹ではなかったという結果もあります。

この結果を見ても妊娠希望の人は、ワクチン接種を受けることが望ましいと言えますね。

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